京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

聖護院界隈。

2008-12-24 08:40:40 | 京都観光に役立つ?話
かねてから
長男と二条城に行こうと約束していたので
昨日は
外食をかねてお出かけしてきました。

何が食べたい?と聞くと
長男は「最近、天ぷら食べてない」
次男は「うどんかお蕎麦」
と言うので
結局、お蕎麦屋さんに行くことになりました。

でも
新規開拓をするほどの体力もなく
美味いお蕎麦を食べるんだ!という気合も
持ち合わせていなかったので
どこに行こうか迷いました。

なんというか
今日は居心地の良いお店に行きたいなあ
と思いました。

どちらかと言うと
お洒落・今時
というよりかは
家庭的なお店に行きたい

今日は
温たいお蕎麦も良いなあ
と思い
(これは、非常に珍しい選択)

かねてから気になっていた
にしんそばの老舗
かく谷さんに行こうと思い

聖護院に行きました。



東大路通りの
京大病院の南端にある
春日通り

東大路・春日通の交差点を東に入ったところに
八つ橋の老舗の二軒が
向かい合わせで営業しており


(これは、東から西に撮ったところ)
(手前・東に聖護院八つ橋、西に西尾八つ橋がある)
(ちなみに、聖護院八つ橋店舗の隣に五台ほどの専用Pあり)



八つ橋屋さんの建物の東側に
聖護院門跡があります。

この界隈が
聖護院


聖護院門跡

聖護院門跡の向かいには
ここらで一番大きくて安い
コインパーキングがあるので
(一時間200円・岡崎公園も近い)
そこに駐車し
蕎麦屋さんに行くことにしました。



私たち一行の頭の中は
これから食べる蕎麦のことで
いっぱいだったのですが

残念
かく谷さんは
祝日のためか、お休みされてました。
(やはり、病院関連のお客さんが多いのか・・・)
(お店、春日通・病院向かいなのです)

行き場を失った私たち
しばらく辺りを徘徊しましたが
どうにも寒いので
とにかく何か食べたくなり

聖護院門跡の横で写真撮った
高そうなお蕎麦屋さんに行ってみることにしました。


(春日通沿い・河道屋養老の建物
 お店は、この奥の路地にあるそうで・・・)



聖護院門跡の横の
この細い路地の奥に
お店があるらしく

ほんまかいな
営業してるかいな
と半信半疑で向かう私たち

その先には・・・



むっちゃ
母子連れには入りにくい門構え!

大丈夫なのか?
高いのか?
予約が要るんだろうか?



こりゃ
高いかもしれんぞ
でも
寒いから
とにかく食べれたらなんでもいいや!
と入店

入ってみると
設えは相当老舗だが
意外と気楽
みすぼらしい身なりの母子
特に長女は長靴スタイルだったが
普通に対応してもらい
(当たり前な話ですが)

座敷の部屋に通してもらいました。

頼むのは楽
いつもの
天ザル3人前(子達の)
私は釜揚げのお蕎麦にしました。



お店に入ってみると
いわゆる河道屋系の
(いや、どの系列もだいたい一緒だと思うが)
テナント支店と変わらないのだが
(値段など)
この建物・雰囲気は
やはり味わい深いです。

ザ・京都という感じですね。



子達にちょうど良い量だけど
1400円は子供には贅沢だ・・・

京都のお蕎麦だから
ダシ薄・麺フニャを想像していたが
ダシは辛口でサッパリしている
麺、ムチャクチャに堅いわけでもないが
コシがあって、美味しく頂きました。

わたし的には
お蕎麦の上に刻み海苔がかかっていないのが
ウレシイです。
(苦手な組み合わせ)



私の釜揚げ

蕎麦の釜揚げ
蕎麦道に反しているような気もしますが
(関東ではあり得ない?)
病後には
このウニャウニャ感がなんとも心地よい

結局
私の釜揚げは
長女がほとんど食べました。

食後
当たり前な話だが
ザル蕎麦を食べた子達は
寒い~と連発しておりました。

まあ
しょうがないですよね。

長女の釜揚げが羨ましかったようで
「蕎麦はザル」と言う次男も
次は、あったかいのにする、と言うておりました。

食後は
二条城で結構ハードなお散歩
後編に続きます。