風のBLOG

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カミュ生誕100年― 異邦人 L'Etranger

2014-01-16 17:08:40 | 公演情報
新たな年を迎えました。
東京演劇集団風とレパートリーシアターKAZEは、この年もまた演劇を通じて多くの皆さんと出会えることを願い、活動しています。
さて、レパートリーシアターKAZE2014年幕開けの作品となる『異邦人』を皆さまにご案内します。

83回公演[レパートリー作品]
カミュ生誕100年―
異邦人 L’ Etranger


作:アルベール・カミュ Albert Camus 脚本:浅野佳成
演出:白石圭司
翻訳:窪田啓作(新潮文庫刊)/谷島貫太

出演:中村滋/栗山友彦/緒方一則/渋谷愛/車宗洸/坂牧明/酒井宗親

作曲・音楽制作:バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
照明・舞台美術・音響:フランソワ・シャファン François Chaffin
〈マントゥール劇場Théâtre du Menteur〉
協力:ガリマール出版社/カトリーヌ・カミュ(著作権継承者)
著作権代理:㈱フランス著作権事務所 企画協力:新潮社
助成:文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本


【あらすじ】
ムルソーは、“ 断る理由もなく”引き受けた手紙の代筆がきっかけとなり、友人のトラブルに巻き込まれて殺人を犯し、裁判にかけられる。
 法廷の場は、被告=当事者である自分を抜きにしたかのように進められ、事件とは無関係と思える出来事や行動のひとつひとつに意味が与えられ、罪へと結びつけられていく。
最後に許された発言の場で、ムルソーは殺人を犯したのは「太陽のせいだ」と答え、社会の異物として絞首台に送られる。
 
―「お芝居をしないと、彼が暮らす社会では異邦人として扱われるよりほかにない。嘘をつくという意味は、無いことを言うだけでなく、あること以上のことを言ったり、感じる以上のことを言ったりすることだ」(カミュ)


会場:レパートリーシアターKAZE
2014年1月20日[月]~ 27日[月]
開演:平日 7時/土日 2時[全席自由]
入場料:当日 4000円/前売 3800円/学生 3300円
年間通しチケット:10,000円(3枚綴り)
レパートリーシアターKAZEで1年間に上演される3作品がご覧いただけます


チケットのお申し込みは電話、メール、ホームページで受け付けています。
皆さまのご来場をお待ちしております。

風ホームページ『異邦人』:http://www.kaze-net.org/latest_info
『異邦人』チケットお申し込みフォーム:https://www.kaze-net.org/ticket/ticket.php