ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

平凡な人生に冒険は必要か

2012年10月25日 | 日記
だんなの勤め先は小さな小売店だ。親会社は別にあるものの、小売店の従業員は社員2名(含むだんな)+パート1名。

親会社にいる上司曰く、「このまま日本でちまちま販売していても将来はない。海外で売るぞ!」

というわけで、だんなが「東南アジアに出張することは可能か?」と訊かれたそう。

今すぐに、というわけではないらしい。その上司には前職で海外貿易の経験が豊富にあるらしく、それを利用しようというわけだ。ただし、自分で行くわけではない。

毎月残業手当で多少上下するものの、だんなにはだいたい決まった額の給料が振り込まれる。せっせと住宅ローンを返済し、こつこつ節約して、たまに食べるケーキと子どもとのお出かけに幸せを感じる。私はそんな生活に満足していた。そう、まさにごく普通の平凡な生活。

だけど、学生の頃は外交官や国際公務員に憧れていた(なれなかったけど)。学生・社会人時代、それに結婚してからも子どもが生まれるまで、ちょくちょく海外に出かけていた(兼業翻訳者だったので、翻訳以外の収入もそれなりにあったのだ)。

子どもが生まれて、翻訳の収入が減ったこともあり、お出かけするのはもっぱら近場の日帰りになったものの、いつのまにかそれで満足するようになっていた。大きな刺激はいらない。穏やかでいたい。

それが、ここにきてだんなの会社が大きな賭に打って出ようとしている。

確かにこのご時世、自分の得意分野(限られた分野の翻訳)だけでいくのは、無理なんじゃないかと思うようになってはいた。だけど、今の生活に甘んじていた。

もしかすると私にも冒険が必要なんじゃないか、と思わされた。