今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

夫を失った寂しさも、草花で癒される日々

2017-05-31 07:02:43 | ガーデニング

今日もわが家の花壇の画像です。

ガーデニングに興味のない方はスルーして下さい。

 

私は、特別計画的に花期の異なる草花を選んだつもりではないのですが、時の移ろいと共に花壇の主役が変わっていきます。

庭主にとっては、心躍る楽しい庭になりました。

とは言っても花壇は奥行きが無く平面的で、狭い面積です。

イングリッシュガーデンのような雰囲気の演出は、とても無理。

これが私の力量では精一杯かなあ~。

 

もっと広いお庭へのあこがれはあるけれど、以前お世話になったガーデナーさんが、慰めとも言えない言葉をかけて下さいました。

「お庭が広すぎるのも、大変ですよ。

ガーデニングを愉しむのには、理想的な広さです」

と。

確かにそうかもしれません。

体力のない私には、我が家の庭の広さは、実に程よい大きさのようにも。

 

初孫のR君が誕生する以前は、もっと地味な庭でした。

R君を迎えるにあたって、庭のリフォームを思い切ってしました。

最初は予算が百万だったのですが、リフォーム中に私の夢がどんどん膨らんでしまって。

途中で工事を中断。

図面を私の希望通りに書き直し、また工事の開始。

 

結局、遥かに高い工事費を支払う結果となりましたが、思い切ってそれだけの金額を投入してよかった。

その思いきりが、私の今の暮らしをいかに支え、潤してくれているかしれません。

夫がいなくなった寂しさも、草花によってどんなに慰められていることでしょう。

賢いお金の使い道をしたと、心から今、思っています。

ではまた、昨日に続き、画像を載せることに致します。

 

4月16日撮影

 

 白いチューリップが、黄色に比べずいぶん遅れて咲き始めました。
白と黄色の組み合わせが、私はお気に入り。
思い描いた通りに咲き揃い、本当に良かった!

 モッコウバラの蕾が日に日に膨らみ・・・・・・。

 

 可憐な小花が咲き始めました。
満開時より、この頃が、一番美しいです。

4月22日撮影

 

黄色と白のチューリップが出揃ったのも束の間。
黄色は散ってしまいました。

モッコウバラは日ごとに華やぎを増していきますが、普通のバラとは異なり、楚々としてどこか慎ましやか。

 

4月27日

 

 

 チューリップは最後の二輪のみ。

チューリップからバトンタッチを受けたかのように、手前のプランターのイエローコスモスが咲き始めました。
昨年に引き続き二度目の開花です。
とても丈夫で常緑。有難い植物で、お気に入りです。

 

バラの足元の「かれんじゅら」はそろそろ終わり。
半年と長いお付き合いでしたから、とても寂しくて。

しばらくして思い切り短く剪定したところ、枯れてしまいました。
こぼれ種、あるいは根が残っていてまた蘇ってくれるでしょうか。
そう願い、しばらく様子を見ることに致します。

 

 

一重のモッコウバラを一昨年、バーゴラの足元に植えました。
少々地味過ぎたかしら。

 

ハーデンベルギヤ

拙い撮影では、深い神秘的な紫色は出せなくて残念です。
高貴な深い色に見惚れてしまいます。

 

花数は少ないながらハーデンベルキアに劣らない気品にあふれたツルニチニチソウの花姿。

地味な我が家の花壇を明るくしてくれる、丈夫なこの植物を愛して止まない私です。

 

 


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地味な庭~バラがあまり好きでない変わり者

2017-05-30 07:04:52 | ガーデニング

昨日もお話しましたが、東南向きのわが家ながら、花壇は半日陰状態。

そのためお花は少なく、リーフものが主の我が家の花壇です。

環境ばかりが理由ではありません。

私は色とりどりの草花が咲きみだれる華やかな趣の庭よりも、むしろしっとりとした落ち着きのある庭が好き。

野の花の雰囲気を好むため、多くの皆さんが愛して止まないバラがあまり好きではない、といった変わり者です。

ですから、今のところわが家にあるバラは、アイスバーグ、八重と一重の白のモッコウバラ、ピンクのドリームラベンダーだけ。

以前、ご近所の方に、「バラが似合う家」と言われたことがあるのですけれどね。

数日前、箱根に妹と旅行に出かけたとき、私が「バラが余り好きでない」と言ったところ、妹にびっくりされてしまいました。

 

今日から数日かけて、そんな地味な我が家の庭の光景の移ろいを、画像にてご紹介します。

こんな試みは初めてですが、備忘録のために載せておくと、後々ガーデニングの作業をするとき、助けになるかもしれません。

では始めます。

 

3月29日 撮影

モッコウバラは、まだ蕾ですが、花壇が一番、華やかなときでした・

主役が、時の経過と共に変わっていくのが分ります。

この時はまだクリスマスローズかしら。

 

 モッコウバラに蕾が付き始めました。

庭への期待感で、一番胸が弾む時期です

チューリップが花開くのが待ち遠しくて仕方がない頃。

 

こちらは数種の草花を植えて間もない頃で、華やか。
黄色い小花の名前が分からなくなってしまいました。
マーガレットに似た白い花は、ローダンセマㇺです。
宿根草のはずですが・・・・・・。来年も咲きますように。
わが家では、残念ながら今のところ、毎年一年草扱いです。

狭い花壇のため、季節の草花を植えるには、宿根草を抜かざるを得ないジレンマがあります。

 

サクラソウ、クリスマスローズ他 

ネメシア
花期が長くて丈夫。とても可憐で、いい雰囲気。

去年の秋から咲き続けていますが、我が家ではいつも一年草扱いです。

 

 

4月2日の撮影

 

 

 

かれんじゅら
昨年の秋から咲き続けています。
雪にも強い、逞しい花。華やかだけれど、野の花の趣き。
私は大好きです。

 

7~8年前に、三越のチェルシーガーデンんで買い求めたハンギングバスケット。

 

4月4日 撮影 

3月29日の撮影時は蕾だったチューリップが咲きました。感激!
一緒に植えた白は、まだ蕾も付いていなくて、その行方がちょっと心配。

手前の紫の花は、ツルニチニチソウです。
今年はは花つきが、よくありません。

そういえば、早春に咲くアジュガもなぜか今年は花が尽きませんでした。
花水木もモクレンも花つきが例年になく悪くて。

気象条件が合う合わないがあるのでしょうね~。

 

 

ローダンセサムの清潔感溢れる凛とした花姿が大好だけれど、花壇の環境のせいか、花期が短くて、
何だか物足りない私です。

 

まだまだクリスマスローズの存在感が光っています。

 

日当たりが一層悪い左側の花壇。

手前に、ビオラと斑入りのブルーデージーを植えていますが、やはり花が付いてくれない。
きれいに咲いた時期が数年前にはあったのですけれど。

環境にあった草花を厳選して植えないと、だめですね。
非情な庭主の対応のまずさが至る所に散見されて、恥ずかしい限りです。

 

とっかえひっかえ、草花を植え、一時的にでも、花壇が潤えばそれで満足なんて、今はもう言ってもいられない私の境遇です。

経費の掛からない自立した庭を目指したいものです。

以前からずっとそんな逞しい自然体の庭が好き。

難しい環境にあった植物を選ぶこと。

草花にとっても、それが一番幸せなことですから。

今後の大きな課題です。

 

だらだらと思い付くままに、ひとり言を書き留めました。

貴重なお時間を割いてまで、お読みくださいました皆様。

申し訳なく存じます。

本当に有難うございました。

明日と明後日もまた、こんな感じで庭の様子を綴ってまいります。

その後、信州旅行思い出記の予定でいます。

 


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その後の我が家の花壇の様子 ~お庭には宝物がいっぱい

2017-05-29 07:06:59 | ガーデニング

前回の一連の記事で、春先の我が家の庭の写真を数枚載せました。

今日はその後の花壇の様子とガーデニングへの私の思いを、また綴ることに致します。

同じことを何度も書いているような気がしないでもありません。

その点は、話題も乏しく、高齢の身の私に免じて、お許しくださいね。

 

マーガレットコスモス❓

 

ガーデニングが余生の趣味になったことによる多幸感は、 わたしにとってはたとえようがないほど大きなものです。

けれど、ガーデニングと言えるほどの作業を自分がしてきたか、と、これまでの事を振り返ると、何だかとても恥ずかしくなてしまって・・・・・・。

水遣りと花柄積みの単純な作業くらいしかやっていないからです。

 

アイスバークとブルーサルビア

ブルーサルビアの鮮やかな深い青にとても惹かれ、毎年購入するのだけれど・・・・・・。
半日陰の花壇では、元気に育ってくれませんでした。
今年は、それで植木鉢に。

 

勉強不足も甚だしく、草花の知識もあまり身に付いていません。

妹のように種から育てるなんていった面倒臭い事も、私の性分には合わなくて。

妹の草花への相対し方は、父にちょっと似ています。

 

ゼラニウム

 

父は退職後、庭作業を趣味として余生を送りましたが、もともと何事にも研究熱心な勉強家でした。

朝顔や菊の盆栽仕立ては見事で、種から育てるのもお手の物。

ガーデニングのセンスがある人とは言えませんでしたけれどね。

広いお庭が、お座敷前と玄関前にあり、色々な草花が雑然と植えてありました。

縁側で、母が用意したおやつを口にしながら、タバコをふかし、庭を眺める父の姿が、今でも鮮明に瞼に浮かんできます。

「父はお花を育てる人」。

「母は眺めて楽しむ人」と、私達はよく言ったものです。

 

日当たりがとても良い、門扉の前の寄せ植え
パンジー以外は宿根草です。
去年の春に植えたハーブやスカピオサが健気にたくさん花をつけてくれました。

私が理想に描く花姿ですが、庭の花壇では無理。

 

 

 

草花に癒されて、いつまでも健やかな心身でいることが、私の理想なんですけれど・・・・・・。

お花に臨む姿勢はむろん、お人柄にも惹かれ、私が憧れているブロガーさんがいらっしゃいます。

癌との不安な闘病生活を乗り越え、今はすっかり完治しておいでのようですね。

本当に良かった、と、他人事ながら、私も嬉しい気持ちでいっぱいです。

その治癒には、草花による効用が大きかったと、いつかブログに書いておられました。

その言葉を目にした時、何と素晴らしい事と、私は感動し、心から納得もできました。。

 

 

我が子のように草花を愛し、その成長を楽しみに、心弾ませてお暮らしのお姿は、私の理想と重なり、いつも拝読するたびに、まぶしく感じています。

チャーミングなお人柄も大好き。

ブログ名は、「花と緑に誘われて」です。

シニアーブログの上位にいらっしゃいます。

 

植えて三年目になるアイスバーク。
今年は純白の花をたくさんつけてくれました

 

その方がいつかおっしゃっておられたお言葉、「自立した花壇が目標」。

私の理想も、まさにそうと思い、心から共感させて頂きました。

 

わが家の草花は、自立するほど逞しく成長してくれなくて、宿根草も一年草扱いで終わってしまうものがたくさんあります。

ハーブ系のコバノランタナのように、15年過ぎても一向に衰えを見せず、可憐なピンクの小花をつけてくれるものもあるのですが。

真冬を除き、年中咲き続け、正に我が家のシンボルフラワーといったところです。

 

ハーブ系のコバノランタナ

 

他の宿根草も、年々根を張り大きく逞しく育ってくれると、どんなに心強く嬉しい事でしょうに。

ところが今年は、幾分ですが私の夢が叶うのでは、といった兆しが、お庭の花壇のあちこちで見られます。

去年か一昨年に植えた宿根草が元気に成長しています。

けれど、葉だけでは、草花の名称が浮かばない。

分るのはカラミンサだけ。

これはメキシカンセージかしら?でも茎の色が違うみたいと首をかしげている私。

でもこんな自問自答も、また楽しいものですね。

 

 

?                     恐らくカラミんサ

 

 ?                      メキシカンセージ

イベリスは、日照不足のせいでしょう。
葉ばかり茂って花が付いてくれません。

 

まだ私のイメージする理想の花壇とは程遠いのだけれど、宿根草が元気な現状は、理想に一歩近づいてきたようで嬉しいです。

とは言っても、横幅は長いものの、奥行きが無く、それでいて庭木は結構ある我が家の庭。

東南向きですが、花壇はフェンス側にあります。

そのフェンスを覆うようにおい繁るアイビーとコバナランタナの葉と庭の樹木が影を作り、年中、花壇は半日陰状態。

草花にとっては、劣悪の環境と言っていいでしょう。

体調が悪い時、数年お世話になったガーデナーさんも、思うように育たない植物を見て、首をかしげてておいででした。

 

半日陰にも強いリーフもの。
常緑のツルニチニチソウは、本当にありがたい、私が大すきな植物。
花壇を明るくしてくれます。

 

でも、諦めたくない私。

「庭には宝物がいっぱい隠されている」と表現した有名著述家の言葉を目にしたことがあります。

ささやかな宝物を探す心境で、花壇といつまでも仲良くしていきたい、と願います。

ガーデニングも一歩一歩焦らず諦めず、子育てと似ているかもしれません。

 

こんな事を言っても、体力次第で、いい加減な私です。

気楽に楽しむ姿勢は変わらないでしょう。。

「冷淡な庭主でごめんなさい、」と毎日草花たちに謝りながら、ガーデニングを愉しむ事になりそうです。

できるだけ頑張るから、一年草も宿根草も、どうか精一杯長く付き合ってくださいね。

 

しばらくガーデニングの記事を綴っていきます。

草花に興味のない方は、スルーして下さい。

それでも、お訪ねいただけるなら、とても嬉しいです。

 


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私とさくらちゃんのお誕生会~「友人A」に素敵な肩書きが付くことに🎶~追記あり

2017-05-08 06:19:28 | 家族

お誕生会で長女宅に行くにあたって、もう一つとても楽しみにしていることがありました。

Mちゃんの家にに行く途中、桜並木の遊歩道がずっと続いています。

そのさくらを愛でることでした。

出かけた日は、四月八日。

まさに桜が満開の時期でしたが・・・・・・。

 

 

 

その日は、昨日も書いたように、北風が強く花冷えが身に沁み、さらに打ち付けるような強い雨。

お誕生日にはふさわしくない悪天候だったのです。

お花見は、この日までお預け状態で、私はまだ心ゆくまで観桜していませんでした。

是非カメラ撮影も、と意気込んでいたのですが。

 

 

ブロガーとしては、数枚でもいいから、写真を撮りたかった私です。

 やむを得ず雨の中での撮影となりました。

ゆっくり落ち着いて桜を愛でるどころではなくなってしまいましたが、4月中旬にお花見旅行が控えています。

その時への期待感で、さほど残念に思わないで済みました。

 

 

荒れ模様の中、しばし桜を愉しんだ後、娘宅に行くと、長女のMちゃんがびっくり!

「ママどうしたの。体が雨でぐっしょり濡れているわよ。

待っててね。今タオルをもってきて拭いてあげるから」と。

 

 

全身をきれいに拭いてもらい、化粧室で、身なりを整え、階上に行きました。

 

まずびっくりしたのは、テーブルの上に置かれた豪華なお花。

お婿さんのHさんが、結婚二十周年に当たり、Mちゃんに贈ったお花だそうです。
よく、MちゃんをべたほめしてくれるHさんの事。
このお花に思いをいっぱい込めてくれたのでしょうか。
私まで嬉しくなりました。

しばらく、眺めてうっとり・・・・・・。

 

次女のMちゃんとかれんちゃんは、すでに先に着き、くつろいでいましたが。

 今回は、初めて次女の旦那さまと息子のK君は欠席。

野球の重要なイベントがあるとかで、そちらを優先でした。

小学校六年生で、八か月後に中学受験を控えているK君ですが、5月の連休明けまでは野球を続けたいようです。

親戚の集まりより、自分の趣味を優先するのも、成長の証でしょう。

ちょっぴり寂しい感慨に浸ってしまった、ばあばでした。

 

残念ですが、フィルターをかけました。
チームの名前がわかるといけないので。

つい先日、試合の応援に行ってきました。
先発投手のK君でした。
背番号は2番です。
この記事はまたいつか綴りますね。

 

今年のお誕生会は、初めて夕食でなく、昼食をご馳走になることに。

とても手が早い長女。

朝は、テニススクールに行き、帰宅後からの準備だったようです。

お料理も、私とは趣が違い、洒落た簡単料理。

でも味は抜群。

お皿などテーブルコーデイネートにもっと凝ればいいのに。

その点が、残念に思う私だけれど、役職に就き働く身には、それを望むのは無理というものでしょうか。

 

 

 

 

お食事が終わり、バースデーケーキを囲んでのいつも通りのお決まりコース。

私とさくらちゃんで一緒にローソクの灯を消しました。

 

 

 

さくらちゃんへのプレゼントは、次女からはTシャツ。

わたしからは、味気ない金一封。

もう選ぶ自信は全くなくて、予算は一万円で、お誕生日までにさっちゃん自ら選んで、用意しておいてもらうことになっていました。

ところがまだ迷って、買ってないとのこと。

そのため、ブログ上にその画像は載せられません。

 

私が娘達から貰ったお誕生日プレゼントは、私の希望通り、WMFのお鍋セット。

とても嬉しくて、お料理意欲が新たにわいてきました。

 

ケーキの後は、孫たちのお稽古ごとの成果を披露するひと時に。

かれんちゃんは、最近クラシックバレエを習い始め、とても楽しんで通っているようです。

さっちゃんも六年になるまでバレエも、ピアノと共に習っていたので、二人で何だか意気投合。

さっちゃんは、かれんちゃんが、自分より体が柔らかいと言ってビックリしていました。

その褒め言葉に、すっかり意気揚々になったかれんちゃん。

レッスンで教えてもらったポーズをいろいろやって、私たちに見せてくれました。

 

 

そのあとは、さっちゃんがベートーベンとショパンの曲を演奏。

ショパンの曲で、今在学中の学校の二度目のオーデションを受けることになっていたさっちゃんでしたが・・・・・・。

 

皆さんご記憶がおありですか。

3月11日のブログ記事に書いたさっちゃんの面白いエピソードを。

昨春、無事受験に合格し、志望校に入学できたさっちゃんですが、そこで一番親しくなった友人が、学園内一の美人で有名。

みんなの注目の的なのだそうです。

そのため、いつも一緒に行動を共にしているさっちゃんは、~さんと一緒にいる「友人A」と呼ばれているとか。

可愛いくて、さっちゃんはなかなかの美人と思っているばあばです。

その話を聞いた時、「まあ~何と失礼な呼び方」と少々憤慨したのですけれどね。(笑)

さっぱりして明るいさっちゃんは、まるで気に留めてない様子でした。

 

ところが、そのさっちゃんに、素敵な肩書が付くかもしれないチャンスが訪れたのです。

「ピアノがとても上手な友人A」です。

 

 

全校生徒と父兄も参加できる、或る大きなイベントが、五月の始めに学園内で催されます。

その時、ミニコンサートも開かれ、主要な楽器に、一名ずつ演奏者が、生徒の中からオーデイションで選ばれることになっていました。

何とそのオーデイションで、ピアノ部門の演奏者に、さっちゃんが選ばれたのです。

 

ピアノの先生も大層喜ばれ、

「これはあなたの世の中へのデビューと変わらない出来事です。

良い演奏をしなければいけません」

とおっしゃられ、準備に向けての練習に一層力が入っておられる様子。

ときには泣いてしまうほど、厳しい先生のようですが、それでもさっちゃんはピアノが大好き。

自分から進んで、今、猛練習に打ち込んでいるようです。

 

恐らく千人以上の聴衆を目の前にしての、さっちゃんの晴れ舞台。

楽しみだけれど、想像するだけで胸が今からドキドキのばあばです。

 

13歳のお誕生日はなむけの、最高の出来事ですものね。

ピアノの先生のお蔭はむろん、神さまからのお誕生日プレゼントと思い、感謝して、心からその演奏を愉しんでくださいね。

 

私もさっちゃんや他の孫たちから元気をいっぱいもらって、73歳の一年間を、心豊かに清々しく送れるように頑張ります。

 

         

 

一週間分の投稿が今日で終了となりました。

できることなら、このまま明日も、明後日も更新したいところですが。

残念ながら、そこまでの気力がなくて。

またしばらくお休みさせていただきます。

 

気ままな投稿のブロガーに過ぎませんのに、私の事をお忘れなく、大勢の方々がご訪問、たくさんの温かな励ましの応援までして下さいまして、本当に有難うございました。

綴ることが、時々しんどいと思うこともある私です。

もっと感性を磨き、話題豊かな人になりたい、文章力も身に付けたい、と常々思っていますが。

私の年齢では、今の殻を破るのは一苦労です。

 

けれど、その思いが、今の私の元気の素、成長の原動力になってくれているのかもしれません。

それが、ブログの効用の素晴らしさにも思えてきます。

 

細く長くをモットーに、頑張りたいと思いますので、今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。

 

追記

娘達に心配をかけたくなくて、妹の好意に甘え、花水木の旧ブログに載せていた記事を、その日付のまま、自分のブログに戻しました。

娘達も、

ママの意見は自分のブログに書けばいいじゃないの。私達の事は気にしなくていいから」

と言ってくれました。

相変わらず、お相手の方々は、私の事を非難しておられるのでしょうか。

私たち姉妹は、もうその方々のブログは、数週間目にしていませんので、その内容は知る由もありません。

今後も読むつもりは全くありません。

もし今も相変わらずのようでしたら、私の記事(ブログ2)も読んで、誤解を解いていただければ幸いです。

 

 
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 花のように泉のように

 料理ブログ、23日の記事を更新しました。
肉団子のトマト煮他のレシピ付き献立です。

私の今朝の思いも、わずかですが綴っています。

宜しければ、お立ち寄り下さいませ。

http://blog.goo.ne.jp/karensakura0403

 

 


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お誕生日を迎え、思い色々

2017-05-07 07:16:00 | 人生

今日は、4月8日に催された家族のイベントについてのお話しです。

花冷えがし、無情な雨が満開の桜に打ち付ける、荒れ模様のお天気の日の事、

私と長女家の孫娘、さくらちゃんのお誕生会が、長女宅で開かれました。

 

73歳を迎える私は、正直言って、お誕生日はなんだか複雑な気持ち。

嬉しさ半分といったところかもしれません。

この年齢にもなると、年を重ねることが、チョッピリ怖いです。

残り半分は、73歳まで健やかに暮らすことができた感謝の気持。

そのように思えます。

 

 

今日の草花の画像は、3月21日に、我が家の庭で撮影したものです。

 

亡くなった夫や両親、家族、友人達のの温かなまなざしに支えられた、ささやかながら恵まれた人生でした。

後悔はいっぱいあるものの、いつ死んでも心残りはもうあまりないかなあ~

世間知らずだった私の身にしては、色々な事が、驚きと言っていいほど、順調に進みました。

幸運も幸いしてくれたことでしょう。

神さまが導いてくださったに違いないと思えるような、人生における岐路の選択も、いくつかあります。

それは私の判断能力をはるかに超えた、良い決断でしたから。

 

夫が思いがけず早く亡くなってしまったことだけは、私の人生最大の不運ですが。

宿命と思い、諦めるしかありません。

一人暮らしにもかかわらず、将来不安を余り抱かないで、充実した日々が過ごせています。

これもひとえに夫のお蔭です。

溢れるような感謝の気持ちで、私は毎日を送っています。

 

ネメシア

 

株式投資でひと財産失うといった愚かな出来事を犯していなければ、もっと満足できたのでしょうけれど、今更悔やんでもどうにもなりません。

負け惜しみの感も多少ありますが、とてもいい社会勉強になったことは確か。

今は新聞が大好きで、読むのが趣味といってもいいほど。

投資を始めた頃から、政治、経済、社会問題などへの関心が深まり、新聞記事を読み漁るようになりました。

若い頃に比べると、随分、その方面では賢くなり、視野が広がりました。

 

 


投資の世界で色々なことがあり、人間的にも、随分鍛えられたと思っています。

世間知らずの奥さんで、能天気な暮らしを送っていたころに比べ、今は足が地にしっかり付き、凛として生きていける強さも、多少ですが備わりました。

これも投資体験のお蔭のような気がしてなりません。

我が家がもう一軒建つほどの大金を失いましたが、この高い授業料は決して無駄ではなかった、と思うようにしています。

いくら悔やんでもお金は戻ってきませんから、前向きにとらえられるように、7年前くらいからなりました。

 

 

 

ブログを始めたのも、この頃。

パソコンが操作できるようになったのも、投資のお蔭です。

ですからブログに出合えたのも、投資のお蔭と言えるでしょう。

「禍を転じて福となす」に、なったでしょうか。

そう思って、くよくよするのは止めましょう。

 

ローダンセマㇺ・スカピオサ・黄色の花の名称は?

 

73歳になり、もう一月以上が経過。

年を重ねるごとに、加速度的に年月の流れが速くなっていきます。

これはどなたでも感じる、時の感覚のようです。

でも焦っても仕方ありません。

焦るほどの、何かやらなければならないことがあるわけでもありませんが。

 

先を恐れず、過去を悔やまず、今というひと時を大切にして、素敵な日々を過ごしたいものです、

「今日が一番素敵」の思いで。

 

数日前に撮影した庭の光景です。
黄色と白のチューリップは最後の一輪。今にも散りそうで、名残惜しくて仕方ありません。

 

長女宅でのお誕生会の様子を綴るつもりでしたに・・・・・・。

年をもう一つ重ねた感慨が、過去の苦い思い出を振り返ることに。

明日こそ、家族そろってのお誕生会の様子を書くことに致します。

 

 
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次女家の長女、かれんちゃんの卒園式 

2017-05-06 06:37:42 | 

孫たちの入園、卒園を幾度私は見守ってきたことでしょう。

ついに、今回のかれんちゃんの卒園式を最後に、すべての孫が就学することとなりました。

高校生から幼稚園児まで、年が結構離れた孫、四人に恵まれた私です。

それも二男二女。

娘たちは、実に上手に産み分けてくれました。(笑)

 

そのうえ、四人とも、それぞれの個性が強くて、性格も際立って異なります。

それだけに、私は孫たちの成長が益々楽しみでなりません。

 

今のところ、一番心配なのは、初孫だった高2のRくんかなあ~。

いずれの家庭でも、その傾向があるのでは、と思いますが。

初孫ゆえ、親も私も、少々甘やかしすぎてしまったのかもしれません。

或は有能なパパが強すぎて、その威厳に圧倒され、委縮してしまったのかな~。

「絶対叱ってはダメ」と私も幾度も、長女のお婿さんに注意しています。

 

可能性を秘めた蕾が豊かにあるのに、なかなか開いてくれない。
そんなもどかしさをR君に感じてしまう、ばあばです。

 

賢さでは、R君が孫一と思っている私ですのに、学習意欲が今一つ。

難関有名私立中に合格したものの、それからが苦労の連続。

高校時代の娘達の学習態度や成績を思うと、なんだかとても心配です。

臆手で大器晩成型のR君なのでしょう、きっと。

できれば、自分にもっと自信をもって、何事にも生き生きと臨んでほしいものですが・・・・・・。

 

子育ては、慌ててはいけませんものね。

私が若い頃、自分に常に言い聞かせていたことでした。

慌てず諦めず、丁寧に心を込めて子育てをすることが大切。

いつかきっと、自信をもって大きく羽ばたいてくれるに違いありません。

 

 

 

さて、このたび卒園したかれんちゃんに、話を戻します。

もしかすると、かれんちゃんが一番学習意欲が高いのでは?

頭もいいのでは?

これから、学びの環境になるので、まだ未知数のところがいっぱいですが。

遊び方を見ていると、小さい時から頭を使って、何事にも几帳面に臨んでいる姿に、娘達の幼い頃を彷彿させるものがあります。

態度も落ち着いていて、状況把握も幼いながらしっかりできています。

 

実はこの度の卒園式、ママは海外出張で参列できませんでした。

余りにそれは親子ともども可哀想!

何とかならないの~?

代理の人が出張に行くとか。

かれんちゃんのみならず、ママの苦渋の選択を思い、その心中を察すると、たまらない気持ちに私はなりました。

 

 

けれど、ママの説得が功を奏したのでしょう。

卒園式の当日は、かれんちゃんはいつもと変わらず、とても元気。

ニコニコ顔が絶えませんでした。

そんな様子を目にして、私はどんなに安堵したか分りません。

 

ママに代わって、その寂しさを埋めるべく、両家のじじとばば達が卒園式に揃って参列、ということになりました。

私は、ママの代理の意気込みが強すぎたせいか、保育園に到着したのは、バアバに過ぎないのに父兄の中で、なんと二番目。

式が催おされるホールは、きれいな飾りつけで、可愛く華やいだ雰囲気でした。

 

そのうち時間ぎりぎりに、両家の祖父母よりかなり遅れて、かれんちゃんとパパがやってきました。

数日前から気になっていたのは、かれんちゃんの服装と髪型。

パパで大丈夫かしら。

ちぐはぐな服装だったりしないかしら。

かれんちゃんの髪型を卒園式にふさわしく整えられるかしら等々。

 

けれど、その心配は取り越し苦労でした。

恐らくママが、すべて準備し揃えて、出かけたのでしょう。

ファミリアの紺色のワンピースを装い、カチューシャをしたかっれんちゃんは、とても可愛くて。

式にも、しっかりとした態度で臨んでいました。

 

 

 

卒業証書を園長先生から授与された後、中央で保護者とハッグするといった微笑ましいひと時がすべての園児に待っていました。

その時の様子は下の画像の通りです。

「いつもお食事を作ってくれてありがとう。寝る時には本を読んでくれてありがとう」

と感謝の言葉をパパに向かってしっかりと言えたかれんちゃんでした。

パパは、私の旦那さまとは大違いで、料理が得意な人。

かれんちゃんが語った言葉は、いつものパパの態度そのものです。

 

 

私もかれんちゃんと一緒に、お婿さんに感謝の言葉を言いたい心持になり、胸が熱くなりました。

これからもすくすく心も体も健やかに成長し、将来は夢に向かって大きく羽ばたいてほしいものです。

孫たちが全員はばたく日まで、私は生きていられるかしら。

できることなら、その姿を見届けて、あの世に旅立ちたいものですね~。

 

追記 

Nさん宛ての記事を書かせていただきました。

孫の卒園のお祝い記事に載せたくありませんでしたから、多少工夫をしました。

ブログ2の最初に載っています。

宜しければ、目を通して下さいませ。

 

 


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怪我を負ったり後悔も多い墓参の旅~由緒ある高級お茶屋、一力亭への私の思い

2017-05-05 06:33:02 | 旅行

こんなに後悔しきりの胸中だったのに、観光が終了し、ホテルに戻る途中で、運転手さんをお茶にお誘いした私。

約二時間の観光で、料金は一万円。

これで十分なはずでしたのに、私は、時々余分な気を遣ってしまいます。

何のお礼なのか自分でも、よく分らないままでしたが。

お疲れさまでしたの気持ちを込めたつもりでした。

運転手さんの案内で入った喫茶店は、生のカステラを食べさせてくれるお店。

とても京都らしい趣きがある、落ち着いた店内でした。

 

そこで、運転手さんから伺った話は、なかなか興味深くて。

質問したのは私ですが、まず舞妓さんと芸子さんの話。

祇園花見小路の入り口に立つ、高級料亭、一力亭の客層や料金についてでした。

 

舞妓さんが修行を積んで、芸子さんになるには、旦那様が付かなくてはいけない。

けれど、最近は、そのような人がいなくても芸子になれるようになってきたとのこと。

主婦の身にはどうしても気になる質問を。(笑)

「その旦那さまの奥様は承知なんですか?」と。

もちろん、承知のようでした。

資産家の旦那さまなのでしょうが、日本の古い慣習が、古都の京都では、堂々と今でも在りなのですね。

時代錯誤の感じがして、なんだか不思議な気持ちになりました。

 

 

もう一つの話題は高級料亭、「一力亭」についてです。

私は一力に、娘時代から結構関心がありました。

京都の大学に在学し、学生時代を過ごしているころ、この前を通ると、祖父の事をいつも思い出していましたから。

祖父はこの一力に、時々出入りしたことがあるようでした。

長男の父は、両親の家を早くから譲り受け、私はこの家で育ちましたが、その実家の柱はすべて黒塗り。

祖父が、一力亭の黒塗りの柱を大層気に入り、我が家の建築の際に、取り入れたと聞いていました。

 

運転手さんのお話では、一席設けると云十万。

高額なのに、ビックリ!

学者に過ぎなかった祖父が、何故、一力に入れたのか。

純粋な二十歳前の私には、ちょっぴり薄暗いイメージの印象が、一力に付きまとっていました。

 

高校生の時、大佛次郎の小説『赤穂浪士』を読み、数年間忠臣蔵に夢中になった私です。

読後、上映された忠臣蔵の映画は、しばらくすべて観ました。

一力亭は、大石内蔵助が討ち入りの志をはぐらかすために、遊興の場として利用し、豪遊した場所としても知られています。

 

そのせいでしょうか。

娘時代の私は、この料亭に、あまり良い印象を抱いていなかったのです。

若い頃は牧師になりたいと思った程の人格者の祖父と、結び付けられなくて。

 

左の建物が一力亭です

 

でもこれは私の偏見。

京都では一番歴史のある、由緒ある高級料亭に過ぎないようです。

 

恐らく、祖父が国立大学の学長をしていたころ、財界や政界のお偉方と接触する機会が、この場であったのかもしれませんね。

祖父は、とても美男子で、風格と威厳を備えた人でしたから、一力の席で舞妓さんをそばに置いた姿は、さぞ様になっていたことでしょう。

 

祖父と実家の黒塗りの柱の思い出もあり、一庶民に過ぎない私は、一力亭への興味は、相変わらず津々。

一見さんお断りのこの高級料亭の店内を一度でもいいから、是非覗いてみたいものです。

 

二条城を除き、この日の観光は、物足りなくてがっかりしましたが、唯一の収穫は、ガイドブックには載っていないような裏話を聞けたことかもしれません。

 

喫茶で一服後、疲れ体と、心残りの思いをいっぱい抱え、ホテルへ帰還。

客室に戻り、二条城前で転んだ際に痛み付けられ赤く腫れあがった自分の顔を見て、またまたショック。

我が身に、この日の疲れと後悔が、新たに一気に押し寄せてくるかのようでした。

 

何とか気を取り直し、身なりを整え、一階の和食処へ。

会席のコース料理を頂きました。

今回は節約し、一番安いコース。

 

 

ホテルだと、私が注文した料金では、やはり今一つ。

去年の京都ホテルオークラのお料理に比べ、かなり見劣りしましたが、お味は上等でした。

 

 

 

私は普段、外食は一人ですることはほとんどありません。

ですから旅行に出かけたときは、贅沢をして、美味しいものを食べ、今後のお料理の参考にしたいと思っています。

 

 

 

まるで芸術と言ってもいいような美しい盛り付けに、食器と共に、いつも見惚れてばかり。

程よい量を、上品に盛り付け、見た目も美しい料理が私も作れる人になりたい、と心から思います。

とても良い刺激になり、一人ご飯のため、薄れがちの料理意欲を掻き立ててくれるのがこのひと時。

今後もこの貴重な機会も大切にして、旅行を一層楽しみましょう。

 

 

 

転倒したり、タクシー観光と言う間違った選択をし、後悔も多い旅でしたが、一番の目的は、夫のお墓参り。

この一連の記事で最初に綴ったように、今回も無事に終えられて、一安心です。

次は夏のお盆まで広島行きはありませんが、四月の中頃から、予定がいろいろ組まれています。

お花見の一人旅行、妹との旅行、私が若い時から大好きな歌手のコンサートにも、妹と出かける予定にしています。

夫の墓前に供えたお花の一部の画像

 

断捨離をしなければならない年齢になった今、これ以上のハード面の充実はあまりする必要が無いでしょう。

せめてソフト面でささやかながら、心弾むような喜びを積み重ね、良き思い出をたくさん作りたい、と願っています。

 


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観光タクシーの利用は全くの期待外れ 

2017-05-04 07:16:24 | 日記

失敗で後悔だらけの観光タクシーによる、金閣寺と竜安寺の観光。

でも一人旅で、一度は試してみたいことでしたから、失敗だったものの、今後その選択で迷わずに済む私です。

良い経験だったと思うことにしましょう。

 

とにかく観光し終わった時、とても疲れ、満足度は実に低くて、無駄に時間を過ごしてしまったな~、との思いだけが心を占めていました。

私って、お世話になる方には、たとえ見知らぬ人でも、必要以上に気を遣うところがあるのですよね。

娘達はそんな私の振る舞いに、時々呆れていますが。

タクシーの運転手さんにもそうでした。

 

高い代金を支払っての観光なのだから、自分のペースに従ってもらうくらいの気持ちで行動すればいいのに。

実際はその逆。

運転手さんに気を遣いすぎて、マイペースでゆっくり観光どころではなくなってしまった私です。

 

写真も落ち着いて撮れなくて、ブログにアップしたくなるような画像がほとんどありません。
カメラ機能の知識も浅く、撮影の腕も未熟そのものな私です。
撮影に集中できないと、ますますダメに。
天候と光線次第のところがあり、この日の撮影は、二条城の時から芳しくありません。

 

竜安寺の有名な石庭は、室町末期に優れた禅僧が作庭。

15個の石を配し、極端に象徴化した庭として知られています。

その庭を、菜種油を混ぜた土で作られた独特の風合いのある塀が囲んでいます。

 

方丈のお縁側に座って、せめて一時間くらいはその石庭を眺め、自分流の解釈で瞑想に耽りたかったのに。

居たのは、たったの二十分程度。

タクシーの運転手さんのペースに気を配ることに、神経を遣いすぎてしまって。

ガイドブックや竜安寺のパンフレットを読む暇さえもありませんでした。

それに、運転手さんはなんだかとてもお忙しそう。

しょっちゅう携帯が鳴り、ひそひそ話し。

私の観光案内に集中してくださっていない態度も気になりました。

 

 

お庭を見ながら、簡単な説明を運転手さんから受けただけの私です。

その言葉で、一番印象に残ったのは、アップルの元社長、スティーブ・ジョブズ、もう亡くなられましたが、彼がが大変心酔された石庭だったというお話。

そのためか、アップルの通信機器の壁紙に、この庭の画像が常に入っていたようです。

 

 

寺院の周りの庭園も、清々しい雰囲気で情趣にあふれ、一目で気に入りました。

いつか一人で再度訪ね、数時間このお寺で過ごしたいものです。

 

方丈の北東に据えてある銭型のつくばい。
禅の格言「吾唯足知」が謎解きに図案化されています。
水戸光圀の寄進と言われているそうです。

 

金閣寺も、竜安寺と同様に駆け足観光と化し、私は心残りがいっぱいでした。

金閣寺の中に入り、鹿苑寺ともいわれる有名な三層建築を目の当たりにした時のこと。

その姿のあまりの神々しさに、私は思わずうっとり・・・・・・。

実は私の金閣寺のイメージは、金箔を貼り付け、権力を誇示した、どこか俗っぽい雰囲気がする建物。

その先入観が拭い切れていませんでした。

 

ところが庭園に入った瞬間、そこに立ち込める気の清々しさに圧倒されるものがありました。

私が想像した物とはかなり異なる趣きだったのです。

金閣寺の佇まいは実に優美で清らか。

金箔もキラキラしたものではなく、日を浴びて柔らかな光沢を放ち

庭や小高い山や林と一体となって、この世とは思えないような美しい光景でした。

 

 

もっと長い間、そこにとどまり、いろんな地点からじっくり眺めてみたかったのに。

 運転手さんの説明を何か所かで聞き、それで観光が終わり。

数十分のことでなかったでしょうか。

案内板や、パンフレット,ガイドブックの説明を頼りに、時間に追われることなく贅沢な時の使い方をして、心ゆくまで観光する。

私は、このスタイルが自分には一番合っていると、しみじみ痛感しました。

タクシーに乗車する前の二条城の観光は、その希望に添えていましたのに、

今回で懲りたので、今後二度と観光タクシーはしないでしょう。

 

 

 

けれど、ガイドブックには載っていないような興味深い話が聞けたことも確か。

それが観光タクシーを利用したことによる、唯一の収穫だったかもしれません。

 

このお話は、長くなるので明日に回すことに致します。

 


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竜安寺、金閣寺へ~観光手段の間違った選択

2017-05-03 07:14:09 | 旅行

二条城の観光を終え、正門の東大手門を出て、ひろい大通りの沿道でタクシーが来るのを、私は待っていました。

すると、門前におられた警備員のような方が、タクシーを拾い、Uターンさせてまで、私の目の前に止めて下さったのです。

「ご親切にありがとうございます」と言って、私は車に乗り込みました。

 

ところがその車内で、私は思いがけない決断をしてしまいました。

思いがけない事とは言えないかもしれません。

旅行前、計画を立てる段階で、いつも私が思い描いたプランの一つですから。

それは、お抱えの運転手さんを決め、タクシー観光をすることです。

 

50代のころ、初孫のR君を連れて、毎夏3~4泊の旅行を夫婦でしていました。

その際、会津や九州方面の旅行で、タクシー観光は経験済みの私です。

会津城や磐梯山周辺の観光の時、お世話になったタクシー運転手さんのご親切が忘れられなくて。

そのうえ、格安の料金にして下さいました。

駅に降り立った時に声をかけられ、二日間、急きょ、タクシー観光に切り替えた私達でしたが。

 

それで味を占め、九州旅行の時も、阿蘇周りの観光の時にお願いしました。

この時はJTBで旅行パックを申し込む時から、その選択をしました。

このタクシー観光の印象は薄くて。

さほどの有難味がなかったのかもしれません。

 

ですから、そのメリットも或る程度分っているつもりだった私は、個人旅行の選択にタクシー観光もありだったのですが。

今は遺族年金の身ゆえ、幾分贅沢過ぎの感もして、躊躇していました。

 

二条城の二の丸御殿の全景

 

 ところがこの度の京都旅行で二条城から乗ったタクシーが、偶然にも観光タクシーだったのです。

手渡された運転手さんの名刺にもその肩書が付いていました。

早速にその利用を勧められてしまった私です。

その件で、声をかけたのは、私の方が先でしたけれどね。

 

二条城前で激しく転倒した後、間もなく気を取り直し、元気にお城の観光を終えたつもりでしたが・・・・・・。

まだ心の隅にその痛手がくすぶっていたのかもしれません。

傷を負った惨めな顔も、私の心を弱気にしたことでしょう。

一人で、道順を調べながら苦労して観光する意欲が多少そがれてしまっていたようにも。

タクシー観光への関心は十分にあった私ですから。

この際、経験してみてもいいかもしれない、と思いました。

 

本来は観光タクシーとしての業務が多い会社です、と言われ、即座にその場で、お願いをする決断をしてしまいました。

料金は中型タクシーで、1時間5000円。

私が、旅行前から調べ知っていた相場通りの価格です。

行き先は、竜安寺と金閣寺。

二時間の予定で、午後三時過ぎからの新たなる名所の観光スタートでしたが。

 

 

ところがところが、その後の観光は私の期待を見事に裏切るものでした。

この続きは明日に回します。

 

最近は、できるだけ短文の記事の更新を目指し、ブログ綴りの生活への負担を軽くしたいとの魂胆でいます。

読み甲斐がなかったでしょうか。

すみません。

宜しければ、明日もお訪ねくださいね。

 


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二条城 へ~惨めな顔にショック

2017-05-02 07:17:55 | 旅行

お久しぶりです。

いつになく、長いご無沙汰でした。

信州にお花見旅行に出かけ、一泊ながら期待以上に愉しめたツアーの一人旅でしたのに、いつもと同様に、旅行後の体調不良にまた見舞われてしまいました。

他にも、相変わらず、ネット上で事実と全く異なる中傷をされ、少々落ち込んでしまった私です。

人の道を外れたその様な行為が平気で日々できる人たちの、気が知れません。

そのため、ブログを書く気力が失せ、一向に記述がはかどらなくて、投稿がこんなに遅くなってしまいました。

 

私は悪意でもって人に語りかけることは、絶対できません。

私は他人に嫌がらせができる性格では、絶対ありません。

この二つは神様に誓って言えることです。

 

簡単には解除できない工夫をした強力なフィルターをかけ、お相手のブログを見なくなって数週間が経ちますが、

もしそのような行為を私がしたと、相変わらず書かれているのでしたら、どうか信じないでください。

私はそのようなことは、絶対していません。

そんなことに心身のエネルギーを使い、疲れてしまうような、愚かな暮らしは絶対にしたくありませんから。

 

今日の話題は、まだ春のお彼岸の京都旅行の続きになります。

マイペースもいいところ。

なんだか恥ずかしいですけれど、お読み苦しい点は、ご容赦ください。

宜しければ、前の記事にざっと目を通して、この続きを読んでくださいね

記事の流れが分りやすいかと思います。

では始めます。

 

 

転倒したことによるショックは相当なものでしたが、一眼レフのカメラが無事だったことが、どんなに私を元気づけてくれたことでしょう。

そのショックからの立ち直りは意外と早く、心がすぐ前向きになりました

 

二条城は、期待通り見応えは十分。

但し、一つ残念なことがありました。

二の丸御殿の障壁画は似せ物で、本物の狩野派の襖絵は、別の建物である展示・収蔵館で鑑賞できるようになっています。

ところが連休にもかかわらず、その会館は閉館になっていて、観ることができませんでした。

年4回、240日は公開されているのに、この間の悪さ。

せめて連休の時は、特別公開をしてくれればいいのに。

二条城観光が目的の方は、公開を確認の上、お出かけの日程を決められた方がいいでしょう。

 

 

ところが、この模写のの障壁画、実に見事に描かれていたため、十分、二の丸御殿の素晴らしさを堪能できました。

御殿の襖絵が、すべて模写かどうかは、分りません。

諸大名の前で、徳川慶喜が大政奉還の意思を表明した大広間に、私は辿りつきました。

慶喜の勇断がなければ、日本の王政復古も文明開化も、もっと遅れたのかもしれない、と思い、歴史の転換点となった御殿の部屋を目の前にして、なんだか感無量になった私です。

日本史を学んでいる孫たちにも、是非見てもらいたい観光スポットだと思いました。

 

御殿の中は撮影禁止でした。

そのため、ネット上の画像を借りて載せるつもりでしたが、フィルターのせいで、それも見られなくなってしまいました。

アップしたのは、ウィキペディアの大政奉還の記述に載っていた想像図です。

 

 

 その大広間以外にも、前後に数多くの部屋が続きます。

どの部屋も、狩野派の障壁画と多彩な欄間彫刻と飾金具によって装飾された豪華絢爛な空間でした。

将軍の御殿にふさわしく、見ごたえ十分。

今でも、その大広間が目に焼き付いて離れません。

 

 

その建物を出て、その後は御殿の三方向から鑑賞できるように工夫された二の丸庭園を散策。

さらに本丸庭園(本丸御殿は割と地味な建物でしたので見落としてしまいました)、天守閣跡へと。

かって伏見城から移された五重六階の天守閣があったようですが、1750年に落雷でにより焼失し、その後は再建されることなく、石垣だけが残っています。

石垣の上から京都市街が一望できました。

天守閣がある京都は、なんだかぴんと来ない私です。

天皇と公家の京とのイメージが私は強すぎるのかしら。

実際は武家政権の拠点が、何度も置かれた京なのですけれど。

 

 

そのあと、全く期待していなかった場所に、道案内の立て札に誘われ、訪れることに。

そこは梅林。

結構感動ものでした。

まだ咲き匂う凛とした姿の可憐な梅の花に出迎えられた私。

長い人生でしたのに、梅林を訪れたのは初めての経験だったかもしれません。

 

 

前回の一連の記事の中で、卒業時の学長の言葉を紹介させていただきました。

寒風にさらされても、凛と咲く梅のような女性になりなさい、との言葉でした。

私の母も、梅の咲く時期に亡くなりました。

そのためか、梅薫清幸・・・、といった実に美しい戒名を、お寺さんから賜りました。

 

 

色々な思いが溢れ、ことさら感動してしまったのでしょうか。

この度の旅行の忘れられない思い出の一つになりました。

さて、ここで急に十分に見届けていない二条城の重要な建築物に気が付きました。

 

 

二の丸御殿の正門に当たる唐門です。

是非、表からくぐりたいと思った私です。

梅林から来た道を引き返し、その場所に辿りつきました。

御殿を観光したとき,傍目に見た程度でしたから、正面から眺めました。

豪華絢爛な極彩色の彫刻で飾られた切り妻造りの門は、当時の将軍の権威を示しているかのよう。

この門を見終えたところで、広大な面積のお城ながら、見るべきものは一通り見たとの満足感に浸ることができました。

 

二条城の観光の際は、二条城の正門に当たる東大手門をくぐり、左折するとすぐ、二の丸御殿の正門、唐門に行き着きます。

案内地図を見ると、それが正規の観光ルートのようでした。

私は人の流れに押され、道順を少々間違えたようでした。

ここでお伝えするほどの、さしたる問題ではありませんが。

 

 

最後に、京都の豪商の屋敷跡から、建築部材、庭石、樹木を譲り受けて策定したといわれる清流園の中にある、茶室和楽案で一休み。

その時初めて、手鏡で自分の顔を見て仰天!

鼻から右目の際当たりまで、内出血して紫色になり、腫れているではありませんか。

ショック!恥ずかしい!どうしよう!

美貌の顔が台無しです。これは嘘!(笑)

 

でもどうすることもできません。

楽観視し、その顔を見るまでは、何も心配していなかった私が甘すぎ。

けれど、この顔で観光を続けるしかありません。

化粧室で、化粧直ししても無駄でした。

 

その後、どうにもならない惨めな顔で、正門の東大手門を出て、タクシーに乗り込み、金閣寺に向かった私です。

この後の観光が、私の間違った思い付きの選択で台無しに。

金閣寺と竜安寺を観終えてホテルに戻ると、後悔ばかり。

その後悔の話は、明日に回します。

 


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