ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

仏花アレンジ

2013年01月31日 | フラワーアレンジメント
お隣に住んでいた夫の親戚のおじいさんが亡くなって3年がたつ。

夫の父の従兄という遠い親戚だけれど、なにせお隣なので、親しくさせていただいていた。

おじいさんは、生涯独身だったので、一人暮らし。

高齢でお食事を買いに行ったりするのが難しくなってからは、
ヘルパーさんのお世話になり、ヘルパーさんが来ない週1日と、年末年始は
私が食事の支度をしていた。

基本的には自分のことはすべて自分でこなし、他人に甘えず、
よほど困らない限りは自分から何かを頼んでくることはなかったし、
手を貸したときには感謝を忘れない、優しいおじいさんだった。

我が家の息子たちのことも孫のように慈しんでくれた。

4年前の年末に体調を崩し、お正月明けに入院したと思ったら、
1か月もたたずにこの世を去ってしまった。
入院する当日まで、自分のことは自分でしていた気丈なおじいさんだった。
本当に人に迷惑をかけることなく、立派な最期だったと思う。

そんなおじいさんの祥月命日に、お花をアレンジしてみた。
義父の毎月の命日には生花をアレンジしてお仏壇に供えるが、
こちらは、そう頻繁にというわけにもいかないので、せめて祥月命日には、と
今までは生花をお供えしていたが、今年はちょっと趣向を変えて、造花を使ってみた。

最近、アレンジのレッスンでも、時々造花が登場するが、
一昔前の造花とは違い、クオリティが高く、ぱっと見た感じほとんどホンモノと見分けがつかない。

今回、白い花たちと、葉っぱにいたるまですべて造花だけれど、
なかなか豪華に仕上がったと思う。

これをお供えしておけば、いつの間にかお花が枯れてしまって、
寂しくなることもないだろう・・・などと思ったり。
もちろん、生花をマメに替えるのが一番いいんだけれど・・・。

お彼岸には明るく優しい色の春の花をアレンジしてお供えしよう








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