風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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『異邦人』本日千秋楽です。

2014-01-27 11:50:55 | 公演情報
レパートリーシアターKAZE2014年の第一弾として1月20日から公演を行ってきたアルベール・カミュ作/白石圭司 演出の『異邦人』は、本日の公演で千秋楽を迎えます。20日から昨日までたくさんの方々にご来場いただきありがとうございました。また本日27日の19:00の開演が最終公演です、ご来場を迷っていらっしゃる方、再度の観劇をご希望される方もぜひ足を運んでいただければと思います。





1月25日(土)、26日(日)には一般のお客様と一緒に、東京工芸大学の学生の皆さん、千葉日本大学第一高校の生徒さんが観劇し、終演後にはバックステージ(舞台裏体験)や俳優・スタッフと座談会が行われました。






東京工芸大学の学生さん達との演劇を通した交流は5年ほど前から続いています。1月25日は、芸術監督の浅野佳成、演出の江原早哉香や俳優数名が工芸大学のキャンパスで演劇の歴史、現代劇の在り方、「人生」-生きる力としての芸術の選択などを話し合い、自分の体についてのワークショップを行いました。写真学科、マンガ学科など、様々な分野の生徒さん達が一緒にワークショップに取り組み、午後『異邦人』を観劇。公演後も自分の生き方についてなど俳優やスタッフと長い時間語り合っていました。





翌26日には千葉日本大学第一高校の演劇部の皆さんが観劇に来てくれました。千葉日本大学第一高校は、ムルソー役の中村滋の母校です。こちらも『異邦人』の公演、そして公演後の舞台の砂や、道具、舞台の使い方、照明や音響のオペレートなど興味を持ちながら、公演後もたくさんの俳優たちやスタッフと楽しく話し合う様子が見られました。

公演を通して、その後の交流を通して、芸術や演劇を学ぶみなさんのこれからの活動に、新しい活力を得てくれたらと願っています。
みなさんとまた演劇を通して語り合えることを楽しみにしています。

東京演劇集団風の公演は、この後『星の王子さま』が中国地方のツアーに出発。レパートリーシアターKAZEでの次回公演は3月8日から始まる劇団の代表作『肝っ玉おっ母とその子供たち』です。こちらも、3月10日から12日の3日間は、例年のように近隣の中学校の生徒さん達が劇場を体験します。
『異邦人』から始まる2014年の風の活動、今年もみなさんとの出会い、触れ合いを通して、疑問や共感、自分について見つめなおす時間、たくさんの時間を共有できることを願っています。