
先日、昔の釣りTV番組 The Fishing のVTRを再生してみた。
オレの年齢より随分若くて天に召された西山徹さんと岩井渓一郎さんが
解禁直後の長良川でミッジ(極小毛鈎)を駆使してアマゴ、シラメを釣り上げるストーリー。

西山さんの解説は釣りをしない人にも本当に分かり易く
釣り番組の看板キャスターとして一番相応しかったが
後にも先にもこんな人はもう現れないんだろうな。

解禁当初、釣りを楽しもうと思っても天然のアマゴが
低水温の川でそうそう簡単に毛鈎で釣れる訳が無く
ましてや天然のシラメがこの時期の川の中流域に
居る訳も無いので漁協が釣り人に楽しんでもらえる様に
解禁直前と直後に分別放流した個体を持ちきれない釣り人が
管理釣り場っぽい場所で釣らせてもらって歓喜する訳だ。
これは少し変な状況だよ。

とは言っても・・・
ゲーム性の高いフライフィッシングスタイルでのこの釣りは
身体さえ元気ならやってみる価値は有る。

岩井さんもこの頃、若いね。

老眼が極度に進行する前なんだろうけど
フライフィッシャーにも旬が有るからな。

冷水に浸かっていられるのも若い内だけだよ。
老人がそんな行為をしてたら寿命を縮めるだけだからな。

西山さんと岩井さんとの懐かしいツーショット。
この後、三月の高原川(蒲田川)での収録が
ご両人のツーショットは最後だった様な・・・