片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

カンボジア駐在の可部さんの話を聞きました

2007年10月12日 | 感動したこと
カンボジアの児童買春問題を解決するために立ち上がったNPO法人、かものはしプロジェクトのカンボジア駐在員の可部さんが、年に一度の帰国ということで帰られ、夕べ彼の話を聞きました。カンボジアでは、国際世論の高まりを受けて、2000年から2004年にかけて、児童買春の取り締まりを行ったそうです。しかし、なぜ児童買春が起こるのかの抜本策を講じないまま取締りだけ強化したため、アングラ化し、問題をさらに複雑にしてしまったとのことです。その上、なんと、政府の担当高官が、裏で売春宿を経営していたことが発覚し、現在は、以前よりもっとひどい状況だそうです。かものはしは、貧困が人身売買を惹き起こすのだと見定め、娘を売らなくて済むように「親に仕事を子供に教育を」という自立を促す活動をしています。それも単なるボランティアではなく、社会事業として、ビジネスになるように活動しています。毎月第二木曜日に彼らの話を聞く会があります。参加してみたいという方はぜひ私に連絡ください。彼らから、勇気と夢と希望をもらえます。
会が終わった後、参加者が5000円負担して中華で会食があります。そこで可部さんが、「ここは別世界です」と、ぽつっとおっしゃっていたのだ印象的でした。