京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

北野天満宮の梅が見頃です。

2016-02-12 16:24:45 | 京都観光に役立つ?話

本日2月12日は、北野天満宮に行ってきました。

もうすぐ梅花祭、梅苑が公開されていて、多くの方で賑わっていました。

梅の開花状況と言えば・・・

満開のものから2分咲くらいのものまであります。

ひときわ大人気の、手水舎の横の牛さんでした。

梅の満開。

満開ですけど、昨日今日の晴天で一気に開花したのか、枯れた花はほとんどなく、本当に美しい梅でした。

私は梅が好きです。

好きな花は?と聞かれても「梅」と答えます。

なぜなら…

冬の、何もない所から、一番に咲くから…

枯れ枝ばかりのところから、ぱっと花が咲いて、あの何とも甘い香りが一面に漂います。

あの香りをかぐと、なぜか幼少時通っていた保育所を思い出します。

なんででしょう。

もう30年以上前のことなので思い出せません。

ですけど、やはり保育所の香りなのです。もやもやするな~

三光門

檜皮葺だと思いますが、素晴らしい屋根ですね。

水を吸うとどのくらいの重さになるのでしょう。(意外と軽い?)

よく支えてられるなと思います。

桃山時代の建築様式、重要文化財。

三光門手前のまだらな石の牛さん↑ と 梅↓

 

受験シーズン、もっとも天神さんが賑わうとき?

梅もにぎにぎしく咲き誇ります。

 国宝 拝殿

参拝の行列が出来てるかと思いましたが、平日は参拝しやすい!

アジア系観光客の方がおのおの好きなポーズで写真撮影をしてはります。

次男の好きな破風(ひげみたいな屋根)も立派です。

言わずと知れた全国の天満宮の総本社です。

神社の建築様式に疎く、あまり興味のわかない私でもテンションが上がります。

 

さて。

今日は、長男の受験日第二弾。

どうしても意識してしまった、合格祈願。

10分ほどで効いてくる祈願であれば是非したい(あまり茶化すといけませんが)

いやいや、実力で勝負したのだから・・・

今後三年間学業成就できますように、と祈りました。

受験後の抜け殻症候群の方が心配ですから。

 

さて。

本日のメインイベント。

梅苑と同時公開の御土居を見に行きました。

秀吉時代の遺構です。

中世ヨーロッパの要塞都市のように、聚楽第を中心とした京都の町の周りを土塁で囲っていました。

その土塁を御土居と呼びます。

御土居の内側が洛中、外側が洛外だったそうです。

現在も、西側部分の御土居は結構残っているので、探してみると面白いですよ。

不自然な坂道などが、御土居の跡だったりします。

 ↑ 御土居から見た天満宮拝殿 つまりは、こちらが洛中

 ↓ 御土居から見た紙屋川(天神川) こちらが洛外です

川の周りの枯れ木は紅葉だそうで・・・

春からの青紅葉に秋の紅葉が美しいそうです。

いつからここにあるのか、梅の木も立派です。

 大きい!

さて、洛中の方に戻って、梅苑を散策しました。

春爛漫です!

お茶菓子も頂きました。

 麩せんべいと梅昆布茶

自分で湯飲みに入れてポットのお湯を注ぐという合理的システム。

濃さの調節ができるし、気を使わないから良いですよ。

今日はぽかぽか陽気でしたので、外でも温かくお茶を頂けました。

 

さて、天満宮の行き帰りで・・・

すごく気になるものが!

こちらの小さな社に生えている柑橘系。

キンカンかと思ったら、みかんみたい。

小さい鏡餅の上に飾る葉ミカンみたい。

ほんとにキンカンと間違えるくらい小さいんです。

どなたかご存知の方いらっしゃったら教えてください!

気になります。

 

 


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