ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

「感じる」の市民権

2019年05月07日 | 日記
最近、気になっている言葉があります。
「違和感を感じる」

こう打ち込んだ瞬間、日本語入力システムのATOKさんが「重ね言葉」だと指摘して、
「違和感を覚える、違和感を抱く」という正しい選択肢を教えてくれます。

さて。『刑事ゼロ』で時矢刑事が「な~んか違和感感じるんだよな~」とつぶやくたび、
佐相刑事が「違和感は”感じる”ではなく”覚える”です!」と訂正していたので、まだそんなに
市民権を得ていないのかと思っていたのですが、
『ストロベリーナイト・サーガ』の姫川刑事がこの前、「違和感感じる」って言ってまして。
んで、『執事西園寺の名推理』の西園寺執事も「違和感を感じました」と言ってまして。

むむ? あのカンペキ執事が言うのだから、「違和感を感じる」はもう市民権を得ているのか?

ちょっと悩むこの頃ですが、翻訳の仕事ではまだ使わないと思います。
小説でも……私は使わないかな。でも、話し言葉と書き言葉では違うこともありますし。

こういった市民権を得たかどうかわからない言葉は避けた方がベターかもしれませんが、
どう扱うべきかこの頃気になっていたのでした。

ま、そういう私も、ときどき怪しい日本語を使っていますが(笑)。