片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

実名でブログを書くということ

2007年10月14日 | 私の正論
ネット社会は匿名が許されるから犯罪がおこる。だれにも分からないのなら何を発言してもいいだろう、という、だれもが本来持っていそうな本性が、そこで発揮されてしまう。ネット社会を実社会と同じくらいの品質にできないものだろうか。方法はあるような気がする。私が思うに、ブログやHPを実名で書く人を増やすことだ。今何パーセントか知らないが、1%にもならないのではないだろうか。これが50%くらいになるとどういう現象がおきるか。多分、実名のものは信用され、匿名のものはまゆつばで見られるだろう。しかし、なぜこうも匿名が多いのだろうか。米国はそうではないと聞いているが、自己主張の強いお国柄だからだろうか?日本人だって実社会では実名で生活し、発言もしているのに。こう言うと「なぜネットでまで実名を出さねばならないんだ!」とのお叱りの声が、すでに聞こえてくるが、私が実名でブログを書いていて、自分自身変わったことがある。それは言行一致ということだ。これだけ毎日書いていると、私の行動は身の回りの人に知れているので、その場限りの発言や行動ができなくなる。努力しなくても自然に言行一致の方向に進む。悪いことではない。匿名ブログの方、お試しあれ。ただ実名といっても、公表するのは名前と職業くらいで、知る人ぞ知るという表現で十分。それ以上は危険が伴うので。