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Foreigner

2008-09-13 00:46:01 | アマゴに片想い
今シーズンの三ヶ月前、手のひら位の体高のグラマーなアマゴ嬢(推定35センチ)を
掛けたものの取り込み寸前でフックが外れハグハグしてあげる事は叶いませんでした。

・・・

9月12日、水系は異なりますが来シーズンの為に以前から気になっていた飛騨の谷を
早朝、林道沿いに覗いてみました。釣りをするかどうかはどっちでもよかったのですが
入渓し易そうな場所が見つかったので取りあえず装備を整えて100メートル位
釣り上がってみる事にしました。

入渓し易い場所は通常サカナは殆ど抜かれて寂しい流れになってしまっていますが
9月も半ばでシーズン終盤と言うのに結構反応があり、らしき流れからは居付きらしい
黒っぽいイワナとアマゴが数尾掛かってきました。

もう退渓しようかなと思ってタバコに火を入れ噴かしていると・・・

「ゴボッ!」とせせらぎ音には無い音を右耳の鼓膜がキャッチしました。

見渡すとデカイのが7~8メートル斜め前の岩の脇の中層に定位しています。

気付かれない様に姿勢を低くして後退りです。(汗)

偏光グラス越しでも水面がヨレて暗かったこともありアマゴかイワナか判断が
付きませんが取りあえずデ・カ・イのだけは確かですから心臓バクバクです。

ティペットを7Xから6.5Xに上げEHCを再ドレッシングしました。

掛かった場合のランディング場所をシュミレーションしながら
低い姿勢のままキャスティング・ポジションをクロス気味に取り
いざ勝負です。

「ガバッ!」

一発で出てくれました。

ナンダ!このトルクフルで凶暴な引きは・・・

ショートロッドもマックス迄曲がって溜めも限界です。
強引にラインを手繰って水面に顔を出させると・・・

顔にソバカス?

アマゴ用ランディング・ネットに収まってくれるサイズ外ですから
浅場に何とか引き寄せて一本勝ちです。



正体はアメリカンなヤンキー娘でした。



「キャサリン・・・どうしてキミがここに居るんだい?」

「こんな所でスッポンポンで悶え狂って超気持ち良かったかい?」

って感じでしたが、たまには色っぽいガ・イ・ジ・ンと致すのもイ~もんかな。(笑)



ロッドと超不釣り合いな異色な画像ですね。

レインボー・トラウトの40センチクラスともなると目方も相当なもんで
体高も立派に有りますから不倫相手?として不服ありませんわ。

これが赤い帯じゃなく朱点を纏ったアマゴ嬢だったら正に女帝ですね。

後からベッド(ネット)に横たわっていただきました。



妖艶ですわ。

でも、君がここに居ては不法滞在で捕まっちゃうよ。



今回のイタリアおやじは朝の数時間ちょっとアメリカおやじ気分でございました。

後一回位の釣行で今期は終了予定です。

また、ハプニングが待っている事でしょう・・・

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