今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

雛祭りを迎えて

2011-03-03 09:59:23 | 

今朝は、雛祭りにふさわしく、寒さ厳しいながら、澄んだ良いお天気に恵まれました。
穏やかな優しさあふれる女の子のお祭りで、日本中が桃色に染まると嬉しいですね~
そんな情景を心に浮かべ、なんだか幸せな気分に・・・

我家では、夕食に次女家族を招き、Kちゃんの初節句のお祝いをすることになりました。
都心で暮らすSちゃんも是非一緒に、と願った私。主人に迎えに行ってもらいましょう、と考えはしたものの、
良く考えると、明日はまだ平日。小学校一年生のSちゃんは学校でした。

次女家族を迎えてのお祝いとなると、私は、いつものように呑気にしてはいられません。
今日はブログ日記はお休み、と、決めていましたが、お掃除が予定より早く、一段落つきました。
短い時間でしたら、PCに向かえることとなり、またキイボードを打っています。

雛人形の由来をもっと詳しく知りたいと思い、室礼の本を本棚から手に取り、読んでみました。
それによると、ひな人形の本来の姿は、流し雛。人形(人がた)に身体の穢れを映し、海や川に流す風習が平安の昔に
あったそうです。
やがて白い布で作られた幼児形のぬいぐるみがお守りとして枕元などに置かれるようになり、次第に美しい衣装を着せらて、
今日のような幼児と遊びを共にする人形となっていったとのこと。
ひな壇に鎮座する形での雛人形は。徳川家康の孫である東福院和子様が自身の子供のために作った座り雛がルーツで、
一般に広まったのは江戸時代の中ごろ、と書かれていました。

日本の伝統的行事を、改めて調べ、認識を新たにするのは、日本人のアイデンティティーの一環を一層理解できたようで、なんだか
嬉しいものですね~

私は、どんなに時代が移り変わろうとも、雛人形は古式ゆかしい姿のままであってほしい、と願いますが、昨今のお人形は必ずしもそう
ではないようです。
今年は目がぱっちりの西洋人形のようなお雛さまが人気とか。
更に驚いたのは、スペインが本社の人形メーカー、リヤドロジャパンの磁器製の雛人形が良く売れているそうです。
リヤドロのお人形は、私も好きで幾度か贈り物したた事はありますが、ひな人形とは!ちょっと驚きでした。

実は、我家でも、Kちゃんの初節句に、私から雛人形を贈るつもりでしたが、来年までお預けとなってしまいました。
娘は、さすがに西洋風のお人形には全くひかれなかったものの、目に付けたのは、私には意外感があるものでした。
気に入ったのは、一刀彫の雛人形のようです。
しかし、家族で見て回ったものの、今ひとつ決断ができなかったとのこと。
初節句へのこだわりも多少あったけれど、更に検討して来年、妥協することなく買える良いお人形を探したい、とのことでした。

私には寂しいことながら、時代と共に、日本の伝統行事も、次第に変化していくのでしょうか。
来年も、私はきっと、味わい深い奥ゆかしさと美しさのある伝統的な雛人形を娘にきっと勧めるにちがいありません。

もうすぐ時計の針は十時。
十時から、お料理の開始です。
男の子の五歳のKちゃんには関係のないお祭りだけれど、大好物の五目寿司とお煮しめをまず作りましょう。
昨日スーパーへのお買い物がてら、老舗の和菓子屋さんに寄り、雛祭り用のお菓子を買う予定でしたが、まだ五時半でしたのに、もう閉店。
がっかりでした。仕方なくKちゃんの雛祭り用のケーキを一つだけ洋菓子屋さんで買い家路に就きました。
写真はそのお菓子です。

皆さまも、どうぞ楽しい雛祭りをお過ごしくださいませ。

  

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村

今日もご訪問有難うございました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする