『ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち』秋の九州ツアーが始まりました。今だからこそ生徒たちに何か思い出となる時間を残したいという先生方の熱い想いや、昨年、コロナの影響により今年へ延期となった学校での公演など、たくさんの方々の様々な想いをのせ、九州ツアーへと出発しました。
10月8日(金)宮崎県 門川高校 門川町総合文化会館大ホール
門川高校
今週は、門川高校での公演でした。門川高校では2014年の『ヘレン・ケラー』の公演以来、7年ぶり3度目の公演となりました。また、門川高校での公演は、昨年予定していましたが、コロナの影響に今年に延期となった、念願の公演となりました。
今回事前に生徒さんたちのために、ヘレン・ケラーとアニー・サリバンの出会いと生涯、そして、共生社会についてまとめられた資料を担当の先生が作って下さいました!とても読みごたえのある素敵な資料でした!開演前には、担当の先生の、今回の公演への想い、そして、みんなにとって、何か、心で感じる時間になって欲しいという、生徒さんたちへのメッセージのこもった挨拶と共に公演が始まりました。公演が始まると、舞台に向かうひとりひとりの真っ直ぐな眼差しに支えられた時間となりました。
終演後には、代表の生徒さんから“このような状況のなかで、なかなか演劇を観る機会が少ない中、こうして皆んなで鑑賞出来たことが嬉しかったです”という素敵な挨拶と、花束、そして、門川高校の生徒さんたちが作ったという、「かどにゅう」という飲料水を頂きました!本当にありがとうございました!
終演後には、毎年文化祭で3年生が演劇をやるということもあり、バックステージツアーと、アニー・サリバン役の高階と共に座談会が行われました。ちょうど文化祭へ向けて稽古や準備の真っ只中だそうで、想い想いに舞台に触れたり、質問をしたり、想いを伝えたりと、とても盛り上がった時間となりました!
このような中、公演を繋げて下さった先生方、そして、一緒に公演を創ってくれた生徒さん方に心より感謝申し上げます!門川高校の皆さんの姿を胸に刻み、次の公演地へと向かいます!!
文:ヘレン・ケラー役 倉八ほなみ