お盆の話をするのが、時系列的にはふさわしいのですけれど、この話題は後回しにいたします。
実は、おっちょこいの私は、大失敗をしでかしてしまったからです。
その事は、簡単に語れることではありませんので。
きょうは、友の事から先に。
コロナ禍で家の中に閉じこもり、友達との交流もままなりませんが・・・・。
メールや電話、時に手紙で安否と近況は知らせ合っているのが現状です。
お盆の前には、珍しく男友達からもメールをいただきました。
市政で活躍した人ですから、メールの内容も豊富で、実に興味深くて・・・。
彼は知識の泉のような人です。
その上、俳優も顔負けする程にハンサム。
もちろん、ただの友人です。(笑)
でも心から尊敬しています。
この電話を使用することはほとんどありませんが、今でもスマホは苦手な私。
通信がデリケートで、音声が聞こえなくなったり、色々なトラブルに相変わらず悩まされています。
最近アップする画像を探すのに大変苦労します。
記事に関係ない画像でごめんなさい。
そして、お寺に行く前日には、近所のお付き合いが数十年に及び、親友になったFさんからも嬉しい電話が、都心のマンションからありました。
けれどその時、私はお盆前のため、その準備に追われていました。
郷里にある夫の菩提寺のご住職様にお手紙を認めたり・・・。
他にもいろいろ果たさなければならないことがありました。
私は要領が悪いため、気ばかり焦ってしまい・・・。
落ち着いてゆっくりメールのお返事を書いたり、電話でのおしゃべりを愉しむ心の余裕がなかったので。
お盆関連の諸事を無事に済ませてからにすることにしました。
親友のFさんにも、その旨お話し、私からの電話を待ってもらうことに。
こうゆう時に限って、アメリカ在住以来の長年の親友、Kさんからも素敵な絵手紙が。
このお返事もできるだけ早く書きたいと、焦る一方の私ですが・・・。
色々同時に手早くできない私ですから、順番に落ち着いて臨むしかありません。
絵手紙はシンプルですが、水彩画は本格的なKさんです。
男友達とは、このブログにもたびたび登場していただいた、小学校以来仲良しだったH君。
彼からのメールでした。
彼は若い時はテレビも自宅には置かない人で、むろんパソコンも携帯電話も不要と言う人でした。
それでいて、郷里の市政では要所,、要所の局長として大活躍。
一時は市長候補とまで言われた人でしたが。
携帯も持たない彼から、突然メールが届いた時には、本当にびっくり。
最初は不振メールではと疑い、開けるのが怖かった私ですが・・・。
送り主の名前を見ると、確かに友の名前。
それで恐る恐る、そのメールを開きました。
追伸ですぐ、驚かせたお詫びのメールが届きました。
そこに書かれていたお話によると、息子さんにスマホを強く勧められ、ついに持つことにしたとのこと。
それで私にメールを下さったようです。
市政に携わった彼らしく、平和式典のすぐ後でしたので、その感想が簡潔に述べられていました。
その時はすぐ私も、その感想を書いて、H君に返信をしました。
下記の文章が、彼のメールです。
差し障りのない内容なので紹介します。
暑中お見舞い申し上げます。~です。
一昨日は77回目の原爆の日を迎えました。平和祈念式典において、広島市長、県知事、国連事務総長が「喫緊の課題として」
核兵器の廃絶に取り組む姿勢を表明したことが、今までと大きく異なったという印象を、小生は持ちました。
現下の世界情勢に鑑み、核抑止力が幻想であり、核兵器の存在そのものが、人類存続の、さらには地球にとっての、危機であるという認識が、
ようやく拡まったという感じです。
小生は、これに加えて、この度、砲撃の標的となった原子力発電所も、廃絶すべきと考えています。核兵器廃絶ではなく、
「核廃絶」でなくてはならない………(年寄りのつぶやき)。
あんなこんなで、一昨日夕はいろんな思いを抱いて、灯籠流しを見ることでし
友撮影の広島の精霊流しです
遠方に見えるのは原爆ドーム
大学は夫(中高も)の後輩、娘達の先輩に当たります。
もう一人の親友のN君は、急性白血病で亡くなられてしまったので、私にとっては心から信頼できる唯一の男友達になりました。
この度の彼から届いた二回目のメールには、原爆の式典意外にに、先日亡くなられたファッションデザイナー三宅一生氏の想い出が語られていました。
彼は広島出身なのだそうですね。
私は知りませんでした。
H君のお母様とも懇意で、家にご挨拶に見えたこともあったとのこと。
とても優しいお人柄の方だったようです。
中央が三宅一生氏。左端が友のHさんです。
お盆関連の事を無事に済ませ、私から電話を差し上げたFさんとの語らいののひと時も、とてもとても有意義でした。
彼女が冗談で、~さんは話題が豊富だから、話していて本当に楽しい、と言われましたが・・・。
その話題は、いつも私の失敗談ばかり。(笑)
今回は、施食会の法要料をお寺で納め、お墓参りから帰宅後のとんでもない私の大失策の話でした。
心から信頼している彼女には、なんでも包み隠さず話せる間柄なんです。
私より一回りお若くて、今小さなお孫さんのお世話に追われ、日々多忙でいらっしゃるのですが、社会経験も豊富で、とてもしっかりした方。
長年にわたり、彼女にはとてもお世話になりました。
今回も実に的確なアドバイスをしていただき、助かった私です。
跡を継ぐ人が居ない、お墓の問題が、彼女のお蔭で一気に解決が付き、今はとても気持ちが晴れやか。
絵手紙を届けて下さったKさんも、お人柄はFさんにそっくり。
私は家事一筋で面白味のない人間なんですが、なぜか親しい友人には、社会で活躍する才能豊かな人が多いです。
そして人格が麗しくて、尊敬して止まない人達ばかり。
前回の記事で、私は人生運が強かったと書きましたが、友達でも同様の事が言えそうです。
彼女とは、7月に梅の花で昼食を共にしておしゃべりを愉しむ予定にしていましたが・・・。
コロナ禍が異常な状況で、私は四回目の接種をまだ済ませていなかったので、今回は中止。
日を改める事にしました。
コロナが一向に収まらず、慎重な私は、友とも家族とも交流は極力控えていますが・・・。
固い絆は変わることなく、その存在を思い出すだけで、何だか安心していられます。
とは言っても、今の世の中の状況は、余りに厳しくて悲しい。
一日も早く、心から安心して住める世の中に戻ってほしいものですが。
その明るい兆しは一向に見えませんね。
異常気象にによる風水害、地震の多発、この度のコロナ禍。
人間の自然を無視した傲慢な振る舞いの付けかもしれないと思うと、それなりに納得してしまう私です。
不平不満を言っても、どうなることでもありませんから・・・。
身近なささやかな幸せを抱きしめて、元気に過ごすことにいたします。
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。
応援のクリックをいただけますと、書く励みになりとても嬉しいです。