ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

パトリシア・コーンウェル『接触』

2015年01月11日 | 読んだ本(日本語)
相原真理子訳、パトリシア・コーンウェル著『接触』

10年くらい前、パトリシア・コーンウェルが好きでよく読んでいたんですが、
主人公ケイ・スカーペッタ検視局長の大切な人(元彼で今彼?、友人、新しい恋人)が
殺される話を続けて読み、あまりにつらくなって遠ざかっていました。

今回、図書館で見つけてなんとなく借りて読みました。

ゴミ箱で見つかった胴体だけの死体。連続殺人事件の10件目か!?と
思われたけど、ケイはほかの9件との違いを見つける。そうして、
その死体遺棄が実はほかの目的を隠すために偽装されたものだと判断し、
物語は天然痘の変異株による生物テロか・・・?ってな緊迫した
展開へ。途中、いろいろな機器や機関の詳しい説明があり、ちょっと
読み飛ばし気味だったところに出てきた人が犯人で、あれ、えっと
確かこの人・・・そうそう!みたいなことになってました(笑)。

それはさておき、1997年訳だからか、「セル電話」という言葉が
登場しています。cell phoneの訳語かな? この時代、携帯電話も
ぼちぼちと出てきているはずですが、定訳はなかったのでしょうか。
原書を見てないのでわかりませんが、改訂版では携帯電話になっている
かもしれませんね。ポケットベルトとか、懐かしい(笑)。