今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

努力は必ず報われると祈りたい

2011-03-16 11:17:12 | 日記

テレビ嫌いの私が、東日本巨大地震が起きてからは、画面にくぎ付けとなり、見入ってしまうことが何と多いことでしょう。
目を覆いたくなるような惨状を、いたたまれない悲痛な気持ちで見た後は、放心状態のように、しばらくなってしまいます。

しかし画面は、来る日も来る日も、同じ惨状の繰り返し。
ふと、マスコミの報道姿勢に、多少の疑問も感じ得ません。
しかし一方では、この報道を頼りに、身内の姿を探し求めている方もいらっしゃるのでは、とも思います。

さすがに精神的に疲れ切ってしまった私。
テレビの画面は見るに忍びず、観ることによる精神への負荷は、とてつもなく大きいように感じます。

そのため、昨日からは、ニュース以外、テレビは一切見ないようにしました。
ヤフーとgooのホームページを更新して、気になる新しい報道記事のみチェックしています。
そうしたところ、心が随分落ち着きました。

数日経過すると、音声と映像を共なわなくとも、見出しの記事だけで、現在起こっていることの状況把握は十分できると思いました。
気の毒な人達の姿が、映像で晒し続けらることにも、何か次第に疑問を感じるようになりましたが・・・
良く考えると、報道が目的とはいえ、記者の語りかけが、被災者の方々の励みになっているのかもしれない、とも思えてきました。

しかしながら、テレビの見過ぎは、惨状に対する感覚がマヒしてしまいそうで、却って心配です。

いつ同じ災難が、我が身に降りかかるやもしれず、昨日の震度4の揺れでさえ、一瞬悪夢が鮮明に我が心をとらえました。

日々、足元が、常に揺れているような錯覚に見舞われています。
私が受けた心の衝激は、自分が考える以上なのかもしれません。

しかし不幸中の幸いにも、私は、被害を免れました。
そんな自分が、今、お役にたつ行動とな何か、と日々考えています。

今は必ず被災地に届く信頼できる機関への寄付と、十数年捨てることができず保管し続けてきた、亡き母の数十枚の衣類を役立てて
貰いたい、と考えているところです
草葉の陰で、母も心から喜んでくれるに違いありません。
本当にささやかなことしかできませんが・・・

過日のタイガーマスク運動では、我が国に寄付文化の根付く兆しが見えました。
今回の出来事では、一層その運動が広まり、日本のすべての人達が、多少にかかわらず、温かな支援の手を差し伸べるようにしたいもので
すね~

最後に、一連の原発の報道についての次女夫婦の感想を書かせていただきます。

瞬時に起こった現象と、連続で起きていることでは全く違うのに、瞬時のあたいのみ過剰に取り上げ、報道しているのが今のマスコミとのこと。
物理学者の間では、最悪の事態は避けられるとの話がもっぱら。
スリーマイル島の事故のときでさえ、人的被害はほとんどなかった。云々

科学者の話はある程度信用できるとはいえ、今のような状況では、もちろん断定はできません。
あくまで参考までに書かせていただきました。

被災者の方々、今なお、孤立し、サバイバルな生活を強いられている人達、祈るような気持ちで、身内を探し求めておられる方々、大変な危険をも顧みず、原子炉の安全管理に没頭しておられる方々、救助に当たられている自衛隊、消防隊、その他の大勢の方々が、それぞれの立場で、必死に、日々を闘っておられます。

皆さまの努力が、必ず報われると、私は信じ、祈ります。

このような困難に当たっても、規律を乱さず、他人への心遣いさえ示す日本人が、世界で、いま絶賛されています。
日本人としての誇りを持ち、被災地の方々のために、自分は何ができるか、を真剣に考え、今こそ行動に移そうではありませんか。

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