今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

いつの間にか孫談話

2014-03-31 08:13:29 | 

ここ1週間ほどになるでしょうか。

PCに向かいブログ記事を綴り始めた時は、次女宅での夕食のひと時について書くつもりでした。

ところが前置きが長くなり、いつの間にかそれが本文のような雰囲気になっていき・・・・・・

そして、そのまま書き進める内にまとまってしまう。

こんな感じで、タイトルも急遽、変更。

私の文章綴りが、いかに計画性がなく、行き当たりばったりか、お分かり頂けることと思います。

お恥ずかしいですが、これが私のブログ綴りのスタイルなんですね~

 

でも今日こそは、前置きはこのくらいにして、次女宅での、ガーデナーさんとの打ち合わせ後のお話しをさせて頂きますね。

話題の旬は過ぎ、少々気が抜けた内容になってしまいましたが。

 

 

ガーデナーさんがお戻りになったのは、三時頃だったでしょうか。

夕食までには、まだ時間が十分ありましたので、かれんちゃんを連れて、ス―パでお買い物。

益々子供らしくなり、ショッピングの間もお利口さん。

かごを元の位置に戻したり、レジ袋を一つ提げてくれたりと、素直にお手伝いにも励んでくれます。

活動的で、子犬のように駆けまわっていたさっちゃんと違い、実におっとりした性格のようです。

 

 

かれんちゃんは、4月から我が家からほど近い保育園に、転入することに。

何かと今後は、私が出る番が多くなることでしょう。

お兄ちゃんのK君が通った頃は、区立の保育園で、平屋の慎ましい建物でした。

けれど、それが却って、、アットホームな雰囲気を醸し出し、温もりの感じられる、とても素敵な保育園だったのですが。

民営化の波が、この保育園にも押し寄せ、新しく生まれ変わったばかりです。

 

先日、入園説明会が開かれたようですが、その時の感想を、次女のMちゃんは、目を輝かせ、多少興奮気味に語ってくれました。

スマホに収めた画像を私に、「見て見て」と差し出しながら、

小さな画面に目を凝らした私。

思わず感嘆の声を挙げてしまいました。

まるで、お洒落なレストランのエントランスのよう。

Nちゃんの話しでは、北欧風のデザインで、至る所、趣向が凝らされていて、子供たちが安全に楽しく過ごせるように工夫されているようです。

「こんなに快適な場所だと、子供達は、恐らくママが迎えに来ても、お家に戻りたがらないのでは」

と言っていました。

 

ただ一言、祖母の気持ちを延べ、その喜びにくぎを刺しておきました。

「箱モノが、素敵に越したことはないけれど、一番大切な事は、子供達のお世話をする保育士さんの質ではないかしら」と。

「確かにその通りね~前は区立保育園だったから、公務員のしっかりした保育士さん揃いだったものね。

その辺りの事になると、まだよくわからないけれど、保育のお手伝いさん達には、区立の時の顔馴染みさんもいらっしゃるのよ」

とのことでした。

 

まるい球のついた子供用壁掛けラックは、Mちゃんの話によると、美術館に展示されるような有名な商品だとか。

 

百聞は一見にしかずですものね。

その内、お迎えを時に引き受け、その保育園に、私もまいることでしょう。

画像で見る限り、私も恐らく感動の余り、ブロガー精神が沸き立ち、園舎の写真を撮りまくってしまいそう。

でもそれは、顰蹙ものでもありましょうから、自制しなければ。

かれんちゃんが仲良くお友達と遊び興じて、生き生き過ごしている姿を見るだけで、満足この上ないばぁばですから。

 

ママは、新しい保育園に入園するにあたって、多忙な生活の合間を縫い、可愛い小物類を、手作りで用意していました。

下の画像が、その手作り用品です。

そういえば、私もそのころ、頑張って、わが子のために、手縫いでいろいろ揃えたものでした。

 

 

 

次女の話しを聞き、子供の接し方で、いつも感心する事があります。

何か大きなことに臨む時、その前に、心の準備が子供なりにしっかりできるように、日々細やかな心遣いで励ましの優しい言葉をかけているとのこと。

ですから、本番になっても、動じることなく、積極的にその行事に孫達は参加しているようです。

 

又自慢話と言われてしまいそうですが(笑)、子供にやる気を起こさせる動機づけでは、私もなかなかの母親でしたよ。

大学時代の児童心理学の授業で、動機づけの大切さを学び、それを実践するように努めました。

子供のモチベーションを高めると言えば、いいのかしら。

ですから、娘達は、何事にも、一生懸命取り組んでいました。

 

そういえば、長女家のさっちゃんも、4年生ですが、ピアノとバレーのレッスンに心から打ち込んでいるようです。

ママの話しでは、

「目を話すと練習を怠ってばかりよ」

と言っていましたけれど。

私には、心から楽しめることを見付けたさっちゃんの姿は、とても輝いて映ります。

お勉強は余り好きでないみたいですけれどね~

それを知ってか、パパは、

「大学まで一貫教育をしてくれる、ほどほどの中学に入り、心から自分がしたいことを愉しんで学生生活を過ごせばいいよ」

と言っています。

 

 

K君のお部屋の壁掛けラックは、無印商品です。

 

お兄ちゃんは、何とか有名進学校に奇跡的に入れたものの、授業について行くのに四苦八苦。

落第しちゃうのでは、とばぁばもハラハラドキドキしていましたが、多少落ち着いてきたみたいです。

 

次女のところのK君とは、パパが単身赴任した時、数年間同居したことがあります。

その頃から、祖父母を困らせたことが全くない穏やかな性格で、しっかりした子でした。

今も変わりなく、地域の少年野球クラブに入部して、学業とスポーツの両方で頑張っているようです。

 

孫達の健やかな成長を、祈るばかりの私ですが、最近は家事と旦那さまの世話に追われ、接する機会が、益々少なくなってしまいました。

何とか効率よく、日々の日課をこなし、残り少ない余生、孫との想い出作りにもっと励みたいものですね~

その点では、初孫のR君に注いだ私の愛情と時間は、妹も少々呆れるほどでしたが・・・・・・

そのR君は、今では身長は娘達を越し、声変りもして、なんだか近寄りがたいほど、大人っぽくなってきました。

R君とK君は、私の永遠の恋人です。

嫌われないように、素敵な祖母目指して、益々心の修養に努めなければいけません。

何だかいつの間にか、孫談話になってしまいましたね。(笑)

 

 

ガーデナーさんとの打ち合わせもあり、さぞ忙しかったでしょうに、夕食は、大変なご馳走で、Mちゃんの手際の良さに感心してしまいました。

十年ほど前までしょうか。

孫達の誕生会、その他のイベントは、すべて我が家で開き、私が手作りの料理を振る舞った時代もありました。

けれど歳を重ねるうちに、そんな気力は薄れ、エネルギーもなくなってしまったようです。

 

 

 

 

 

幸いにも次女夫婦が、我が家の近くに住んでくれ、そこに家族が揃うことが多くなりました。

或いは時に、長女家が、家族全員に、最寄り駅近くの馴染みのイタリアンレストランで、ご馳走を振る舞ってくれます。

お正月とクリスマス以外は、すっかり娘達に甘え切ってしまっている情けない母親ながら、幸せを噛みしめて暮らす日々。

旦那さまの病が、唯一気がかりな事ですが、回復を信じて止みません。

 

 

晩節を汚すことなく、心豊かに麗しい日々を過ごせるように、益々努めなくては、と自分自身に言い聞かせているところです。

60代も、残り数日。

いよいよ70代に突入します。

 

         

お立ち寄りくださいまして、有難うございます。

 

 

 

 


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徒然なるままに・・・・・・

2014-03-28 10:54:19 | 暮らし

都内でも、桜の開花宣言が25日にあり、お花見の本格シーズンも目前です。

目前と言えば、消費税3%アップも目の前ですね~

麗しい季節に、私の暮らしは色々な事が重なり、気忙しさが抑えられなくなってきました。

夫の病気の心配事もありますし。

このどさくさに紛れて、私は何と、もうすぐ古希を迎えます。

70歳になるとの自覚は全くなく、還暦の間違いでは?なぁ~んて思ったリして。(笑)

喜ぶべきかどうか迷うところですが、人生のこの節目を、若夫婦家族は、祝ってくれるようです。

さっちゃんのお誕生会、夫の入院前の壮行会も兼ねてといったところでしょうか。

 

 

とはいえ、旦那さまの手術日はまだ決まったわけではなく、様子見の状態なのですけれどね。

1昨日は、待ち時間2時間で、やっと先生の診察を受けることができました。

帰宅したのは、夜も更けた9時過ぎでした。

癌マーカーが上昇してきたとかで、ペット検査に臨み、その翌日早速結果報告がありました。

私は覚悟を決めていたのですが、意外にもその結果は全く異常なしで、本当に信じられないような喜びでした。

転移は見られず、大腸がんの患部は、放射線治療が良く効いた状態で、小さくなったまま。

期待以上に良好な状態のようです。

但し、全く問題がないわけではなく、そのために先生は慎重を期し、手術日が延び延びになっているのですが、そのことについてはまた何時か触れたいと思います。

 

 

消費税アップの前に、化粧品の購入と美容院にはどうしても出かけたいですし。

4月1日には、近所の親しい方達数名で、お花見に出かける予定にもなっています。

その後週末には、ホテルで家族揃っての会食もあり・・・・・・

 

私にしては、少々過密スケジュールで、こんなことめったにありません。

何とか、春らしく軽やかなステップでこなしていきたいものですが、体力が付いていくかしら。

少々不安ですが、爽やかな春風に乗って、颯爽と・・・・・・

イメージだけは前向きです。(笑)

 

 

この前置き後、次女宅の集いの様子を書くつもりでしたが、その前で何だか文章がまとまってしまったようです。

一旦これで締めて、投稿させていただきますね。

この程度の長さで記事を終えることが私の理想なのですけれど。

名文ならともかく拙い文章で、いつも、だらだらと長文を綴ってしまって。

 

昨日は少々肌寒く、数日振りに、ヒーターを付けて暖を取りましたが、今日は春うららかなお天気。

気候不順な折柄、皆さまにはくれぐれもご自愛くださいませ。

今ではなく、今日が一番素敵の気持ちで過ごしてまいりましょう。

最近、私のブログタイトルを、今がを今日に変えたくて仕方がない私です。

今ですと何だか漠然としていて、今一つ、新たな日々に思いが込められません。

今日にすれば、一層その心掛けに努め、毎日をもっと大切に過ごせそうに思えて。

その内、変えてしまうかもしれません。

その際は、新しいタイトルで、今まで同様、お付き合いのほど宜しくお願い致します。

 

turunitisou127

 

お立ち寄りくださいまして、有難うございます。

今日も良い日でありますように♪

 


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頓馬な親子の行動♪

2014-03-26 06:54:03 | 家族

暖かな日差しと、柔かな空気の感触。

時にめくるめく陽光を浴びて、いよいよ本格的な春の到来と、その予感に心が躍ります。

体の細胞が冬向きから春向きに、一気に入れ替わるが如くの、日本四季の移り変わりのダイナミズム。

それを経験するたびに、日本人であることの幸せを思わないではいられません。

恐らく、夫の体の細胞も忽ち元気づき、病気の回復を早めてくれることでしょう。

見かけは、いたって元気なのですけれどね~

 

さて、今回の記事は、前回の続編と言ったところでしょうか。

同じ時間の流れの延長線上にあり、思いがけない家族揃っての楽しい集いとなりました。

長女のお婿さんは、出張中で留守のため、この度の集まりには欠席。

次女のお婿さんは、夕刻出張先から戻ってきたばかりでした。

 

 

 

Mちゃんは相変わらず時折、頓馬な事を、今でもやってくれま~す。(笑)

学生時代にも、間の抜けたことをよくしでかして、私を慌てさせたものでしたが・・・・・

そういえば、大学入試センター試験におけるショッキングなミステークについて、当ブログで最近綴ったばかりでしたね~

皆さまは、ご記憶でしょうか?

 

さて、この日も、旦那さまの帰宅日も間違え、翌日と思いこんでいた次女。

長男のK君に訂正され、夕刻になって初めて気が付いたNちゃんです。

その割には落ち着いて、いつもと変わらない態度でしたが。

私は、「疲れてお帰りでしょうに、そんな所にお邪魔しては申し訳ない」といった気持ちになりました。

けれど、「気にしなくて大丈夫よ」との、Mちゃんの弁。

 

彼は学会に参加するため、年に海外、国内の出張を再々こなしています。

ゆえに、次女は慣れっこだから、と言いたかったのでしょうけれど、なんだかちょっと気が引けてしまった私です。

「彼の食事分は、私が食べないで我慢すればいいわ」と、心の内で思ったりして・・・・・・(笑)

 

午後からガーデナーさんとの打ち合わせがあったにもかかわらず、夕食はご馳走で感激。

画像は、食後のデザートです。

 

長女にも声をかけてくれていて、午後の所用を済ませ、日が暮れた頃、次女宅に、R君、さっちゃんと一緒にやってきました。

出張中の長女のお婿さんは、夜遅く帰宅とのこと。

こちらは、間違いないようです。

 

長女のMちゃんは、次女のような失敗はめったにしません。

娘時代にも、次女の失敗談は数知れずですが、長女にまつわるそのような思い出は、皆無といっていいでしょう。

姉妹ですから、性格は似たところもありますけれど、これは、顕著な相偉点ですね~。

 

長女の緻密な頭脳はパパ譲りで、次女は多少、私似かしら。

趣味や好みも、かなりの部分、私と共通していますから。

「私もお家大好き人間だから、暇になっても、どこにも出かけず、ママのように家で十分幸せを満喫できる性格よ」

などと、言っています。

とは言っても、私よりはるかに頭が賢いことは、言うまでもありませんけれどね。(笑)

 

頓馬な事なんて書くと、次女に嫌な顔をされてしまうかしら。(笑)

頓馬は、とても温かな語感の響きで、私は嫌いではありません。

親子ですから、Mちゃんに限っては、むろん気分を害したりはしないでしょう。

 

 

何事を注意されても、注意しても、お互いにそれをおおらかに受け止められる年齢になった私達。

いえいえ、まだその域にまでは到達できていないかな~

成熟した大人の度量を身に付け、すべてのことを微笑んで懐深く受け止められるような人になりたいですね。

親子関係も、そうあり続けましょう。

 

私の母が60代になった頃からでしょうか。

私達の親子関係は、正にその通りでした。

と言うより、力関係はすでに逆転し、母は私に頼り切っていましたから、母の愚痴も小言も、すべて優しく受け止められたように思います。

 

私は、ここ7~8年、腹を立てることが全くなくなりましたね~

怒る感情がどういうものだったか、思い出せないほどです。

ネット界では、ブログ上やコメント欄で散々な言葉を浴びせられてきましたけれど、、相手方に腹を立てない自分に気が付いています。

無論傷つきもし、悲しい思いもしますが、心はいつも平静で、割と穏やか。

自分を見失うことは決してありませんでした。

毅然とした態度でいられたと思います。

自分の心を貧しくするような対応だけは、絶対したくありませんでしたから。

無論、反省点もいろいろありますけれど。

一切、応えなければ良かった、等々。

 

 

 

ネットに限らず、どんなに嫌な事があっても、一晩ぐっすり眠ると、心が新たになる、誠にお得な性格の私です。

いつまでも、根に持ちません。

体力のない私は、ストレスを抱えると身が持たないため、自然に身についた処世術のようにも。

多少は、若いころより成長しているのかもしれませんね~

でもまだまだ、未熟なところがいっぱい。

私の人生の目標は、一生自分を磨き、成長し続けること。

若い時から、この目標は不動なのですが、その割には成長していないな~(笑)

 

またまた、お話しが何だか変な方向に流れてしまって・・・・・・・

今回は、軌道修正しないで、一旦これで終わりにしようかしら。

次女宅での団欒のひと時の綴りは次回に回します。

 

 

最後に私の犯した頓馬な出来事をご紹介しますね。

前回の記事に、私はランキング不参加に登録変更をすることをご報告させていただきました。

その後、私の頭が混乱してしまう出来ごとに見舞われ、少々慌てることに。

自分が願っていることに的確に対処できなくなってしまった自分の頭脳を嘆かわしく思っています。

 

私は登録変更したつもりでしたが、相変わらずインポイントが入るので、あれ~と思った次第。

(妹の話しでは、過去の記事を読んで押して下さっているのでしょう、とのことでしたが)

もう一度登録の確認をしたところ、まだランキング参加のままでした。

恐らく、最終確認のクリックをするのを、きっと忘れたのでしょう。

改めて、間違いのないように登録変更しました。

ところが、又あれ~!と、驚き

これで良し、と思いしばらくして、日本ブログ村サイトを除くと、私のサイトの名称が跡形もなく消えています。

 

私が願っていたことは、ランキングはアウトポイントにだけ参加することでした。

その場合は、バナーを取り外せば、よいだけなのですよね。

自分の願いどおりに、適切な対処が出来ない私のこの度の行動も、老化現象の現れ?

最近、私は間が抜けた言動が多く、旦那さまが呆れかえってばかりいます。

緩んだ心のたがを締め直して、今日も元気に過ごしたいものです。

 

turunitisou127

 

お立ち寄りくださいまして、有難うございます。

今日も良い日でありますように♪ 

 

 


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次女のMちゃんが心に描く庭姿とは?

2014-03-23 07:28:02 | ガーデニング

春の足音が日々、着実に大きくなっていくようなこの頃。

きらめく陽光は一段と明るさを増し、柔らかく我が身を包んでくれるかのようです。

春爛漫の花時は、何と言っても素晴らしいけれど・・・・・・

新芽と若葉が萌えいずるこれからの季節。

その清々しさと瑞々しさも、私達を魅了して止みませんね~

 

モッコウバラの瑞々しい若葉

 

とはいえ、三寒四温で、寒の戻りに驚かされるのも、今の時期です。

娘の入学式に大雪に見舞れたことがありました、っけ。

バスはむろん運行不能となり、最寄り駅までの坂の多い道で幾度も転びそうになり、四苦八苦。

式場に辿りついた時には、へとへとに疲れ果てていたものでした。

今もなお、忘れ得ぬ、懐かしい想い出です。

 

異常気象に見舞われがちな昨今。

暖かくなっても、まだまだ油断大敵ですが、このまま穏やかに、何とか春へと移行してもらいたいものです。

 

 早朝の温もりのある柔らかな日差しをを感じて頂けますか?

 

我が家の花壇の草花も、生気を取り戻しつつあり、樹木のまだ堅い芽も、心なしかほころんで見えます。

草木の楽しいおしゃべりのさざめきが、何となく聴こえてくるかのよう。

 

ナツツバキの新芽

 

そんな陽気に誘われてか、次女のMちゃんは、お庭にもう一段と手を入れたくなったようです。

先週の土曜日の事。

体調が思わしくなかった頃、二年間にわたり私がお世話になったガーデナーさんが、久しぶりに次女宅に見えました。

無論、私もお会いしたくて、Mちゃん宅へと土曜日の昼下がり、いそいそとお出かけ。

 

ガーデナーのHさんは、今は臨月間近の妊婦さんの身でいらっしゃいます。

我が家に年に四回見えていた頃の彼女は、可憐さと清らかさをたたえ、まるで花の妖精が我が庭に舞い込んだかのようなお姿でした。

その雰囲気は、当時とお変わりなかったけれど、赤ちゃんを身ごもり、栄養にも気を遣ってお過ごしなのでしょう。

お顔がま~るくなられ、もし外で偶然お会いしても、Hさんと見分けが付かないのでは、と思うほど。

優しいママと草花に迎えられ、この世に生を受けた赤ちゃんの、今後の幸せな人生が目に浮かぶようです。

出産の無事と、お子様の健やかなご成長を、私は祈って止みません。

 

年を重ね、ますます体力が落ちた際には、また我が家の花壇の手入れをお願いする時があるやも。

今のところ、体調も一時期より随分良くなりましたから、倹約のためにも、しばらく一人で頑張るつもりでいます。

 

 我が庭で作業をしておられた頃のHさん

 

さて次女が今回お願いした事は、居間の前庭の奥にある植栽コーナーに、多少手を入れて頂くことのようでした。

更にその周りも一部、趣向を凝らしたいようですが・・・・・・

こだわりの強い次女が頭の中に描くイメージは、母親の私ですら、全く想像が付きません。

恐らく、我が家の庭の雰囲気は、次女の理想とは明らかに異なっているのでは。

「私だったら、もっとこうするのに、あぁ~するのに」との思いがあるのでしょうね~

Mちゃんの助言を受けられると心強いのですが、子育てと仕事に追われ、そんな暇はないらしく・・・・・

週末に自分の庭に水やりをするのが、精いっぱいの暮らしのようです

 

 

マンションにしては、実に広い庭で、面積は、我が家と変わらないくらい。

居間からは僅かしか見えない、寝室側のスペースでは家庭菜園も十分できそうです。

私は、度々それを提案しているのですが、今の多忙な暮らしでは到底無理のよう。

 

 

さて次女とHさんの打ち合わせが、リラックスした時の流れの中、進んでいきます。

ところが、そこに割り入って、ついつい口を挟みたくなる私。

邪魔をしてはいけない、と我に返り、自粛すること、度々でした。(笑)

 

私が目にしたことが一度もない、お洒落な雑誌が、数冊テーブルの上に広げられています。

広報で働く娘は、情報には恵まれ、感覚のセンスが次第に研ぎ澄まされていくのでしょうか。

普段は、ユニクロの服も愛用していて・・・・・・

もう少しおしゃれをすればいいのに、と母親の私は時に思うのですけれど。

次女も長女も出勤となると、別人のように雰囲気が変わリます。

その辺り、暮らしにメリハリをつけることで、心身のリラックスと倹約を心がけているのでしょう。

 

 

お話しが脱線してしまいました。軌道修正・・・・・・

 

フェンスには、これまで常緑のクレマチスがからませてありました。

けれど環境が合わなかったのでしょうか。

思い通りに生長してくれず、モッコウバラに替えることになったようです。

モッコウバラは、以前から私が提案してきたこと。

 

去年の春先に咲いた時のモッコウバラの可憐な花姿です。

 

実は、我が庭の中央にあるバ―ゴラにも、同様の植え付けをすることになりました。

庭をリフォームし十数年、八重のモッコウバラの楚々とした可憐さに、毎年どんなにか心が潤わされてきたか分かりません。

花期が短いのが誠に残念ですが、常緑にもかかわらず、繊細さもたたえた葉の趣も大好きな私です。

その上、ほとんど手をかけず植えっぱなしでも、元気に育ってくれるのも安心。

但し、全く同じでは面白味に欠けると思い、今回は、一重のモッコウバラを選んでみました。

実はアイスバークも一鉢買っています。

両鉢共、鉢植えにするか地植えにするか、今は検討中。

ガーデナーさんに相談したところ、地植えに勝るものはないとのことでした。

ただ、生育状況によっては移動も可能な鉢植えの魅力も捨てがたい私です。

そろそろ決めなくてはいけません。

 

 

 

今後はMちゃんとモッコウバラの話題でも、花が咲きそうで、楽しみです。

お庭のささやかな植栽コーナーが、徐々にでも、Mちゃんが頭に描く理想のイメージへと近づきますように。

そして、日々の仕事の疲れを癒す素敵な場所になる事を、私は願っています。

 

Hさんとの打ち合わせが終わり、お見送りした後、私は次女宅にそのまま残りました。

夜には長女家族も訪れ、又家族全員が揃って、忙しい中、次女が用意してくれた夕食をご馳走になりました。

その楽しい夕餉の団欒のひと時については、又いつか投稿させていただきます。

 

お断り

最近は、荒れ模様の日も多く、また寒い日が続きますね~

この記述は一週間前から、綴り始め、日々少しずつ書き連ねてきたものです

ゆえに表現に時差が生じてしまいました。

書きはじめの頃は、とても春めいた気候だったのですけれど・・・・・・

今後も、今の書き方のスタイルを貫く予定でいます。

そのため、不自然な記述を目にされるかもしれませんが、なにとぞお汲み取り下さいませ。 

 

閲覧者の皆様へ

日々、多くの方達がご訪問下さり、また温かな励ましのバナーへのひと押しまで頂戴し、本当にありがとうございました。

どんなにブログ綴りの励ましになったことでしょう。

心より感謝申し上げます。

気分転換も兼ね、しばらくランキング不参加に登録変更いたしました。

今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い致します。

  


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ガーデニングにおける私の基本姿勢 少々生意気なタイトルですが

2014-03-10 06:03:48 | ガーデニング

春も目の前で、秋に植えた草花の苗達が、生気を取り戻し、色が幾分鮮やかさを増してきたように感じられるこの頃です。

思いがけない大雪で痛めつけられ、まだその痕跡を留めたままの草花もありますけれど。

でも、明るい光に励まされ、健気な営みが続いているようで、一層愛しさが募ったりもします。

 

 クリスマスローズ・フリルパンジー

 

晩秋、厳しい冬も、夫を病院に見舞いながら、一方では庭の手入れに結構時間をかけてきました。

多忙でストレスがたまりやすい暮らしの中にあって、花壇いじりは、想像以上に私の心の慰めと癒しになってくれたように思います。

病院に向かう乗り換え地点からひと駅先が、三越日本橋前でしたから、その屋上のチェルシーガーデンにはよく足を運んだものです。

それなりに一生懸命、ガーデニングに精を出してきたにもかかわらず、ブログに綴る気になかなかなれなかったのは、何故でしょう。

自分でも、良くその理由が分かりません。

 

 クリスマスローズ・忘れな草・カレックス・セイヨウサクラソウ・アジュガ等

  重たい雪を取り払った時、まるで何もなかったのようにクリスマスローズの花がすくっと起き上がり、その逞しさに感動しました。

 

敢て理由を挙げるなら、私に庭を語る資格があるかしら、と思ったからでしょうか。

無論、この花が咲きました、あの花が咲きました、と画像と共に御紹介下さるだけで、読み手は嬉しいものです。

思わず可憐な草花に目が引かれ、心が一瞬でも潤ったりしますもの。

 

カレックス・エレモフィラ・クリスマスローズ

 

けれど、私のブログは、一つのテーマに添って書きあげる事が多いので、庭を取り上げるとなると、一記事をすべてお花の話題にしたくなってしまいます。

いえいえ、生意気な事を言い過ぎました。

徒然なるままに、支離滅裂な文章を書くこともよくありますものね~

とりあえず、その傾向があるブログと言うことにしておきましょう。

 

 アジュガ

 

ですから、お花一点に話題を絞って綴るとなると、植物の知識が私はなさ過ぎて、書く自信が持てません。

とはいえ、草花に限らず諸事全般において浅学の私。

何事も自分の感性のみに頼って綴っているに過ぎません。

そう思うと、急に気楽になってきたようにも・・・・・・

文章を綴ると、こんな風に心の整理が出来るところが利点ですね~(笑)

 

 寄せ植え ヘリクリサム・アリッサム・パンジー・ノースポール・ネメシア・ジャノメエリカ

 

さてでは、何を綴りましょう。

ガーデニングを話題にするのは久しぶりですから、私の庭作業の基本姿勢についてでも語りましょうかしら。

 基本姿勢???

何だか堅苦しい言葉ですね~

そうですね~強いて言えば、イメージ優先で、庭作業に取り組んでいる、と言えばいいのかしら。

個々のお花にこだわり過ぎず、全体のハーモニー、色の調和を重視しているようにも。

それぞれの草花の存在感が強過ぎて、お互いに主張し合ってているような賑やかな花壇が日本には多いと思われませんか?

色彩の強過ぎるお庭は、私は余り好きではありません。

 

コニファーのテラコッタをもう少し小さなものにした方が、庭の広さとのバランスが取れていいのですが・・・・・・
テラコッタの植木鉢は、とても高価なため買う決断がなかなかつきません。

既存のものに仮住まい、といったところです。(笑)

 

理想は、ナチュラルな楚々としたイメージの庭かしら

でも言うは易く行うは難しで、私の理想に過ぎず、イングリッシュガーデンの夢の実現は、いつのことになるやら、見当もつきません。

去年の秋に植えた寄せ植えも、私のイメージには遠く、失敗作ばかり、写真を紹介するのも恥ずかしいほどですが・・・・・・

 

 

季節の節目に、プランニングを立てるでもなく、そのシーズンになると適当に草花を買いあさり、自分の感性のみで配置を考え、植え付けているだけです。

但し、配置の段階で、かなり真剣に取り組み、私の理想のイメージに近づけようとします。

その間、色々悩み過ぎて迷ってばかりの私ですから、楽しい作業とは言え、大変疲れます。

黄色のパンジーばかり、どうしてこんなに買ってしまったのかしら?

赤紫のパンジーが欲しかったのに、私の望んだ色とは全く違うじゃない?

と自問自答して、気の利かない買い物を悔やんだり。

組み合わせは、どうすれば、それぞれの草花の個性を生かせるかしら?

日当たりは?半日陰の場所は?等々・・・・・・

 

ユリオプステージ・パンジー・アリッサム・その他

赤紫のパンジーを買う予定だったのですけれど
間違えてしまって、暗いイメージの寄せ植えになってしまいました。

失敗作だけれど、可愛がってます。

 

配置が決まれば、いよいよ植え付けですが、これが、私には、もっと大変な重労働。

肩こり、首のだるさは避けられませんが、何としてもやり遂げなければ、せっかく購入した草花が生気を失っていきます。

一気にはできませんから、自分の体調と相談しながら、ボツボツの作業となります。

一両日中に努めて植え付けよう、と心掛けているつもりですが、時にポットのまま、数日間放置なんてことはざらの私。

「ガーデニングをいつまで私は楽しめるかしら?」と不安になるのは、いつもこの作業の時です。

 

パンジー・イベリス・アリッサム・プリムラマラコイデス・その他

 

さて、何とか植え付けが終了しました。

その後の私のお世話は、水やりと花柄積みぐらい。

お花に十分手をかけているとは、とても言えません。

肥料の元肥は施しますが、その後はほとんど自然に任せたまま。

でも精一杯、温かな心で草花を見守ってはいるつもりです。

 

 

ですから、私の真心が通じて、期待通り、元気に生長してくれると本当に嬉しくて、感謝の気持ちさえ湧いてきます。

但し、思い通りに生長し、私を心行くまで楽しませてくれるのは、買い求めた植物の半分くらいでしょうか。

残り半分は、おしるし程度の花を付け、それ以上生長しないまま終わってしまったり、と。

いつもイメージ先行で、がっかりすることが多いです。

 

  アジュガ

 

思うに、ガーデニングで、一番大切な事は。

環境に合った草花を買い求め、適材適所に植え付け、居心地良くその場で暮らせるようにして上げることかもしれません。

 

これがなかなか難しい。

我が家の庭は、東南向きですが、日差しの当たり方が実にデリケートです。

日当たりのよい場所と思っても、日照時間が短かったり、半日陰と思いきや、西日が強かったり、と色々な要素が複雑に混在した庭と言えるでしょう。

一番日当たりが良い右側の花壇は、ガレージの上にあるため、底はコンクリート。

水はけがよくありません。

数年お世話になったガーデナーさんも、我が家の花壇の難しさを認め、思い通りに花が咲かないことに首をかしげておいででした。

 

ガーデンシクラメン・パンジー・アリッサム

 

けれど、おっしゃるには、庭の広さは、ガーデニングを楽しむのには理想的で雰囲気はとても良い庭とのこと。

オブジェや、ガーデンファニチャーはかなり揃っているので、私の努力次第では、素敵な庭へと、進化していくのでしょうが。

 

 

庭に専念するほどの時間時余裕は、今の私にはありません。

経費がそれなりにかかるのも、悩みの種です。

二月から年金の減給、税金の増額に因るのでしょうか。

前回より、年金収入が一万円以上も減ってしまいました。

いよいよ来月から消費税が上がりますし、病気を三っつも抱えた旦那さまの医療費は相当なものです。

 

 

種から育てたり、挿し木で増やしたりすれば、経費節約にもなるのでしょうけれど。

料理が1日の大半を占める今の私の暮らしでは、そこまで打ち込む時間的余裕もなく。

私のこれまでの予算生活を維持しようと思ったら、ガーデニングを諦めるしかない様な・・・・・・

そんな情けない気分にも、ときどきなり、今後が思いやられます。

どんな対策で臨めばいいものか、と頭が痛い所です。

 

イベリス・すみれ

 

そんなことを案じると、いかに経費と時間がかけないで、美しい庭を実現するかが、私の究極の目標、と言うことになりそうですが。

常緑の多様なカラーリーフを揃え、アクセントに素敵なオブジェを配置し、常緑の宿根草を出来るだけ植える。

冬の庭には期待せず、宿根草の芽生えを心待ちにする。

この方針でいけば、何とかなるかしら?

 

話題が急に変わりますが、昨日、洗髪中に腰に痛みが突然走り、軽いぎっくり腰のようにも。

風邪気味でもあり、昨日は、心身ともに少々疲れましたが。

今日は又、心新たにして、素敵な1日となるよう、精いっぱい努めようと思います。

 

大変な長文にもかかわらず、最後までお付き合いくださいました皆様には恐縮の至りです。

貴重なお時間を割かせ、誠に申し訳ありませんでした。

 

      

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友に襲った突然の不幸

2014-03-07 08:20:51 | 

1昨日、「61歳専業主婦さんのブログ」を拝読し、私にも似た性格の友人がいますので、感極まるものがありました。

お友達がどのような状況でいらっしゃるのか、想像の域を超えられない私ですが、文面から、切迫したものが感じられてきました。

お気持ち、お察し申し上げます。

 

私の友人のUさんは、命に別条があるわけではありません。

けれど、境遇ががらっと変わってしまわれたのです。

御主人さまの突然の御逝去。

一気に心身の支えと拠り所を失くしてしまわれたUさん。

どなたでも、このような不幸に遭遇すれば、同じ思いを抱かれるのでしょうが・・・・・

 

 

Uさんにおける、その悲しみの衝撃は、数倍大きなものだったに違いありません。

何故なら、彼女は長い年月にわたり、パーキンソン病を患っておられるからです。

十数年前に、

「今の薬は、10年経過すると効かなくなるのよ」

といつもと変わらない口調で、さりげなく私に告げられた事がありました。

その時は、十年後の彼女の容態を思い、大変なショックを受けたものです。

 

けれど、医学の進歩はめざましいものがありますから、新薬が現れているのではないでしょうか。

その後も薬の服用と治療を続けられ、年に数回、開かれる友人の集いにも、不自由な体を押して参加して下さっています。

 

けれど、彼女の病状の進行は誰の目にも明らかです。

体の傾斜が年月を追う毎に、次第にひどくなって行かれました。

90度近くまで傾いたお体を、杖で支え、何とか立ち歩くことが可能な状態で、最近はいらっしゃいます。

家では歩行器を使用して移動されているとのことでした。

 

 

 

この奥様を長年にわたり、支え続けてこられた優しいご主人様が、外出先で突然亡くなられたのです。

我が家での集いの時には、奥様のみならず友人達の送り迎えも引き受けて下さったご主人様。

他の際にも、幾度かそのお車に便乗させて頂いた私です。

小柄な方でしたが、慈愛に満ちた深い眼差しと、落ち着いた品位あるある物腰は、私の心に今なお焼きついて離れません。

 

正にご不自由なお体の奥様の手となり足となり、心の支えともなっておられたお方でした。

それにもかかわらず、病弱の奥様を残し、永遠の旅に立たざるを得なかったご主人様。

さぞや無念で、心残りでいらっしたことでしょう。

旅先からのご主人様の突然の訃報に接した奥様の驚き、悲しみ、絶望は、いかばかりでいらしたことか。

 

私は、思いがけない喪中葉書を手にした時、しばらくただ茫然とするのみでした。

余りに運命のいたずらがひど過ぎる、とさえ思いました。

直接声をかける勇気が湧かず、集いのメンバーのお一人に、もしや詳しいことをご存じでは、とすぐ電話をかけました。

その方のお話しによると、或る学界に参加された先のホテルで、心筋梗塞にて亡くなられたようです。

 

心を静め、その翌日、私は彼女に電話をかけました。

ところが、いつもと変わらない口調で、優しく穏やかに語られるUさん。

そして、自分の不幸より、私の夫の病を気遣い案じて下さいます。

思わず、「私の主人のことはどうでもいいのよ。お元気?大丈夫?」と、彼女を案じる言葉が出て止みませんでした。

 

 

 

彼女は、いつも自分のことより、周りへの気配りを優先する方です。

この度の身に突然襲った悲痛極まりないご不幸の最中でも、、その態度は変わらなくて・・・・・・

私は切なくなりました。

病の愚痴も、彼女から聞いた事が、全くと言っていいほどない私です。

折々で弱音は吐かれていたのかもしれませんが、明るい口調でさりげなく語られるので、愚痴に聞こえなかったのでしょうか。

 

その上、更に感心することは、お体がとてつもなく不自由な身ながら、お洒落心を失わないでいらっしゃいます。

お会いするたびに、センス抜群な彼女の身なりの素敵さに、私は感嘆してきました。

 

挙げればきりがないほどの美徳を身に付けておられるUさん。

ですから、これまでもずっと私の模範、お手本と思い、心の支えと励みにさせて頂いています。

 

 

その彼女から、先々週、お手紙が届きました。

「今は一人暮らしで、介護ヘルパーさんに大変お世話になっているのよ」と、彼女から聞いて以来の近況報告でした。

そのお手紙の封を開け、最近のご様子を知り、僭越とは思いつつ、私は大変安堵しました。

老人施設に入居されたとのことだったからです。

 

代筆で、彼女の心情が素直に語られていて、涙なくしては読めない文面でした。

一部ご紹介させていただきますね。

最後にたどたどしい直筆で、私の夫の病を案じる言葉を添えて下さっています。

 「二人で歩みました50年、協力し合って均衡を保ちながら歩んできたつもりでしたし、いつかはこの均衡が壊れる時が来ることは判り切っておりましたが、こんなに大きく急に崩れるとは想像も致しませんでした。どこか過信と油断があったと、今更ながら反省しております。一人で暮らしていくことは、子供達に不安を与えることだけらしいので、この度ホームを見付けて入居することに致しました。私の体験が皆さまの参考になれば・・・・・なんて考えることは僭越でしょうか。」

 

 

さそく私はお返事を認めました。

そして最後に、下記のような文を綴りました。

「私達の年齢になりますと、一番大切なのは、健康より気力ではないか、と思うこの頃です。
 
お互いに気力を充実させ、前向きの努力で、末永いおつきあいを続けてまいりましょうね。」
 
 
 

 

今後、私は彼女のためになにがして差しあげられるかしら、と思う時・・・・・・

自分の生活に追われ、夫の病ばかり心配し、心の余裕を失いかけている自分に気づかざるを得ません。

心に余裕を持ってこそ、友人を心から思いやる気持ちが生まれてくるものでしょう。

 

自分の暮らしも見直し、時間的ゆとりを十分持って、彼女に精一杯の心遣いをして差し上げたい、と。

他の友人、ひいては家族にも、もっと私にできることがたくさんあるはずでは、と思うこの頃です。

そう思うと、ブログに当てる時間が、とてももったいなく感じられて・・・・・・

 

 

 

それはともかくとして・・・・・・

せめて一月に一度は、お便りを届けて差し上げようと、今は思っています。

今よりお元気な頃、私は彼女から素敵な葉書のお便りを、度々頂きましたから。

そのために、素敵な五十円切手を用意しておきたい、と思った私。

先日、郵便局に寄りましたが、可愛い切手しか目に留まらず、一応それを買い求めました。

心清らかで明るい性格の彼女は、童心を蘇らせてくれそうな、こんな切手を、却って喜んでくれるかもしれません。

 

 

この記事を綴っている、まさにその最中に、友人から電話が入り、彼女のお見舞いの日を調整しているとのお知らせがありました。

もうすぐ彼女に会えると思うと、嬉しさがこみ上げてきます。

 

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次女家のひな祭り会 徒然なる思い

2014-03-05 13:07:45 | 

桃の節句も終わり、春の訪れもいよいよ近し、と思いきや、当地はまた寒さがぶり返し、冷え冷えとした毎日が続いています。

先週の土曜日、私達夫婦は次女宅に招かれ、かれんちゃんのひな祭り会を楽しみました。

ご義父母様もご一緒で、久しぶりの再会です。

とは言っても、奥様とは、去年の七五三の時にお目にかかって以来。

ご主人様とは、最後にお会いしたのは、いつでしたでしょう?

思い出せない程のご無沙汰でしたが、相変わらず、とてもお元気そうでいらっしゃいました。

 

この度のひな祭り会の主役はもちろんかれんちゃんでしたが、ご義父さまの存在感も大きくて、第二の主役と言ったところだったでしょうか。

脇役と言うには、余りに輝いておられましたから。

 

お出かけ前は、ケーキ、果物でも持参しようかと思ったのですが、一応揃っているので手ぶらで構わない、と言われ、その言葉に一旦は甘える事にしました。

けれど、御両家揃うとなると、いつもの団欒とはチョッと雰囲気が違って感じられ、気持ちだけお祝儀袋に包むことにしました。

 

旦那さまと一緒に家を出て、娘宅についた私達。

早速、次女家の内裏雛様にご挨拶。

我が家のお雛様より、しもぶくれのお顔が何とも愛らしく、久しぶりの再会を喜びました。

 

 

 

 

このお雛様を購入するまでに要した吟味の幾月は、相当のもののようです。

同様に、次女が1年がかり検討し、最近買い替えたダイニングテーブルの上には、ひな祭りらしく、すでに和風の食器類が色々置かれています。

 

 

奥のアンティークの飾り棚は、修理中とかで姿がなく、ちょっとお部屋が寂しい感じでしたが。

こだわりの強い次女の家は、いつ行っても、カメラの被写体として、とても魅力的。

 

 

ところが私のカメラの調子が、何だか変!

シャッターを押そうとすると、うなり声を発します。

ブーン、或いはブルブルだったかしら?

もうどんな音だったか、記憶定かではありませんが、そのただ事でない状況に、名カメラマン(笑)は、すっかりうろたえてしまいました。

帰宅間際に、お婿さんがレンズの部分を本体から外すと、音が消え、ほっとした私です。

そのため、撮影中はいつも気がそぞろで、集中できなくて、普段拙い私の写真が、益々拙くなりました。

その中でも、何とか見られるものを選んで、アップします。

 

 

さて、今日の主役のかれんちゃんについて。

何度か目にした可愛いワンピースに着替え、いつも以上に上機嫌です。。

啓太君は、野球の練習後で、入浴中。

孫達は、いつも伸びやかで、元気いっぱい。

 

ところがママは、いつになく準備に追われて大変そうな雰囲気でした。

めったに作らないちらし寿司にチャレンジし、予想より時間がかかっている様子。

私が助け船を出し、おすしとお刺身の盛り付けをしました。

 

 

 

しばらく時が流れ、チャイムの音が。

ご義父母様が、御到着です。

御夫婦共に、薫る品位とご風格で、その場が一段と輝いたように感じられました。

奥様から、かれんちゃんに紬のお着物を着たお人形がプレゼントされましたが、それを見たかれんちゃんは、最初、チョッと尻込み。

日本人形のお顔は色も白く、髪も黒々していて、日頃見慣れない姿だからでしょうか。

でもそのうち慣れて、そっと手を差し伸べていました。

その姿が、何とも愛らしくて。

 

 

更に、かれんちゃんには、大きなプレゼントが待っていました。

ご義父母様の七五三のお祝い金で購入したと言う、ドイツ製のドールハウス。

 

私も娘達が幼い頃、買うかどうか迷った時期がありましたが・・・・・・

女の子であれば、誰しも憧れるものですね~

同様のものが、長女家にもあります。

けれど、男勝りの桜ちゃんは、あまり関心を示さなかったのではないかしら。

 

さっちゃんに比べ、おっとりタイプのかれんちゃんは、ママのこだわりも手伝って、いろいろ家具が揃えられていくことでしょう。

未だ組み立てられていませんが、このハウスの進化が今から楽しみです。

 

 

かれんちゃんの玩具類は他の物も、ほとんど手触りの温かな木製ばかり。

ですから、お部屋に散乱していても、目障りに全くなりません。

木のぬくもりの魅力が、そう感じさせるのでしょうか。

私も娘達が幼い頃、木製にこだわりましたが、娘ほどではありませんでした。

 

 

 

 

さてお食事が始まり、若夫婦が用意してくれた御馳走に舌鼓を打ちながら、いろいろな話題に花が咲きました。

その話題の中心は、ご義父さまが、最近購入されたとかの、タブレット。

それを手にして、本当に嬉しそうに語られるお姿には、童心すら感じてしまった私です。

自分が経営する会社のホームページも見せて下さり、いっそう言葉が弾まれました。

 

もう七十代になられるのですが。

大手企業を定年退職後、新しい会社を設立され、今ではすっかりその経営が軌道に乗った現役の実業家でいらっしゃいます。

恐らく私が想像するに・・・・・・

そのチャーミングなお人柄が、大きな人脈を作り、余生のお仕事と遊びに、フルに生かされていらっしゃるのでは、と思いました。

娘も、同様の感想を抱いています。

奥様も、大学でひと月に数回の講義を受け持っておられます。

 

 

そいえば、長女家の八十路を超えられたお舅様の暮らし方も、感嘆の至りでいらっしゃいます。

心臓の病と脳梗塞を患われ、二度の大手術をされたにもかかわらず、見事に蘇られ、お元気そのもの。

心臓の術後、友人とエジプト旅行をされ、動乱に巻き込まれ、我が国が用意したチャーター機で帰国されたお話しには、当ブログでも触れました。

脳の術後は、一時的に気力を失われ、奥様が大層心配されていましたが、見事に復活。

趣味の旅行とゴルフを精力的に楽しんでいらっしゃるようです。

御両家のお舅様とも、大変なクラシック通でいらっしゃいますが、長女家のご義父さまは、地域のオーケストラ団員にもなられ、奏者として、趣味の音楽も楽しんでおられるほど。

 

お二方様を拝見していると、人間とは何と逞しいものよ、と思ってしまいますが・・・・・・

それに比して、わが夫婦の暮らしは、何としょぼくれて見えることでしょう。(笑)

けれど、しょぼくれ夫婦は、しょぼくれ夫婦なりに、幸せを噛みしめて暮らしているので、良しとしましょう。(笑)

 

でもこんな立派なご義父様ですのに、次女夫婦は、しきりと私に性格がそっくりと、言います。

どこが似ているのでしょうね~

マイペースなところかしら???(笑)

血液型も同じですから。

 

私が、何にも増して一番嬉しい事は、ご義父母様が、次女の最大の理解者となり、若夫婦家族を優しく見守り、支えて下さっていることです。

同様の事が、長女にも言えます。

私がいつも口癖の、「もういつ死んでも私は本望。これ以上生きることに然程執着がない」

と言えるのも、こんなところに理由があるのかもしれません。

娘達は、幸せな家庭を築き、優しいご義父母様達に見守られて暮らしていますから。

 

 

でも少々心配な旦那さまのお世話が、私には、まだありました。

そのためには、もうひと頑張りできるように、長生きしなくてはいけませんね~

 

九時過ぎに、ひな祭り会はお開きとなり、家路に就きました。

とても楽しい会でしたが、一つだけ、不安に思ったことが。

見慣れているせいか、我が家ではそのような印象を受けなかったのですが、旦那さまがとても弱々しく私の目に映りました。

もともと細い人ですが、さらに一回り小さくなった感じで、健康的とはとても言えません。

食欲はあり、顔色もとてもいいのですけれど.

 

四か月入院すると、体力の回復には相当の日数がかかると、主治医はおっしゃいます。

焦っても仕方ありませんね~

病気の回復にも良い、春の季節がひたすら心待たれます。

ひな祭りも終わり、桜の季節ももうすぐ。

 

けれど、体力回復後に、さらに手術が待っているわけですから、大変な長期戦を覚悟して、頑張るしかありません。

渋る旦那様を横目に見ながら、私一人で頑張り、お雛様を飾った我が家ですから、きっと雅やかな内裏雛様が厄払いをしてくれることでしょう。

 

 

      

 

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姉妹

2014-03-03 07:00:32 | 暮らし

今日は3月3日、桃の節句です。

週末にはひな祭り会を開き、お孫さん達とご一緒に過ごされた方も多いでしょう。

お孫さんの初節句をお迎えの方々には、心よりお祝いを申し上げます。

 

私どもは、一昨日の宵、次女家に招かれ、ご義父母様もご一緒に、楽しいひと時を持たせてもらいました。

そのことを記事にしたいところですが、その前から綴り始めていたものがありましたので、本日はそれを先に投稿します。

 

我が家のお雛様です。

段飾りは組立てが大変なので、省略しました。

 

 

前々回の記事で、ブログの題材に恵まれ、記事が追いつかない、なんて書いてしまいましたが・・・・・・

後で、「しまった!」って思いました。(笑)

私の気持ちを、正しく表現しているとは言えないからです。

「溢れるほど題材があれば、綴るのが楽しくて仕方ないでしょう~?」と、言われそうですもの。(笑)

私は、日々、そんな心境になったことは、一度もありません。

 

題材があるようでも、相変わらず綴る前は、私のブログ下書き画面を前にして一瞬緊張し、不安になります。

「順調に書き終えられるかしら?」と。

文章力には今もって、全く自信を持ってませんし。

 

 

主人の退院祝いで招かれた、妹・夢路夫婦との会食ののひと時。

いつも以上に盛り上がった、次女宅での家族揃っての夕食の団欒。

ぜひ書きたいところですが・・・・・・・

日が経過し過ぎてしまうと、生き生きと綴れそうになくて。

年のせいで、記憶もかなり薄らいでおぼつかなくなっています。

 

梅の花での昼食のひと時の事は、夢路が既に、詳しく綴ってくれています。

ゆえに、私は視点を変えて、その後抱いた思い中心に書かせて頂きますね。

 

 

妹夫婦と揃って会食したのは、本当に久しぶりでしたが、寛いで流れる時間の何と心地良かったことでしょう。

日頃、夫婦揃って会うこと等、めったに私達はありません。

妹と私のライフスタイルは全く異なるため、二人で出会うことも年に数度といったところでしょうか。

お互いに、それぞれの生活を尊重し合い、物理的には程良い距離を置いています。

 

但し、心の絆は、一般の姉妹より、かなり強い方かもしれませんね~

今は携帯の恩恵で、空間をアッという間に飛び越え、料金の心配もせずおしゃべりができますから。

その気楽さを駆使して、理解を深めあっている二人です。

 

 

 

さて、夫婦揃って会食をした翌日のこと。

妹がブログに、早々と、その記事を載せていました。

そこに、私の耳には何ともこそばゆく響く文章がありました。

何だか姉の私を、無理して持ちあげてくれているような感じ。

「私、妹が喜ぶような事を何かしてあげたかしら?」と思ったほどです。

それで、妹に、本心を尋ねてみました

すると、事実そう思ったとのこと。

「お姉さまって、Yさん(夫)に優しい話し方をするのね~お世辞ではないわよ。心からそう思って感心したわ」と。

 

私はいつも通りの話し方だったのですけれど。

いえいえ、義弟の前ゆえ、ちょっと気取っていたかもしれません。(笑)

こんな感想を述べるくらいですから、姉妹とは言え性格はかなり異なります。

 

 

妹は口調、行動、その他、何事もてきぱきしていて、手が早く、処理能力も、私よりはるかに優れています。

気性もサバサバしているといって良いでしょう。

前々回の私の記事を読んで、

「私だったらもう二度と訪問しない、なんて、あんなこと絶対書かないわよ~

ネット社会のことだから、誰が訪ねてもかまわないんじゃない。

私なら、今後も、訪問させていただきます、で終わりにするわ」と。

 

「私も訪問が迷惑にはならないと思うのだけれど。嫌なら、何故ブロックされないのかしら?

私は、訪問に他意がないこと伝えたのみに過ぎないのにね~

また、いろいろ批判され、本当に情けないわ。」

と話すと、

「ほっときなさいよ。気にしない気にしない。これ以上、絶対にかかわってはだめよ。」

こんな調子で、実にアッサリとしたものです。

数日前の会話ですが。

それを聞くと、私の胸のつかえもすっかり取り払われ、すっきりした気分になって、元気がまた復活します。

(でも、私は二度とお訪ねしないつもりです。)

 

 

性格が相反するために、お互いに補い合える、良好な関係姉妹の典型かもしれません。

ゆえに、妹の意見は、私にはとても参考にもなります。

性格、嗜好、趣味は違っても、基本的な価値観、人生観は共に大変似ていますから、

私が苦境に陥った際の最大の理解者であることには何の変わりもありません。

 

 

 

いざと言う緊急時にも、娘以上に、私が頼りにしている存在です。

夫が肝臓がんの術後、数日経過した早朝、突然倒れた時も、最初に電話をかけたのは、妹宅でした。

確か、かっては光電話による救急番号は、普通電話とは異なりませんでしたか。

私はそう思いこみ、その番号が分からなかったので、妹宅から電話をかけてもらうようにお願いしたのです。

(これは、私の思い違いで、電話番号は同じです)

気が、さぞ動転していたのでしょう。

管轄が異なる地域から、それを依頼することの面倒さまで、頭が回りませんでした。

けれど、電話に出た義弟と妹で、迅速に対処してくれ、どんなに有難く思ったかしれません。

 

無論、若夫婦でも構わなかったのですが、子育てと仕事に追われ、日々多忙な暮らしのため、早朝に電話をかけることが憚れるてしまう母親です。

その点、妹の方が遠慮がなくて・・・・・

それに何と言っても、若夫婦達より人生経験は豊富。

ですから、緊急時には心強い存在となってくれます。

恐らく我が姉妹、姉の私の方が依頼心が強くて、しっかり者の妹を頼りにしているのかもしれません

母親としては、先輩格の私でしたから、子育てや、子供の学習面の相談には、よく乗りましたけれどね。

 

 

両家夫婦揃ってのひと時で、こんなに思いが満たされるのであれば、情報交換と、残り少ない余生の思い出作りのために、もっと会う回数を増やすべきでは、と私は思いました。

Aちゃん、そうしませんか?

今後の人生、歳を重ねるにつれ、病に再々見舞われるなど、今までより山坂多い道のりになることでしょうから。

ともに協力し支え合って、老後の試練を乗り越え、日々を明るく元気に過ごしていきましょうね。

 

 

      

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ひな祭り 孫娘達の健やかな成長を祈って

2014-03-01 07:58:28 | 暮らし

ここ数日、急に空気が緩み、寒さが和らいできました。

今朝は(28日)、まだエアコンを付けていません。

輻射式のパネルヒーターのみです。

こんなこと数カ月ぶりかしら。

「冬来たりならば、春遠からじ」と言う慣用句がありますが、今は「冬去りならば、春は目の前」とでも言えばいいのかしら。

けれど、また週末は寒くなるとの予報ですから、冬もしぶとく、そう簡単には退場してくれないのでしょう。

 

桃の節句は、もう目前ですけれど・・・・・・

今年も我が家は、まだ雛人形を飾っていません。

毎年、この季節になると、箱に収まったままのひな人形が、

「私達の季節ですのに、どうして表に出して頂けませんの?」

と言って、さめざめとすすり泣く声が聞こえてくるようです。

そして私は、いつも良心の呵責に苛まれます。

 

毎年、夫に、ひな段を組み立ててほしい、とお願いするのですけれどね~

いつも言い訳ばかりで、渋ります。

飾った翌年は、「去年飾ったから、今年はいいだろう」。

その翌年も、もう思い出せないけれど、適当な口実を述べていました。

今年もそうでしたから、

「数年も出さないと、お雛様たちが虫に食われてしまうわよ」

と、私が言うと、何とその返答は、

「防虫剤を入れ直せばいいじゃないか」

で終わりです。

 

私の旦那様は、日本の伝統行事を暮らしに取り入れて楽しもう、と言った情緒とは、全く無縁の人だから、困ったものです。

男性には、合理性のみを重んじる、夫のようなタイプの方が多いのかもしれませんね~

それなら、

「私がすべてを引き受けて頑張ります」

と言えればいいのだけれど、夫の入院も、遅かれ早かれもうすぐで、どこか気もそぞろな私です。

そんな気持ちにもなかなかなれなくて・・・・・・

この調子では、今年もお雛様達を冷遇することになりそうです。

 

先程、内裏雛のみ床の間に飾り、慌てて撮った写真です。

後程、数枚アップする予定です。

 

孫達が幼い頃のこと。

桃の節句の時期に我が家にお泊まりすると、雛飾りのある和室にお布団を並べて、一緒に寝たものです。

すると蛍光灯の豆電球のほのかな光に照らされて、お雛様達の白いお顔が浮かびあがり、まるで息遣いが聞こえてくるような気分になりました。

お人形であるにもかかわらず、宿る命を感じてしまうのは何故でしょう?

綿々と継承されてきた、この行事の伝統の重みゆえでしょうか?

ですから、お蔵入りのままだと、とても申し訳ない気持ちになってしまいます。

 

このように綴っていると、やはり飾りたいな~、との気持ちが、又沸いてきました。

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祈る行事ですが、厄払いにもなるようです。

旦那さまの手術が無事に終わるようにひたすら願って止まない私ですから、ひな人形を飾れば、その願いがかないそう。

せめて内裏雛だけでも飾りましょうかしら。

桃のお花も飾って・・・・・・

 

明日は、若夫婦のお招きで、次女家に出かけます。

義父母様もお見えになられ、皆でかれんちゃんの桃の節句をお祝いすることになりました。

 

私がひな祭りに当たって、ひな人形用のお祝金をプレゼントしたのは、3年前のこと。

初節句の年は、娘は仕事が忙しく、吟味してじっくり選ぶ時間が持てず、その翌年の購入となりました。

その辺り、妥協せず納得のいくものを選ぶ態度は、私にとてもよく似ている次女です。

明日は、久しぶりに、その内裏雛様と再会できると思うだけで、胸が弾みます。

 

桃の節句は、女の子の情操教育になる、とても素敵な伝統行事ですね~

飾って以来、それを眺めて、かれんちゃんがとても嬉しそうにしていると聞き、私の心もほのぼのとしてきます。

初節句後も健やかに成長し、ひな人形を愛でることのできる年齢になった、と思うと、ばぁばの感慨もひとしお。

長女家の桜ちゃんも、もう4年生。

ひな祭りの時季になると、祖母の願いは、いつも膨らみます。

伝統行事を大切にする心も身に付け、奥ゆかしさ漂う女性に成長してほしいもの、と。

とは言っても、世代が違い過ぎる孫達。

この願いは、少々高望み過ぎるでしょうか。

 

私も、折角日本人として、この世に生を受けたのだから、同様の思いをもっと強くして、残りの余生を暮らしたいものです。

日本人としてのアイデンテイティを多少意識して、日本の伝統文化を大切にできるといいな~なんて、また気取ったことを書いてしまいました。

有言実行が一番好ましいけれど、差し当たって有言不実行でも、言葉にすることが大切。

そうすれば、今後、その願いをもっと暮らしに取り入れられるかもしれません。

細々とでも、すぐ始めなくては・・・・・・。

さぁ~これから、内裏雛だけでも飾りましょう。

 

      

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