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エメラルドの輝き

2008年07月27日 | 2008年のブログ
7月に山の渓流沿いを歩いていると、梢の先に止まる大型のシジミ蝶を見かけます。
森の宝石、ミドリシジミの仲間です。
見晴らしの良い枝先に止まって、通りかかる♀を探しているんです。
結構高い枝先を見張り場所に選びますから、なかなか見かける事は少ないかも知れません。
でも一度その翅の表を見たら、エメラルド色の美しい翅の輝きに魅了されてしまいます。

 <枝先を占有するミドリシジミの仲間の♂ 2008/7/26 山梨県北杜市>
比較的低い枝先にいる♂を見つけましたが、下から背伸びして撮るのが精一杯でした。
午後でしたからエゾミドリシジミかメスアカミドリシジミと思われますが、確認はできませんでした。

 <ジョウザンミドリシジミ♂ 2008/7/26 山梨県北杜市>
朝渓流沿いを歩いていると、河原の石の上を占有している♂がいました。

 <ジョウザンミドリシジミ♂ 2008/7/26 山梨県北杜市>
何度か逃げられましたが、すぐ同じ様な場所に戻ってくるので何とか近づけました。
どうやらこれはジョウザンミドリシジミの様です。

 <ジョウザンミドリシジミ♂ 2008/7/26 山梨県北杜市>
ミドリシジミの仲間の♂は多くがグリーンに輝きますが、見る角度によっては輝かず、なかなか撮影の難しい蝶です。

 <ジョウザンミドリシジミ♂ 2008/7/26 山梨県北杜市>
シジミやタテハは前足2本が退化して4本足で止まります。
この子は小さな前足を伸ばしていますが、何をしているんでしょうね。

 <メスアカミドリシジミ♂ 2008/7/26 山梨県北杜市>
こちらは夕方河原に張り出した枝先にいたメスアカミドリシジミです。
ミドリシジミの仲間はみな良く似ていて区別が難しいのですが、この蝶は後翅の黒い縁取りが太いのが特徴です。

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今まで山地性のミドリシジミ類の撮影はあまりしていませんでした。
今回も別の蝶が目的で出かけたのですが、偶然出会えてラッキーでした。
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