
6月1日、飛騨山中は今シーズン最も清々しい空気に包まれとても爽快でした。

未明もそんなに寒くありませんしモーターホーム内での睡眠も快適そのものです。
イタリアおやじにしては珍しく二時間も寝ていませんが早朝5時前に目が覚め
モーニングライズを攻めてみようと早速車横付けポイントの淵へ移動しました。
未だ陽が昇る前、「ヤッテル、ヤッテル・・・」
高い位置から気付かれない様に淵を覗き込むとイワナ達のライズが起きており
下流側からストーキングして射程内迄詰め寄り一番近い位置のライズから
先ずは1尾・・・17番CDCのコカゲロウパターンであっさり出てくれましたが
メイフライのハッチは未だでユスリカかオドリバエに対してのライズの様です。
1尾取り込んだら静かになってしまいましたが定位ライズではなかった為
17番EHCに交換して無理やりライズしてもらい2尾追加。

流れ込み流芯ではアマゴ嬢のライズが忘れた頃に起こり、出てくれて鈎掛りは
したのですが直ぐに鈎が外れてしまいました。
6月ともなるとアマゴ&イワナの混棲域ではアマゴの狙い撃ちが少し難しく
なってきてしまいますね。深い淵の手の出せない所には居ますが
特に渇水気味だと瀬の中にアマゴが入れる男波が無くなってしまうんですね。
イブニングにはまた状況が一変するのでしょうが
イタリアおやじはイブニングNGですから。
思った様な良い写真も撮れませんしね。
フラッシュを浴びせた渓魚画像は何の魅力も有りません。
さて、陽が高くなる前にもうひと仕事です。
ピンポイントで13番EHCをイワナが居そうな場所に打ち込みましたら
イ~サイズが2尾続け様に掛ってくれました。

黒っぽい方は俗に言う希望サイズに数ミリ足りませんが
白っぽい方よりヤンチャでファイトもなかなかのものでした。

願わくばアマゴ嬢と戯れたいのですがイワナの嫉妬に翻弄されるのも
フライフィッシャーの特権ですからまあ仕方ありませんね。
お昼前にアマゴ嬢にご挨拶だけ済ませ暑い都会に戻りました。
