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『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』春のツアー、スタート!

2014-05-03 20:41:05 | 全国巡回公演
2014年度の全国巡回公演、前半は『ヘレン・ケラーひびき合うものたち』と『ジャンヌ・ダルク─ジャンヌと炎』の2作品が旅に出ます。

4月末より一足先に『ヘレン・ケラー』の公演がスタートしました。

4月28日(月)都立東高等学校  中野ZEROホール
  30日(水)都立千早高等学校  練馬文化センター
5月1日(木)都立紅葉川高等学校  ティアラこうとう
  2日(金)都立板橋高等学校  練馬文化センター


最初の一週間は東京の都立高校の公演が続きました。
どの学校もこの時期の芸術鑑賞行事に熱心に取り組んでいる学校で、舞台を見つめる生徒たちの姿や公演後の劇団員との交流の様子を多くの先生方が暖かく見守っていました。
そして今回の4校はそれぞれに演劇部が元気に活躍している学校でした!


都立東高等学校



春のツアー初日の学校です!江東区から1時間近くかけて、中野まで足を運んでくれました。
公演前の先生の話に引き込まれるように、生徒さんの視線が舞台に集まり開演しました。
カーテンコールでは生徒会長さんが事前に用意することなくその場で感想を伝えてくれました。全身を使って話してくれた言葉は、私たちへの最高の贈り物でした!
公演後には大勢の生徒さん、先生方がバックステージ・ツアーに参加し、そのまま客席で座談会へ。







演劇部、美術部などの皆さんと話が弾みました。



都立千早高等学校



こちらの学校はコミュニティーの大切さを学ぶということを大きな教育の柱に掲げており、生徒たちに『ヘレン・ケラー』の舞台をぜひ見せたいとの先生方の想いから今回の公演が実現しました。
演劇部員は人数が多く活発、そしてとても仲が良い雰囲気が印象的でした!座談会も盛り上がりました。
また、千早高校では思いがけない嬉しい出来事がもう一つ。4年前にレパートリーシアターKAZEに職場体験に来ていた女の子(当時中野区内の中学2年生でした)が現在千早高校の3年生になっていて、公演後に楽屋を訪ねてくれました。
特に職場体験の担当をしていたアニー・サリバン役の渋谷愛とは久しぶりの再会を喜び合っていました。




都立紅葉川高等学校



まず開演前に校長先生が「今日の公演は演劇に全てをかけている人たちの舞台です。」と話をしてくれました。
それに応えるように、客席の生徒さんたち一人一人が公演を共に創り出してくれました。
座談会には、ヘレン役の稲葉礼恵とパーシー役の倉八ほなみの二人が参加しました。自身の生き方や将来を考えている生徒さん、生徒たちの夢をどう後押しできるかと考えている顧問の先生の両方からたくさんの質問が出ました。


都立板橋高等学校



昨年、『肝っ玉おっ母とその子どもたち~あとから生まれてくる人たちに』で初めて板橋高校の皆さんと出会い、その場で2年連続の公演が決まりました。
カーテンコールでの挨拶で渋谷が「去年の舞台に出演していた人がこの中に一人います。」と言うと2、3年生の皆さんとは「誰だ、誰だ」と周りの人たちと顔を見合わせていました。答えは医者役の栗山友彦でした。髭とメガネでわからなかったでしょ?
バックステージ・ツアーでは生徒さんだけでなく先生方も興味深く舞台を見学していました。
そして板橋高校の行事担当の先生は、なんと渋谷愛の高校時代の先生だった方でした!






嬉しい出会い・再会の多い東京での学校公演でした。
これから『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』は関東・北関東・東北・甲信越・北陸を巡っていきます!
  

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