今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

灯った明り

2011-03-23 07:40:17 | 日記

朝目を覚まし、いつも最初にとる行動はPCを開き、gooのニュースをチェックすることです。
今日、ニュースの項目で、最初に私の目に飛び込んだのは、三号機制御室に照明でした。
本当にうれしくて、不安でなんとなく萎縮した私の心が、一気に元気づく思いがしました。
まだまだ予断を許さないものの、大きな前進ではないでしょうか。

一方で、昨夜も今朝も私の心を捉えて離さない映像は、気仙沼市の高校の卒業式における、卒業生の答辞を読む姿です。
昨夜は、涙ながらにしか見られませんでした。
地震のために万全の備えをしてきた街なのに、自然の猛威に勝てなかった悔しさを、今にも慟哭しそうな感情を必死でこらえ、
訴えるように語りました。
まだ大人になりきれない思春期の子供達は、心の整理もできず、どんなに辛い日々であろうかと・・・
でも最後に、この苦難を乗り越えて頑張ると言い切り、力強いメッセージを残してくれました。

災害を乗り越える上で、若者のエネルギーほど有難いものはないでしょう。
若者たちによるボランティアも始動し、徐々に災害の街が活気づいてきました。

最近の若者たちの覇気のなさが、とかく批判される社会ではありました。
しかし、この度の未曽有の災害で、色々な事を自問自答したにちがいありません。
若者に限りません。
新しい心が目覚め、萌えだし、新たなスタートに、私達は立たされているように感じます。

いずれの新聞も地震のニュース一色ですが、日経では、その片隅で、毎日、建築家、安藤忠雄氏の記述が履歴書の欄に載せられ
ています。
私が、今一番尊敬し敬服する人です。
この方の文章を、このような国難の中にあって、毎日読むことができる幸運を思わずにはおられません。
夢を追って前向きに生きることの大切さを、教えてくれます。

阪神大震災後、安藤氏は神戸の街の復興のために全力を尽くされました。
大阪をこよなく愛し恩義を忘れない建築家ですから、隣の街の復興への使命感に燃えられたのかもしれません。、
この方の英知が、東北の街の復興にも、生かされると嬉しいですね~

結果論で傍観者は批判をいろいろ言えるけれど、今は批判より応援することが大切では・・・・・
私の考えは甘いのかもしれませんが、自衛隊、消防隊はむろん、政府も東電も、本当によく頑張っている、と感じます。

その中にあって、今なお党利党略の精神から抜け出せない自民党の姿勢が何とも悲しい。
谷垣氏の入閣拒否。理由が責任の所在が分からなくなるからとは・・・

今、又地震が・・・

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