今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

実り多き墓参日~今後の事について

2024-06-12 07:43:59 | 旅行

夫とご先祖様のお墓参りを、はるばる横浜から娘達と赴き、無事に済ませた安堵で、

私の気持ちは一気に軽くなる思いがしました。

しかしこの度の墓参は、それだけが目的ではありませんでした。

 

お墓参りを無時に済ませ、長女が自撮り。
皆、嬉しそう♪
夫の笑顔も見えるようです。

 

私の家は娘二人で後継ぎがいません。

私の実家も、同じ家族構成でしたから、同様です。

ゆえに、私の死後、お墓をどのように扱ってもらえばいいのか。

先々の事も考え、今の内に、しっかり決めておきたい。

娘達が迷う事のないようにしておきたい。

そう私は思っています

 

私の両親が亡くなった時は、私は50代。

娘達は大学生。

先々のことを考える気持ちにまで、まだなれませんでした

最高級の墓石で、我が家と同じ町のお寺の境内にお墓を整えました。

その後、妹と帰省し、郷里のお墓はたたみ、先祖の遺骨は横浜の墓地へと移しました。

 

 

両親のために精一杯の事をしてあげたい。

思いはそれだけで、支払う金額の多寡まで、考える余裕が私にはなかったようです。。

 

私の場合も。父母と同様で、私が亡くなれば、我が家の後継ぎは途絶えます。

ですから、私がしたような不合理な負担を娘達に負わせたくありません

そのためにどうすればいいか。

 

以前にも、夫の菩提寺のご住職様とお手紙のやり取りで、ご相談に乗って戴いたことがあります。

その時、提案もいろいろしていただき、私の心の内ではおよその事は決めているつもりでした。

とは言え、迷いも色々あって、妹から今後どうするの、と尋ねられると、返答に困ることもありました。

 

そのため、今回の帰省による墓参では、その点についても、ご住職様としっかり話し合いたい。

将来娘達が悩まないで済むようにしておこう、と私は思いました。

私の義父は、ご住職様一家のかかりつけ医を長い間していたようです。

ですから、親しみを持って、夫の先祖のお墓のたたみ方も考えていただけそうな気がしています。

 

 

しかし私の思いは結構複雑でした。

その気持ちの折り合いをどのようにつけるか、少々問題ありなのですけれどね。

 

実を申しますと、私は結婚後、夫の実家に泊まったことが一度もありません。

夫も私も娘達も、帰広するといつも私の実家で過ごしました

お義母様は、夫が大学一年の時に亡くなられ、その後は、おばさま(義父の妹)が母親代わりとなり、家族の世話をしたようです。

薬剤師の資格を身に付けててておられたので、未婚のまま、兄の医業のお手伝いをされていました。

患者さんが出入りするお仕事柄もあり、幼い時、小児麻痺を患い、脚が不自由だった叔母へ負担をかけたくないとの思いもあったのでしょう。

夫は家族で帰省した際、一度も実家には泊まりませんでした。

義父は、それを心から喜び、私たち家族の面倒を見てくれる私の母に感謝していました。

 

母が亡くなった時、葬儀後の挨拶で、夫の声が涙声となり一瞬つまりました。

こみ上げるものがあったことを見逃さなかった私です。

夫も私の母に感謝してくれていたのでしょう。

 

お寺の境内の箱庭

 

こんな経緯があるので、今更私は死後、夫家のお墓に入る気にはどうしてもなれません。

恐らく、その様になれば、義父母様も叔母様も戸惑われるに違いありません。

その点も、ご住職様に以前からお伝えしています。

 

この度、更にいろいろ話し合い、ご住職様のご提案に、私の気持ちが一気に動かされました。

私が亡くなったなら、まず私の実家のお墓はたたんでもらいます。

私の祖父母は遺骨は、夫の菩提寺で永代供養をお願いするつもりです。

そしてそのお寺の境内の一角にある納骨堂に、私達夫婦の新しい仏壇を置いてもらう事にしましょう。

 

ご住職様から、以前に戴いた納骨堂のパンフレットです。

 

この度、ご住職様が、その納骨堂に案内してくださったのですが、

凛とした室内の清々しい雰囲気にすっかり魅せられてしまった私です。

納骨された小さな仏壇が、一基一基整然と配置されていました。

私と夫二人の納骨堂に、私の両親も同居する、と言った形態にするつもりです。

私の実家の苗字では、Yさんに申し訳ないですから。

生前、冗談で養子になってもいい、と言った程の人ですから、そんなこと気にかける人ではありませんが。

このあたりの事をどうするかは、娘達が最終的には決めてくれればいいです。

どちらにしても、同じお寺の境内に夫の実家のお墓もあるわけですから、いつでも行き来ができます。

 

想像力たくましい私が考えたベストな方法。

死後のことまで想像逞しくする私に、読者の方は少々呆れていらっしゃるに違いありあせん。

今日の記事は、少々恥かしい内容ですが、自分なりに納得できる道を選んだつもりです。

 

ご住職様は、私も娘達も尊敬して止まないお人柄の方です。

私の葬儀の時は、駆け付けてお経も挙げて下さるとの事。

 

私のような罪深い人間でも、このご住職様が見守っていて下されば、救われるのでは・・・。

そんな希望を抱いています。

私の人生は、良き人とのめぐり逢いとその幸運で、道がどんどん開けていきました。

今もその喜びに浸っています。

 

広島から神戸へ
最初宿泊したホテルオークラの客室から撮影した画像です。
下は、翌朝撮りました。
この日は、小雨が時折降る、そんな空模様でした。

 

次回からは、いよいよ神戸旅行の記述に入ります。

宜しければ、又お立ち寄りください。

 

もしかすると、数日間お休みを取らせていただくかもしれません。

順調に綴れれば、更新するつもりでいますが。

気候がベストの内に、部屋のお掃除も念入りに。

他にも,デンタルと内科のクリニックの予約、ママ友さん達とのお食事会、と色々予定があり、

暫く多忙な暮らしになりそうです。

皆様も、厳しい夏の暑さに備え、体調管理を怠りなく、お過ごしくださいますように。

 

 

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お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。
今日も、充実した良き日となるように、お互いに努めてまいりましょう♪

 

 

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