今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

善意の行動も時機が大切では?

2011-03-19 07:21:41 | 日記

次第に道路が整備され、支援物資が被災者のもとに、徐々にですが、届き始めているようです。
福島原発の放水も、昨日は順調に運んだようですし、今日は未明から再開し、さらに機動部隊を増やし総力戦で
臨むようです。
その上、電気の復旧が成功すれば、原発の最悪の事態は回避できるのでは、と希望が湧いてきました。

放射能の危険を顧みず、決死の覚悟で作業される方々に、ただただ頭が下がります。
一方、ご家族の方々のご心配は如何ばかりか、とお察しし、本当に胸が痛みます。

私の近所で、私より一回り若い奥様が、何かと私に気を使って下さり、大変う有難く思っています。
昨日も、十時前に、「今開店前の成城石井にいます。何かお買い物はありませんか?」とのメールを頂きました。
お言葉に甘えて、手に入りにくい、食パンや卵をお願いいたしました。

常軌を逸した、買いあさり行動には、呆れていましたが、スーパーの品ぞろえも、次第に平常に戻りつつあるようです。
しかし、このような非常事態の時は、ネットスーパーはまったく役立たないことがよくわかりました。
注文の受付を一切してくれません。
その点生協は、欠品は色々あるようですが、注文した商品はある程度届いているようです。(娘達の話)
先程お話した方は、神戸出身で、震災の時の状況にも大変詳しく、その時は、生協に随分助けられた、とおっしゃってました。
昨日、電話でお話しした際に、阪神大震災で若者のボランティアが活躍したことについて触れたところ、意外な応えが返ってきました。

「あの時は、ずいぶん善意の行動として報道もされたけれども、現地の人にとっては、有難迷惑のところもかなりあったのよ、と。
甘い考えで、被災地に入り、大した役にも立てないのに、、食事だけはし、体調を壊す人が現われたりして、足手まといにもなったの・・・」、と。

こういう時は、まず専門の気鋭部隊に任せ、効率第一で事を進めることが大事とのこと。

それを聞き、なるほど、と納得した私でした。

善意の行動も、冷静に時を見計らって、するべきなのでしょう。

一昨日でしたか物品の寄付は受け付けない、との対応に戸惑いを感じた、と書きました。
その理由は、私の勝手な判断ですが、まだ混乱の最中だからではないでしょうか。
今は、最優先事項から、ことを進める方針で、貴重な人手もその方向に向け、混乱を招かないようにしているのかもしれません。

私達は、むやみに善意を押しつけるのではなく、一番有効な時期を検討したうえで、赴いたり、送り届けたりすることが大切かと。
私は、このたびの震災前から、断捨利の生活を心がけたい、と強く思い始めていました。
ですから、早速実践し、十分使用できるものがあれば、いつでも送り届けられるような体制にしておきたい、と思っています。

母の遺品のお洋服数十枚も、私の身長には合わないため、私は着ることはできませんでしたが、新品同然のように手入れが行き届いた物ばかりです。捨てるに忍びず、もったいなくもあり保管していました。
お役にたてれば、亡き母もどんなに喜んでくれることでしょう。
不要な物としてごみと化すことのないように、必要とする人達の手元に確実に届けられるよう、努力をするつもりです。

被災地の皆様のご生活が、多少でも落ち着かれ、心安らかに暮らせる日が一日も早く訪れますよう、ひたすらお祈りしています。

今日は、五歳の孫を預かることになっています。
孫の相手をすることで多少気が晴れ、不安が和らぐことでしょう。

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