今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

病との闘い

2011-03-05 19:07:28 | 病気

朝から爽やかなお天気です。
実は、今日は出かける予定でしたが、家計簿の先月の収支決算の締めも、今月の献立の予定もたてていません。
気がかりなことが余りに多すぎて、気持ちが落ち着かず、取りやめにしました。
今やっと、先月の家計簿のまとめの記帳が終わったところです。
これから献立を立て、ネットスーパーとキャプテンフーズにたくさんの注文を出す大仕事がまだ控えています。

月末の家計簿の収支記帳のたびに、私は、我家の医療費の支払いの多さに驚かされます。
若い時に支払っていた月々の土地のローン代金と、さほど変わりません。
夫は世間一般の人に比べますと、年金には恵まれているとはいえ、年金暮らしにはかなりの重圧です。

本日気が付いた事は、二つの病院で治療費が重複しているらしいこと。
更にこんなに医療費がかかっているのに、入院時にしか役立たない結構高額な医療保険にも加入し続けていること。
このふたつの疑問点が頭の中を駆け巡り、どうすれば良いのか思いあぐねてしまいました。

夫に、治療費が重複していることを何気なく指摘しましたが、全く検討する様子は見られません。
自分にとり重要な手続きは、実に記帳面に手ぬかりなく行う人ながら、私がお願いすることは、些末な事と感じるようです。
いつも、快く思ってくれません。
おまえは何を言っているんだ、といった気難しい顔をします。
本当に昔気質で気位の高い人で、困りま~す。
それも、私にだけです。娘には大変優しくて、声色まで変わります。その差別の甚だしさっといったらありません。(笑)

それゆえ、お互いに認め合い、尊敬し合っている、若夫婦の姿は、ひときわ眩しく私の眼には映ります。
でも私達の世代では、これが当たり前の夫婦関係のようですね~
そのような時代に生まれた事を宿命と感じ、あきらめ、ここずっと文句も言わなくなりました。

但し、近所の病院から、都心の病院の院長先生に診断を切り替えたのは私の判断でした。
この時も最初は渋った主人。
でも、、私の判断には間違いが無かったことは、家族全員が認めること。
でも、主人から、ありがとうの一言も、もちろんありませんでしたよ。(笑)
この経緯については、お役にたつ情報もありますから、また日を改めて、詳しくお話しさせていただきますね。

確か、医療費の二重払いの話をしていたのでしたね~。いつの間にか、夫の愚痴へと変化してしまいました。(笑)

二重払いの話に戻します。
その訳は、皮肉にも、都心の病院の先生の配慮によるものなのですが・・・
インターフェロンの治療は毎週行うため、通うのが大変でしょう、とおっしゃられ、近くの病院に紹介状を書いて下さったのです。
そのインターフェロンの治療とは別に、去年手術を受けた病院で、肝臓の定期検査と服用薬のお世話になっています。
その検査が、一部重複しているようです。

高額の治療費ですから、少しでも無駄を省きたいとの思いを抱くのは、家計を預かる主婦なら当然、と思いますが。
でも命にかかわることですから、つまらないことにこだわっているように見られるのも嫌で、私は余り強く、主人には言えません。
恐らく今後も、二重払いをし続けるのでしょう。

でも、入院時にしか役立たない医療保険は、本当に今後も必要なのか。高額の入院費がかかっても、高額療養費制度があり、
年収により差がありますが、どんなに高くても支払いの限度額は、一月、15万円を超えることはありません。
私は、今、年間でそれ以上の医療保険を支払い、その上、現実に高額の医療費も毎月取られています。
C型肝炎は、完治はせず、幾度でも癌の再発に見舞われる病気です。
治療は欠かせませんから、一生の家計負担を覚悟の上で暮らさなければなりません。

でもどんなに医療費がかさんでも、夫にはいつまでも元気でいてほしいです。
妻として、至極、当たり前のお願いですね~

インターフェロンの副作用で鬱になる人も多いようですけれど、そんな気配は主人には全く見られません。
肌が一部荒れ、全身がかゆくなると言った症状がみられるようですが、決して弱音は吐きません。
入院中に、目に難病を抱えている事まで判明。運が悪いと、将来失明の恐れさえあります
しかし、大変な病気を幾つも抱えていながらも、実に気丈で平静な主人です。
私が以前、日記のタイトルにした、病気になっても病人にならない、を見事に具現して生きている人です。

健気に病気と闘っている主人の姿を見ていると、とても私は、文句なんて言えなくなってしまいました。
後20年は元気で暮らさせてあげたい。そうすれば、90歳間近か。さすがに倒れても本望でしょうから。
その前に恐らく私はあの世へお先に旅立っているでしょうけれど。(笑)
今は、夫に生を全うさせてあげることが、私の使命と感じています。

もう余り無理な行動は避けなければならない夫。病気の再発は何としても遅らせましょう。
夫婦仲睦まじく、穏やかで静かな暮らしを末長く楽しみたい、と、私は今強く願っています。

今日のお出かけの予定は、上野国立博物館で催されている、「仏教伝来の道、平山郁夫と文化財保護」展でした。
明日が最終日です。
明日でもと思っていますが、夫は寒い中、数時間待たされるのは嫌だ、と言っています。
それゆえ、又の機会になりそうです。

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今日もご訪問ありがとうございました。
この日記を綴ったのはお昼過ぎでしたが、投稿するのが遅くなりました。
内容に時間差が感じられると思いますが、ご了解くださいませ。

 

 

 


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