ビューティを見つけ

楽しい一日も悲しい一日も身近な美しさを見つけ

台湾台南市の名勝旧跡(四):赤崁楼

2016-05-16 08:16:15 | 日記
(日本語)  「赤崁楼」(せきかんろう)は1653年、当時台南にいたオランダ人が
台湾での防衛拠点として築城した旧跡で、別名プロヴィンティア城とも呼ばれます。
周囲約141m、城壁の高さ10.5m。1661年城塞の奪還に成功した鄭成功はここを
改名し「東都承天府」を設置しました。台湾全島の最高行政機関です。日本統治
時代には病院等に使用され、1974年に大規模修復が行われ現在に至っています。
入口を入ると赤崁楼の全景がよく見えます。一番に目を引くのは赤崁楼の本殿前に
並ぶ9個の大きな石版、亀が昔の英雄の偉業を刻字した大きな石碑をかかえています。
「鄭成功議和図」 の彫刻も見ものです。色鮮やかな本殿は華麗で、屋根の軒先が
緩やかに伸び空にカーブを描いています。楼の2階から見る庭園の緑と赤レンガが
溶けあった景色はとても優雅です。現在は台湾一級古跡に指定され、台南観光
一押しの名勝です。


(中文)   『赤崁樓』最早為1653年荷治時期荷蘭人興建之普羅民遮城 (Provintia) 舊蹟、
曾為全島防衛據點、當時的城堡規模為周長141公尺、城壁高10.5公尺。後有明朝鄭成功
驅走荷蘭人在此設置「東都承天府」、於曰據時代曽為日人陸軍醫院之所在、歴經五個統治
時期人為和天災破損、於1974年在舊址地基上大事修建;已由原來三佰多年前的歐式風格、
轉變為今日極富儒家、道教廟祠風味外觀之建築。
從入口處可清楚一望赤崁樓全景、最顯目的是排成一字形、置於赤崁樓 (海神廟) 樓下前之
九座贔屭碑(九隻大石龜各負丈餘的石碑)、石碑為花崗石材質,清乾隆時代留下來的記功碑。
庭園中的「鄭成功議和圖」雕刻、極具歷史與文化價值。紅瓦飛簷的屋頂下裝飾有緑釉花瓶
雕欄、屋簷的尖端以曲緩之線條延向天空、是赤崁樓建物的特徴。從二樓俯瞰其廣闊的庭園、
緑色的草地與紅色的磚瓦相映成趣、十分有風情。如今為台湾的一級古蹟、也是台南市必去
名勝古蹟之一。

赤崁楼』 の入口 (Entrance of the 『Chihkan Tower』 [Fort Provintia] )


門の前に子供をかかえたライオンの石の像があります (門前有母子石獅像)


『赤崁楼』 の入口から入ると全景が目に入ります (從入口處可清楚一望『赤崁樓』 全景)






『赤崁楼』の前には九つの石碑があります、この亀がかかえている石碑には良い功績を残した人への文が書かれています (The Turtle Statues) (『赤崁樓』前排有九個石碑、石碑的底座馱著碑的是龍九個兒子之一,名為『贔屭』,故稱為:贔屭碑)


園内には「鄭成功議和図」の石の像があり (Dutch Surrender at Fort Provintia) (「鄭成功議和圖」雕像)


『赤崁楼』 牌匾


色とりどりの彩色が施されています (屋頂下裝飾有緑釉花瓶雕欄)




本殿隣の文昌閣、前には馬の石碑が記念碑として飾ってあります (本殿旁的文昌閣、門前有馬的石碑)


文昌閣にはひとつ有名な学問の神様「魁星」の絵をかけてあります (文昌閣内的『魁星』圖)


本殿(海神廟):1974年には再び大規模修復が行われ現在の外観となりました (經過屢次大規模修復成為現在的外觀)






2階から庭園を見下ろす (從赤崁樓俯瞰庭園、這裏曽經是在二戰時期所開闢的防空空地)


庭園内の円形の入り口、なかなか雰囲気があります (庭園内的拱形門、相當有氣氛)


庭の一角




庭にいた鳥 (庭園裏的鳥)

The Chihkan Tower (Fort Provintia) in Tainan City, Taiwan.