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ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

【観劇メモ】「12人の優しい日本人を読む会」を観ました!

2020年05月13日 | 演劇

G.Wならぬステイホーム週間の最終日、

三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」をzoomを使って読み合わせて、

無料で配信する、という情報を知人がFacebookにアップしていた。

詳しくはこちら↓

「12人の優しい日本人を読む会」

三谷幸喜さんが劇団サンシャインボーイズ時代、もちろん日本には陪審員制度はなかったが、もしあったとしたら、という密室劇。

1990年から度々上演されたらしいがこの時は観ていない。

が、2005年にパルコ劇場で再演されたものは観ている。

江口洋介さんとか石田ゆり子さん生瀬勝久さんなど錚々たるメンバーだった。

ほとんど動きが無い中、12人のそれぞれのキャラクターと役割がはっきりしていて、一人一人のセリフと、ところどころホントに細かいところのばかばかしさにぐいぐい引き込まれた。

コロナがじわじわと蔓延し始めた2月末の「天保一二年のシェイクスピア」の公演中止に始まり、

3月4月はもちろん、5月6月の舞台もほぼ中止。

何回払い戻しの手続きをしたことだろう。

新しいパルコ劇場で観劇できるはずだったのに・・・

と、悶々としているときにこの企画だ。

ほぼサンシャインボーイズの方たちで読み合わせるとのこと。

吉田羊さんなどの新メンバーも混じっていて、それもまた楽しみ。

呼びかけた近藤芳正さんの「みんなzoomに不慣れでどうなるかわからないけど、とにかく最後までやる」というスローガンも楽しい。

5月いっぱいは公開する、ということだが、やっぱり生で観たい。

実はYouTubeをテレビ画面で観たことがなかった、と言うかそもそもYouTubeをほとんど観たことが無かった。

緊急事態宣言を受けて自宅待機になっている次男にお願いしてセットしてもらう。

Amazonプライムから、簡単に観られたのね

せっかく会費を払ってるのに、Amazonプライムで無料で見られる映画もサッパリ観ていない。

もったいない・・・。

開始時間に(私の操作方法に)トラブルがあるといけないので、次男も待機。

無事始まってからは、かぶりつき状態。そんな私を夫も次男も遠巻きに見ている。

作品自体がちょっと長いので前半と後半に分かれる。

後半は18時から。

夕飯の支度の時間だ

私が、あまりに恨めしそうな顔をしていたのか、夫と息子たちは「観てていいよ」とデリバリーの相談を始めた。

後半はとにかく山場がたくさん。

被告が有罪か無罪かの瀬戸際だ。

最初は無罪11有罪1

全員が一致しないといけない。

話し合ううちに気が変わったり、また戻ったり。

この言葉のキャッチボールがとてもそれぞれの自宅からやっているとは思えない。

ズームでやるのにちょうどいいのを選んだなあ、と感動する。

途中から夫も観始めて、二人でテレビの前に張り付いた。

息子たちは別室のパソコンの前で「出前館」がどうのこうの、と言っている。

有罪、無罪が二転三転して最後には・・・

とこれを言うわけにはいきませんね

最初はほとんどの人が「無実でいいじゃん」とちゃっちゃと終わらせて、帰ろうとしていたが、白熱してきてピザの出前を取るシーンがある。

見終わったころに息子たちが頼んだデリバリーが届き、受け取りに出るとピザの箱

息子たち、そこの所を観ていたのか

と思ったら、箱はピザだけど中身はお好み焼きだった。

お好み焼きもデリバリーできるのね

読み合わせとはいえ、皆さんすっかりそれぞれのキャラになり切ってるところがさすが❗(当たり前ですよね)

ほんとにおもしろかったです。

殆どすべての舞台や映画などのイベントが中止のなか、たくさんのアーティストの皆さんがいろいろな形で無料の配信をしている。

こんな贅沢なことはちょっとない。

コロナのおかげでできないことが多いけど、そんな中にも楽しみは見つけられるんだなあ、としみじみ思う。

生の舞台が観たいのはもちろんだけど、それも命あってのこと。

ほとんどの県が緊急事態宣言解除になったけど、私の住む県はまだまだ。

一日も早い収束を心から願う。

先にも書いたが、「12人の優しい日本人を読む会」は5月いっぱい無料配信中。

ぜひともご覧くださいね

コメント (2)
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