Level 3

オレが物心ついた60年位前から捨てられずにずっと保管されている

昭和時代ガラス製の魚（エンゼルフィッシュ？）を模した置物・・・

これを眺めていると父も母も弟も元気一杯で幸せだった昭和の日々を回想する。

2000年頃に開設した「アマゴに片想い」ホームページを刷新して

2006年からはブログとして今迄続けてきた・・・

タイトルは「アマゴに片想い」から「Enthusiast」へ途中変更し

釣り関連の「アマゴに片想い」はカテゴリーのひとつとして分類した。

そうこうしているうちにブログだけでも既に17年もの年月が流れていった。

開設当時のオレは40代、ファッションとフライフィッシングに明け暮れていた矢先

父は脳梗塞を発症し年を追うごとに酷くなり七年経過した秋に帰らぬ人となった。

ちょうど、ブログに切り替えてから一年後の事だった。

それからは独居老人となってしまった基礎疾患のある母を手助けしながら

風来坊的生活だったオレはこれではダメだと意を決し竿を畳む決意をした。

時は流れ・・・

二年前迄は普通に母と息子の会話が成立していたが

昨年夏、持病の糖尿数値が悪化し緊急入院してからステージが激変した。

急激に認知が進行し要介護2の認定を受け手助けや見守りが必須となって

週にデーサービス三回、訪問看護一回、ヘルパー二回と

オレが家事全般、三度の食事の世話、注射・投薬等、

手が離せないが一年間それなりに安定して回っていた。

それがこの夏、デーサービスでコロナ感染し病棟で隔離されてから

罹患症状で尿閉・腎盂腎炎になもなり更に状態悪化。

現在、自宅介護中だが要介護の再認定で今回要介護3となった。

要介護3とは、日常生活で常に介護が必要な状態を指す。
自力での立ち上がりや歩行が困難で
具体的には、食事・排せつ・入浴をはじめとした場面で
体に触れて行う身体介護が必要となる。
複数の問題行動や、認知機能の低下といった
認知症の症状によって、日常生活に支障がある状態。

24時間、看視が必要で気か抜けないし

夜は眠らせてもらえないから

気力・体力万全じゃないと自分がお陀仏になってしまう。

これが60代半ばの現実だよ。