「ヘレン・ケラー ひびき合うものたち」の秋の巡回公演が9月24日から始まりました。
この秋は西日本地域、そして東日本地域での公演を行います。
本州を駆け巡りながら、その土地、その場所に生きる皆さんと演劇を通じて出会い、共に「確かであり、不確かでもある何か」を感じ、語り合えていけたらと思います。
さて、第1週目は
9月24日 島根県 島根大学教育学部付属中学校
25日 埼玉県 越谷高校
26日 静岡県 飛龍高校
27日 静岡県 沼津中央高校
28日 岐阜県 吉城高校
での公演が行われました
どの日の公演も、生徒の皆さんはじっくりと舞台に体と眼差しを向けてくれました。
笑い・喜び・怒り・疑問・批判・感動など、それらの感覚を自分自身から引っ張り出し、舞台へと投げ返してくれる客席の皆さんの姿に舞台は触発されました。そして「いま、同じ空間を呼吸する私たちは何をつくりだし、何を示しているのか」ということを感じ、考えずにはいられない、そのような公演が毎日続きました。
また、生徒さんたちを想う先生方の声や視線こそ、舞台をつくる本当に大切な要素であることも、巡回公演を行うたびに実感しています。この出会いを大切に、次の学校、生徒さんたち、先生方へ繋げていきます。
皆さん、本当にありがとうございました。
公演後に片づけを手伝ってくれる生徒さん、みなさんとても積極的に荷物を運んでくれます。
その時に聞くことが出来る感想や、皆さんが普段感じていることは、私たちの記憶に残り、思い出となります。
座談会では、演劇部の皆さんや、生徒会、図書委員、また有志のみなさんと話を出来る機会があります。
芝居を見ていて質問をしたいことがたくさんあったり、自分の夢や目標について話してくれたりと、濃い時間を一緒に過ごせましたね。
時間がかかること、繰り返すことに焦ることなく、その過程を大切にしてください。そこから新たなことが起こるかもしれません。
部活のメンバー、クラスメイト、先生方と本音でぶつかりながら、楽しい高校生活を送ってください。
皆さんと出会ったことにより形を大きく変えながら続く、ヘレン・ケラーの旅。
私たち自身が楽しみながら、皆さんのもとへ向かっていきます。
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