京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

奈良・大和郡山城 その2。

2012-02-09 17:40:58 | 石垣のある風景(大原以外の!)

先日の投稿 「奈良・大和郡山城 その1」の続き。

本丸の天守台跡にのぼってから・・・

5の字を描くように、二の丸に向かいました。

 

               ↓ 本丸・天守台跡

 本当に5の字方向なのです。

              ↑ 本丸のトイレマークの所 ↓ から、右となりの毘沙門郭に移動します。

                 

                ↑ 竹林橋 奥に天守台  ↑ 橋?に見える二重多門櫓跡    ↑ 毘沙門郭跡・現在は柳沢文庫     ↑ 内堀 

 

 

ここは、二の丸(郡山高校校舎)から本丸に向かう竹林橋を渡った先にある石垣で

台所橋櫓の跡

で、この石垣の奥に、毘沙門郭に向かう道(といっても、橋みたい)があります。

 ↓ こちら

 

本丸と毘沙門郭の間の内堀をまたぐ格好になってます。

 

                     ↑ 往時は、二重多門櫓があったそうで、道の延長部分には、多門櫓がずらっと建てられていました。

「大和郡山城ばーずあい」というHPには、当時の詳しい絵図やお話が載っていて、一見の価値あり!

ぜひ訪問してみてください

 

 こちらは、二重多門櫓跡からの眺め

↑ 本丸      ↑ 内堀           ↑ 毘沙門郭

  

本丸の立派な石垣が楽しめます

 

ちなみに、こちらの毘沙門郭は、

築城時・豊臣秀長時代は、本丸の一部であったそうです。

であるからして、このような堅固な造り

いつのころからか、二の丸の一部となったそうで・・・

柳澤時代の絵図には、すでに二の丸として書かれていたそうです。

管理が難しくなったからでしょうか。

 

で、毘沙門郭を北向きに歩いていくと・・・

わりあい素朴な風景(あずまや&庭)が続いた後、石垣造りの門構えが見えてまいります。

↓ 追手向櫓                                    ↓ 追手門      

       

                               ↑ つながってます ↑  

築城時は、ここ(陣甫郭と毘沙門郭の境目)からが本丸であった名残なのでしょうか。

起伏に富んでいて、楽しい散策が出来ました

帰りは、こちらの追手門 ↓ (この奥)と、横の東隅櫓 ↓ の前を通って、陣甫郭跡を歩き・・・

    ←(この辺)スタート地点の鉄御門前に戻ってきました。

   ↑ 毘沙門郭跡                       ↑ 陣甫郭跡

 毘沙門郭の東南角

↑ 内堀にはイケチョウ貝の養殖がしてありました。水の浄化作用があるそうです。

 

 

自然豊か、起伏に富み、いろいろな変化を楽しめるお城でした。

とてもとても、少しの散策では観察しきれませんでした。

満喫するには、一日でも足りないかと思います。

 

春にはお城まつりが催され、美しい桜の風景が楽しめるそうです

 

何度でも行ってみたいです