京都大原紫葉工房便り

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大原上野町の地蔵盆

2006-08-21 16:48:33 | 大原の風景
こんにちわ。これから夏本番か!!と思うほど暑いです。甲子園、盛り上がりましたねー。決勝感動です。これだけ暑い中、集中切らさずに最後まで投げ抜く体力、精神力、高校生ですが本当に尊敬します。日々の鍛錬と本人の決意の賜物なのでしょう。

さて、昨日8月20日の日曜日、小生の住まいである大原上野町の地蔵盆がありました。地蔵盆は京都特有の習わしで、本来は8月24日に行なわれる行事ですが、社会情勢もありまして、最近は土日に合わせて行なうようになりました。

内容は、主に小学生までの子供たちを中心にした町内のお祭のようなもので、工作からみんなで食事、ビンゴゲーム、花火などで楽しみます。小生も小さな頃は子供として、そして今や親として参加するようになりました。昔は子供の数もたくさんいましたし、大人も大勢参加してましたが、今は少々寂しいですね。社会全体がそうですが、以前に比べ、暦の上での行事をこなす事が難しくなったと思います。地元地域で集まらなくても、個々で楽しめる遊びがたくさん増えたこと、また、社会のグローバル化により、一人一人が関われる関係が増えたのでしょう。スローライフがさけばれていますが、やはり生活リズムのスピード化により現代人は何かと忙しいのだと思います。

話し戻って、地蔵盆です。上野町は大原の中でも特別で、町内に浄楽堂というお堂があり、重文級の阿弥陀如来像が祭られてます。そして、檀家の庵主さんが来られ、百万遍といって周囲4メートルほどの数珠を百回まわすんです。低学年以下の小さな子供たちが多いので、暑いお堂でまわすのは大変。途中でいやになったり、「まだー」と愚痴りだしもします。でも、最近仏壇の前で拝んだりあまりすることの無い子供たちにとって、将来きっと良い思い出になるんでしょう。


まとまり無いですが、地蔵盆についてはこれを機会にまた調べてみたいです。でわでわ。

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