本当に怖かった!
夫の二階の書斎にたどり着き、夫の肩に手をのせ、ひたすら揺れのおさまるのを待ちました。
あまりに激しい揺れに、(震度5強)ついに関東、東海地震が来た、と確信し、しばらく体の震えが止まりませんでした。
そのような状況ながら、夫は書斎の椅子に腰かけたままで、いたって平静。
そんな夫を頼り甲斐があると言うべきなのかどうか、なんだか複雑な心境です。
今、一番気がかりなことは、長女家族と、いまだに連絡が取れないこと。
地震が起きた時間帯は、孫達は、学校。パパ、ママは都心の会社で勤務中。
交通網はすべて不通で、昨夜も開通の見込みがないようでした。
夫に尋ねると、徒歩でも充分帰れる距離だと言っていますが・・・
子を思う親の気持ちもさることながら、小5と小1の孫達は、どんなに不安な気持ちで、親の帰りを待ったことでしょう。
学校と学童保育が面倒をしっかり見ていてくれるに違いありませんが。
両親は、徒歩で夜遅く我が家にたどり着いたのかもしれません。
次女は、保育園に迎えに行った帰りに寄ってくれました。
園児はお庭に避難していたようです。さほど怖がっている様子もなかった、と。
保育士さんが、きっと賢く子供達を誘導して下さったのでしょう。
次女の旦那さんの帰宅は、距離からして不可能。
でもメールは通じ、安全は確認できているとのことで、まず一安心です。
しかし、その後、私は幾度も長女の携帯と家にも電話、メールもしましたが、やはり全く通じず、不安な気持ちで床に就きました。
今すぐにでも、電話をかけたいところですが、恐らく疲労困憊で、ぐっすり寝入っていることでしょうから、控えます。
それにしても、文明の最先端利器のはずの携帯、パソコン、そして固定電話までもが、いざっとなると全く役立たないことを、
今回の事で思い知らされました。
しかし災害伝言版があるようですから、今後のために、しっかり登録し、使用できるようにしなければいけませんね~
このような状況にあって、テレビだけは、画面が煌々と映り、アナウサーが落ち着いた声で、刻々と情報を届けてくれました。
改めて、テレビの有難さが身に染みています。
その画面に映る、悲惨な状況を見て、そこで暮らす住民の方々の悲痛な思いが察せられ、胸が詰まる思いが致しました。
整然と整えられた川沿いの畑や温室が、まず襲い来る津波の濁流に一気に呑まれ、さらに人家や車も、流されるさまには、
ただ茫然自失。
次第に被害の大きさが分かるにつれ、今後の日本が、一層厳しい状況に置かれることは明らか。
いよいよ、IMFの支援を受けなければ立ち行かなくなるのでは、とまで、心配になりました。
でも今は先々のことを不安に思うより、被災された方々の、一日も早い立ち直りと、今後の速やかな復旧を願いたいと思います。
今も揺れました。
昨日は日本最大級と言われていたのが、今朝の新聞の見出しは世界最大級に変わっています。
非常に大きな面の断層のずれだったようですので、そのひずみが、関東東海地震をドミノ式に誘発しないかと、不安が尽きません。
これから新聞を熟読してみます。
被災地の皆様は本当に大変なことと存じますが、どうかくじけることなく、お元気を出して、今後にお備えになられますように。
心よりお見舞い申し上げますとともに、、一日も早い復旧、復興を願って止みません。
お亡くなりになられた方々が余りに多く、お悔やみの言葉もないほどです
ただただご冥福をお祈り申し上げ、行く方不明の方々の、ご無事を願って止みません。
追記
今次女から電話がありました。メールはできたようですね~
私の携帯が故障し、夫のを使用していましたが、そのメール番号をまだ知らせていなかったようです。
そのため、連絡のしようがなかった、とのこと。
長女と次女の間では連絡が取れていて、やはり長女は、徒歩で帰宅したようです。
本当に安心しました。
携帯のメールは、大の苦手で、打つことほとんどない私ですが、もう少し慣れないといけない、と反省しました。