今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

貴女へ

2015-02-23 10:37:41 | ブログ2(1)
私が古希を迎えるまでの人生が、自分を見つめようとしない浅はかな人生だったかのように、嫌味たっぷりな文章で書かれた貴女。
さすがに気分をとても悪くしました。。
自分の過去の行為を全く反省なさろうとしない文面にも、驚きました。
その頭を冷やさないまま、コメントを書いてしまった私です。
過去のことを蒸し返すのは嫌いな性格ですのに、ちょっと恥ずかしい内容のコメントだったと、少々後悔しています。
 
自分のブログは貴女にとっても、とても大切な物ですよね。
今のブログの更新はお止めになるとのこと。
最後の締めの文章くらい、気持ち良く終わられた方がよかったのでは。
相変わらずあなたらしい高慢な態度だな~、と感じ、身勝手なおっしゃり方に、気分が悪くなりました。
 
>公開のブログだから、来るなと言われてもね~見に行きたいのが・・・』
 
こんな事を言った覚えは全くありません。
 
ネットの世界のことですのに、ストーカー呼ばわりしたりする言動が、私には信じられない事です。
ブロックすればいいだけのことですよね。
何故なさらないのでしょう?
とても不思議でなりません。
バーチャルな世界で、そんな言葉を吐くこと自体、大人げない、とても恥ずかしいことだと、私は思いますけれど。
 
私はあなたに気づかれていることは承知で、訪問しています。
日に一度の時もあれば、一週間以上訪ねない時もあります。
気分次第です。
 
1昨日、再々訪れたのは、コメントを残すか迷い、何度も読ませていただいたからです。
以前も、私が訪問した回数を公表したりなさいましたが、そういう場合は、いろいろ特殊な事情がありました。
FC2さんにあなたの記事の削除依頼をした際は、それを具体的に書き込むフォームが、FC2さんから何度も送られてきました。
その度に記入し、不正確なところはないかと、家事の合間に貴女のブログ記事をチェックしたからです。
 
連日の中傷を無視することができない私の心の弱さもあります。
そのような色々な事情からです。。
 
自分のブログにコメント欄がありませんのに、貴女のコメント欄に投稿してしまったことは、良くないことなのでしょう。
この点はお詫びします。
私のブログ記事には全く関係ないことで、身に覚えのない中傷をされましたので、あなたのコメント欄にお返事を書かせていただきました。
 
私は自分のブログ記事に他人の中傷など綴ったこと等、一度もありません。
私から、能動的に貴女のブログにかかわろうとしたことも、ブロガーになって一度もありません。
貴女の目に余る私のブログ記事への批判や、私の人間性への中傷を目にし堪えられず、言葉を返したに過ぎません。
ブログを一時的に閉じたこともありました。
激しい貴女の言動にショックを受け、胃痙攣をおこし、救急病院に駆け付けたこともありました。
 
ですのに、相変わらず、一方的に中傷されてしまう。
それを無視し続けるだけの精神力が備わっていない自分を情けなく思います。
限界まで、我慢はするのですが。
この度の貴女の言葉は、応えました。
 
恐らくあなたの恨みの原因は、過去の投資の掲示板にあるのでしょう。
 
 しかし、如何なる批判を貴女から受けようと、過去の掲示板では、誠心誠意、私の意見を年に2~3回述べさせ貰っただけです。
掲示板での意見交換は当たり前の事でした。
私は、他人を中傷しようといった下心でもって、意見を言うような人間ではありません。
貴女からも、いろいろ厳しい意見を頂戴しました。
その時の自分の投稿記事はすべて削除し、他人の記事は保存する、といった卑劣なことも平気でなさってきました。
 
 
ブログを開設し、あなたから逃れるように、ブログ村で、私は心機一転の日日のつもりでした。
ところが、貴女は、全く関係がなかった村にまで入り込み、他の方のコメント欄で、私を激しく中傷され始めましたね。
それも長期間にわたって。
そのあなたの行為を忘れることはできません。
中傷に飽きると自分のブログは閉じ、新しいブログを開設する。
何度、同様のことを繰り返してこられたことか。
 
 
 貴女が執拗に、私に付きまとい続けられただけです。
もうこれ以上、私に執着するのはやめて下さい。
幾度でも頭を下げてお願いしたい気持ちで一杯です。
 
 
貴女にはあなたの言い分がおありでしょう。
それを読むと、私は事実無根な勝手なことをおっしゃっているな~、といつも思います。
貴女も同様なのかもしれません、
どちらが正しいことを述べているかは、読む方の判断に任せるしかありません。
 
 
私が古希を迎えたことが、そんなに気になりますか。
古希、古希の言葉の連発には、多少年齢差別的なものを感じました。
誹謗中傷を受けているときにも、お仲間から、ただのばあさんが、なんて言われましたもの。
でも私は、気持ちはまだまだ若いつもりでいます。
 
古希までの私の人生を蔑むような貴女の言葉に、さすがに傷つき、ここ数日嫌な思いから抜け出せませんでした。。
そう言った高慢で傲慢な物言いは、貴女のどこから生まれてくるのでしょう。
今後お気をつけになられますように。
 
閲覧者の皆様へ
 
お見苦しいことを書いて申し訳ありません。
スルーするのが一番賢明な対応だと、よくわかっているつもりですが。
何としてもこれ以上は、私に執着しないでほしい、と、相手の方に強く申しあげたくなりました。
綴ることで、自分の気持ちを整理し、落ち着けたつもりでいます。
気分を入れ替えるために、今日をもってまたしばらく記事の更新はお休みすることに致しました。
 
春めいてきましたね。
体調は割とよく、家事も順調に捗っているので、今年の春にはチョッピリ期待できそうです。
夫の入院も間近かです。
 
 
 
追記
 
違う場所に下書きして、それを貼り付けたところ字の大きさが変わってしまいました。
 
 
 

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悩ましいながら、私の目は何とか頑張ってくれています。

2015-02-22 08:42:07 | 家族

最近、妹がブログ(世界に一つだけの姥花日記)に、目の悩ましい問題を綴っていました。

それを読んだ時の私の思いを、今日は少しだけ書きたいと思います。

 

妹夫婦は、近視の上に乱視が強いために、目に合うソフトコンタクトが今のところないようです。

装着感が、ハードとは比較にならないほど快適で楽なソフトコンタクトレンズ。

私が時々、その話をしてきたせいでしょうか。

いろいろ試みたようですが、未だに、自分の目に適したレンズに出合う願いは叶えられないでいます。

試行錯誤を繰り返す妹の苦労話を、何度も聞いてきている私。

ハードレンズとは、装着感が天と地ほど異なるソフトがはめられない妹が、可哀想にさえなってきます。

 

けれど、小顔の妹は眼鏡が若い時からとても似合っていました。

ですから、フレームの少々派手な今っぽいメガネをかければ、とても素敵だと思うのですけれどね~

ブログにも載せてある眼鏡を、初めて見せてもらったときは、

「地味ね~」

と思わず正直な感想を述べてしまいました。

妹曰く。

「でもこのメガネは、かけても疲れない工夫がいろいろされていて、とてもいい商品なのよ。

私にしては、高価な買い物だったの」

とのことでした。

 

妹夫婦が小田原方面に出かけたときのお土産です。
家路の途中、わざわざ我が家まで届けてくれました。

 

その後、ブログを読み、さらに詳しい話を電話で聞き、妹なりに納得できる対処法が見つかったようで、本当に良かったです。

私と違い、行動力があり、毎日何かを楽しんでいる妹。

アウトドアーでは、クリヤーな視界ほど有難いものはありませんものね~

その反対ですと、事故も起きやすくなり、身の危険の確率も高くなり、ほっておけない大問題です。

妹が真剣に悩む気持ちが、とても良く理解できます。

 

「でも、もう若くないのだから、少々欲張り過ぎかもしれないわよ。

体力の衰えと共に、一つ一つ犠牲にし、失っていくのが年を取るということだから」

と姉として、一言告げました。

言われるまでもなく、妹はよく承知しているようでしたが。

 

私の夫は、60代の後半で患った目の難病のため、趣味の映画鑑賞はとっくに諦め、最近は読書も出来なくなりました。

それを見てきているので、一層そのような思いを抱くのかもしれません。

 

私が使用している遠近両用ソフトコンタクトレンズ

 

妹に比べると、今のところ私の目は扱いやすくて助かっていますが、そのために結構酷使しているので将来が心配。

乱視がないため、ソフトコンタクトは装着できます。

ハードからソフトに移行したときの感動は、今でも忘れられません。

 

でも老眼が進むにつれて、多少の不便さも次第に感じるようになっていました。

そのような時、老眼と近視併用のコンタクトレンズをすすめられました。

およそ1年前のことになります。

コンタクトの中心が老眼用になっていて、周りのドーナツ状のところが近視用に作られているとのこと。

私の見方に合わせて、焦点が自動的に調整されるようです。

 

お話を聞いた時は、半信半疑で信じられませんでした。

けれど装着したところ、想像以上の便利さと快適さ。

それ以来、このレンズのみで、読書、書き物、外出もすべてOK。

問題は今のところ、何も生じていません。

 

但しこのレンズは、眼に合わない人の方が多い、と友人から聞かされました。

私は、合う数少ない特定の一人に、運良くなれたようです。

 

妹の目の問題が、すっきりと解決することをひたすら願って止みません。

まずは免許証更新のための視力検査が、無事にパスしますように。

 

でも私の目も、いつまで今の状態を維持できるか、心もとない限りです。

「眼は、心の窓」といいますけれど、たとえ目が年のせいで曇っても、心の窓ガラスはいつも磨いていたいものですね。

 

 

私ももちろん、妹のブログで紹介されているのと同じ本を持っています。

 

最近の妹のブログ記事に、甥や姪の嬉しい知らせや懐かしい写真が載っていて、私も共に喜び、想い出をかみしめました。

堅実で、素敵な家庭を築いている二人。

今後の活躍と、ますますの多幸を祈るばかりです。

 

         

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居心地が良い区役所 

2015-02-21 06:59:54 | 病気

区役所の福祉課に足を運ぶことが、多くなってきた私です。

最近も、身体障害者手帳の申請のために、その受付窓口に出かけてきました。

屋内外の手すり取り付けの手続きもありました。

こちらはリフォーム会社の我が家担当のKさんが、すべて代行してくださり、本当に助かりました。

要介護の場合、二十万円までは、市から助成金が出ます。

 

区役所の福祉課窓口でいつも感じることは、職員さんがとてもお優しいこと。

今回、出かけた時に応対してくださった人は、今一つ、といった感じでしたけれどね。

女性の方でしたが、早口で説明も一方的。

私が聞き慣れない言葉に戸惑い、何度も問い直し、その意味を確認するといった作業をしなければなりませんでした。

でも、こういう方は、珍しいです

いつもはゆっくりした落ち着いた口調で、とても分かりやすい説明をしてくださる方が、ほとんど。

 

 

福祉課は、世の中の弱者の方々を相手にしたお仕事ですものね。

その自覚をもって当たられるゆえ、当然の態度なのかもしれません。

職員さんの言葉に励まされ、元気をもらって家路に就かれる相談者が、多いことでしょう。

 

その印象を心に強く刻みつけるような情景を、今回の区役所訪問で目にしました。

私が番号札をもって自分の順番を待っている時のことです。

受付の窓口に、私に背を向けて腰かけている小柄な女性がいました。

想像にすぎませんでしたが、お年を召した方のようです。

その後ろ姿には、生活の苦労がにじみ出ているように、私には感じられました。

 

その方に対し、二人の女性職員さんが席につき、相談相手を。

お一方はまだ若く、私も以前、話したことがある人です。

その隣に座り、女性の話を聞いておられた中年の職員さん。

その方の慈愛に満ちた眼差しの、何と優しいこと。

常に笑みを浮かべた柔らかな表情。

相談相手のお話に、一言一言頷きながら、真剣に耳を傾けておいででした。

 

私は、その素敵な姿に、思わず見惚れてばかり。

こんな表情で他人に接することができる人になりたい、と思いつつ・・・・・・

そのお蔭で、しばらくの待ち時間、私は退屈しないで済みました。

 

ゼラニューム

 

私が相談を終了し、違う受付窓口のの席を立つ頃には、退社時間は過ぎ、職員さんがまばらになり始めていました。

階下に降りて正面玄関に出ると、そのドアはすでに閉まっていました。

そこに、戸惑た様子で立ちすくんでいる先ほどの女性を見かけた私です。

その方の戸惑いがすぐ察せられました。

区役所に慣れた私のこと、

そういう際に出る非常口的な玄関へと、その方をご案内しました。

二重ドアになっていましたので、ひと扉ずつ私が開け、先に通っていただきました。

 

そのたびに、満面の笑みでお礼をおっしゃって下さったその女性。

その表情は明るく元気いっぱいに見えました。

きっと職員さんから励まされ、心を新たにし、家路に就かれるところだったのでしょう。

我が家同様、介護を必要とするご主人様がいらっしゃるのかもしれません。

その人の背を見送りながら、お互いに頑張りましょうね、と心の内で呟いた私です。

 

 

 

 私は最近、何度か友人に話したことがあります。

「私は区役所は大好きな所なの。

自分の居住地の懐に戻ったような、安堵感に浸れるのよね~

もしこれから家を建てるのだったら、区役所の近くに建てたいわ。

大地震に見舞われても、安心ですもの」

と。(笑)

今後も区役所の福祉課には、私は度々足を運ぶことになりそうです。

 

         

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ヘイトスピーチ 

2015-02-20 06:57:40 | 社会 政治

「ヘイトスピーチ」

この言葉が我が国で広まったのは、いつ頃からでしょうか。

遠い過去の事ではありませんよね。

関東大震災時に、デマによる朝鮮人への虐殺がありましたが、これは特殊な事情で、ヘイトスピーチとは異なるものでしょう。

単一民族とは正式には言えなくても、それに近い我が国では、差別的感情が際立った行動になることは、余りありませんでした。

むろん、そのような日本人の心無い態度で、苦労された方は、残念ながら他民族の人々の中にはおられるにちがいありません。

しかし表面上は、穏やかな社会で、目立つことは余りなかったのではないでしょうか?

 

一方欧米では、差別的待遇とヘイトスピーチ的行為は、昔から当然のようにあったようです。

代表的なものが、アメリカ人の黒人蔑視かもしれません。

ですから、今は過去の反省から、その取り締まりが日本より、欧米は厳しいようです。

とはいえ、私にはフランスの他宗教への風刺的な冒涜も、ヘイトスピーチ的行動に見えないでもありませんが。

 

上記に綴ったことは、私の浅学による感想で、自信は全くありません。

間違った見解でしたら、どうか見過ごしてくださいませ。

 

 クリスマスローズ
この花に、年々、益々惹かれていく私です。
慎ましい姿ながら、気高い魂が感じられてくるようです
変わらぬ花を毎年付けてくれますが、葉に元気がありませんもっと大切に育てて上げなくては。

 

私は社会的問題でデモが度々起きても、その列に加わることは、思いも及ばないことです。

その理由は、参加する行動力が全くない上に、その行動を起こす確固たる信念もないからです。

諸問題が複雑に絡んでいる社会現象。

反対意見もあれば、賛成意見があるのが当たり前。

朝日新聞と産経新聞では、論調が真逆であるらしいことも最近分かりました。

私は長年朝日新聞を愛読してきましたから、どちらかというと、反体制側の思考が身についてしまったのかしら。

そうだとすれば、新聞の影響力は怖いものですよね。

 

けれど、鵜呑みにはしないように、私は気を付けてはきたつもりです。

よく思ったものです。

この新聞は、どうしてここまで政府に厳しく当たるのかしら?と。

 

原発も、朝日は反原発一色ですよね。

それに越したことはないけれど、資源が枯渇する時代にあって、それに代わる代替エネルギーが順調に育ってくれるのでしょうか。

 

 

私は、慶応大学の元工学部教授だった高校時代の同級生の熱弁が、今も頭から離れません。

「地球の資源は有限。もう百年は持ちません。原子力を利用しないと、人類は滅亡しますよ」

地球の永久的平和を願うと、分からないことがが多すぎます。

ですから、さして知識もなく、勉強もしていない私が単純な思いで、原発反対のデモに参加する勇気などむろんありません。

 

それにしても、驚き、ショックなことがありました。

最近の新聞に、中国が原発大国を目指す方針になった、との記事を読んで。

 

 

 

けれど一方、「ヘイトスピーチ」だけは、いかなる理屈も通らない。

言論の自由などで、弁明できることではないでしょう。

「不正な行為」との強い思いが、私には常にずっとありました。

絶対許せないことだと思っています。

 

ですからデモへの参加を強く要請されたら、このデモなら参加してもいいとさえ。

声がかからないのに参加する、行動力も勇気も、私にはありませんけれど。

 

今年になり、最高裁で、在特会へのヘイトスピーチへは人種差別と認定され、高額賠償が確定しましたね。

本当に良かった、と思います。

 

東日本大震災時に海外から絶賛されたように、日本人はとても心優しい民族と私は今でも思っています。

ですからごく一部の人たちの恥さらしの心無い行為で、我が国が誤解を受けるのは、とても悲しく辛いことです。

最高裁の判決を契機にして、今後は政府の取り締まりが一層厳しくなることを、私は強く願っています。

 

         

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素直に感謝の気持ちが湧いたひと時 

2015-02-19 07:14:17 | 家族

昨日は、私の理想的な暮らしのリズムについて触れました。

あまりに抽象的なつかみどころのない文章でしたが・・・・・。

ブログをお休み期間中も、このリズムが保たれ、快調に家事は捗りました。

とは言え、夫が入院すると、いつもその翌日は気が抜け、だらだらと過ごしてしまうことが多い私です。

次回の入院後は、どうなりますことやら。

白血球の減少で、15日予定だった抗がん剤治療が延期となり、次は月末です。

 

自尊心が高く頑固で、とても扱いにくい旦那さまですけれど、私にとっては、やはり生甲斐なのでしょうね~

生活の張りになっていることが、夫が入院すると、よく分かります。

私を支えてくれている人。

精神的にも、経済的にも。

ちょっぴり悔しいけれど(笑)、それを認めないわけにはいきません。

 

スカピオサ・ゴールデンクラッカー・リトルスモーキー

宿根草にしては、寒さにも強く花期が長い草花たちです
優しい雰囲気に仕上がり、気に入っています。

 

最近、そんな旦那さまと、珍しく過去のある出来事を述懐するようなひと時を、夕食後に持ちました。

先日、当記事でも触れましたが、年金の話題が出て、Yさんに質問したのがきっかけです。

私達が、割と年金額に恵まれた生活を送れる訳などについて。

 

退職金の大半を年金に回したことが大きいようでしたが、その振り分けは、ほとんど夫の独断だった、と私は記憶しています。

旦那さまは、私に説明したと言いますが、相談というより、事後説明だったのでは。

30代の中頃から、家計簿の記帳を怠ったことは一度もない私でしたけれど、老後の計画を立てるまでには、私の気持ちが至っていなかったのでしょうか。

でもそれが幸いしたようです。

変に私が口出しをしていたなら、そのお金まで、後悔するようなことに回っていたかもしれませんもの。

 

スカピオサ

 

退職金の割り当てについて、結構詳しい話を具体的に、改めてしてくれた旦那さま。

私、そんなこと今まで知らなかった、なんていうこともありました。

例えば、自社株を何回かにわたって買わされ、そのローンの完済も、退職金でしたとか。

私には寝耳に水の話でしたけれど、もう遠い過去の出来事。

「そんなことがあったの~」と言って、それで終わり。

 

その時、株式投資の失敗についても、改めて屈託なくしゃべれた私です。

旦那さまは、当然、承知しているといった雰囲気の態度でした。

けれど私は、面と向かって具体的に報告したことはないはずです。

とても寛容なところがある人とはいえ、呆れ、責められるのが怖かったからかもしれません。

 

「私の資産は、すべて失ってしまたけれど、もう過去のこと。

くよくよしても始まらないわ。

それでもあなたのお蔭で、恵まれた生活を送らせてもらっているのだから、もっとあなたに感謝しないといけないわね~」

と。

自分でもおかしいくらい、旦那さまに素直な気持ちで、感謝の言葉が延べられました。

 

夫は、その失敗を責めることも一切なく、黙って聞いているだけ。

突然、株式投資について、難しい話をし始めましたが、その点は、私には良く理解できなくて。

私は、売買で一喜一憂していただけですから。

むろん勉強はいろいろしましたけれど、夫の話は、企業側から見たもっと本質的な話でした。

 

上の花が旦那さま。自尊心が高く、いつも胸を張って堂々としています。
私は下の花姿ぽい。押され気味で、少々俯き加減・・・・・(笑)

 

席を立つ前に、私は言いました。

「投資の失敗は、私の人生の最大の汚点で、いくら悔やんでも悔やみ切れないけれど・・・・・・

私の一生は、本当に幸せだったと心から思っているわ。

あなたがもう少し、和やかな優しい口調で話してくれる人だったら・・・・・・

私はきっと、もっと心穏やかに幸せに暮らすことができたでしょうけれどね。

でも、素晴らしい子供たちも授かった事だし、これ以上望むのは高望みというものね。

十分満足して、あなたに感謝しているわ」

と。

 

少々心にもないことを言い過ぎたかしら。(笑)

でも半分は本心でした。

 

夫婦の間に、かって余りなかったような空気が漂い、心の澱が、すーっと無くなるような感覚に。

何だか、ちょっと気持ちが悪い。

旦那さまに、何か起きなければいいのですが。

 

でもその翌日からは、また相変わらずの夫婦関係。(笑)

夫の不愛想な態度に、時に傷つき落ち込む私。

重い病を患って闘い、副作用で苦労している旦那さまのことです。

我儘は大目に見て、寛容な心で優しく接してあげなければ、と。

折々で反省ばかりしています。

 

         

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理想的なリズムの暮らし? 

2015-02-18 08:03:49 | 暮らし

彩の少ない厳しい冬を抜けると、百花繚乱の華やかな春が私達を迎えてくれます。

時に冬将軍が最後の踏ん張りを効かせてているような冷たい日もありますが。

もう春は目の前ですね~。

 

あとわずかな辛抱と、その到来を待ちわびる今の時季が、とても素敵に思えたり。

冬は苦手な私ですが、この季節があればこその一層の喜び。

繊細な気候の移ろいと、このワクワク感は、日本人なればこそ味わえる、独特のものなのでしょう。

 

 

春を感じさせる柔らかな日差し

 

年を重ねた今、若い頃以上に、それが有難くも感じられてきます。

感性を豊かにして生きれば、この変化を享受しているだけで、余生を飽きないで暮らしていけそう。

昭和を生きた私たちだからこそ慣れ親しんでいる、わが国特有の伝統的慣習。

四季ごとに、いろいろありますね。

それを若い人たちに伝授していく務が、私たちの世代にはあるのかもしれません。

なぁ~て、ちょっと気取ってみました。(笑)

日頃の暮らしに、もっともっと取り入れて、孫たちと一緒に楽しめるといいのですが

 

きれいごとを述べて、そんな余裕のある風雅な暮らしにあこがれはするものの・・・・・・

実際に私が取り入れて実行しているのは、お正月くらい。

次女宅で、雛祭りの会はよく開きますけれど。

我が家の七段飾りのお雛様の扱いとなると、そのシーズン、お箱から、しくしくすすり泣きが聞こえてきそうな、ここ幾年月です。

 

四季の行事の由来が載っている、私の好きな本です。

 

こんな具合で、実際は毎日、目先の家事やデスクワークを処理して暮らすのが精いっぱい。

自然を愛でたり、色々な行事を楽しむ心の余裕を失っているのが、私の今の現実です

 

長年、理想の暮らしを求めて試行錯誤してきました。

自分の暮らしの時間管理がうまくできなくて、リズムが取れない生活に悩んだこともしばしば。

疲れやすい体質も、そのリズムに大きな支障をきたしてきました。

 

心と時間のゆとり。

暮らしを心から愉しむうえで、一番大切なことですね~。

 

今の生活は、それが持てているとはとても言い難いですが、最近、その暮らしのリズムが、驚くほど快調になってきました。

もしかすると、私が描く理想的な過ごし方に近づいているのかもしれません。

 

ローダンセマム

 

年末年始に風邪をひき、体調不良が長く続きましたが、そのトンネルも完全に抜け出した感じがします。

実は、このリズムの暮らし方が思い浮かび、実行しようとしたきっかけは、その時のことです。

年末にもかかわらず、家事が思うようにはかどらないで悩んでいました。

今後、年を重ね、次第に体力が落ちていくにつれ、、こんなことは当たり前になっていくのだろう、と。

悲しいな~と。

 

そうだ!どんなに弱っても、計画的に前に進めていく感覚を忘れなければ、いいのかもしれない、と。

たとえ、亀の歩みの一歩一歩でも。

少しずつ、少しずつでも前へ前へ、と。

その思いがもしかすると今、実行できているのかもしれません。

 

 

 

今は旦那さまへの気配りと介護も加わり、一層忙しいはずですが。

よいリズムが取れて、部屋の整理整頓、お掃除すべてが前に前にと、順調に進んでいきます。

この調子だと、そのうち家事がとても身軽になって、心に余裕が持てるようになるかもしれません。

そして、お出かけも多くして、展覧会に出かけたり、もっと身近なことでは、散歩をいよいよ実行したり。

夫が病を患う前のように、孫の保育園のお迎えも手伝ってあげたりと。

そして前に記述した伝統的行事も、丁寧に心から愉しんで・・・・・・

夢は膨らむ一方ですが・・・・・・

 

またまた、現実に引き戻されました。(笑)

私の大切な旦那さまをほったらかして出かけるのは、少々心が痛みます。

二人暮らしにしては大き過ぎる家の掃除、整理整頓。

いくらしても、尽きることがありません。

三度の食事の準備で、日中の時間の大半を使い果たしてしまう私です。

けれど、その主婦業が、生甲斐で喜びだったりもする訳で、なんとも複雑な私の感情です。

 

でもでも、最近は、確かに今まで感じられなかったような良いリズムが生まれています。

 

ゴールデンクラッカー

 

 

焦れば心が疲れ、かえって能率が上がらない。

このリズムを忘れないようにして、今後、頑張りましょう。

上手く行く確証なんてまるでないけれど。

そのうち、また悩んで暮らす自分に戻ってしまうかもしれないけれど。

単なる自己満足に過ぎないかもしれないけれど。

この調子で今年は頑張りたいものです。

 

追記

 

余りに抽象的な表現で、ごめんなさい。

今のリズムの素晴らしさに確信が持てるときが来れば、もっと具体的に綴らせていただきますね。

 

 

         

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目標が春にいよいよ達成しそう♪ 

2015-02-10 07:04:27 | 人生

私は、およそ五年間、それまでの投資の損失を埋めるべく、かってないほどの節約で、貯蓄に心がけてきました。

その目標金額を、いよいよ春、達成できそうな感じになってきました。

 

目標金額といっても、その損失の数分の一を取り戻したにすぎませんが。

何せ、我が家がもう一軒建つほどの大損をしている私です。

恥ずかしくて、友人に語ったことは、ほとんどありません。

けれど最近、近所で心から信頼している友に話しました。

それに、このブログに一番よく登場していただいているロス時代からの親友Kさんにも、以前に。

 

Kさんがその時次のように話して、私を慰めて下さいました。

「私の主人も同様の失敗をしているのよ。

私が働いてこつこつためた貯金がほとんど消えてしまったわ。

バブルの崩壊を潜り抜けた私たちの世代は、多くの人たちが同様の損失を被っているわよ。

あなただけではないわよ」

と。

 

長い期間、途上国の支援のために働いてこられたKさん。

世界的に名の知れた大企業の副社長に就任されたことのあるご主人様。

それでいて、ご家族の絆はとても強く、実に堅実なお暮らしぶり。

尊敬してやまないご夫婦です。

その彼女の言葉だけに、私はどんなに慰められたか分かりません。

本当に、そうかもしれません。

 

 

この五年間、その償いもしてきたつもりですから、もうその罪悪感は持つのはやめにしましょう。

愚かな行為による損失を埋め合わせるために、必死で努力してきた貯蓄の頑張りも、今後はほどほどにしたいものです。

もっと余生を楽しまなければ、と。

 

愚かという表現は語弊がありますね~

投資に励んでいる方に失礼ですもの。

今よりはるかに世間知らずだった私が、投資顧問を頼っていた期間が多かったとはいえ、そのようなことに手を出したことを、愚かといっているに過ぎません。

シニアーのブログを拝読していると、投資を自然体で軽やかに楽しんでいらっしゃる方も結構いらっしゃいます。

それを読み、過去のことながら私の心の重荷が幾分軽くなりました

身の丈に合った投資を楽しむのであれば、悪いことではないはずです。

 

私は、とてつもなく高い授業料を払いましたが、経済と社会の勉強に投資は大変役立ちました。

新聞を熟読するようになったのも、株式投資がきっかけだったように思います。

ブログを綴る気が起きたのも、投資により視野が広がり、専業主婦ながら話題が豊富になったからかもしれません。

 

 

ひと月の貯蓄目標額は、およそ夫の月あての企業年金に相当します。

退職金は一部、土地購入金の返済に充てましたが、残りはすべて将来の年金用に。

1円も手にしませんでした。 

そのお蔭で、年金暮らしになっても余裕のある生活が営めています。

但し、一つだけ誤算がありました。

そのせいで、年金暮らしにもかかわらず、いまだに医療費は三割の現役並み。

退職金の運用をどうするかは、難しい判断でしょうが、私は夫の潔い決断に、現状を思い、心から感謝しています。

私は、我が家の家計管理はすべて自分がやってきた、という自負はあるものの、肝心なところは、夫の裁量が働いていたのでした。

 

毎月、頑張って、その目標額はほとんど達成してきた私ですが、計算上のいろいろごまかしもあります。

でもそれは、自分が納得できれば、OKにしています。

 

この五年間は、少々計算高い暮らしで自己嫌悪に陥ったことも再々。

けれど、しばらくの辛抱と自分に言い聞かせてきました。

旦那さまにも、お金の話をまたする、と嫌な顔をされたこともしばしばです。

 

でも私の夫が、特別金銭に疎くて、その点は、実におおらかな人。

おおらかでも浪費家ではありません。

その逆で、物質欲がまるでない人です。

そして、家計には全く無関心。

妹夫婦では当たり前の家計の話題が、我が家では通用しません。

 

卵とひじきの混ぜ寿司・豚薄切り肉のねぎ巻き・さつまいものレモン煮・湯豆腐

数日前の我が家の夕食です。

 

嫁いでから、ずっと私が家計の管理は一切合財してきました。

海外在住時だけ、夫が管理をしていましたが、その時いろいろあり、旦那さまに任せられない、と思った私。

帰国後間もなくして家計簿を付け始め、それ以来記帳を怠ったったことはありません。

けれど、株式投資に一時のめり込んで、それもめちゃくちゃ。

 

今の堅実な貯蓄生活を思うにつけ、なぜそんなことに心身を費やしてしまったのか。

何かに取りつかれると、そこから脱却するには、相当なエネルギーを必要とするのでしょうね~

約5年前、潔くそれを止め、数か月後にブログを開設しました。

 

夫の病という、新しい問題が生じましたが、今の私の暮らしは堅実そのもの。

計画通りに暮らせる安堵感は何にも代えがたく、ブログを綴る愉しみもでき、日々幸せをかみしめています。

目標を達成したからといって、何も生活は変わらないかもしれません。

けれど、人生の大きな節目を迎えられる心境で、今はいます。

今後はもう少し余生を愉しみたいものですが・・・・・・

現状では、家を空けることもままならなくて、やはり何も変わらないかもしれませんね~

 

豚しゃぶのスタミナ鍋・しめさば・きんぴらごぼう・大根飯

これも最近の夕食です。
スタミナ鍋の残り汁で、翌日の昼食はお雑煮にしました。とてもおいしくて感激でした。
前の献立とともに、料理ブログかこちらに、その内レシピを載せるつもりでいます。

 

今朝、枕元で読んだ本に、心に沁みる箴言がありました。

「時間の使い方は、そのまま、命の使い方なのですよ。置かれたところで咲いてください」

年を重ね、少々心もとなくなってきた命です。

大切に扱い、ひと時ひと時を有意義に暮らせるよう、一層努力したいと思います。

そして、慎ましくもう一花咲かせたいものです。

またしばらく、ブログはお休みさせていただきます。

 

当地は、昨日は今冬、一番の冷え込みだったようです。

今日も、冷たい朝です。

皆様、くれぐれもお体を大切に、寒さに負けることなく、素敵な日々をお過ごしくださいね。

 

         

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素敵な紳士のお見舞客 

2015-02-09 07:23:59 | 

恐らく、見かけは70歳には見えないのでは、とチョッピリ自負している私ですが・・・・・・

自分でそう自惚れているだけ。(笑)

でも、事実年齢を言うと、よく驚かれる私なんです。

いえいえ、今は年配の女性の多くの方々は、齢よりはるかに若く見えますよね。

高齢から、一昔前のおばあさんをイメージすること自体、時代錯誤で可笑しなことではないでしょうか。

 

その若さを少しだけ誇っていいような嬉しいことが、昨年の11月の末頃ありました。

ロサンゼルス在住の頃、一番親しくしていた同僚のNさんと、次長さんだったHさんが我が家にお見舞いに来てくださった時のことです。

 

お二方とも久しぶりの再会で、特に上司だったHさんは、ロスを離れて以来、お会いしたのは今回が二度目ではなかったかと。

夫と違い、お二方とも、お顔の色つやも良く、とてもお元気そうに見えました。

けれど、同僚だったNさんは、7~8年くらい前に、夫と同様の直腸がんを患われたことがあります。

退職後、郷里の徳島に戻られたNさんご夫婦。

ご退院後まもなく、私たちは徳島までお見舞いに行き、再会を喜び合ったものでした。

お目にかかったのは、それ以来の事です。。

 

 

そのNさんが、私を見て、「ロス時代と、まるで変わっていないですね~」と。

ロスに在住していたのは、三十代の前半の頃ですのに。

「とんでもない、去年喜寿(???)を迎えた私ですから」

「いえいえ、本当に変わっていないですよ~」

夫と同様、毒舌家でいらしたNさんです。

皮肉或は口の悪い冗談、と思いました。

女性ですから、たとえそうであっても、ちょっぴり内心嬉しくもありましたが、冗談もほどほどにしてください、と。

 

すると、元上司でいらしたHさんが、「喜寿を迎えられたのですか???」

「あっ!間違えました。古希です」と慌てて訂正した私です。(笑)

チョッピリ緊張するお客様の前でも、相変わらずボケをかます私。(笑)

 

お二方に再会した頃の私は、呼吸法が功を奏し、自分の体とは思えないほど体調は絶好調。

更に、一週間ほど前くらいに美容院に出かけ、髪も染め、化けかえっているときでした。

 女性は、化けることで、10歳くらい若返ることは、決して難しいことではありませんものね~

心まで若返れば、なおさらでしょうが・・・・・・

私の心は、果たしてどうでしょうか。

おそらく久しぶりにお二方に会えて、懐かしさと嬉しさがこみ上げ、私の表情は輝いていたのかもしれません。

 

こんな私も素顔になれば、実年齢そのままで、トホホ。

いつまで化ける気力を維持できるかしら。(笑)

これからもお洒落心を忘れたくないものです。

 

臆面もなく嬉しげに、自分の若さを誇張するような話題に触れてしまいました。

お読み苦しかったことでしょう。

大変失礼致しました。

 

 

自分自身のことはさておき、お二方の実に品のよい佇まいと風格に、私は感心しました。

夫たちの職業は、誠実で几帳面な人柄が要求される職種でしたから、長年の間に染み付いた雰囲気といえるかもしれませんが。

その後も、ご夫婦でさぞ良い年を重ねてこられたに違いない、と思わせる紳士ぶりで、見惚れてしまったほどです。

 

上司だったHさんは、ロス在住当時は、私には一見、近づきがたい気難しい雰囲気の方に見えました。

Nさんのようなお洒落心も見られず、いつも地味な服装で、ちょっぴり斜に構えておいでのような。

夫は大好きな上司だったのですけれどね。

 

ところが、そのHさんが、別人のようにお洒落れで物柔らかな雰囲気のあか抜けた紳士に。

私は少々びっくりし、失礼かと思いつつ、その感想を正直に口にしてしまいました。

すると、Hさんが、笑いながらおっしゃいました。

「仕事ができなかったから、それを隠すために構えて威張った態度をしていただけですよ」と。

 みんなで大笑いしました。

 

夫とは、大学の後輩、先輩に当たります。

T大病院に放射線治療で入院中の頃、病院を抜け出し、Hさんと、カープと巨人戦を観戦したこともある夫。

Hさんは、熱烈な巨人ファン。

メールで口の悪い冗談を言い合って、お互いに好きなチームを応援していました。

 

牛ミンチとブロッコリーのスパゲティー・鶏肉となすのパプリカ煮・クレソンのホットドレッシングサラダ
昨夜の献立です。
とても美味しくて、夫がお代わりまでしてくれました。

料理ブログを再開しました。
でもやはりちょっと無理そう。
継続できるか、怪しくなってきました。 

今はそんな体力もなくなってしまった旦那さま。

お二方に比べると、ずいぶん年取って見えます。

残念ですけれど、それが今の現実。

そう簡単に変えることはできません。

でもいつかまた、この方達ように夫が元気になることを夢見てしまう私です。

 

困った事があれば、いつでも電話をくださいね、と折々で心強い言葉をかけて下さるお二人。

夫の会社関連の人たちの中では、私が一番信頼し頼りにしている人達です。

いつもの夫の口癖。

「駅前で会ってくる」には何故かこの時はならなくて、我が家にお招きできて本当に良かった。

心から、再会の喜びをかみしめた私でした。

 

         

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徒然なるままに 不安を覚える転院ですが 

2015-02-08 07:54:59 | 日記

今冬初めての雪予報を耳にした時、私は気持ちが落ち込みそうになるほどの拒絶反応が心に湧きました。

去年、二度見舞われた大雪の時の苦労が身に染みて、トラウマになってしまったのかしら。

雪国の方々の苦労を思うと、あまりに情けない物言いですね~

 

小学生の低学年まででしょうか。

雪景色に心が躍り、庭に飛び出したのは。

いえいえ、そんな事はありません。

心躍るまでの喜びはなくても、美しい銀世界を目の前にすると、今でも感激はします。

でも一瞬の心の高揚に過ぎず、雪かき作業を思う現実に引き戻される私です。

 

今年も、積雪の日は、常に耳を澄ましていました。

時に窓から外をのぞき、どなたかが雪かきを始められていないか、と。

数名の方が現れると、私はそれを無視するほどの度胸はなく、しぶしぶでも協力はいといません。

夫にはもう期待できないので、老体を鞭打って頑張ってきました。

いえいえ、元気な時から、旦那さまより私の仕事といった感じの我が家です。

 

この日は幸いにも、どなたも現れず、いつも以上に静まった住宅地。

そのまま日が暮れ、そのうち雪は雨に変わり、自然に溶けていきました。

良かった!万歳!そんな心境でした。

 

数センチ程度の積雪と淡雪と、二度雪模様のお天気が当地はありましたが、去年に比べると、今冬はとても凌ぎやすく感じます。

皆様のお住いの地域はいかがでしたか。

厳しい寒さの日、時に春の陽気を思わせるような暖かな日が交互に訪れてくれたような気がしています。

立春も過ぎたことですし、このまま、小刻みでも、春へと順調に歩を進めてほしいものですね~

 

 数日前の我が家の夕食です。

 さばの塩焼き・厚揚げと小松菜の煮びたし・たことおくらの酢の物・しめじご飯・けんちん汁

 

でも、気まぐれなお天気のこと。

油断は大敵でしょうけれど。

今でも忘れたことはありません。

確か次女の高校の入学式当日。

学校の前の土手に桜並木があり、それを愛でながら校門へと歩を進められるはずでしたが、なんと4月というのに大雪。

バスも不通になり、タクシーも呼べず、坂道の多い最寄り駅までの道のりを、日頃の数倍の時間をかけて泣く思いで歩いたものでした。

今年はそんなことがありませんように。

 

病人がいる我が家だけに、春はことさら待ち遠しくて・・・・・

そして大雪は困りものです。

 

けれど万一、病院に行かなければならない日に、大雪に見舞われたらどうしましょう。

当然駅まではタクシー利用で、前日から予約しておくのでしょうが。

まずの難関は、我が家の外階段。

やっと、旦那様の承諾を得て、手すりを近々取り付けることになりましたが。

その手すりを頼っても、弱々しい歩行の旦那さまにとっては、一苦労に違いありません。

更に、病院の最寄り駅についてから、大雪の日、果たしてタクシーが拾えるでしょうか

おそらく無理でしょうね~

 

T大病院がある大学構内の雪景色を一度見てみたかった気もしますが。

赤煉瓦の重厚な建築物と林のような木立に、純白の雪はさぞ映えることでしょう。

 

前文が長くなってしまい、ここで終わってもいいような。

実は、これからが本文です。

冗漫な文章になってしまいますが、このまま続けますね。

残念ながら雪景色の写真に撮っていません。

それで、文に不似合ですが、数日前の我が家の夕餉の食卓の画像を載せました。

 

医学部の講堂 鉄門館

 

しかし、この病院に足しげく通うことはしばらくなくなりました。

手術でも夫がしない限り。

実は今年から、夫の治療は二つの病院を掛け持ちすることになったからです。

 

昨年の秋ごろから、主治医より、転院のお話はすでにありました。

夫から、その話を最初聞かされた時には、かなりのショックを受けた私です。

ショックを受けた理由は二つあります。

 

T大病院は、夫と若夫婦たちの母校の中の附属病院です。

ですから、私にとってかなりの遠方でも、心が弾む場所でした。

家族の青春の思い出の地を踏みしめる嬉しさ。

目を遊ばせ愉しむことができる、伝統ある重厚な建物、四季の移ろいと共に彩を変える豊かな大学構内の美しい自然。

夫の病を心配する心が、どんなに癒され慰められたか分かりません。

 

もう一つのショックで、不安に感じたことは。

夫の症状が、治療のやり甲斐がなく、小さな病院に回されてしまったのではないか、と。

T大病院は、日本中から患者さんが見えると伺っています。

ですから大病院にとっては、もっと大切な患者さんがいらっしゃるのかもしれない、と。 

 

若葉が萌え出ずる頃の構内の光景

病院への通用門とは別の道を通り抜けて、私は病院に通っていました。

 

いえいえそれは、私の思い過ごしとひがみに過ぎませんでした。

転院の理由は、T大病院では抗がん剤の治療が不定期にしか受けられないからです。

二週間毎に点滴を施してもらうのが理想のようですが、予定日に病室が空いていることはほとんど皆無といっていいほどでした。

3~4日、あるいは一週間以上延期になるのは当たり前。

ですから、私も予定が立てられず困りました。

 

T大病院の先生が言われるには、不定期の治療でも、治療の効果が出ています。

ですから、期間を守って薬を投与すれば、もっと効き目があるかもしれません。

期待しましょう、とのことでした。

 

転院したK病院は、入院予定日が変更することは絶対ありえないようです。

とても安心できることですが、入院して点滴を開始した日から10日後にはまた再入院しなければならない旦那さま。

在宅期間が短くなるので、副作用の症状は一層激しくならないかしら。

その点が少々心配です。

 

いつも退院すると、2~3日は食欲もなく、気力も萎えたような雰囲気で、私は心配になります。

その後も、元気とはとても言い難いですが、食欲は驚くほど湧いてきて、顔の血色もみるみるよくなる旦那さま。

入退院ごとに、同様の状態を繰り返しています。

食事がしっかりとれている限り、私は安心していられます。

定期的な抗がん剤治療により、期待通り効果が一層出て、がんが消滅してくれると嬉しいのですが。

 

晩秋の大学構内の光景

 

それにしても、新しい病院の環境の何と味気ないことでしょう。

数車線の大通り沿いにあり、周りに緑が全くと言っていいほどありません。

30分ほど家に近くなったのが唯一の利点でしょうか。

 

T大病院から出向している先生が夫の担当医師となり、T大の指示通りに動かれるとのことでした。

CT、その他の重要な検査は、日を改めて元の病院で受けることになるようです。

病院に行く回数も増え、医療費も今までよりかさみそう。

 

医療保険に助けられている我が家とはいえ、大変です。

長期戦ゆえ、腰を据えて頑張るしかありません。

ひたすら夫の病の回復を祈って・・・・・・。

 

         

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良き友に恵まれた我が人生

2015-02-07 07:19:20 | 

先日、在米中に、とても親しくお付き合いをしていたAさんと、久しぶりに電話で楽しく有意義な語らいの時を持ちました。

親密な友のことに触れるとき、いつも私が抱く思いは、敬愛の情です。

思い浮かぶ方々は、皆さん凛とした佇まいで、前向きの生き方をしっかりとなさっておられます。

他人の悪口や噂もまず聞いたことがなく、心のきれいな方たちばかり。

私は尊敬して止まず、多くのことを学んできましたし、今も学ばせていただいています。

そして、良き友に恵まれた我が人生を思わずにはいられません。

 

先日おしゃべりしたAさんも同様で、それはそれは素敵な方です。

容貌、雰囲気が、すでに過去の女優さんといった感じですが、新珠美千代さんにそっくり。

 

ロス時代、夫は平の社員で、私もまだ若く、未熟者に過ぎませんでした。

一方、彼女のご主人さまは、すでに大手電機メーカのロス支社のトップでいらっしゃり、お住いは、プール付きの豪邸。

中学生のお嬢さんを筆頭に、長女と次女と同年の年が離れたお子さんたちがおられました。

その彼女と私で、長女の日本人学校のお迎えを交代でやりました。

 

 

次女の送り迎えは、やはり私が尊敬してやまないKさんと交代で。

私のブログに、一番よく登場していいただいています。

家も割と近く、去年は身に余るようなご親切を受け、感謝の至りでした。

私の生活がもう少し軌道に乗れば、昨年、近所に新しく開店したお食事処に、ご夫婦をお招きする事にしています。

去年の11月の中旬でしたかしら。

同様のお約束をさせていただいたのですが、確かお母様の体調が悪くなられ、直前にキャンセルとなりました。

その後は、私が夫の容態の急変に振り回されました。

 

前者のAさんからは、電話でお話する前、便箋のお便りも頂戴し、相変わらずの美しい筆跡に見惚れてしまった私です。

彼女は二年前、心臓の大手術をされています。

私もその時はお見舞いに伺い、ブログにもその様子を綴りました。

その後、必ずしも順調とはいえない体調と折り合いながら、でも気丈な精神で日々を前向きに過ごしてこられたAさん。

その2年前には、夫と同様の肝臓がんで、ご主人さまを亡くされています。

 

ここ4~5年の多難なお暮らしを思い、さぞお辛かったのでは、と察して余りあるものがありました。

けれど、彼女は愚痴っぽいものの言い方を決してなさらない方。

その苦労話を、実に明るく語ってくださり、今その渦中にいる私は、どんなに励まされたかしれません。

 

凛と咲き誇る白いクリスマスローズはAさんのよう。

 

一方、次女の送迎を一緒にやっていたKさん。

彼女のご主人様はご健在で、両家の90歳近いお母様の介護に、ご夫婦で心を尽くしておられます

昨年、途上国支援の国際機関を退職されたばかり。

英語で大学の講義を持たれたこともあるほど、語学が堪能な知性的な人です。

でもそれをひけらかすようなことは一切なさらない、実に自然体の優しい方。

Aさん同様、主婦の鏡のような女性です。

 

年が明けてからも、幾度も励ましの心温まるメールを下さったKさん。

「大変だったら、いつでも私、お手伝いに行くから遠慮なく言ってね」と。

最近、商社にお勤めの息子さんが、再度の海外転勤に。

成田空港で見送る前の家族のスナップ写真を送ってくださいました。

中東のドバイに赴任前、結婚された後、我が家にまでご挨拶に見えて下さったDちゃん。

ロス時代、甘いものが大好きで、ちょっぴりお愚図でした。

その頃のことが懐かしく、今もなお、瞼にくっきりと浮かんできますのに、今では頼もしい社会人。

商社マンとして世界を股にかけての活躍振りです。

 

Aさんの息子さんも同業で、ニューヨークにお住いです。

ロス在住中は、次女と大の仲良しさんでした。

子供たちの成長を思うにつけ、瞬く間の歳月の流れが、夢のようです。

 

 

さらに最近、久しくお会いしていなくても、忘れることがなかったHさんから、お電話がありました。

会社の家庭寮で親密なお付き合いをさせて頂いた方です。

年賀状にお電話します、と書かれていましたが、日も経たずそれを実行してくださった彼女。

ご家族揃って、プロテスタントの敬虔なクリスチャンでいらっしゃいます。

ピアノを子供たちに教える傍ら、他方面で、実に心豊かな経験を重ねてこられた彼女。

東日本大震災後には、被災地にしばらく留まり、ボランティアもなさいました。

県の主催するマラソン大会にも出場されたり、と。

 

このような懐かしい方、日ごろ親しく交流している方、皆さんと、年が明けて間もなく充実した語らいの時を持つことができた私です。

お年玉をたくさんいただいたような、嬉しさと喜びでした。

 

三名の方々以外にも、全幅の信頼を寄せる友が私にはいますが、皆さん人柄が実によく似ています。

一言で言えば、良妻賢母型のしっかりした心優しい主婦。

私と違い、とても行動力もある方ばかりです。

わたしが一番、何の取柄もなく頼りない。

心から、そう思います。

 

ご近所のFさんが一昨日届けて下さったお弁当。
夫の入院が延期になったことをご存じなくて私への昼食用にと。
手にした私は、感極まってしまいました。
おにぎりは玄米。薄味の健康食で、とてもとても美味しかったです。

 

そしてさらに友人にまつわることで、人生の幸運としか言いようがない、嬉しいことが、私にはあります。

永住の地と決めた今の場所にも、同様の友人に恵まれたことです。

お住いも、目と鼻の先で、いつも優しい彼女の心強い存在を感じながら暮らせる私は本当に幸せ者、と思っています。

お人柄も、上記の私が尊敬してやまない友人たちとそっくり。

 

御礼状をメールで送信したとき、この写真も添付しました。

「わぁ~大変身!」と言って、Fさんが大変喜んで下さいました。

 

ご主人様とは、共にアメリカ留学中に知り合い結ばれたという、素敵なロマンスをお持ちの方です。

私より一回り半位お若くて、立派に成人された三人のお子様のお母様。

二番目のお嬢様の結婚式を春に控えておいでです。

Fさんのお話を伺うと、嫁ぐ娘たちのことで頭がいっぱいだった、50代の頃の元気な自分を思わないではいられません。

 

「いつでもお買い物を頼んでくださいね」

と幾度もご親切にお声をかけてくだる彼女。

大震災直後は、早朝大手スーパーの前に並ばれるたびに、そこからお電話を頂きました。

余りの苦境で、その言葉に甘えさせてもらってばかりの私でした。

 

Fさん手作りの甘酒。

母が、お里から送ってきた酒かすでよく作ってくれたものです。
懐かしい味で、心まで温まり、ぜひ自分でも作りたい、と思いました。

 

けれど、彼女も、ご高齢のお母様の介護で、遠方まで度々通われる身でいらっしゃいます。

ご親切に甘えてばかりでは、あまりに身勝手です。

どんなに年を重ねても、できる限り、自力で頑張り通したい、と。

お心にかけていただくだけで、私には有難く、感謝の気持ちで一杯です。

そして、ご近所にまで素敵な友人に恵まれた幸せを、しみじみ噛みしめて暮らす日々です。

 

甘酒と一緒に頂いたケーキ。
ナッツたっぷりの滋養溢れる美味なケーキでした。

 

一方、私はといえば、いつも自分の暮らしをこなすのが精いっぱい。

暮らし方の要領が悪いのか、時間的にも体力的にも、なかなか積極的なお付き合いがままなりませんが、

久しぶりに会っても、全幅の信頼を寄せて話ができる、身内のような友人達。

家族に次いで、何にも代えがたい人生の宝物です。

もっともっと大切にしなければ、と思っています。

 

         

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我が家の庭その後  まだまだ理想からは程遠くて

2015-02-06 07:20:53 | ガーデニング

厳しい冬の間はできれば敬遠したいガーデニング作業ですが、そうもいかないのがこの仕事。

草花も人間同様、如何なる厳しい環境でも、生を営んでいますもの。

この思いを、心に深く刻み付けられるような感動的な場面に、若い頃、私は出逢ったことがあります。

 

アメリカ在住時代、家族でイエローストーン方面を旅行中の時のことです。

そこで硫黄臭が立ち込める地獄谷のような光景の中を、散策して回りました。

ところが、地獄さながらの泥池のふちに、その過酷な環境に負けることなく、野の花が、凛と可憐な花を咲かせていました。

その生命力に驚かされ、私は、大層感動したものです。

まだ三十代の若い私でしたが、今後どんな辛いことに出遭っても、この花のようでありたい、と強く願いました。

 

その後、雄大な景色の山の中腹をドライブしました。

その斜面を埋め尽くすように咲いていた、色とりどりの野の花を見たときの感激も忘れられません。

夫に車を止めてもらい、しばし子供たちと、その花の中に身をうずめ、幸せな心持に浸り切りました。

地獄谷に咲いていた野の花、山腹の斜面に咲き乱れていた野の花。

いずれも同様な美しさでしたが、私の心に強く印象付けられたのは前者です。

 

 

さて、身近なお話に戻ります。

逞しさにしばしば感動する一方、草花のか弱さも、日ごろ思わずにはいられません。

そして、ガーデナーとしての責任や罪悪感を痛切に感じることがあります。

横着なガーデナーゆえ、それも頻繁に。

そのたびに胸を痛めます。

 

年末年始、体調が悪くて、ほぼ一週間、お庭に全くのご無沙汰だった私。

幾分元気になった頃、恐る恐る庭の様子を点検することにしました。

ところが、意外にも元気で、安堵したものです。

 草花には、炎暑の陽射しほど命に打撃を与えるものはないのでしょうね~

その点、冬は少々作業を怠っても、元気を保って、頑張ってくれるようです。

 

我が家の今の花壇の様子です。

 

それに致しましても、ガーデニング作業がいつまで趣味として愉しめるか?

私には、悩ましい問題です。

時間と資金と体力が十分過ぎるくらいあれば、1日庭仕事をしたいほど、魅力を感じて止まないガーデニングですが。

時間と体力は明らかに不足している上に、いつ枯れてしまうかしれない草花にお金をかけすぎるのも、もったいなくて。

そんな世知辛い事を思ってしまう私です。

 

最近は、わが庭に現状とは異なったイメージがわき、徐々に変えていけたら、と思っているのですが・・・・・・。

果たしてそれだけの情熱が湧いてくるかどうか。

実は、もっとおおらかで自然な姿にしたくて仕方ない私です。

 

数年前、体調を崩して、一年半ほど、三越のチェルシーガーデのガーデナーさんにご相談に乗っていただいた時期がありました。

その当時から、そのイメージは常にありました。

でも我が家の小さな花壇では、それは無理なのでしょう。

多種な草花を点在して植える方法が取られ、今もその雰囲気には変わりありません。

 

 

私が心に描く理想とは、多少違うのですね~

果たしてそのイメージに近づくことができるでしょうか。

そのためには、植えつけるだけでなく、草花の特性をもっともっとよく勉強しなければなりませんね~

環境にあった植物が、伸び伸び育つことができるように。

そして園芸店にも、もっと足を運びたいものです。

言うは易く行うは難しの言葉が、ガーデニング作業では身に沁みます。

 

ネットで人気沸騰した黒田園芸店のようなセンスあふれるお店が近所にあれば、もっと庭作業が楽しめるのですが。

もともと、そのようなお店は近くにない上に、苗を売っていたお花屋さんは、ネット販売に押されてか、閉店する一方です。

けれど、ネット購入は、神経が疲れて苦手な私です。

 

 

勝手口前のトレリスには、春先にモッコウバラが咲き乱れます。

同時季に、花壇を縁どるかのように紫のアジュガが咲き揃い、わが家の庭が一番華やぐ時です。

その時が待ち遠しい限りですが、アジュガは壁の補修工事の際、足場の鉄柱で踏みつけられ、ずいぶん痛みました。

昨年同様の元気な姿は、現状では期待できそうにありません。

モッコウバラ、アジュガ共に花期が短くて、あっという間に終わってしまうのが何とも残念です。

 

 

庭中央のトレリスと居間の窓際の壁にも、実は白いつるバラを植えつけています。

私のイメージ通りにつるが伸びて、純白の花が咲き乱れてくれるでしょうか。

その光景を夢見ている私ですが・・・・・・。

既に、元気がなくて、心配しています。

バラは確か二月ごろ、思い切った剪定をするものでしたよね。

刈り込むといった作業。

これが私は、苦手中の苦手です。

なぜかとても勇気のいることなんです。

 

色々夢は膨らみますが、庭作業は体調次第のところがあり、、気ままで我儘なお世話しかできない私。

草花たちに申し訳ないな~と思いつつ、細々と長く、ガーデニングを楽しんでいくことができれば、と願っています。

 

         

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私のボケ行為の後始末 

2015-02-05 07:18:59 | 家族

昨日の記事では、次女家族と夕食を共にした際に感じた私の思いを、徒然なるままに綴りました。

実は、私は次女宅に行く前に、数時間かけてやり遂げた事がいくつかあります

前から、とても気にかけていたことだったのですが。

夕食を次女家がご馳走してくれることとなり、お昼に思いがけず十分なゆとり時間が持てた私です。

この機会を逃すべきではない。

今日こそ、私のボケ行為の後始末をしなければ、と思い立ちました。

 

今日の画像もすべて次女宅で撮ったものです。

 

とても恥ずかしい内容で、ここに書くのはためらわれます。

けれど、日記は正直に綴ってこそ、その人らしさが出てくるものですよね~

書くと、「かれん桜さん、大丈夫?」との声が、どこからともなく聞こえてきそうですが。(笑)

 

自宅を出たのが午後の三時半で、次女宅に着いたのが六時半でしたから、三時間の外出先での用事の処理。

私にしては、なかなかのテキパキした行動力。

自分を褒め、娘夫婦にも自慢をしてしまいました。

 

私からのプレゼントのドレスを着たお人形さん

 

前半の行動は、特別変わったことではありませんでしたが、順次追ってお話しさせていただきますね。

のろ間な私の意外な行動力を誇りたいがために……。(笑)

 

まず隣町駅前のショッピングセンタービルへと、バスで向かいました。。

その上階にある伊東屋で、お香典袋と、上質の白い封筒、便箋のセットを買い求めました。

松の内が明けたころ、突然伯母上の訃報がありました。

母の実家の造り酒屋を、お元気な頃は女将のような風格でとり仕切っておられた方です。

天寿を全うされ、年末の28日に亡くなられたとのこと。

堂々とした振る舞いと、目鼻立ちのくっきりした美しい風貌が、今もなお、私の脳裏に鮮やかに蘇り、懐かしさが込み上げてきます。

一昨年、年賀状のお礼を、電話で述べて下さったのが、伯母上の最後の言葉になってしまいました。

 

そのお悔やみを述べるために買い求めた諸々のものを手にし、次に向かったのが、同ビル内にある大型書店。

文学書ではなく家庭画報を購入。

毎月雑誌では、この本とミセスを目の保養のために読むようにしています。

ミセスは、クリスマスプレゼントとして年間購読を申し込んでくれた次女のお蔭で、毎月我が家に届きます。

 

書店を後にして次に寄ったのは、スターバックス。

コーヒー豆を切らしていたので、二種類の袋入りを100g毎、購入。

それを二通りに挽いてもらうため、それができるまでの束の間の一服。

そして地下の食料品売り場へ。

 

 

さてこれからが、ずっと気がかりだった私のボケ行為の後始末の始まりです。

最寄り駅前にある警察の派出所へとタクシーで向かいました。

およそ、5~6分。

我が家は、二つの駅の中間地点あたりに所在します。

次女のマンションは、駅、スーパーまで数十歩といったところでしょうか。

その利便性は、羨ましい限りです。

 

実は、昨年末のこと、外出先で定期券を紛失してしまった私です。

それに気が付いた時は、とてもショックを受けましたが、幸いにも定期券は期限が切れたところで、本当に助かりました。

但し、定期券入れは、長女からプレゼントしてもらったもの。

同様のものが欲しくて、ボッテガベェネタのお店に行ったところ、何と5万円!

高価でびっくり仰天。

定期券入れにそんな金額を支払うのはもったいなくて、買うのは諦めました。

けれど、紛失したことが、益々悔やまれて仕方なくなってしまった私です。

長女から貰ったのは、7~8年前のこと。

私が、50代のころ購入したハンドバッグも、価格が倍になっていて、最近驚いたことがあります。

革製品が、高騰しているのかもしれませんね~

 

その後しばらく経ち、今度は保健証がいくら探しても見当たらないことに気が付いた私です。

私はいつもお財布に、他のカードと共にしまっているのですが、いつかに限って、定期券入れに挟んだのかもしれません。

それ以外、紛失の理由で思い当たることがなくて。

定期券と保健証には、名前が明記されています。

どなたか親切な方が警察に届け、連絡してくださるかもしれない、と思いました。

けれど虚しい期待だったようです。

 

随分前のことになりますが、保健証をなくすと、悪用される恐れがあると、テレビ報道で耳にしたことがあります。

区役所には紛失届を提出したところ、すぐ再交付してもらえたものですから、その後そのまま。

しかし悪用の懸念への心配が、払しょくされたわけではありませんでした。

それで、次女宅に行く前になって、警察の派出所にやっと赴いた私です。

そこで、お巡りさんから、今では失くしても犯罪に遭うようなことはまず皆無、と聞き一安心しました。

が、お巡りさんがおっしゃるには、

「まず警察に紛失届を出し、その始末書をもって区役所に行くと、再交付して貰えるものなのですけれどね。

変ですね~」

と言われました。

どちらが後先でも、一件落着で、心から私はホッとしました。

 

 

私のボケ行為の後始末が、まだ続きます。

なんだか、これ以上お話するのが、とても恥ずかしくなってきました。

まだあるの?と苦笑いされている閲覧者の方々の表情が思い浮かんできます。

 

実は昨年、地域の介護ケアーセンターに出かけた際、キイホルダーを落としてしまった私。

翌日、それがないことに気が付き、大層慌てました。

もしやと思い、電話で問い合わせたところ、やはり介護ケアーセンターに落し物として保管されていました。

玄関ホールに落ちていたようです。

何故そんなところに落としてしまったのでしょう?

その理由は全く分からないままでしたが、まずは良かった、よかった、と胸を撫で下ろしました。

その落とし物を娘宅に行く前になって、やっと取りに出かけた私です。

体調が悪かったことを理由にしておきましょう。

その間、合鍵を使用していました。

 

かれんちゃんが描いた象さん。
何と目の優しいこと。

 

落し物は、さほど頻繁といったわけではありませんけれど、二度も連続すると、自分に自信を無くします。

いよいよかしら、と不安になったり、と。

けれど、私は若い頃から天然ボケのところがありますから、年齢に因るものかどうか、その判断は微妙ですけれどね。

 

私の天然ボケを受け継いだのが次女です。

二児の母親になり、改まったかしら?

娘時代は、その後始末で母親の私はよく奔走したものでした。

 

ある日の朝、次女のMちゃんが、化粧ポーチを忘れたことに気が付き、私は仰天。

早朝慌てて身づくろいし、そのころ国際線の乗継地点だった水天宮駅に届けたことが。

その当時、商社に勤めていた次女は、東南アジアへの海外出張に出かけた日でした

化粧ポーチは、女性にとっては、必須の携帯品ですものね。

 

次女のことを思うと、物忘れは、頭の良し悪しには関係ないのかもしれません。

私のボケ行動の弁明です。(笑)

認知症の兆しなら、話は別問題で、深刻ですけれど。

 

皆様も、忘れ物と落し物にはくれぐれもご注意くださいね。

 

         

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次女宅での至福のひと時 後藤さんの死を悼み、私が感じたことも一言

2015-02-04 06:53:16 | 家族

大寒入り後、一段と冷え込んだ厳しい寒さの日、次女から夕食のお招きの声がまたかかりました。

今年はK君が所属する少年野球の役員にもなったMちゃん。

ウイークデーはフルタイムで働き、週末の土、日はグランドへ。

役員として、今まで以上に気配りを働かさないといけなくなったようです。

そんな中、たまの練習のお休み日にもかかわらず、気を遣ってもらって、なんだか申し訳ない気がしました。

 

 

 

「パパの体調がよくないようなら、ママの家に私たちが出かけてもいいわよ。

手巻きずしの材料は持っていくから」

と次女の話。

最近の旦那さまは、確かに抗がん剤の副作用のせいで体がだるく、散歩もままなりません。

ですからかえって、体を動かし、気分転換を計ることが大切では、と思った私。

その様にMちゃん言いました

私にとっても、心の良いリフレッシュになりますから。

 

さて娘宅にお邪魔した私達。

共働きのうえ、子供たちも小さいのでお部屋は雑然としていました。

それはやむを得ないことですね~

家具の配置が、以前と少々変わっていました。

私は差し出がまし物言いと思いつつ、前の方がすっきりしてよかったんじゃないの、とつい意見を。

でも、娘のセンスが生かされた素敵なインテリアは、相変わらず。

我が家とは違った趣で、私の心を、いつも潤おわせ愉しませてくれます。

部屋の理想的な佇まいが、娘の心のうちに既に描かれているようですが、子供が小さいうちは現状維持で我慢するとのことでした。

 

 

 

ご馳走は、手巻き寿司と肉料理。

我が家の献立と変わらない、あるいは少々品数が少ない、さりげない食卓風景。

二人暮らしにもかかわらず、我が家の食卓にのるおかずの量は多過ぎるきらいがあります。

でも旦那さまは、実によく食べてくれますけれどね。

 

娘宅のお料理の品数と量を見て、私は言いました。

「二家族が共に食事をしても、この量で充分ね~

これなら、いつも通りの夕食をこしらえて、あなた達を招けるわ。

我が家で夕食を一緒にする機会を、もっと多くしましょうか。

忙しそうだけれど、誘ったら、来てくれる?」

するとNちゃんが嬉しそうに、

「もちろん」と。

 

 

他にもう一品ありましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

これまでの私は、若夫婦が来るとなると、変に力んで腕を振るい、ご馳走をたくさん作らなければ、と思うところがありました。

必ずいつもより三品くらいお皿数を増やし、朝からキッチンに立ち通しに。

何故そんなに気負うのでしょう。

 

お客様を招く時は、なお更です。

もっと気軽にさりげなくの方が、スマートですのにね。

お客様に気を遣わせたり、心に負担をかけなくて済みますもの。

子供たちを招く時は別としても、私は見栄っ張りな性格なのかもしれませんね~(笑)

良いところを見せたくて・・・・・・・

 

方針を今年は、徹底的に改めようかしら。

年齢的にも、ご馳走をたくさんこしらえるのはもう限界に来ていますから。

 

無心にテレビを見入るかれんちゃん

 

今回、私が娘家族をもっと頻繁に我が家に招くことを思い立ったのには、他にも訳があります。

若夫婦家族が一緒だと、旦那さまの表情がいつもとまるで変わります。

抗がん剤の副作用の辛さを忘れたかのように、穏やかな顔つきになるからです。

以前のように長時間、孫を相手に遊ぶ気力はないようです。

けれど、そばに孫たちがいるだけで、そのパワーをもらっているのかもしれません。

それに若夫婦との語らいも、心から楽しんでいるように見えます。

 

妹にとても優しいK君。
背中に、頼りがいのあるお兄ちゃんの風格が。
かれんちゃんのピンクのネグリジェがとても可愛かったです。

 

そんな旦那さまを見ると、私の日頃の不安もストレスも和らいで、とても幸せな気分になれます。

数時間の娘宅での至福のひと時でしたが、夫の穏やかな表情に一層心を満たされた私でした。

 

追記

 

今の世の中、理不尽なことが多すぎますね。

このままでは、孫世代の将来が、本当に心配です。

後藤さんの、戦禍の子供たちへの強い思いは、イスラム国の人たちの心さえ打つに違いない、と思っていたのですが。

紛争、憎悪、排斥、テロ等が渦巻く元の原因は何なのでしょう。

貧困、差別、偏見その他いろいろあるでしょう。

いかなる理由があるにせよ、断じて許されない非道なテロ行為。

しかし、日本は戦う国ではなく、仲介役を務めるような平和外交に徹する国であってほしい、と今回の出来事を通して改めて思いました。

安倍首相の「積極的平和主義」の「積極的」は、まやかしの言葉に思えたりして、私はちょっと恐ろしい。

闘う姿勢は、一見正義感の強い国に見えますが、そうでしょうか。

益々憎悪を広げ、世界の平和をぶち壊す方向に働くだけ、そんな気がしてなりません。

憲法九条には次回ぜひ、平和ノーベル賞を取って貰いたいものです。

 

         

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