片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

災害時の危機管理に真に役立つ被災者支援システム

2007年10月05日 | 感動したこと
サンシャイン60で開催されている地方自治情報化推進フェアの入り口を入ったところに、吉田さんと岩崎さんがいた。神戸の震災のとき、甚大な被害をこうむった西宮市が、自ら作った被災者支援システム。これがWeb化され、地方公共団体なら無償で使えるようになっている。その説明員として立たれているのだ。吉田さんは西宮市の電子自治体担当理事でCIO補佐官。この被災者支援システムには特別の思いがある。システムの内容も詳しく伺ったが、最も大事なのは、このシステムが、残念なことではあるが、大活躍し、被災者支援を混乱なくスムースに行えたという事実だ。機能としては、まず住民台帳を登録する。それに被害状況を世帯単位で管理できるように付加していく。被害状況に応じた見舞金を支給し、登録する。入院先の病院や、避難先の住所も大事だ。時間がたつと、避難所から仮設住宅に移ったり、亡くなった方の葬儀などがあったり、さまざまなことが生じる。とにかくデータを一元化することで、パニックの中でも混乱なく業務ができるのだ。吉田理事は、多くの自治体に、災害が起こる前にぜひ供えて欲しいと、説明員として立っている。このシステムは名前の外字も扱える。住民の名前は記号ではない。その方そのものなのだ。そういったことから大事にしているシステムなのだ。岩崎さんが私に説明してくださった。私もことあるごとにお勧めしようと思った。
このシステムは地方公共団体業務用プログラムとして登録してあるので、自治体は無償で使える。すでに50を超える自治体がダウンロードしているという。

XMLデータベースにBiz/Browserでアクセスするデモ体験ができます!

2007年10月05日 | Biz/Browser
このサイトの、サンプルプログラムの「お問い合わせ案件管理プログラム」をお試しください。たとえばヘルプデスク業務などでは、顧客クレーム対応をしているとき、あとで分析するために、その場で新たな入力項目の必要性を感じることがありそうです。そんなニーズに応えることが、プログラマーが介在することなく、スーパーバイザーレベルでできてしまいます。そんなデモになっています。こういう作りが、XMLデータベースとBiz/Designer環境があれば、容易に作れてしまうのです。

異様なニュース番組

2007年10月05日 | 私の正論
TBSみのもんたの朝ズバッにこんな投書をしてしまいました。
60歳の男です。朝ズバッを毎日見ています。みのさんは好きです。でも番組はあまり好きではありません。朝ズバを見て出勤しても、暗くなります。どうでもいい人殺しのニュースばかりですので。特殊な人間が犯した事件など報道する価値があるのですか?そんなニュースではなく、感動するような素晴らしいことをしている人や組織を紹介したらどうですか。電車の中の人の顔が明るくなると思いますよ。会社に行っても「世の中にはすてきな人が居るもんだねえ」と話題になると思います。殺しの話がお茶の間の朝のテレビの主役って、恐ろしいですね。そんなニュースだれも期待していないと思います。

これからが本番、営業支援系システム構築

2007年10月05日 | 私の正論
営業支援系システムとしては、シーベルやイーセールスマネージャ、セールスフォースなどがあるが、私から見ると、まだまだ発展途上。そもそも営業支援システムというのは、同業他社に勝負をかけるシステムだから、出来合いのものでは勝てない。徹底的に作りこむ必要がある。第一生命のe-NAVITを見てそう思った。営業ノウハウの塊になっている。そう思っていたら、会員管理システムの雛形を、ソフト会社向けに提供するビジネスを始めた会社がある。フロントをBiz/Browserで作れば操作性のいいシステムが短期間で作れそうだ。ここから概説書がダインロードできる