思いがけない政界の激変に、ただただビックリ。
正直言って、開いた口が塞がらない、と言いたくなるほど、私は呆れ返ってています。
日本人として恥ずかしい。
世界の物笑いにならなければいいのですけれど。
前原氏は、嫌いな政治家ではなかったので、今回の彼の裁量は、驚き以外の何物でもありません
一昨日会った、幼友達で同窓生でもあるH君は、郷里の市役所のいろいろな部署の局長として活躍し、将来の市長を期待された時期もあった人でした。
見識の高い彼が、前原さんの事を「いい格好をしたがる政治家」と言っていました。
表現が正確ではないかもしれません。うろ覚えなので。
この度の彼のスタンドプレー。
党員のために、彼はいい格好をしたつもりなのでしょうか?
私には、党員への裏切り行為にさえ見えてしまいます。
民進党員としての信念は、どこに行ってしまったのでしょう。
防衛大臣までしたことがある右翼色の強い小池氏が代表の希望の党に合流するなんて。
二大政党を樹立し安倍政権を倒すことがことが目標なのかもしれないけれど・・・・・・。
自分たちの主義主張は置き去りにした選挙に勝つためだけの行為は、私には目を覆いたくなるほど無様なことに思えます。
世界の主要国の流れは、ポピュリズムの台頭で、不安定な様相を呈していて、私は不穏なものを感じています。
けれど、この度の政界の激変は、それとは全く違って、選挙に勝ちたいがための、ただの混乱。
その端緒を切ったのが民主党の細川氏でしょうか。
涼しげな顔をされて、小池さんの横に立っている姿を見ると、なんだか悲しくなりました。
そういえば、小池氏も、色々な党を渡り歩いた人でしたね。
器用で選挙に強い人のイメージが拭えない私です。
民進党を支持し、応援してきた人たちは、今どんなお気持ちでいらっしゃることでしょう。
北朝鮮の常識を欠いた不穏な動きで、国民の命さえ危ぶまれる緊急事態の今のj時期に、一体何をしているのでしょう。
自民党は、この際、国民の信任を問い、もしそれを確認できたなら、北朝鮮問題と、二年後の消費税10パーセントアップに向けての本格的な準備に入りたいと思っているのでしょうか。
安倍総理の言動にも、いろいろ問題はあるのかもしれないけれど、今は大局を見据えての政策の良し悪しを見極めることが、一番大切な事に思えてならない私です。
ぶれない強い政治家が必要な時では。
それなのに、民進党は、理念や政策の一致が見られない党ととりあえず組んで、選挙に勝つことを優先する態度は、私はどうしても理解できません。
その後は、希望どころか内部の不一致の混乱が待っているだけに思えてならない私です。
同窓生のH君も、北朝鮮情勢の事はとても心配していました。
追い詰められて自暴自棄になるのが一番怖いと、私が話したところ、彼も同じ思いのようでした。
ヒットラーは、最後はパリの爆撃を決断をしたそうですが、それを思い留まらせたのは側近の人達だったようです。
北朝鮮には、そういう人が、そばにいないのだろうか、と首をかしげていました。
それに対し、私は、「反対意見を言えば、命が危うくなるのでは」と答えました。
伝統が立ち切れることなく続いているパリと京都をこよなく愛し、京都は毎年のように、パリは十数回ご夫婦で訪ねているとのこと。
京都の、是非訪問するといい寺院も、いろいろ教えてくれたH君です。
彼お薦めの須賀敦子さんの著書と、最近刊行された彼のお嬢さんの本をプレゼントまでして頂きました。。
「とても楽しかったよ。有難う」の彼の言葉に、ちょっと感激してしまった私。
世間知らずの主婦の私が、対等にお話ができるかしらと、たまに再会する時は、いつも心配する私だけれど。
H君の聞き上手な態度と気配りで、いつもお話が弾みます。
「私こそ、楽しいひと時を有難うございました」と言って、お別れしました。
最後に、日本の政治についてもう一言。
日本は素晴らしい伝統があり、世界に誇れる誠実で勤勉な良き国民性に恵まれた国です。
その信頼を壊すような振る舞いを国を代表する政治家にされては、本当に情けないだけ。
大局を見据え、ゆるぎない信念のもと、将来の日本の発展のために、もっともっと頑張ってほしいものです。
9月29日記述
追記
政治の記事なんて、もう私には書けないと思っていたのですが、綴り始めると、一気に書いてしまいました。
気持ちの高揚感も現れていて、随分生意気な文章で恥ずかしいです。
今日は孫の運動会で、今、巻きずしが出来上がったところです。
推敲する時間がありませんでした。
このまま投稿して、今から出かけます。
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花のように泉のように
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