今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

痛ましい言葉 セレフネグレクト

2011-03-11 07:17:42 | 健康

セレフネグレクト 

何と痛ましい言葉でしょう。
新聞記事で、目にしました。

飲食や体調管理、最低限の衛生状態の保持、金銭の管理などの行為をしない、あるいはする能力がないため、安全や健康が脅かされる状態。
本人の意志による場合と、認知症などの判断力が低下する場合の両方を含むようです。

私が大変痛ましく感じたのは、その記事に、自分の意思で、そのような状況に陥っている人たちの例が挙げられていた事です。
生きる営みを拒むセレフネグレクトの高齢者が増える状況にあるとのこと。
高齢者だけの問題ではないはずです。
若い人たちにも、この精神状態に陥ちいることもあるのでしょう。

しかし、決して他人事ではありません。
余程強靭な精神力の持ち主でない限り、私達も年を重ねるにつれ、気力の減退は避けられないと感じるます。
次第に健康管理が不十分、食生活も手抜きが多くなり、健康が脅かされる状態に、いつなってもおかしくありません。

体調が悪い時は、若い時以上にそれが堪え、セレフネグレクト的症状に一時的にせよなることはどなたでもおありではないでしょうか。
肉体は衰えても、健全な精神が宿っている間は、そこからの立ち直りも早いですから、通常の暮らしに戻れます。

私が一番恐れるのは気力の減退です。
私は意志薄弱なところがあるため、今の気力をいつまで維持できるか、本当に心配。

高齢になっても、健やかな精神でいるためには、周りの家族の協力が必要なことは言うまでもありませんが・・・・・
できるだけ、まわりには迷惑をかけず自立した年寄りでありたい、と強く願います。

今後いかにして、セレフネグレクト的症状に近ずくことなく、気力を充実させ、前向きに生きていけるかが、余生の大きな課題ですね。

最後の最後まで凛として美しくありたい。
それが私の理想ではありますが・・・

最近自分の弱さを見つめる時、宇宙の大きな力にすがりたい心境に、時々なります。
自分の生い立ちからして、それはキリスト教のような気がします。
最近キリスト教関連の本がよく売れているそうですが、高齢化と関係があるのでしょうか?

敬虔なクリスチャンの曽野綾子さんの著書「老いの才覚」の売れ行きが上々とのこと。
NHKの朝の番組で彼女が同席のもと、その本が紹介されていました。。
年寄りにはかなり厳しい戒めの言葉が並んでいるようです。
その内是非読んでみましょう。

セレフネグレクトになっている人たちは、家族にも見捨てられ、交流も少ない、まさに弧族の人達が多いのかもしれません。
行政はもちろん、周りの人たちが支援の手を広げ、温かい言葉で励まし支えていく、特に地域に密着した自治会の運動が大切と思えます。
とは申しながら、私は三月いっぱいで、班長の仕事が終わり、心からホッとしている身。
まこと、言葉ばかりで、恥ずかしく思います。

矛盾だらけの人間の私。きれいごとの文章と現実のギャップに恥じいります、
理想論に過ぎないことが多いです。
そのように、ご理解下さいませ。
でも、理想を追い求めて生きていられる限り、精神の健全さを失わないで済むのかもしれません。

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