哀愁・・・
モノクローム・ムーヴィの中でもこれはベスト・レコメンド。
イギリス将校が回想に耽る、最高にお洒落な1940年公開のアメリカ映画。
戦渦の中でのか弱い踊り子を演ずるヴィヴィアン・リーも魅力的だが
実は実は、ロバート・テイラー演ずる大尉の由緒正しき
コートや軍服の着こなしは何でもありな着こなしが
許されてしまっている現代が失ってしまった
ダンディズムの教本の様なモノでお洒落を学べる要素満載。
冒頭で登場する時は大佐に昇進していて豪華なファーが
襟を被ったダブルブレストのブリティッシュウォーマー。
直ぐに回想で時代を遡り、凛々しいダブルブレストの
トレンチコート姿が観られる・・・
このムーヴィを観終わって涙が頬をつたっていれば
イタリアおやじと同じ感性の持ち主だ。
若い人ほどこれ観なきゃね。
オレは20歳の頃にこのムーヴィに出会ったよ。
当時モノのグリュエンの腕時計を着用している時は
哀愁気分なんだわ・・・