風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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「年老いたクラウン おまえの乳房のうえで調教したエスカルゴ」

2009-07-30 20:42:41 | 公演情報

今朝、「年老いたクラウン おまえの乳房のうえで調教したエスカルゴ」に出演するフランスの俳優、オリビエ・コントとジョン・マーク・エルアンが来日しました。
「戦場のような女」で照明デザインをしてくれたフランソワ・シャファンと合流し、来日当日から早速稽古が始まりました。

2003年、2005年のビエンナーレで上演され、多くの観客を魅了した「年老いたクラウン」という作品は作者のマテイヴィスニユックが俳優のオリビエ・コントのために書き下ろした一人芝居の作品です。世界三大演劇祭の一つ、アビニョン国際演劇祭では何度も上演され、日本だけではなく世界中の観客を魅了させました。
今回はその「年老いたクラウン」の続編となる新作作品を世界のどこよりも早く上演します!

俳優、照明、音響が揃い、三人それぞれの視点から作品をつくりだす稽古場は、たくさんの発想と情熱と緊張感でうめつくされていました。
稽古はまだ始まったばかり、本番に向けてチームが一丸となっていきます!
皆さんどうぞお見逃しなく!!!


『年老いたクラウン お前の乳房のうえで調教したエスカルゴ』
Le Vieux Clown présente : Comment j'ai dressé un escargot sur tes seins

8月5日[水]~10日[月] 開演:平日7時/土日2時

作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec
訳:大木宏斗
演出・出演:オリビエ・コント Olivier Comte
照明:フランソワ・シャファン François Chaffin
Thanks:ジョン・マーク・エルアン Jean-Marc Herouin
エレヌ・ニコランスコット Helene Nicod-Lanscotte








「戦場のような女」 公演終了

2009-07-30 12:16:25 | 公演情報

7月24日から上演された『ビエンナーレKAZE国際演劇祭2009』の第1弾作品、「戦場のような女」の公演が28日に終了しました。
およそ9ヶ月間の稽古をし、5ステージの本番を終えたこの作品はKAZEの新しいレパートリーとなります。公演を終えた今、新たな出発としてこれからもこの作品に取り組んでいきます。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

また公演中の7月26日には、作者であるマテイ・ヴィスニユックとのシンポジウムとマテイが書いた詩のリーディングが行われました。マテイ自身から「戦場のような女」の作品への想いが話されました。

本邦初上演となる「年老いたクラウン おまえの乳房のうえで調教したエスカルゴ」、新作「ジャンヌ・ダルク イオアナと炎」、KAZEのレパートリー「フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語」と、これから上演される作品が続々と控えています!
ホームページ、ブログに演劇祭の詳細を掲示しています、是非ご覧になってください。


「戦場のような女」28場より  ケイト役の柴崎美納



「戦場のような女」29場より  ドラ役の工藤順子



シンポジウムの様子



詩のリーディングの様子 フランスの女優・セリーヌさんと柳瀬太一


ビエンナーレは幕が開いたばかり、これから益々熱くなります!