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【お節介焼き情報】 アマゾンに学ぶ「新商品開発などのプロジェクト推進法」

2024-06-06 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報
【お節介焼き情報 アマゾンに学ぶ「新商品開発などのプロジェクト推進法」
お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。
 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
◆ アマゾンに学ぶ「新商品開発などのプロジェクト推進法」
 企業経営に限らず、官民問わず、さまざまなプロジェクトが立案され、進行されてゆきます。プロジェクト進行で重要なことは、「予算内に納める、期限内に結果を出す、大きな便益性を活かせる」という3拍子が求められます。
 ところが、ベント・フリウビヤの調査によりますと、この三拍子が揃っているプロジェクトというのは、全プロジェクトの0.5%に過ぎないといいます。この調査が、どの様に行われたのかはわかりませんが、新規プロジェクトの成功率がいかに低いかは想像できます。

 プロジェクト推進の成功率を高めるヒントとして、アマゾンの新製品企画の推進法を参考のためにご紹介します。
 アマゾンで新しいプロジェクトを売り込もうとする人は、まず短いPR文とFAQをまず書くことから始めます。
 その後行われるすべての作業は、これらを起点として、逆から思考をして行きます。これを「ワーキング・バックワーズ」といっています。ここで重要なことは、どちらの文書もわかりやすい言葉で書かれることが基本であることです。
 アマゾンの会議ではパワーポイントなどによるプレゼンテーションツール利用が禁止されています。
 上述のPR/FAQを紙で配布し、まず全員がそれをじっくり黙読します。
 それに基づき意見を言いますが、上位者の考えに影響を受けてしまわないように、下位者から順に発表します。
 続いて、提案者が資料を1行ずつ説明します。この時に、意見がある人は自由に発言できます。
 会議が終わりますと、提案者は出された意見を踏まえてPR/FAQを書き直し、それを再度経営陣に発表します。必要に応じて、帝政党が繰り返され、最終的に経営陣の結論が出されます。
 この方法は、関係者が最初から深く関与する参加型の石決定法と言えます。最終的に完成したコンセプトは、提案者からCEOまでの全員によって、等しく、明快に理解されるところが味噌と言えます。

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