京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

京都辻しば漬本舗より(若の投稿)

2007-08-10 22:30:45 | お漬物の話
本日を持ってWEBSHOPでの、赤紫蘇の販売を終了させて頂きました。今年もたくさんのご利用本当にありがとうございました。

昨年から始めたネットでの紫蘇の販売です。直接お客様のお顔を拝見しない通信販売。ヤマト便を信頼してはいるのですが、果たして良好な状態でお手元に届いているのか?特に7月の下旬からは暑い日が続くので気にかけておりました。

しかしながら、嬉しいことに、今年はたくさんのお客様から御礼や報告のお返事を頂きました。本当にありがたいです。感謝。感謝。

先日東京都のお客様から御礼方々写真付で梅干の漬込みの風景をメールで頂きましたので、ご紹介させていただきます。


こちらのお客様は初めて梅を漬けられたそうです。お漬物を自宅で漬けられると製造者としてはあんまり…なんて思わないです。
日本にお漬物の文化が引き継がれていく事がとても嬉しいです、日本の伝統食ですもん。お家で作られたものにはやはり愛着がありますし、おいしいですよね。

梅干やしば漬け、すぐきなどの保存漬けの難しいところは一年に一度しか作る機会がない事でしょうか。反省を生かすのは来年。中々イメージを覚えてられないですよね。本で書いてある通りにしても、思ったようにいかない場合が多いです。情報が進んで便利になりましたが、やはり、おばあちゃん、そのまた祖先から受け継がれる経験から生まれる身振り手振りの教えが大切なのだと思う今日この頃です。

紫蘇ジュースについても少々。赤紫蘇だけでなく青紫蘇と合わせて作る方がお勧めです。来年は青紫蘇も準備しようかなと今思い立ちました。全くの白紙状態ですけどね。