kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

コルドバンクス乗り心地を考える

2014-07-07 09:10:04 | シャーシ

<キャンピングカーの乗り心地>

昨日、シートのお話をしましたので、流れとして乗り心地の話に成るのかと・・・

キャンピングカーの乗り心地は、はっきり言いますと「悪い」です。こう言うとお話が先に進みませんので、ウンチクを捻って見ます。(笑)

そもそも大多数のキャンピングカーは、商用車、トラック、バンがベース車両ですから、乗り心地など良いはずが無いのです。これを何とか良くしたい一心で、皆さん色々手を入れられている事と思います。

小生のコルド4のリアサスストッパー部ですが、リーフSP(スプリング)側のバンプラバーが当たった痕跡は認められません。左側です。

右側も同様に当たってはいません。

コルド4の現状の乗り味は、以前、陸のクルーザーと言った事があったかと思います。クルーザー的乗り味には条件が有りまして(笑) 平坦平滑路での乗り味です。

実際のクルーザーも海が荒れて、水面に波が有れば、当然、波を乗り越える際に船体に衝撃を感じます。

車の場合、路面の荒れ、舗装の継ぎ目などがこれに当たります。車のサスペンションは、一般的に言いますと、大きな路面の荒れはSP(スプリング)で吸収し、小さな荒れ、SPで吸収し切れない衝撃はタイヤで吸収する構造とされています。

カムロードシャーシは、良く出来たシャーシでしてキャンピングカー専用シャーシとして設計されています。

では、何処が良いのかと具体的に言いますと、まずSPは乗り心地重視で柔らかく設定されています。柔らかいSPは、ネガも合わせ持っているのですが、これは後日お話します。

小生のバンプストッパーは、当たっておらず、これは、サスペンションが底突きしていないと言う事です。言い換えると、サスペンションストロークの間で、路面からの衝撃を吸収し切れていると言えます。これを平坦平滑路で乗り心地がクルーザーの様であると表現しました。

次に細かい路面の荒れ、舗装路の補修跡、継ぎ目などは前段でお話したように、タイヤで吸収します。しかし、キャンピングカーの場合は袈装重量、全体の車重、積載重量の関係でタイヤの空気圧を上げ、タイヤの耐荷重を上げざるを得ません。

小生の経験では、タイヤの空気圧が4.5kPs以上に成りますと、タイヤでの衝撃吸収はほとんど期待出来なくなるようです。コルド4のタイヤ空気圧は現在、5.3kPsに設定していますので、舗装の継ぎ目を乗り越えるたびに不快な車体振動と細かな突きあげを感じます。

タイヤの空気圧が高く、タイヤでの衝撃吸収が期待出来ないとすれば、本格的なエアーサスペンション(大型観光バス等)か、ハイドロマチックサスペンション等に構造変更するしか方法は有りません。

巷で言われているエアサスはエアーバックですので、厳密にはエアーサスペンションとは言えません。

 

以上、マトメますと、現状のカムロードサスペンションでは、タイヤ空気圧をギリギリまで下げるのが、乗り心地改善の一番の近か道と言えます。間違っても過積載など有っては成らないのは言うまでも有りません。

キャンカーは乗り心地以上に楽しい事が沢山有りますので、乗り心地は片目で見てやろうじゃありませんか。御同輩。 (*^_^*)

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