京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

8月4日のこと。

2007-08-18 20:33:25 | 妻!日記
 相変わらず、帰省中の出来事の投稿が続き・・・
 恐縮ですが。

 京都から広島の実家へ帰省した8月3日の、翌日の・・・
 8月4日の出来事について書きます。

 普段なら、母子だけの里帰りですから、たいしたお出かけもなく、わざわざブログに投稿することもないのですが。
 今回は、若!が同行してくれましたから、車を借りて、ドライブに行くことにしました。
 
 我が実家は、みな免許持ちですが、もっぱら近所の買い物か親戚の家に行くくらいしか運転しません。
 私も、慣れない土地では運転しません。

 ということで。
 我が実家から、目と鼻の先にある・・・
 熊野町の、筆の里工房を目指して行きました。

 熊野町は、全国の筆生産のシェア80パーセントを占める、全国有数の筆の産地です。
 (「筆の里工房」のホームページです。)



 筆の産地であることは、小学生の社会科で調べたこともあり、よく知っていました。
(近隣の川尻も有名です。)
 習字の筆や、赤ちゃん誕生の時の産毛筆?などのイメージが強いのですが・・・
 今では、もっぱら化粧筆で有名になっています。

 生協の共同購入のパンフレットにも載っていますよ!

 普段の生活では、熊野町が筆の産地であることは特別に意識してませんでしたが・・・
 こちらで見学して、すごいところなんだと、再認識させられました。
 
 なかなかグレードの高いミュージアムでした。
 (子達の画筆を購入!)
 


 出かける時間が遅かったので、熊野で昼ごはん。
 熊野本店の和風レストラン「おか半」で食事。

 子達はやっぱりお子様ランチです。

 さて、食後は・・・
 熊野町から山間部を抜けて、呉市の広を通り。

 ジャ~ン!!!



 安芸灘大橋です。
 下蒲刈島に渡りました。



 良いドライブコースです。
 こんなに近くでリゾート気分が味わえるなんて!
 思いがけず、良い思い出が出来ました。

 下蒲刈島は、古来より瀬戸内海海上交通の要衝として栄え・・・
 江戸時代には朝鮮王朝から「朝鮮通信使」を招いたことで知られています。
 港町の懐かしい町並みを過ぎると、歴史的景観の保存地区があり、なかなか見ごたえのある島でした。



 こちらは古い民家を移築した「昆虫の館」(家だったかな?)です。
 戦前にこの町出身の商人が成功して・・・広島市内に建てた邸宅が無償で寄付されたそうです。
 (資料が行方不明になりました。)
 
 ですから・・・



 こ~んな、すごい松があったり、ただの子供向け施設とは思えません。



 下蒲刈周辺は、自然の宝庫だそうで。
 このへんでしか見られない昆虫も多いのだそうです。
 地元出版のトンボやチョウチョの本もありました。



 冷房完備、子供向け図書やビデオが沢山置いてありました。
 なんだか寺子屋風ですね。
 ここで、セミナーが開かれるようです。

 奥の床の間に、掛け軸が飾られていますが。
 様々な昆虫が描かれており・・・
 掛け軸の下の、香炉のようなものは、どうやら茄子をモチーフにしたもののようでした。

 なかなか粋なしつらえでした。

 その後・・・
 少し先の海水浴場・梶が浜に寄って、少し水遊び。





 土曜日に関わらず、この人出。
 プライベートビーチのようでした。





 「おまけ」



 先日の、田舎の墓参りにて。
 どういうわけなのか、岩すべりのできるような、こんな場所の多い田舎(湯来)です。
 (一枚岩になっています。)
 
 この川べりに、味のある民家がありました。
 「勝手に撮ってはいけないだろう」と思い、撮影は遠慮しましたが。
 後から聞くと、すでに廃虚となったお宅のようでした。
 だんだんと過疎化がすすんでおります。