今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

妥当でない差額ベッド代には気を付けて

2014-05-31 09:05:58 | 暮らし

出し抜けな文章ですが・・・・・・

ほぼ半分ほど書きあげた記事が消えてしまいました。(1昨日の日中の出来事)

大変なショックです。

gooブログでは書いている途中、記事が消えても、「反映する」をクリックすれば、その記事が必ず再現されます。

今回はそれが、何故か機能してくれません。

本当にがっかり!

多忙な暮らしのなか、やっとの思いで、記事を書きあげているのに。。

 

 

記事のテーマは「耐性菌」だったのですけれど。

消える直前まで自分が綴っていたにもかかわらず、不思議な事に、書き出しの文章がほとんど思い出せません。

内容も同様です。

 

数年前は消える事がもっと頻繁でしたが、その時も同じような有様でした。

ですから、ボケのせいとは思いたくないのですが・・・・・

皆さまも、直前まで書いていた文章を、繰り返して書くことはお出来になりませんか?

とても残念ですが、仕方ありません。

心を立て直し、新たにして、再度同じテーマで綴る事に致します。

 

この植物の名称が分からなくなってしまいました。

名無しの権兵衛さんです。

 

さてこの後、うろ覚えだけで、このテーマを綴るのは少々無責任と感じ、検索で、耐性菌について、私は学び始めました。

たくさん、それに関する記事が載っています。

ところが、読み始めると、深刻な内容で怖くなり、途中で止めてしまいました。

医学に素人の私が、変に学習し、ストレスを抱えるだけになっても、なにも良い事はありませんもの。

先生を信頼し、前向きに夫の病に対応していく事のみに努めよう、と思いました。

実は火曜日、旦那さまが高熱が出るといったハプニングに見舞われ、水曜日に引き続き、昨日も先生のご指示で、病院にまた出かけた私達です。

 

けれど食欲はとてもありますし、何より安心な事は、旦那さまの気力は、とても充実している事。

いつも冷静で、弱気には決してなりません

私が時に弱音を吐くと、

「先の事を心配してどうする」

との厳しい口調の言葉が返ってきます。

病は気からといいます。

気力で、きっと病気を克服してくれるに違いない、と私は信じています。

 

それに、夫に巣食っている耐性菌は、効く抗生物質があると聞いています。

但しそれを多用すると、手術の時に弊害があると・・・・・・

ゆえに、あまり深刻にならなくていいのかもしれません。

 

けれど、放射線治療の副作用の症状が未だに完治していないのも事実。

その方が今の私には、がん以上に気になるところです。

 

 

さて、これからは最初に書き始めた文の内容とは異なる視点で、耐性菌のお話しをさせて頂きますね。

消える前の記事の内容より、前向きで明るくていい感じ・・・・・

この調子で綴っていきましょう。

今から説明することは、皆さまが万一、夫と同様の症状になられた時、大変お役に立つと思います。

 

夫は耐性菌を保有しているといった特殊な事情から、年初間もないころから病室は個室になりました。

耐性菌は、健康な人も保有していて、重い病気にかからない限り、体に悪い影響を与えることはありません。

但し病気で免疫力が落ちている人に感染すると、それが致命的な影響を及ぼす事すらあります。

ゆえに、他の病人の方々への感染を防止するため隔離されてしまうのです。

 

亡き母も、院内感染で大変な苦労を味わう羽目になりました。

NHKの番組などで、大々的に取り上げられ、社会問題として注目され始めた頃のことです。

最近も新聞で、抗生物質が効かない耐性菌が増え、猛威を降るい始めているといった記事を読んだばかりの私ですが。

 

母も夫と同様に、途中から個室に移されました。

ところが、T大病院とは大層な相違点があります。

母は、長期の入院だったにもかかわらず、個室の差額ベッド代を支払わされました。

ひと月5~60万円に及び、それが数カ月も続くとさすがに疑問が生じ、主治医に尋ねました。

すると、即座に私達の要望が受け入れられ、差額ベッド代が半額になりました。

 

ところがT大病院では、差額ベッド代は一切請求されません。

個室を無料で使用させてもらっています。

この良心的な対応で、私達は本当に助かっています。

民間の病院は、どうなのでしょう?

 

 

差額ベッド代について、今検索で調べたところ、病院側の止むをえない事情で入る場合は払わなくて言いようですね~

母の時、毎月、高額の室料を数カ月にわたって支払わされたなんて、言語道断な病院の対応だったようです。

 

皆さまも、耐性菌にかかわらず、病院側の事情で個室に入リ、母の時と同じような対応を病院側からされた時は、、はっきり意見をおっしゃるべきではないでしょうか。

 

私は静脈瘤の手術を日赤でしたときは、1週間程度の短期入院でしたから、時には贅沢をと願い、個室を希望しました。

渋谷の日赤が、まだ建て直す前の事です。

古い建物でしたが、エレベーターを降りると、赤じゅうたんが敷かれた優雅なホールがあり、病室からの眺望も素晴らしかったです。

差額ベッド代は、高級ホテル並みでした。

 

年金暮らしとなった今、もう二度とこんな優雅な入院生活を送ることはないでしょう。

付き添う側も気楽で、個室のメリットは十分あり、、最近は夫の傍で、それを実感させてもらってはいますけれど。

 

たらとジャガイモのコロッケ・ブロッコリーと人参のハーブドレッシング・かぼちゃのポタージュ

青じそ、ミョウガ、ごまをたっぷり載せた薬味冷ややっこも添えるつもりでしたが、時間と体力切れで省略です。

 

週明けに、夫はまた入院します。

上の画像は、食欲のある旦那さまが、残さず、すべて食べてくれた昨夜の献立です。

朝9時に家を出て、病院から戻ったのは夕暮れ時。

遅い夕食になりましたが、たらのコロッケは前日にこしらえてあったので、何とか間に合いました。

 

 

      

 

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目が回る様な忙しさ

2014-05-29 09:22:11 | 暮らし

適度なお湿りもあるなか、さわやかな五月晴れが続いています。

我が家では一昨日から、しばらく中断していた工事が、職人さん二人のもと、再スタートしました。

来られるなり、1時間経過するかしない内に、親方らしき人が色の打ち合わせを、とのことでしたが、余りに唐突。

それは営業のKさん話しでは、明日ではなかったかしら。

かなり慌てました。

 

現在の壁色に黄色味を多少加えた色に調合してもらうことに。

それがどんな色になるか?

私のイメージ通り、今より多少温かみのある色調になってほしいのだけれど・・・・

何とも、心もとない想像です。

 

ドラム缶に、色を混ぜながら、私の意向を聞く職人さん。

大層緊張し、日ごろと異なる神経を遣って集中したため、その後の疲れは相当なものでした。

果たして、どんな色に仕上がることでしょう。

色を決め、緊張は溶けたものの、不安が一杯。

そんなときに、またとんでもないハプニングが我が家に起きたのですが、この事は、また後日綴らせていただきますね。

何だか最近目が回る様な忙しさです。

 

 

壁の塗装では、私の周辺の方々から、失敗談を聞いている私。

それだけに慎重に臨みたかったのですが、どさくさの中で決め、その後、練り直す時間もありませんでした。

多少変化を加えただけで、現状と似た色になりました。

本当は今とは全く異なる明るい色にして、我が家のイメージチェンジを図りたかったのですけれど・・・・・・

この歳になると、そんな決断をする勇気はもう沸かなくて。

 

さて、私が伺った失敗談、二件について、ご参考までにご紹介致しましょう。

その一件は、前のお宅さまが前回再塗装された時のことです。

昨年の塗装は、私も惚れる程でしたから、家主さんも大満足されておいでなのが良く分かりました。

その前の壁の色はピンク系。

私には、奥様がイメージされたであろう色は、十分想像が付きました。

時折ですが、サーモンピンク系の優しいイメージの素敵なお宅を目にすることがあるからです。

 

しかし実際に仕上がると、その色は想像したものと、かなり異なっていたようです。

養生が外された時、他人事ながら、私も多少の違和感を覚えました。

派手なピンクではなかったのですが、何か物足りない雰囲気がするといえばいいのかしら。

無論、私はそんな感想を、一言でも口にすることはありませんでしたが。

奥様の言葉からは、残念な思いが伝わってきました。

 

 ドドナエア

 

その経験を踏まえ、昨年の塗装は、慎重に臨まれたに違いありません。

その甲斐もあられ、大成功。

私も、毎日ファミリールームの窓越しに、そのお宅を眺めながら暮らしていますので、他人事とは思えない嬉しさでした。

 

もう一件の失敗談は、ダスキンの販売員さんから伺った話です。

その方のお宅も、去年再塗装されたとのこと。

「壁は何色になさったのですか?」とお尋ねしたところ、「グレイブルー」とのお返事。

私には、そのお洒落な色から、たちまち素敵で個性的なお宅が目に浮かびました。

 

ところが、その方が言われるに、

「カラ―見本の色とは、全く違う色に仕上がって、大変なショックだったんですよ。

今は目が慣れましたけれどね」と。

 

確かにそうで、私も知るところです。

カラー見本で、安易にイメージを確定し、期待すると裏切られることになりかねません。

実際はかなり異なった色に仕上がるようですから。

 

私の場合、前回も今回も、見本で決めず、塗装屋さんに、色を調合してもらいながら決めると言ったやり方で臨みました。

既成の色ではなく、注文色といったところです。

 

 

 

 

さてさて、今回も注文で決めたものの、、我が家の色はどんな趣になる事でしょう?

完成するまでは、想像が付くようで想像が付かないもどかしさ。

今は、毎日決めた色を眺めて、ドキドキしながら暮らしています。

 

27日は壁と屋根の洗浄。

昨日は手すりその他の錆び止め処置、と養生の設置

今日は壁の白塗り、と聞いています。

 

こんな一大事、真っ最中の我が家ながら、昨日は夫に同行し、私はまた病院へ。

体調を心配し、病院から我が家に戻る時は、タクシー利用でした。

先週の金曜日、今週の月、水と、往復四時間かけての再三の強行軍。

大切な旦那さまのためとあれば、普段考えられない様な力が、私は沸いてくるようです。

 

下の献立は昨日の夕食。

買い物に行く時間がなくて、すべて冷蔵庫の中の有り合わせで間に合わせた節約料理でした。

冷凍のがんもどき、鮭、水に付けて保存してあった筍等を使用して・・・・・・

時折、発熱するにもかかわらず、食欲はとてもある旦那さまです。

昨日の血液検査の結果も、割と良好。

抗がん剤の副作用も一切ありません。

でも耐性菌を持っているので、油断がなりません。

 

 

 

心配は尽きず、相変わらず落ち着かない日々。

庭の草花の水やりも、再塗装のどさくさで怠りがちなのが、何とも気がかりです。

でもせめて、瑞々しい緑に目を向ける心の余裕だけは失わないように心掛けなければ、と自分自身に言い聞かせているこの頃です。

 

      

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少年野球

2014-05-27 06:59:11 | 

落ち着かない日々で、もともと体力がない私は、疲労の蓄積が怖い。

気を付けてはいるつもりだけれど、さすがに一昨日は疲れ切ってしまいました。

それには、訳があります。

自分の体力の程もわきまえず、ごり押しの強行軍で出かけてしまったからです。

でも、行って良かった。

それが疲労を一層加速はさせたけれど、さわやかな余韻は、未だに私の心を温めてくれているかのようです。

 

 

出かけた先は孫息子、次女の長男K君の、少年野球クラブの試合観戦です。

前日は突然の病院行きで、疲れ果てていたところに、娘から、再度誘いの電話。

数日前から、その話は聞いてはいて、その時は出かけるつもりでいました。

何故って、病院行きの予定はその時点で全くなかったからです。

二つ返事で、とても楽しみにしていたのですけれどね。

 

けれど、前日、誘いがあった時は、さすがに応援にいく自信がなく、一旦は断りました。。

今回の試合は、K君のチームのホームグランドであり、椅子などの気遣いをパパとママのためにして上げられるから、との事。

私には次女のMちゃんが、息子の活躍する姿を是非見てほしいと、と願っているように感じられたのですが・・・・・・

今後の家改修工事に向けて、体力を温存しなければ、との思いが強くありました。

そして、とても早く床に就いた私です。

 

ところが、試合の当日は早朝に目が覚め、家事が割と順調に捗りました。

「やっぱり出かけよう」と気持ちが変わり、急遽グランドに向かうことに。

外出予定があり、試合観戦は出来ないお婿さんが、わざわざ迎えに来てくれました。

その車で、自宅からさほど遠くないグランドへ。

 

 

何て良いお天気でしょう。

五月晴れの空がどこまでも広がり、グランドの二方は、滴る緑の森に囲われています。

そこで、水色のユニフォームを身にまとった少年達が、既にプレーを開始していました。、

同様のユニフォームを着用した体格がいい数名の中年のおじ様達、それに父兄とおぼしきお母さま達が次第に増え、結構な応援です。

初め私は、娘と親しい初対面のお母様方にご挨拶。

すると娘が、「今話した人は、相手チームの監督の奥さんなのよ。」と。

「実は、Kがとても仲良くしている子のご両親なの。

早くその事に気が付いていれば、その監督さんのチームに入部したかもしれないのだけれどね」

 

「そうなのぉ~」と相槌を打ちながら、Mちゃんのの話しを聞いた後、両チームから受ける印象について、私は語りました

「相手チームは、こちらに比べ、とても静かな印象ね。監督さんも、寡黙そうに一見見えるわ」

 

「とてもいい監督さんのようだけれど、父兄の協力が少ないみたいなの。」

 

「クラブには、それぞれの事情があるのね~」

 

「もしKが相手チームに入っていたら、私は強力な助け人になったでしょうね~

Hも恐らくユニホームを着て、コーチ役を買って出ることになっていたかもしれないわ」

 

「それでは、お相手方は、さぞさぞ残念だったでしょうね~」と、私は応えました。

 

背番号30番が監督さん 二番がK君です

 

「でも今のチームで良かったんじゃないの。

監督さんの人柄の良さが、一目見ただけで分かるわよ。

子供たちへの語りかけも元気で、とても温か味があるもの。

何で、そんな堅い表情をしているんだ?って子供に話しかけていたのにも、感心したわ。

声も大きくて、子供達を見る眼差しがとても優しそう。

子供達に頑張ろうといった気持ちを素直に抱かせる監督さんのように見えるわ。」

 

親子で、このような勝手なおしゃべりをしている内にも、試合は進んでいきました。

青い空と鮮やかな緑を背景に、きらきら輝く陽光をいっぱい浴びてプレーをする子供達の光景は、本当に幸せそのもの。

試合の結果等、どうでもいいと思えるほどの長閑さでした。

けれど、子供達それぞれの顔はとても真剣そう。

K君にも時折、監督の明るい檄が飛びます。

 

 

守備は三塁、打順は三番のK君ですが、期待以上の大活躍.

打ったボールは、ほとんどヒット。

向かってきたボールをグローブでしっかり受け止め、一塁に見事に送り投げ、アウトなんていうことがしょっちゅうあり、

その度に感激。

「そういえば、長嶋選手は三塁が守備だったわね~」と言い、それだけで益々嬉しくなったおばあちゃんです。

 

次女家族は、全員が大のカープファン。

年に何回かは野球場に足を運び、テレビ観戦も無論楽しんでいます。

ゆえにポーズも格好よく決まっていて、その凛々しい孫の姿は、私の眼には頼もしくさえ映りました。

おばあちゃんが褒めると照れくさそうにする表情は、まだまだあどけなく可愛いK君なんですけれど。

 

2試合ありましたが、両方とも圧勝。

強いチームとは聞いていなかったのですけれどね。

 

 

ただ一つ、意外感でちょっと驚いた事があります。

でもすぐ納得、なるほど、と思い、微笑ましく思えた私。

低学年のうちは、ピッチャーはボールを投げる真似のみなんですね~

打者が打つボールは、画像の通り、目の前に建てられたポールの上にのっかているのです。

その固定されたボールを見ながら、打つ前に、素振りで練習。

その後、実際に打ちます。

ですから当たらないで空振りということはめったになく、ボールは必ずといってよいほど前に飛んでいきました。

 

未だ腕力の十分ついていない低学年ゆえでしょうか。

基礎を徹底的に教え込むには必要な行程なのでしょう。

なるほど~と納得の私ながら、笑いをこらえることができませんでした。

 

 ママに甘えるかれんちゃん かれんちゃんもメンバーの1員として登録されています。

 

更に妹さん達も補充要員として駆り出されていました。

その日は、人数がそろわなかったようです。

何とも、長閑な試合でした。

 

監督さんとコーチは、お仕事をなさる傍ら、ボランテイアとして、少年野球の指導とお世話をなさっているようです。

無論、野球が大好きな方々でいらっしゃるのでしょうが。

子供達の健全な成長を見守り指導する温かな人格と責任感を持ち合わせておいでだからできること。

頭が下がります。

娘の話しでは、監督さんの性格も色々のようよ、とのことでしたが・・・・・

K君のチームの監督さんは、娘の話では、心から信頼できる方らしく、本当に良かったです。

 

監督さんにも、孫がお世話になっているお礼を一言述べ、所用で駅前に出なければならず、試合が終わるとすぐグランドを後にしました。

爽やかな薫風を受け、青空を仰ぎながら駅までの道を30分かけて歩き通し、その無理が、更に私の体に祟りましたが・・・・・・

たとえ、そうだとしても、今なお直近の爽やかな清々しい思い出に、折々で浸リながら過ごしている私です。

 

今日から、いよいよ壁の洗浄が始まります。

疲れたなんて言ってはいられません。

 

 

       

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落ち着かない日々

2014-05-25 06:36:53 | 住まい インテリア

なんだか落ち着かない日々が、ここずっと続いています。

五月晴れの爽やかな毎日ですのに、何とも残念なこと。

我が家を取り囲んでいる鉄骨の足場を見ているだけで、尋常でないものが感じられ・・・・・・

日頃の落ち着きを失ってしまいそう。

 

一刻も早く、改修工事が終わってほしい、と願うのに、一向に前に進まないもどかしさ。

先週の月曜日、色見本を再度見せてほしい、とお願いしたにもかかわらず、訪問の際、「忘れました」の一言。

次の訪問が木曜日の二時とのお約束でしたのに、当日になって夕方に変更してほしいとの連絡。

しかし、その時間帯になっても、待てど暮らせど見える気配がなく、そのまま。

 

翌日は、夫が身につけているドレーナーにまた異変が起き、急きょ病院に行くことに。

その旨、営業の方には知らせてあったのですが、病院にいるときに、一度電話が。

バッグの中の携帯を手探りしている内に切れてしまいました。

帰りにデパートで買い物を済ませ、まさに玄関ドア―を開けようとしたところに、また電話。

 

さすがに、多少強い口調で、注意しました。

「お約束は昨日の夕刻とのことでしたよね。キャンセルなら、一言連絡があってしかるべきではないですか」と。

照れた雰囲気の口調で、

「すみません」

の一言で終わり。

 

 

私はかなり甘く見られているようです。

長い人生、営業マンが、約束を勝手に破るなんていったことが今まであったかしら。

恐らく初めてのことでしょう。

 

告げ口をするのは私は好みませんが、

ご本人のためにも会社のためにも、今まで我が家担当で部長さんになられたWさんには、一言伝えた方がいいのでは。

教育をもう少ししっかりして下さい、とお願いしようかしら、と今悩みに悩んでいます。

若い方と、今後気まずくなるのは嫌ですから、難しいところです。

一層のこと、担当者を変えてほしいとさえ思ったり・・・・・・

 

一方では、忍耐して、この方の成長を見守ってあげようかしら、といった老婆心も沸いてきて・・・・・・

そのように寛大に受け止められるのも、私が長年にわたって、信頼しお世話になってきた大手のリフォーム会社だからです。

 

7~8年前のことですが、レースカーテンの入れ替えをこのリフォーム会社に依頼した時、女性の方が担当者になったことがありました。

その方は、実に礼儀正しく物事の処理がてきぱきしていて、とても好感を持てました。

業者のミスで、でき上がってきた物の中に、私の望む形状と多少異なるカーテンに仕上げたものが一つありました。

形が異なるだけで、窓に合わないわけではありませんでしたから、それを容認すべきか迷うも束の間、きっぱりと、私に言われました。

「新しいのを作りなおさせます。業者のミスですから」と。

その言い方の、余りの潔さに、横目でカーテン屋さんの顔色を窺いながら(笑)、感心したものでした。

 

 

働いた事が一度もない私が意見するのは、少々おこがましいかもしれませんが、顧客の立場で感じたことを率直に言いますと、

前線で、会社の顔となり営業で働く人たちの態度は、会社の損益に直結するほど、大きな影響を与えるのではないかしら。

ですから、営業態度のマナーと誠実に仕事へ取り組む基本姿勢くらい、徹底的に教育してほしいものです。

 

さてお話は、一転、夫の事に。

以前にも、一度同様の異変があり、病院に駆けつけ処置してもらったことがありましたが、またドレーンが詰まった様子でした。

病院に連絡したところ、明日、診察しますとのこと。

そう簡単に言われても、往復、約4時間弱かかる病院です。

 

心の準備が出来ていない私は、一瞬、また、との思いで、大層負担に感じましたが、そんなこと言っていられません。

旦那さまの体に多少でも異変があれば、速やかに病院に連絡し、先生のご判断を仰ぐ。

そのお返事次第では、病院に駆けつける。

それが、今の私の方針です。

先生からも、

「心配な事があれば、遠慮は入りません。病院にいつでも電話して下さい」

と言われています。

 

それで一昨日、また病院へ。

主治医でなく若い先生でしたが、遠方から来ることを大層気にされている様子でした。

「簡単な処置のみの時は、近くの良い病院を紹介できないか、今検討中です」

とおっしゃっておられました。

管の流れをよくする処置をしてもらい、無事に帰ることができました。

 

但し、とても嬉しい報告もありました。

消化器官の病で炎症も起きているので止むを得ない言われていた蛋白の吸収率の悪さが改善されたようです。

血液検査の結果は、非常に良好とのこと。

食事に大変気を遣ってきた私は、その努力がやっと報われたようで、心から喜びました。

 

最近の夕食の献立

カニずし・豚しゃぶサラダ・なすのみそ煮・かき玉汁

 

もうすぐ三回目の抗がん剤の治療が始まります。

夫の事を心配しながら日々を送る身ながら、雨樋の支障から、止むを得ず一大決心をして始めた改修工事です。

せめて心から信頼できる業者の方の下で、納得して、その工事の進展を見守りたい。

それが、私の今の願いです。

梅雨前には、きれいになった我が家を見上げることができるでしょう。

何とか私も体調を崩さないように気を付けて、もうひと頑張りしなければ。

 

      

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早く終わってほしい我が家の改修工事

2014-05-23 07:20:21 | 暮らし

最近は、、雨模様の日が多くなってきたようにも。

一昨日は、小雨模様、昨日は午後から遠雷が轟いていました。

降り続く雨に、滴る五月の緑が一層鮮やかさを増して、目に映りますが・・・・・・

そろそろ、梅雨の走りでしょうか?

 

最近は雨が降ると、なんだかとてもホッとする私。

そんな自分の傾向に、ガーデニングもそろそろ限界かしら、と心配になることがあります。

奥行きがなく、細長い、我が家の庭。

狭いようで、幅はそれなりにあり、玄関ポーチの幾種かの寄せ植え鉢も入れると、結構な手間がかかります。

 

今年はヒューケラがいずれもとても元気。

大きく成長してくれました♪

 

特に今は足場が組まれ、その下を体をくの字に曲げて通り抜けながらの草花の世話。

しょっちゅう、頭をその鉄骨にぶつけて、ガァ~ン!いたぁ~い!

目から火花が出るような思いを、しばしばしています。

頸椎脊髄症といわれる病名までもらった首の病も、最近はとても良くなっていたのですが、この無理な姿勢で、再発気味。

 

でも草花は、切なさを帯びた愛しい生き物ゆえ、ほっても置かれません。

1年草の春の花は、我が家の花壇では、間もなく終焉といった感じなのですけれどね。

家の改修工事が完了すれば、夏の花に入れ替えたいところです。

けれど、業者さんの対応に追われ、その頃、植え付けに励む体力が残っているかしら。

 

 

外壁塗装工事は、足場は組まれたものの、まだ色さえ決まっていません。

実は前のお宅が去年、再塗装なさいました。

完了し養生が外された時の第一印象が、素晴らしかったのです。

最初に私が感じた思いは、英国で一番美しい村と言われるコッツウォルズに佇んでいた小さな家の温かい色合いに屋根と壁が幾分似ている、と。

はちみつ色の壁にひなびた赤茶色の屋根。

かなりオーバ―な表現かもしれないけれど、そんな感想を前の奥様にお伝えし、絶賛したほどです。

ですから、我が家も同一の色で壁と屋根を塗装してもらう事に、心の内では決めていました。

 

ところが、私がお世話になっているリフォーム会社は、その色を扱う海外の業者さんとは取引がないため、使用ができないとのこと。

登録制で対応しているため、登録していないと、使用が不可能なようです。

 

 

さて、それでは困った。

スタートラインから出直しです。

日本ペイントで、同様の色を探すとしても・・・・・・

光線の具合で、色が緑帯びたり、黄みがかったりと微妙に変化する実に深みのある複雑な色。

同じ色に決めたつもりでも、まるで違ったイメージになる懸念を拭い切れません。

新築時から馴染んできたダークグリーンとは反対色といってもいいほど、異なるイメージです。

 

もし、私が望む色と余りに違う色に仕上がると・・・・・・

残り少ない余生にもかかわらず、最後になって、我が家を眺める度に悔やみ続け、精神的に落ち着かない暮らしになるやもしれず・・・・・・

それは何としても避けたいところです。

色決めは本当に難しい~

リフォーム会社のKさんのお話しでは、こだわりの強い人は、一カ月以上、迷い続けるとのこと。

 

 

私も若ければ、住宅雑誌を読みあさり、住宅展示場にも足を運んで、自分の理想の色を探し求めたかもしれません。

と、勢い込んではみたものの、すでに今日に至るまで、四回塗装をし直したにもかかわらず、毎回同じ色でした。

その情熱は、最初だけのようです。

 

建築前は、数年かけて、そのような涙ぐましい努力に明け暮れ、理想のマイフォームの夢を追い求め続けました。

挙げくは、住宅会社から設計図用紙を一セット頂き、自分で図面を引き、見取り図を仕上げました。

それを、その社では人気ナンバーワンの設計士、Yさんにお見せしたところ、大層感心されたものです。

そして、変更は一切せず、建てられたのが今の我が家。

「僕が決めた事は、屋根の形と窓の大きさぐらいですね~」と冗談交じりに、良くおっしゃいました。

 

けれど、今、そんな情熱は、もうひとかけらも残っていません。

そういえば、庭をリフォームした際も、施工会社の図面では満足できず、ほとんどすべて自分が手を加え書き直しました。

 

そんな経験をする度に、私は明らかに右脳人間、との思いに。

左脳は弱い、と自認しています。(1日外出していたので、夜訂正です。笑)

 

 

 

さて、我が家の壁の色は、何色にしましょう?

何だかもう考えることに疲れてきて、「適当でいいわ」といった感じになっています。

一層のこと、前とそっくり同じ色にしようかしら。

変わり映えはしないけれど、目が慣れているので、間違いがなく安心していられる。

このように感じてしまうのも、歳のせい。

この歳になって、失敗はしたくないですもの。

心安らかに落ち着いて暮らすには、一番賢明な対応のように思い始めています。

 

それにしても、足場の組み立てが早過ぎ。

色を決めてから着手すべきだったのでは。

まだ当分、庭の世話が軽やかにできないと思うと、ちょっと憂鬱です。

老婆心から、今後は気をつけるように、一言注意をしておこうかしら。

 

まだまだ今後の成長が楽しみな伸び盛りの営業マンさんですから。

いかにも今風の若者にありがちな態度や口調も、ちょっと気になる私です。

まだ新婚さんのようなので、お茶菓子を用意した時は、奥様へと余分にお菓子を渡しています。

チョッと照れながら、嬉しそうに持ち帰られる姿が、まだ何とも初々しく可愛い人。(笑)

 

でもこの営業マンさん、昨日の午前、時間の変更の報せがあったにもかかわらず、夕方訪問のアポイントを、連絡もなく勝手にキャンセルです。

さすがに呆れて・・・・・どのように対応すればいいのかしら?

 

      

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シロアリ騒動

2014-05-21 07:55:29 | 住まい インテリア

今日は、こわぁ~いお話しの続きをさせて頂きますね。

「いや!」と言うほど、白アリの死骸を身近で見てしまった私。

写真を撮り、画像を何故残さなかったのか、と悔やまれ、本当に残念です。

戸建にお住まいの皆さまの参考になり、今後のお役に、多少は立てたでしょうに。

いつも家族日記のようなプライベート記事ばかり綴っているブロガーとしては、面目躍如の良い機会だったのですけれどね~

 

シロアリ騒動があった翌朝のことです。

起床して階下に降りると、床の上に置いたままになっていた私の白い春用のガウンの上に、白アリの死骸が群れをなして横たわっていて、ぎょっ!っとしました。

肌触りのとても良いガウンなので、死に場所としては、最高だったかもしれませんが・・・・・・

白アリゆえ、白いものが好きなのかしら、とつい思ってしまった私です。

 

 

シロアリをご覧になったことのない方は、白アリだから、体の色も白と思い込んでいる方はいらっしゃいませんか。

私はそうでした。

それは違います。

孵化した時は、白のようですが、普通の蟻と色はほとんど変わりありません。

害を与えない羽ありもいますが、それとシロアリの相違は、胴にくびれがないこと。

4枚の羽根の長さが、同一であることのようです。

それらしきものを目にした時の判断基準にして下さいね。

 

                                 

14日、友人をお迎えし、おしゃべりを楽しんでいる間も、白アリの事が頭から離れる事はありませんでした。

数日前から、体調が余り思わしくなく、その朝も、鏡を見ると、我ながら情けなくなるほど疲労が濃い顔。

人相が変わってしまった、と思うほどした。

夫は週末、無事に退院し、今はすっかり元気になりましたけれどね。

 

疲れの抜けない体に、白アリショックのダブルパンチ。

気が動転していた私は、友人のKさんにお会いした時、笑顔でお迎えはしたものの、悲壮感漂う表情だったに違いありません。

もっと元気な生き生きした私の姿をお見せしたかった。

少々残念な事でしたが・・・・・・・

でもKさんにお会い出来て、本当に良かった!

彼女の爽やかな優しいお人柄に触れ、自分がみるみる元気になっていくのが分かりました。

 

 

お互いに思いの丈を語りあい、楽しい寛いだひと時が瞬く間に流れ去っていきました。

午後から着付けの練習があるからと、12時過ぎ頃、慌てるように、我が家を去られたKさん。

退職後、ご両親様の介護の傍ら、お習字と着付けのお稽古を始められています。

 

 

 彼女から、数日後にはお礼状が届きました。見習わないといけません。私はメールで失礼してしまいました。

 

さてシロアリ騒動は、友人の訪問で中断したままでしたから、彼女をお見送り後、また現実に引き戻された私です。

我が家に迷い込んだシロアリの行く方は???

翌朝、前述した有様で、白アリの死骸の大群を見る羽目になったのですが。

どこに雲隠れしたのか、その時は余り目に留まりませんでしたので、それを探し求める行為はせず、すぐに区役所に電話をかけました。

 

住環境で困ったことに遭遇した際、区役所に問い合わせると、実に親切な対応をして下さいます。

5~6年前の事です。

今回、シロアリが発生した勝手口の軒下の屋根裏で、スズメバチ騒動に見舞われた事がありました。

その時、区役所の職員さんがすぐ飛んできて下さリ、その後の対処法を教えて下さいました。

無論、私にはどうする事もできませんから、区役所から紹介された業者に退治を依頼しました

その職員さんが、こんな大きな巣を見たのは初めてです、と驚かれたものです。

 

この度の白アリとスズメバチが発生した勝手口周り。

見える鉄柱は、組み立てられた足場の一部です。

ガラスの白い汚れは何?光の悪戯だと思います。

 

どうも我が家の勝手口は、災いを招く箇所らしく、一度厄払いのお祓いでもしてもらった方がいいかもしれませんね~

狭い庭ながら、植木や草花が満載で、さらに木製のトレリス、プランター、枕木の水栓と蜂や白アリが好みそうなものだらけの我が庭。

当然、と言えないでもありませんが・・・・・・・

二年前に、シロアリの被害を受け、玄関ポーチの軒下を補修した際、床下に駆除と予防の薬を散布してもらっています。

それでまさか被害は受けてはいないのでは、との楽観的見通しだったのですが・・・・・・

今の季節は、白アリが大量発生する時期と承知はしていました。

ですから、飛来の途中、我が家にたまたま寄っただけ、なんて勝手に推測したのです。

 

区役所に問い合わせたところ、シロアリかどうか確認したいので、環境課の窓口に来て下さい、とのことでした。

しかし、午後から、外壁塗装の打ち合わせで、リフォーム会社の方が来る事になっていました。

ですから、その方に相談した私です。

 

若い営業マンのKさんも、私が遭遇した状況に驚かれ、すぐ白アリ業者さんに我が家の点検を頼んで下さいました。

私も、前回の時の話で承知していましたが、私の居住する街は、白アリが非常に多いところのようです。

Kさんのお話しでは、ある輸入住宅のお宅では、シロアリの大被害で、家を丸ごとシートで覆い、消毒せざるを得なくなられたとか。

 

そして翌日、9時前頃に、早速その業者さんが見え、家中を調査、点検して下さいました。

危険なところには、薬を再度散布したり、柱にドリルで小さな穴をあけ薬を注入したりと。

まだお若い方でしたが、誠実そうな優しい方で、とても熱心に丁寧な作業で臨んで下さいました。

それを見て、心が次第に休まりましたが・・・・・・

ところが驚いた事に、私の楽観的見通しは外れ、被害を受けていたのです。

下の画像が、その被害箇所。

勝手口のドア回りの枠の木が見事に食われていました。

けれど構造的に問題が起きる様な状態では全くありませんでした。

 

 

但し、その箇所のみで、床下には白アリの道はなく、どこもとてもいい状態のようです。

恐らく外から侵入したのでしょう、との事でした。

そういえば、前回消毒をお願いした時、

「庭にも散布したいところですが、植物に悪い影響を与えるので止します」

と言われたようにも。

 

趣味のガーデニングが災いを招いているとしたら、何とも皮肉なことですね~

白アリは土中で繁殖するそうですから、もしかすると美しい花壇の下が、白アリの住処だなんて思うと、何だか悲しくなります。

私は実に横着な庭主で、庭の草花には元肥のみで、その後、肥料や害虫予防の薬を散布したりはほとんどしません。

けれど、オルトランが白アリ予防にもなるのでしたら、定期的にまくことにしましょうかしら。

予防にもなリ草花の成長を助ける良い薬があれば良いのですが・・・・・・

 

シロアリ業者さんに、私が遭遇したシロアリの群れの状況を説明したところ、そのような事に自分でも出遭ったら驚きますよ、と大層気の毒がられました。

そのショックで、益々顔の疲労は濃くなりましたが・・・・・・

友人にも会え、その後の処理を速やかにしてもらったお陰で、今はもう、すっかり元気です。

 

シロアリの被害は、すぐにはなかなか気が付かないもの。

シロアリの大群が、速やかにそれを、私に告げてくれたと思えば、その恐怖を味わえた事が、不幸中のの幸いだったかもしれません。

 

戸建にお住まいの皆様もシロアリにはご注意くださいね。

今は大量発生の時期です。

なぁ~て、皆様を脅しているみたいですね~

でもその怖さを、実際に被害を受けて実感している私は、再度声を大きくして、ご注意の喚起をさせて頂きます。

 

ちょっと怖いお話しをしてしまいましたから、最後に我が家の昨日の夕食の画像をアップします。

 

新玉ねぎたっぷりの甘味噌カルビのせ・じゃがいもとブロッコリーのサラダ・田舎風のミネストローネ

二回目の抗がん剤治療の副作用も全くなく、とても食欲旺盛な旦那さまです。

 

      

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二話 嬉しいお話し ゾォ~とする怖いお話し 

2014-05-19 07:52:55 | 

5月14日、先週の水曜日は、、病院通いはお休み。

時間的には珍しく十分な余裕がある日でした。

金曜日から足場の組み立てが始まるため、翌日の15日は病院へまた出かけた私です。

今日のお話は、のんびりと過ごすはずだった、14日の出来事。

いよいよ始まる工事に備え、業者さんの一週間分のお菓子と飲み物も用意できました。

心の準備も整い、気が緩んでしまったからでしょうか。

朝から身支度もいい加減で、だらだら過ごしていると、親友のKさんよりお電話がありました。

 

「近所のおばあさんがこしらえた地物の安いお野菜とイチゴを買ったので、少しお届けするわ」

とのお知らせ。

「主人は入院中で一人暮らしだから、そんなお気遣いなさらないで・・・・・・」と言いつつ、ご厚意を素直に喜び、甘えさせて貰った私です。

Kさんには心からお会いしたく、私も、お渡ししたい物がありましたから。

 

お届け下さったいちご、おネギ等

 

このブログにも、幾度かご紹介させて頂いたKさんです。

ロサンゼルス在住時にとても親しくなり、その後も身内同然くらいの信頼感を、お互いに寄せ合っています。

その当時、娘達を、わが子のように可愛がって下さいました。

日本人学校への車の送り迎えも、交代で一緒にやったものです。

この方のお陰で、私達親子の海外暮らしが楽しく充実した日々になった、と言っても過言ではありません。

その御恩は今なお忘れることはなく、感謝の思いを、家族で抱き続けています。

 

その後の暮らしは、専業主婦の私と大違いのKさん。

帰国後も堪能な英語を生かし、キャリアを積まれ、最近まで新興国を支援する国際機関にお勤めでした。

 

ご主人様は大企業の副社長さんでいらしたのですが、奥様より先に御退職。

その後は、主夫としてのお働きもなさり、奥様を支えてこられたのでした。

 

ご家族の団結がとても強く、90歳になられるご両家のお母様への気配りは、お聞きするたびに感動。

その優しさ、温かさには、心打たれてばかりの私です。

このご家族のことを語り出すと止まらなくなってしまいそうですので、いったん今日は打ち切り、前のお話しに戻らせていただきますね。

 

 

お電話をいただいた私は、慌ててお化粧を済ませ、身支度を整え、Kさんがいらっしゃるのを待つことにしました。

私同様、ベランダガーデンを楽しんでおられるKさんなので、お庭も見て頂きたい、と思いました。

そのために、お庭の簡単な手入れをしておこうと、いつものように、勝手口のドアを開けた私です。

 

ところが・・・・・・・

ここからが二話のこわぁ~い、ゾッとするお話です。

開けたとたん、何やら得体のしれない小さな黒い虫の集団が、すごい勢いで家の中に舞い込んできました。

大層仰天した私は、その虫を払いのけ、払いのけしながら、その正体を見極めようと、目を凝らしました。

ぞぉ~~!!!

これって、白アリではないかしら?

二年前のポーチのひさしの被害を思い出し、泣きたくなるほどのショックを受け、恐怖におののきそうになりました。

 

羽ありの形を見て、前回の経験から、白アリと確信した私です。

払いのけても払いのけても、全部を追い出すことは不可能と観念し、いったんガラス戸を閉めました。

そして、できるだけたくさん、その羽ありを指でつまむようにして、小さなポリ袋に捕獲した私です。

業者さんに、確認してもらうためです。

 

フィソステギア 

ここには捕獲した白アリが入ったビニール袋の画像を載せるつもりでしたが・・・・・・・

白アリ業者さんに見せた後、気持ちが悪いので処分してしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

すっかり気が動転してしまった私。

そうこうしているうちに、Kさんがお見えになりました。

かしこまらないお客さんで、本当に良かった。

Kさんとは身内のような親しさですから、緊張した心をさらけ出すかのように、そのショックを語って私は止みませんでした。

 

そこはキャリアを積まれ、私よりはるかに大人のKさん。

実に落ち着いた優しい穏やかな態度で、私を慰め励まして下さったのです。

しばらくは、白アリのお話しで話題はもちきりでしたが・・・・・・

その内に私の気持ちも次第に落ち着き、違う話題へと話しが移っていきました。

両家のお母様の介護の苦労話、長男のDちゃんの結婚生活についての心配事など・・・・・・

 

Dちゃんは、大手商社にご勤務。

お嫁さんも、同じ系列の大手銀行にお勤めで、海外に数年前転勤となり、お一人で単身赴任。

別居状態でお暮らしです。

お話しを伺えば伺うほど、娘達の結婚生活とは明らかに様子が異なり、お母さまもさることながら、お父様の心配はとても理解できます。

 

でもお話しを詳しく伺う内に、別居生活ながら若夫婦がお互いに納得し、信頼し合ってお暮らしなのがよく判りました。

新しい形態の結婚生活を送るお二人に、私は温かなエールを届けたい気持ち、いっぱいでいます。

その旨、私の印象と感想をお話ししたところ、Kさんが幾分安心なさったように見えました。

 

マーガレット

 

私には、いまだに幼い頃の、ちょっぴりおグズさんで、甘いお菓子に目がなかったDちゃんが、目に焼き付いて離れません。

そのDちゃんが、逞しい青年に成長し、今では、商社マンとして世界を股にかけてご活躍。

日本人学校で次女と同級生、大の仲良しだったお姉さんのち~ちゃんも我が娘達も、40代。

何と長い歳月が、瞬く間に流れ去ってしまった事でしょう。

Kさんとお話しさせていただくと、ロスでの暮らしの印象が強いだけに、ことさら、光陰矢のごとしを思わずにはいられません。

子供も小さく、私達も若くて溌剌としていたあの異国暮らしの時代に、一瞬でもよいから戻れるものなら戻りたい。

良い友人にも恵まれ、一番輝いていた時期でした。

 

Kさんのお話しによると、帰国後はしばらく、アメリカが設立した大学で、英文学の講義をされていたとのこと。

それも英語で授業を数回したのだけれど、学生が付いていけない様子だったので、日本語に戻されたとか。

それを伺い、改めてびっくり!

彼女の教養と才能を再認識する事となりました。

 

けれど、Kさんの魅力は、そのような豊かな才能を生かしキャリアを積んでこられたにもかかわらず、

それをひけらかすことなく、実にチャーミングで奥ゆかしい女性であられる事。

話題はお子様の心配事だったりして、一見専業主婦の私と同一の雰囲気を醸し出しておられます。

若いころから、価値観もそっくりで、話すと意気投合し、垣根がまるで感じられない二人。

身内同然の気やすさで、素直に何でも語れます。

 

私が愛して止まないビオラ、パンジー。いよいよ終焉に近づき寂しい限りです。

 

その点、娘達はどうでしょう。

娘時代の頃とは随分変わったなぁ~、と言った心証で、私の目には映るときが、よくあります。

口調も、いかにもキャリアウーマンぽい物言いで、「我が家にまで会社の雰囲気を持ち込まないでよぉ~」なんて、言いたくなることが。(笑)

Kさんを少しでも見習ってほしいな~、と。

あなた達も、敬愛して止まないKさんでしょうから。

 

お仕事と介護の両立を、実に麗しく見事に果たされてきたKさん。

そのご苦労もねぎらいたく、私の真心を精一杯込めて、ご退職祝いのプレゼントをその場でお渡ししました。

 

さて二話の白アリのこわぁ~いお話は、まだ続きがありますので、またの機会にご報告させていただきますね。

 

      

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始まった我が家の一大イベント

2014-05-17 07:33:38 | 住まい インテリア

前々回の記事でしたかしら。

いろいろ取り込んでいる最中にもかかわらず、私は、我が家に於ける1大イベントに臨む決心をした、と書きました。

私のブログをご覧下さっている方々は、

「一体何事かしら?」

と思われたかもしれません。

いよいよ、昨日から、その作業が始まりましたので、今日はその事のご報告をさせて頂きますね。

 

なぁ~て、随分大袈裟な書き出しですが、戸建ての方、あるいはマンションでも似たようなイベントは、一生に数度は持つことになるはずです。

単刀直入に言いますと、外壁塗装、屋根の補修と塗り替え、雨樋の総入れ替えです。

 

なぁ~だ、それだけのこと、という声が聞こえてきそうで、少々心苦しいですが・・・・・・(笑)

でも歳を重ねた身には、幾分緊張する大イベントである事に変わりありません。

夫の病状も気がかりで、最近はその疲れか、体調も今ひとつの私。

胃腸はとても丈夫な方なんですけれど、ここ数日間、お腹がゆるゆるで気になっています。

 

 

週初に、二回目の抗がん剤治療のために入院した旦那さまが、もうすぐ我が家に戻ってきます。

予定では入院の翌日から治療の点滴開始のはずだったのですが、疲労からでしょうか。

発熱があり、二日間延期になりました。

一回目のように、副作用が軽ければ、工事の雑音は、さほど気にならないかもしれません。

けれど、症状がひどいと、神経に障らないかと少々心配。

無論、旦那さまの承諾を得たうえで、始めることになったのですが。

 

退院後の介護、日頃の食事への気配り、その上に、業者さんへの十時と三時のおやつの用意など、心配すると切りがなく・・・・・・

旦那さま同様に、庭の草花も、塗料の匂いなど、過酷な環境に耐えられるでしょうか?

体力が人並みとは言えない私には、荷が少々重過ぎです。

 

しかし、入梅前に取り掛かりませんと、我が家へのダメージが心配なんです。

このように綴っている最中、またお腹が痛くなってきました。

これって、ストレスによる不調?(笑)

 

 

このような大きな補修工事を突然行う事になったのには、訳があります。

今冬の大雪で、我が家の雨樋に不具合が生じてしまいました。

点検下さった業者さん話しでは、大雪で全体的に樋がしなり、雨水が正常に流れなくなっているとのこと。

私も、異常に気が付いいたために点検をお願いしたのですが、撮影された画像を見て、納得でした。

 

ところが見積もりによると、足場代だけで、云十万円。

大変な高額です。

こんな金額を雨樋のみの修理で払うのは、あまりに馬鹿らしいと思い、一大決心の上、外壁と屋根のメンテナンスも同時に行うことにしました。

 

 

 

但し、雪害ということで、火災・地震保険に含まれる自然災害による損害保険金が一部充当できます。

でも貯金を多額下ろさなければならず、予定外の出費であることには変わりありません。

夫の医療費も益々負担増の我が家。

入院の場合はがん保険と医療保険が当てられますが、その保障対象外の医療費の出費は益々多くなる一方。

年金暮らしの身には頭が痛いことばかりです。

そんな我が家の現状況を慮ると、時期尚早とも言えますが、止むを得ないない事ゆえ、思い切って決行することにしました。

 

今は、幾社かの金額を比較検討して、相見積りで業者を決めるのが一般的なようですが・・・・・・

私は若い頃から、我が家のメンテナンスは、大手の某リフォーム会社に依頼してきました。

1~2度、異なる会社にお願いしたところ、ろくな事がなく、とても後悔しました。

その点、今回お世話になる会社の部長さんは、まだ新入社員間もない頃からのお付き合いで、お互い気心が知れ、安心できます。

今回の外壁塗装に当たっても、主人の病気で我が家が取り込んでいることを察し、かなりお安くして下さいました。

むろん安かろう悪かろうでは、かえって迷惑ですが、最良の塗料を使用して下さるとのこと。

長いお付き合い故の、思いがけないメリットでしょうか。

 

 

 

その方は偉くなられ、ご多忙な日々らしく、、我が家担当が、最近若い営業マンにかわりました。

けれど困ったことがあれば、親しい部長さんにお電話すれば、鶴の一声で、ことがスムーズに運ぶ事でしょう。

 

若い方は、私の目から見ると、まだまだこれからの人。

お世話になる一方、未熟さと不慣れさが漂う、可愛いくてぎこちない営業マンさん。

相対していると、マナーについて一言二言意見をしたい老婆心すら、時に湧いてきます。(笑)

だからといって、注文をつけたり、不平を言う勇気は、私にはやっぱりありません。

温かく見守って差し上げる、といった感じかしら。

 

数年前、白アリと強風で、玄関のひさしがダメージを受けて以来、家のリフォームにさんざんの出費をしてきました。

その中でも、東京ガスがセントラルテスシステム冷暖房機器の販売を数年前に中止した影響は大きく、作夏、我が家のエアコンをすべて電気に総取り換えしたばかりです。

「これ以上の出費はもうご勘弁」と言いたい、今の私の心境です。

 

人の体と同じで、家も周辺機器も、年月がたつと故障が多くなるのは止むおえないことなのでしょうけれど。

年金暮らしの身には響きますね~

今後も覚悟を決め、いつもその心づもりでいないといけないのかもしれません。

 

クレマチス 常緑 フロリダ 開花5月~10月

私の望むイメージ通りの花が咲き、嬉しく思っています。花期もながぁ~い♪

 

旦那さまの体も同様ですが、何とか元気を回復してほしいものと、毎日祈るような気持ちでいます。

二回目の抗がん剤の副作用も、今のところ全く見られず、拍子抜けの私ですが。

それに越したことはなく、心から喜んでいます。

 

自分自身の体も、一層気を付けて暮らしませんと、その内故障だらけなんて事になりかねません。

家同様に、保守点検(?)を忘れないで、大切に扱わなければ。

けれどお医者嫌いの私は、それが問題です。

 

      

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時間泥棒

2014-05-15 07:29:56 | 暮らし

時間泥棒は、どなたのお宅でも、多かれ少なかれ、犯罪を犯しているのではないでしょうか。

無用なセールスの電話で呼び立てられ、仕事を中断させられたり、セールス訪問に時間を取られたり、と。

でもこれらは、数分の邪魔もので、時間泥棒というほどのことではないかもしれません。

人生経験を積んだシニアーともなると、断り方もそれぞれ心得ていて、上手に対応なさっておられるに違いありません。

「今、出かけるところですから」とか、「手を離せない用事をしています」等と言って、私は断ることが多いです。

電話の場合、もっとよく使用する常套手段がありました。

「私は電話での勧誘は、すべてお断りしています」です。

そう言えば、まず相手の方は二の句が継げず、電話を切る方がほとんど。

そして私は、時間泥棒の被害を、最小限で食い止めることができます。

 

 ツルニチニチソウ

 

けれど、何と言っても、時間泥棒を犯す張本人は、自分自身であることがほとんどです。

誠に情けない事なんですけれど。

然して重要でない事にだらだら付き合って、貴重な時間を浪費してしまうことはよくありますね~

一番思い当たるのは、PCへの対応がまずい事でしょうか。

 

私は、タイマーで時間を設定したりして、分刻みで見るのを一旦は止めるように心がけていますが・・・・・・

何となく読んだり見たりしている内に、思わぬ時間が経過してしまうこともよくあります。

むろん自分のブログを綴る時は、もっと長い時間集中するわけですが。

それすら、他ににやらなければならない仕事がたくさんある時には、自ら時間泥棒を犯している気分になる事さえあります。

 

ハゴロモジャスミン シルキーミルクウェイ

 

時間泥棒に当たることは、他にもたくさんあるでしょうけれど、究極の泥棒は、私の場合、探し物です。

年を重ねるにつれ、悲しい事に、その泥棒が幅を利かせ、私をいらつかせます。

 

私は割と整理好きで、娘達は感心するほどなのですけれどね。

ほとんどの物は、所定位置が決まっています。

けれど、毎日使用する物となると、その定位置にいちいち戻さず、身辺に置いたままでいることが多く、その内何故か行方不明。

探し始めると、見つかるまで気持ちが落ち着かず、他の事になかなか集中できなくなってしまいます。

そのために無為に流れていく時間が、何とも無駄に思え・・・・・・

自らが再々犯す時間泥棒に、遣り切れない気持ち一杯になります。

 

ですから発見した時の一瞬の喜びと安堵は、ひとしお大きい物がありますけれど。

でも失った時間は戻ってきませんから、後味の悪さをすぐには払しょくできません。

年のせいにして、開き直り、気分を入れ替えるしかない私です。

 

 

私が一番良く探すものは、携帯とタイマー。

それから、はさみ。

はさみは、私は読みたい新聞記事を前もって切り抜くため、毎日使用しています。

 

はさみはともかく、携帯とタイマーが行方不明なるのには、実はそれなりの理由があります。

いずれも、色が白で目立ちにくい。

白色の存在感の薄さに、携帯を買って初めて、驚くほど認識することとなりました。

本当は購入時、お店に深紅の素敵な色があり、それに一旦は決めたのですが、品切れでいつ入荷するかわからない、との事。

それで、他に気に入った色がなく、止むを得ず、無難な白に決めた経緯があります。

 

赤でしたら、その後失った時間は、もっと俄然少なかったでしょうに。

一方、白は、傍にあっても目に入らないことがよくあり、その理由が存在感の薄さだけでは、納得できないほど。

でも、事実なんですね~

白っぽいノートの上、システムキッチンの白い人工大理石の上などに置いてあると、まず絶対、目に入らない。

携帯?携帯?携帯?

キョロキョロ?キョロキョロ?

けれど行方不明になっても、携帯は、実に簡単な解決法がありますね。

旦那さまに私宛に発信してもらうこと。

そうすれば、呼び出し音が鳴り、所在位置がすぐ判明します。

たまに電池が切れていて、通じないときがあり、さて困った、と一瞬面食らい、その時は自分で探し歩くしかありません。

 

この記事を書いているうちに思い付き目立つようにシールを張りました。(笑)

 

タイマーの場合はそうはいきませんものね~

次女のお婿さんが転勤で単身赴任となり、、数年間次女と同居したことがありました。

彼は週末にはよく我が家に戻り一緒に暮らしましたが、その時、私がタイマーをしょっちゅう探しているのを見て、気の毒に思ったのでしょう。(笑)

お誕生日のプレゼントだったと思います。

それぞれ異なる機能が付いたタイマーを5~6個、同時にプレゼントしてくれたことがありました。

彼のユーモアと優しさに感動したものです。

ズーム付きのタイマーもあり、大層重宝しました。

無論、色もカラフルで、多彩でしたけれど。

 

最近は無印の手動タイマーが故障しにくくて一番気に入り、愛用していますが、色はホワイトのみ。

そのため目に入りにくくて、未だに一個は行方不明のままなんです。

家事をしながら至る所に持ち歩きます。

そして、タイマーをセットし、目先の家事に専念し、そのままそこに置き忘れて移動なんていうことがしょっちゅうですから。

 

タイマーは私の日常生活にはなくてはならないものですから、見つからないときは、数十分時間をかけてでも必死に探します。

そして自ら犯す時間泥棒を、心から恨みます。

 

こちらも同様にシールを張りました。

 

そう言えば、旦那さまが探し物をする姿を見たことがありませんね~

記憶力抜群の人だから、時間泥棒をおかす行為とは無縁なのでしょう。

本当に羨まし~い。

 

他に、もう一つ時間泥棒に当たる、重大な私の行動の欠点がありました。

動作がのろいこと。

何事も、テキパキと早い動作で処理するように努めてはいるのですが、長年の間に身に付いたテンポは、そう簡単には改められないようです。

気付かない内に、おっとりペースに戻ってしまう私。

そのため、貴重な時間を効率よく使用しているとは、とても言えません。

反省!反省!

 

時間泥棒は極力しないように心がけて、毎日をもっと効率よく有意義に過ごしたいものです。

 

      

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母の日

2014-05-13 12:10:53 | 想い出

5月11日は母の日でした。

母の日の起源は、1907年、アメリカ・ウェストバージニア州で起きた事。

そこに住んでいた、亡き母を敬愛する娘アンナが、母を偲ぶ会で、母が好きだった白いカーネンションを贈ったことに由来するそうです。

カーネーションの花言葉は「母の愛情」、そして5月の誕生花。

キリスト教の教えでは、十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアは涙を流し、その涙の跡に咲いた花がカーネーションの花であるとされているそうです。

検索で知った知識ですが、麗しい由来があるのですね~

 

 

そんな母の日、皆様は、如何お過ごしでしたか。

私は、今の私の年齢より、六歳上で母を亡くしましたが、高齢のお母様がご存命中で、何かと気を遣っておられるお宅も多い事でしょう。

羨ましい限りです。

私は、割と早く両親を失い、「親孝行をしたい時には親はなし」を、折々で実感してきました。

 

先日、病院の帰り、久しぶりに途中下車してデパートに寄った時のこと。

エレベーターの中で若いお母様方お2人が交わしておいでの会話に、思わず聞き耳を立て、微笑んでしまいました。

「もうすぐ母の日ね~

プレゼントもう用意した?

私はまだなの。

焦っちゃうわ~

そろそろ決めないと、間に合わなくなっちゃいそう~」

 

 

 

母の日が近づくと、このように多少のプレッシャーを感じるお子様は、多いのかもしれません。

感謝の思い以上に、形式にこだわる慣習が幅を利かせ・・・・・・

それに乗じた花屋さん、その他のお店は、この時とばかりに値上げしたカーネーション等を売りさばく。

 

慣習を大切にすることが悪いことでは全くありませんが、それを従順に守るも守らないも、お子様の性格によるところが大きいのでしょうね~

母の日に贈り物がないからといって、親への愛情が薄いなんて事には全くならないでしょう。

 

 

私と妹は性格的にも毎年、この行事は無視できず、必ずこの日には二人で一緒に選んだものを、郷里の母に送り続けていました。

前述の、デパートのエレベーターにおける若いお母様方の会話そっくりの事を、母の日が近付くとお互いに言い合っていましたね~(笑)

二人とも、都内在住の期間が長かったため、いつも待ち合わせ場所は渋谷.

子育て真っ最中の頃は、引き連れた幼子達がぐずるのを宥めながらの、プレゼントの物色でした。

選ぶ優先権は、姉の私にあったようにも。(笑)

 

満足できる贈り物が早く決まると、その後の一服のお茶がとても美味しく感じられ、安堵で2人の会話が弾んだものです。

父と二人、子供から遠く離れて暮らす母を思い、その話題も尽きませんでした。。

 

或る母の日に、妹と二人で選びプレゼントした贈り物を、今でも一つ記念に私は大切に保管しています。

母が殊更喜び、愛用したセーターで、とても似合っていました。

下にアップした画像がそのセーターです。

 

 

とてもチャーミングで美しく、お洒落な人だった母。

それだけに、選ぶのにも苦労した私達ですが。

そう言えば、同居し認知症を患っている頃に、贈ったものもありました。

春に着る薄手のガウンです。

子供に帰った母の美しい純真な笑顔と共に、それを手にした時の母の嬉しそうな姿が蘇り、今も偲ばれます。

もしかすると、母に日ではなく、お誕生日プレゼントだったかもしれません。

 

 

思い出話は、これくらいにして・・・・・・

私も、すでに年老いた母親でした。(笑)

恐らく、私達同様に、見捨てられない行事なのでしょうか。

娘達は、毎年贈り物を届けてくれます。

 

当日は、体調が今ひとつであったにもかかわらず、旦那さまの入院を翌日に控え、大層忙しく、母の日であることはすっかり忘れていました。

長女から、最初に宅配でプレゼントが届き、初めて気が付いた私です。

夕暮れ時に、次女もK君の野球練習終了後に、プレゼントを直々手渡しに、我が家に寄ってくれました。

もしかすると、慣習に従っただけの形式的な贈り物?(笑)

たとえそれでも、やはり、とても嬉しいです。

感謝の気持ちを込めて、心からありがとう!

さて、中身は何でしょう。

時には、皆さまには秘密にしましょうかしら。(笑)

 

 

ここ2~3日、これまでの疲れが一気に噴き出しているのでしょうか?

体力が続かず、少々情けない思いで暮らしています。

それなのに、数日後に大イベントが待ち構えている我が家。

旦那さまの医療費がかさみ、心配事で取り込んでいる最中に、わざわざとの思いもありますが・・・・・・

色々な事情から止むを得ず、一大決心をして、臨むことになりました。

この件については、また後日お知らせ致しますね。

 

そんな訳で、体調が悪いといって、ぐずぐずしているわけにはまいりません。

病院にも、また出かけないといけませんし

母の日に届いたプレゼントを励みにして、家事と旦那さまの介護、一大イベントに、新たな気持ちで元気に臨みましょう。

 

      

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ストレス解消法の一策に過ぎませんが・・・・・・

2014-05-11 07:58:35 | 暮らし

初夏のような陽気で、汗ばむ日もあり、青葉が目に染みるこの頃。

日毎の若葉の成長に励まされるかのように、夫婦ともに、見かけは元気(笑)、穏やかな日々です。

夫の抗がん剤副作用も、意外にも今のところ、ほとんど表れておらず、食欲も旺盛。

私の2倍以上は食べてくれているでしょうか。

 

 ホタテのポアレ 春野菜添え

 

ところが実は私は、かなり前から、かって経験したことがないような食欲不振に陥り、「拒食症?味覚障害?」なんて一人で騒ぎ立て、旦那さまや妹に、心配をかけていました。

いえいえ、Yさんは孤高の人で、我関せずですから、然程気にかけていなかったのかも知れませんけれどね。

妹は、それなりに心配してくれたようで、

「その後、どう?」

等と、優しい言葉を時々かけてくれていました。

古希を迎えたころが一番ひどかったかしら。

ですから、ホテルでご馳走になったお料理も、美味しく感じられなくて、メニューもまるで覚えていません。

 

 

そういえば、60代最後の日、肋骨を骨折した時も、朝から食欲がまるでなく、食パンも紙を食べているような味気なさ。

昼食も抜き、ほとんど絶食状態で病院に駆けつけました。

その帰り、さすがに少々お腹が空き、私にしては珍しく、目に留まった病院近くの牛丼屋さんに入りました。

ずっと以前から一度は口にしてみたいと願っていた牛丼です。

でも、若者やサラリーマン向けのスタンド風のお店が多く、この年になるまで、入る勇気が沸きませんでした。

その牛丼屋さんは、ファミリー向けの店構えでしたから、思い切ってお店の中へ。

生れてはじめて頂いた牛丼屋さんの小丼。

味はまぁ~まぁ~でしたけれど、私には骨折と共に、忘れられない思い出になりました。

 

 

その後も食欲は相変わらず、全くありません。

けれど、私が好物の牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、フルーツジュース、果物といったジューシーなものへの嗜好だけは健在で、いくらでもお腹に入ります。

喉の渇きは、以前に比べると、正常に戻りつつありますが、麦茶などの飲料水も、かなりの量を飲んでいました。

そのため、期待した体重減は、1キロ程度でがっかり。

恐らく水太り状態なのでしょう。

それで、食欲もわかない、といった悪循環に陥ってしまっているのかもしれません。

 

異常な食欲不振で一番情けなかった事は、料理をしても、味が良く分からなくなってしまったこと。

そのため、何をつくっても張り合いも自信も持てなくて・・・・・・

調理をする意欲がなくなりそうでした。

けれど旦那さまは、実に食欲旺盛でした。

症状が、蛋白摂取を必要としましたので、朝、昼、夕と色々栄養価の高いものを調理するように心がけた私です。

 

最近、その食欲不振も多少改善され、安堵しています。

一方、旦那様は、少し食欲が落ちてきた感じで、いよいよでは、と気にかけています。

 

 たけのこご飯・なすのむらん煮・たこときゅうりの酢の物・小松菜の和風サラダ・たけのこの木の芽あえ・昨日の残り物の豚汁

 

人間の体って(自分の体と言い換えた方がいいかしら)、不思議なものですね~

自分では冷静にコントロールできていて、日常の生活を変わりなく送っていると思っていても・・・・・・

知らない内に、大きな影響下に置かれ、それが症状となって現れ、驚くことがあるものです。

 

たとえば、今回の半年以上にわたるといっても言いような食欲不振。

特に、ここ数カ月がひどかったのですが・・・・・・

これは明らかに、旦那さまの病気が心配だったこと、他にもネット上で煩わしい事があり、それが原因だったのかもしれません。

 

見かけは、気丈に明るく暮らしていたつもりでしたから、自分でも意外な症状に驚き、自分の弱さに、少々ショックを受けました。

体は正直に反応してしまうようです。

 

エレモフィラ

 

改めて自分の弱さを再認識するような出来事が、数年前にもありました。

今と同じような風薫る季節から夏にかけての出来事です。

ひどい息苦しさと首のだるさに見舞われました。

正常な呼吸が出来なくなったせいか、一時期、蚊の泣くような声しか発せられなくなりました。

息苦しさは、その後二年近く続き、私を苦しめるのですが・・・・・・

その症状が出始めた当時は、家族も大変心配し、大病院で、心電図その他の精密検査も受けました。

けれど、血中の酸素度も正常で、息苦しくなる原因は判明しませんでした。

 

そして、ある個人医院で医師から言われた一言に、大変なショックを受けた私です。

精神的な事が原因、と診断され、精神安定剤を処方されたからです。

 

思い当たることが、なかった訳ではありません。

旦那さまの肝臓がん治療が続いていたからです。

けれど、その時は手術も無事終わり、家族旅行を楽しんだ後のことです。

 

色々な疲れが後になって現れ、潜在的なストレスが、そのような症状を引き起こしたのかもしれません。

けれど、私は素直にはどうしても受け入れられず、精神安定剤は、1~2度服用しただけで、それ以上飲む気にはなれませんでした。

異常な眠気、集中力がなくなるなど、いやな症状が別に出てきたからでもありましたが。

私、そんなに弱い精神ではない、と強がっているところが多分にあったのが一番の理由で、薬剤には頼りませんでした。

 

 

 

息苦しさからやっと解放された頃、、今度は異常なのどの渇きに悩まされるようになりました

いずれの症状も、最近はすっかり改善され、元気に過ごせるようになっていたのですが・・・・・・

すると今度は、私は拒食症?、と心配になるほどの食欲不振。

一体私の体は、どうなってしまったのでしょう。

もし、旦那さまの病を心配する余りに、これらの症状が出てきたのであれば、少々不本意ながら、自分の心身ののデリケートさを認めざるを得ません。

 

但し、このような状況になっても、私には救いがあります。

精神は、さほど影響を受けないからです。

この表現には、語弊がありそうですね~

このような症状に見舞われるのは、心が大きな影響を受け、その不安が脳に指令を送り、いろいろと不可解な症状となって体に現れて来るのでしょうから。

 

 手前の花の名称は忘れてしまいました。去年植えた宿根草が、控えめに優しい小花をたくさん付けてくれました。

 

けれど言えることは、そのせいで心まで病んでしまったことは、一度もありません。

私はどんなに辛いことが起きても、暮らしのリズムは極力変えないように努めます。

そしてひたすら、自己免疫力を信じて、時間の経過とともに必ず良くなると自分に言い聞かせます。

悩み事にどっぷり浸からない。

無為に過ごして、悩みごとに縛られると、自分が苦しいだけですから。

そんな状況は私には恐ろしく、耐えられそうにありません。

ですから、必死に回避しようと努めます。

 

その一番良い方策が、日常の生活のリズムを変えないこと。

私の場合は、これに尽きます。

どうしても耐えられないときは、仮眠をとります。

或いは夜早く床に就き、ぐっすり休みます。

目を覚ますと、体調には変わりはなくても、気分は確実に入れ替わっていることがほとんどです。

 

息苦しさがひどく、顔つきまで変わって見えた時、旦那さまに、

「鬱になってもおかしくない辛さ」とよく言っていました。

 

それを回避できたのは、計画性のある日常の暮らしのリズムを崩さなかったせいでは、と思っています。

「計画は、将来の意志」という名言があるそうですが、私のはそんな大それたものではなく、日々の家事の目先の計画に過ぎませんが。

目先の目標をやり遂げようと言う意志の力が、私を強く支えてくれているようにも。

実際に私はそうやって、いろいろな悩みごとを乗り越えてきました。

 

ドリームラベンダー

 

しかし、私がこれまで経験してきた悩み事など、取るに足らないものだったのかもしれません。

絶望の極みのような悲しみや苦しみに直面した時、果たして自分が冷静に対処できるか、と自問自答すると・・・・・・

もともとは精神的に弱い私です。

全く自信はなく、今の対応で乗り越えられるとは、到底思えません。

 

生意気な事を書いてしまいました。

皆さまにも、それぞれのストレス解消法がおありの事と思います。

年を重ねても、プラス思考で明るく元気に日々を過ごせるといいですね~

そういう私は、ここ数日疲労が濃く、昨日は三時間もお昼寝を貪り、体がとても軽くなりました。

今日は元気復活です。(笑)

 

      

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子供の日の至福のひと時

2014-05-09 07:06:44 | 

皆さまは、今年のGWを如何お過ごしでしたか?

年金生活ともなると、毎日が日曜日の暮らしです。

ですから、混雑する行楽地に、敢てこの時期に出かけなくとも、との思いから、敬遠なさる方が多いのではないでしょうか。

私達夫婦は揃って、旅行が特別好きというわけではありません。

ですから、毎年予定がない事が多いです。

とは言っても、大人の一人旅には、常に憧れを抱く私なんですけれどね。

 

庭のフェンス沿いに咲くハーデンベルギア

 

因って、私達夫婦にとってのゴールデンウィーク前半は、いつもと変わりない暮らしでした。

ですから、若夫婦の過ごし方でもご紹介致しますね。

子供の日には、我が家に全員が集合しましたので、その時に聞いたお話です・

 

長女家は、山梨の南アルプスの麓でテントを張り、家族キャンプを楽しんだようです。

私も中高時代、クラス行事の一環で、夏休みを利用して、キャンプに度々参加したものでした。

ランプだけが灯る漆黒の闇の中で仰いだ満天の星空の美しさは、今でも心に焼き付いて、忘れることはありません。

流れ星が、数えきれないほど、夜空を駆け抜けました。

孫達も、自然の懐で、そのような素晴らしい体験を享受したのでは、と想像するだけで、幸福感を味わえるばぁばです。

 

一方、次女家は、少年野球クラブの1員となったK君の試合が二日にわたってあり、ママは大学時代のマネージャー宜しく、世話役で忙しい連休だったとのこと。

その予定を知ってのことか、数週間前に、九州旅行を楽しんだばかりの次女家です。

 

野球試合の経過を、実に面白可笑しく、我が家に来て語ってくれました。

とても叶わぬ強豪相手だったにもかかわらず、K君のチームが勝利を収めることができたお話しです。

主力打線は全く打てず、下位打線が、なぜか活躍。

最後に相手のエラーで同点にこぎつけると言った幸運に恵まれ、じゃんけんで勝ち、思わぬ喜びの勝利。

運が味方しただけだったにもかかわらず、運も実力の内とばかりに、監督さんが、子供達を大層褒め、励まして下さったとか。

K君達も、この上ない喜びだったようです。

 

 

入部して間もない頃の写真です。

 

まだ三歳の女児ながら、監督さんの勧めで、妹のかれんちゃんもチームの一員になりました。

お菓子が頂けると言うのが、一番の理由だったようですが。(笑)

お遊びの時だったのでしょうか?

バッターボックスに立たせてもらったかれんちゃん。

バットを振って、1塁を目指しました。

すると1塁の守備の少年が、ピッチャーにボールを投げないように、指図したとか。

その配慮で、かれんちゃんは、1塁セーフ!

お兄ちゃんたちが、喜んでくれたようです。

 

低学年の子供の世界ながら、すでにこのような優しい気遣いが出来ることに、私は感心してしまいました。

チームプレーを通して、子供達が成長していく場面を心に実感することができた、心温まるエピソードです。

 

GW前半に於ける、若夫婦のそれぞれの思い出話に花を咲かせながらの夕食の準備。

私は、夫の介護もあり、何かと多忙な日々ですので、一応持ち寄りといった形式での夕食となりました。

私が、娘にも一部手伝ってもらい用意したのが、下に掲載した画像の数品です。

たけのこずし、ふきと筍の煮物、鶏のしょう焼きとグリーンアスパラガスのマスタード風味、プチトマトの前菜。

娘達が用意してくれた煮豚、その他を合わせると、結構なご馳走になりました。

 

 

  

 

ふきと油揚げの煮物は焦げる直前で火を止め、煮汁が消えてしまった失敗作(笑)

 

若夫婦達は、いつも通り元気に明るくおしゃべりに興じ、大きな座卓を囲んで話題が尽きませんでしたが・・・・・・

その日は、朝、震度4の地震に見舞われた私達です。

長女家は、都心に居住していますから、震度5だったのかもしれませんが、その話題で、自ずと盛り上がりました。

地震に備え、一番用意周到なのは、次女家。

 

もし万一、夫婦が勤務中に大地震に見舞われた際は、私が孫達を小学校と保育園に迎えに行くことになっています。

そして、次女家のマンションに待機して、若夫婦の帰宅を待つ。

その時のための食糧品がすでに備蓄されているとのこと。

言うは易く行うは難し、を思わざるを得ない状況を想像してしまう私ですが・・・・・・

臆病な私でも、孫のためとあらば、馬鹿力が出て、決死の覚悟で行動するのでしょうね~

但し、目が悪い旦那さまの扱いをどうするかが、大問題です。

日頃は、支障なく、慣れた道を一人で散歩できるYさんですが、至る所寸断されたり、倒壊物が散乱した道をかき分けて歩行するのは、到底無理。

それを思うと、Yさんは家に残して、一人で二人の子供を引き取りに出かけ、我が家に戻る方が賢明では。

この話題はもっと煮詰め、良い方策を模索しないといけません。

 

 

待てど暮らせど、若夫婦が戻ってこないなんてことを想像するだけで、胸が張り裂けそうです。

東日本大震災では、震災後に、その苦労で亡くなった高齢者の方々が多いようですね~

私も、そんなことになれば、同じ運命を辿りそうですが、せめてその前に、孫達を守り通す責任だけは果たさなければ、と強く思っています。

でもできれば、私の眼が黒いうちに大きな地震が起きてほしくありません。

ひたすら、それを願い祈っています。

 

 

孫達は、会うたびに成長していて、本当に驚かされます。

中3のR君は、また更に背が伸びたよう。

次女家のK君は、野球で鍛えられてのことか、顔が引き締まって幼顔が抜け、ますます少年らしくなってきました。

かれんちゃんは、すべての仕草が可愛く、我が家のアイドルです。

 

 

 

桜ちゃんは、ますます少女らしくなって、お洒落もなかなかのセンス。

素敵な装いに、おばあちゃんの目はしばし奪われました。

とは言っても、男勝りな性格には変わりなく、ゲームをしている最中のアグラに、思わず注意したくなったばぁばですが・・・・・・

愉しんでいるのに、水を差すのはやめましょうと、黙認でした。

 

 

そのさっちゃんは、ピアノとバレエのお稽古に励んでいます。

ピアノは、桐朋の音楽教室で習っていますが、なかなかの腕前のよう。

勉強はあまり好きではないさっちゃん。

努力家とも言えず、実にマイペースでおおらか、伸び伸びした性格です。

ですから、ピアノの上達ぶりは、私にはチョッと意外な事。

ママの励ましによる陰の力も大きいのでしょうね~

数日後に催される新入生の歓迎会で、在校生代表として演奏をするそうです。

 

 

ママ曰く、「このような場では、さくら程度の技術の演奏が、披露するには適しているのよ。

余り上手過ぎてもだめ。手が届きそうな演奏が、お母さま方の夢を膨らませて良いのよ」

とのことでした。(笑)

 

毎年の発表会で連弾を楽しんできたパパですが、さっちゃんにはもう物足りないでしょう。

そのパパ曰く。

「あとはショパンが弾きこなせるようになれば、大人になっても趣味としてピアノが楽しめるようになるよ」

と目を細めてさくらちゃんのピアノの上達を喜んでいました。

我が家での演奏曲目は、ベートーベンの変奏曲とバッハの小曲でした。

K君のバイオリンの演奏を聴けなかったのが、ちょっと残念でしたけれど、またの機会を楽しみにしましょう。

 

 

楽しいおしゃべりとともに夜が更け、お開きとなり、若夫婦家族はそれぞれの家へと戻っていきました。

私は大層疲れ、その余韻を噛みしめながら深い眠りへと。

何時まで、このように元気で家族を迎えられる事でしょう。

素敵な祖母、母を目指して、毎日をもっともっと充実させたいな~、と思いのみは、いつも結構理想が高いかれん桜です。(笑)

 

      

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四季の趣を味わい尽くしたい私だけれど・・・・・・

2014-05-07 06:22:12 | 自然

お出掛好きでない私が、最近は夫の通院に同行したり、入院時には足しげく病院に通ったりと、外出の日が多くなりました。

体の異変に気が付き、旦那さまが、私にその事を告げたのが、去年の夏の終わり、残暑まだ厳しい9月の初旬のことでした。

その後、間に短期の退院を挟み、延べ四カ月にも及ぶ入院生活を余儀なくされた夫です。

そして、春たけなわの頃の入院が最近終わったばかり。

手術の予定でしたが、肝臓へのがん転移発覚により、抗がん剤治療が始まり、予期せぬ二週間という短さでした。

 

新たな病との旦那さまの闘いは、まだ序の口、当分気が許せない長期戦を覚悟しています。

最近、二度ほど夫の病について、かなり詳しく綴りました。

今回の記事も、多少関連はありますが、話題の視点は異なります。

 

T大病院

 

放射線治療の思わぬ強い副作用で、夫は長い期間の入院となり、晩夏、秋、冬、春とほぼ1年間の四季がその内に巡りました

夫のがん再発は、悲嘆にくれる程、不運なことでしたが・・・・・・

一方、幸運な事もありました。

病院に出かけ、T大学の構内に身を置く度に、それぞれの季節の情趣を体感でき、心から堪能する、といった機会に恵まれた事です。

その上、私を除く家族の母校でもありますから、その感慨は、ひとしお。

学生の頃の夫や、娘達、婿の姿を心に描き・・・・・・

彼らの青春の思い出を踏み締めて歩いているかのような感覚にとらわれることがありました。

 

秋の紅葉に彩られたキャンパスの美しさは、今も目に焼き付いて離れません

銀杏並木が黄金色に輝き、その落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら病院へと向かった私です。

銀なんの匂いは、少々苦手でしたけれどね。

 

 

 

いつもは、その並木路に通じる赤門周辺と病院までの光景を、目を遊ばせながら、束の間楽しむだけでしたが・・・・・・

二度ほど、夫が入院する病棟を抜け出して、デジカメのみ持参で、キャンパスの一角を散策し、シャッターを押しまくった事がありました。

病院のある医学部周辺だけでなく、Y講堂に通じるT大のメイン通り界隈も。

法学部と文学部の建物に挟まれた銀杏並木です。

その突き当りに、威風堂々とした安保闘争でも有名なY講堂があります。

私が散策した当時は、その講堂は工事中でしたが・・・・・・

それ以来、訪ねていないので、その変化を見届けていません。

次回の夫の抗がん剤治療で入院する際にでも訪ねて、写真に収め、ブログでご紹介させていただきますね。

 

 

キャンパス内では、実に趣のある重厚な建物を至る所で目にする事ができます。

周りの樹木とのコラボで、まさに、どこを切り取っても絵ハガキになる美しい光景ですが。

夫が入院して間もない頃、パパのお見舞いに行った次女が、

「K君に母校を案内しようとしたところ、そこらじゅう工事中なの。

自分が在学していた頃とは景色が変わっていて、迷子になってしまいそうだった」

と言っていました。

残念なことですが、伝統ある大学とは言え、古い建物が、近代建築へと変貌するのは避けられないことなのでしょうか。

 

 

旦那さまの症状の目まぐるしい変化の中、心配の尽きない私が、病院に通い続ける内にも、景色の色は次第に変わっていきました。

晩秋から初冬へと。

落葉樹は葉を落とし、凛と冬の空に枝を広げてそびえたつ樹木。

その冬の構内の景色も、実に清々しく、心惹かれる光景だったのですが、冬が大層苦手な私です。

コートの襟を立て、黙々と歩き、温かな病院を目指すのが精いっぱいで、この季節の風情を楽しむ心の余裕は、余りありませんでした。

 

 

そして初めてT大で迎えた春の季節。

私の感動は、秋を遥かに超えています。

 

芽ぶきから百花繚乱の春たけなわへと移行する時期。

そして今は、青葉の五月

この期間の清々しさ、爽やかさ、鮮やかさは、格別のものがあり、本当に美しい季節です。

 

新しい命が生まれいずる啓蟄の頃。

その自然界のエネルギーが大きな力となって、旦那さまの回復も助けてくれる、との気持ちが私には強くありました。

暦の上では、三月初旬を指す言葉ですが、実際は4月の中頃とか。

そんな話題を励ましのつもりで、幾度か旦那さまにもし、いつも以上に心待ちにしてきた春です。

 

 

先週の金曜日、病院に出かけた時は、珍しく午前中の受診で、我が家を8時過ぎに出て、T大の赤門を通り抜けたのが、十時過ぎでした。

その時間帯が良かったのかもしれません。

或いは、その前々日の雨の名残で、樹木の葉が洗われ、空気も澄んでいたのでしょうか。

常緑の濃い緑、新緑の鮮やかな明るい浅緑、そして五月の青葉。

その緑のグラデーションの何と美しかったことか。

つつじの赤い花、春の色とりどりの草花も、まだ幾種か咲き乱れ・・・・・・

青空には綿菓子のように真っ白な雲がぽっかりぽっかり点在するように浮かんでいました。

 

そのきらきら輝く光景に包まれた、別天地のような場所に身を置いた私。

旦那さまの病気の事が、どこかに吹っ飛んでしまうほどの感動で、心が震えました。

けれど、旦那さまは、それを共に喜んでくれるような情緒は持ち合わせない人。

一人で感激し、、Yさんには実に現実的な言葉をかけました。

「こんな日に、カメラを持っていないなんて、残念過ぎるわ」と、結構大きな声で、嘆息混じりに言った私です。

 

思わぬ契機で、それまで通っていた渋谷のN病院からT大病院に転院することになった夫です。

遠方ゆえに、かって念頭に浮かんだことなど一度もない病院でしたが。

そのお陰で、逆境の中、思わぬ癒しと喜びに浸ることができている私です。

神様に、この恩恵を心から感謝しなければ、といつも思っています。

 

近所の里山に、たまに出かけることがある私ですが・・・・・・

美しい光景ながら、人影がまばらで、臆病な私は、散策中、心なしか不安が付きまといます。

その点、大学のアカデミックな落ち着きあるキャンパスの広大な自然は親しみやすく、私にはとても魅力的。

その上、なぜか学生の姿は少なく、実に静かな環境です。

この年になり、幸運な素敵な出逢いができた事を、心から喜びましょう。

 

 

もっともっと、この巡り会いを大切にしたいところですが・・・・・

病院通いの日は、旦那さまの病を心配する余り、心の余裕を失いかけている日も多く、

その自然の情趣を十分味わい尽くしているとは、到底言えません。

 

我が家の小さなお庭においても、残念ながら同様の私です。

植物は生き物ですから、手を抜くと、たちまちか弱い草花の命は途絶えてしまいます。

多忙な暮らしの中、水やりや花がら摘みは怠らないようにしてきたつもりですが・・・・・・

十分その美しさを堪能し、一つ一つの草花を愛しんできたかといえば、そうとは言えません。

 

 バコバ・パンジー・ガーデンシュクラメンのハンギングバスケット

ユキヤナギ、赤木蓮、花水木が春を告げ、その後花壇に春の色とりどり花が咲き始めました。

一斉に咲き揃った頃の美しさは、予想以上の楚々とした華やかさで、私はとても満足していました。

けれど、日々の生活に追われ、庭に出て、それぞれの花を落ち着いて愛でる時間的余裕はありませんでした。

その間に、アジュガは色あせ、水仙の花も散ってしまい、花水木の花も、終わってしまいました。

花壇は、明らかに一番美しい峠を越え、次第に緑が多くなってきています。

精一杯、美しい花を咲かせ、私の期待に応えてくれた草花に、、忙しさに紛れ、とても冷淡な対応をしてしまった。

そんな後ろめたさが、多少あります。

 

                         日当たりが余りよくないためか、パンジーも花数が少なくなり、寂しい限りです。

 

こんな暮らしでは、いけない。

残り少ない余生、T大病院に出逢えた幸運を、もっと生かしたい。

庭にも、一層目を向け、自然と紛れたいもの、と。

日本に生まれたからには、日本人の心の原点の一つとも言える四季の美しさを満喫しないのは、余りにもったいなさ過ぎますものね~

ブロガーとしての心意気が、その意欲を高めてくれるといいのですが・・・・・・

そのためにも、家事は効率よくこなし、心と時間に十分な余裕が持たなくては。

それが、大問題の今の私の暮らしです。

 

言葉ばかり先行の私。(笑)

有言不実行では、情けない事ですが、思いが溢れるだけでも、良しとします。

 

      

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介護生活の日々

2014-05-04 07:14:11 | 病気

先週の土曜日に、夫は退院したばかりでしたが、医療器具の不備が原因による異変で、月曜日に病院へ出かけた私達です。

念のため、その後の症状の落ち着きを確認するためでしょうか。

予約日が1昨日の金曜日にも入り、3日置いてまた病院へと出かけてきました。

 

不備を具体的に説明しますと、

体腔内に溜まった液を抽出するチューブ(医療用語では、ドレンといいます)の開閉器具が、オフになりかけていて、流れが悪くなっていただけです。

そのため、私が毎日取り換えているドレンの付け根のガーゼに膿のような汚れた液が滲み出て、その量がただ事ではなく、

チューブが詰まったのでは、と心配になりました。

受診したところ、その判断通りだったのですが、開閉器具がオフになりかけていたとは・・・・・・

私は、そこを触ることは全くありません。

退院前の看護師さんのミスなのか、夫の動作の影響で動いたのか、原因は分かりませんが、今後は確認を怠らないようにしなければいけません。

 

 

毎日の交換は、お湯を湿らせたソフキュアガーゼといった名称のガーゼで、周りの汚れをふき取ります

そして、シルキーポアーという名称の創傷用粘着ドレッシングを張るだけですから、時間は15分足らずといった簡単な作業で済みます。

ところが、ほぼ二日置いて行う、ストーマに取り付ける袋、パウチの交換は、1時間ほどかかります。

入浴の日は、もっと作業が複雑になるので、器用とは言えない私は、相変わらず苦労を重ねながら取り組んでいます。

 

作業の手順を一つ一つ、詳しく綴ってもいいのですけれど、読む方は概ね、関心がおありではないでしょう。

私も、楽しく綴れることではありませんから、省略しますね。

 

病院で初めて、生々しい腸が体外にむき出しになったストーマ(人工肛門)を見せつけられた時は、ぞっとしたものです。

こんなもの、毎日見て暮らすようでは、私の精神が参ってしまう、なんて思ったりしましたが・・・・・・

何事も、避けられない運命と思うと、順応も早い私。

今では、時に愛敬ある物体とさえ思えるようになりました。

汚れを拭いたり、パウダーを周りに付け、袋のパウチを取り付けたり等、ほとんど抵抗なくその作業をしています。

生理的現象ゆえ、仕方ないことですが、突然汚いものが出てくると、大層私は慌てるのですけれどね。(笑)

旦那さまは健康時とは違って、出る出ないの感覚は全くなく、我慢することはできませんから止むを得ないことなんです。

 

人工肛門用と、ドレン、入浴用の医療用品

 

前述で、私は、順応が早いと書きました。

何故かと言うと・・・・・・

逆らって愚痴を言ってもどうにもならない事は、できるだけ早く素直にそれを受け入れ、前向きに明るく取り組む。

その方が、はるかに心身ともに楽でいられるからです。

愚痴を言えば言うほど、荷が重くなり、疲労感が増すだけですものね~

私は疲れやすい体質で、若い頃からその点では苦労しましたから、荷を如何に軽くするか、その処世術には自然と長けていったのでしょう。

軽減できるもできないも、気持ち次第。

このような思いを抱けるようになったのは、50代前後頃からでしょうか。

 

両親の介護の時、私はそれを実感しました。

未だ介護保険もない頃でしたから、妹の並々ならぬ協力を得て乗り切ることができた私でしたが。

その渦中にいる時は、束の間の自分の時間も大切にしながら、愚痴は言わないようにできるだけ努めました。

 

御近所の方々が、その苦労をねぎらうように、

「大変でしょう?」

と言葉をよくかけて下さったものです。

けれど、私の答えは、「当たり前のことをやっているだけですから」と、応えていました。

両親の世話ですから、本心、長女の私は、そう思っていました。

得な性格だと、つくづく思いますが、苦労は後で振り返ると、その大変さを実感できますね~

只中にいるときは、ほぼ無心の境地で頑張ってしまう。

けれど、後から思い出すと、

「もうあんな苦労は二度とできない。よく頑張ったものだ」

との感慨に浸ることがしばしばありますもの。

皆さんは、そうではありませんか。

終わりを迎えた時に、一気に疲れが噴き出して、ダウン、何んていうパターンも多かったです。

 

 

両親を同時に介護した時に比べれば、今の旦那さまの介護の暮らしなど、お茶の子さいさいと言いたいところですが・・・・・

私自身が年齢を重ね、老体の身になってしまいましたから、そうとも言えないかしら。

でも一時期、息苦しさと頸椎の痛みを患った頃に比べると、今の私はとても元気で、助かっています。

この調子で、明るく前向きに、夫の介護生活を今後も続けられるといいのですけれど。

 

夫は介護度3の認定を受けていますが、まだケア―マネージャーにも会っていなくて、気になっているところです。

他人を頼らなくても、今のところ、私一人ですべてこなせるとの自負はありますけれど・・・・・・

私がいつ、突然倒れないとも限りませんものね~

そうなると、旦那さまは、途端に途方に暮れてしまう事でしょう。

無論その時は、優しい娘達が惜しまない協力してくれるに違いありません。

けれど二人とも、部下を持つ働き盛りのキャリアウーマンです。

できるだけ迷惑はかけないような環境づくりを心がけ、体制を整え、歳を重ねても子供達を頼らなくて済むようにしたい、と思っています。

 

 

何だか最近、やっと夫の病について、綴る気にまたなってきました。

余りにネット環境が厳しく、風当たりも強かったため、

数名の方の言動に過ぎませんでしたが・・・・・・

ネット社会に気が許せず、素直に書く気持ちになれませんでした。

ランキング参加を辞めてからも、たくさんの温かな応援を頂戴し、本当にありがとうございます。

それが励みとなり、勇気を与えて頂いているのかもしれません。

さらに詳しく、書く気持ちが沸いてきました。

 如何なる逆境に遭遇しても、自分を見失うことなく、「今日が一番素敵」の思いで、夫の介護生活を元気に、私は送るつもりでいます。

 

ゴールデンウィークも余すところ2日ですが、皆さまも、素敵な休日をお過ごしくださいね。

 

      

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孫の話題から、私の子育ての話へと・・・・・・

2014-05-02 09:13:25 | 

先週の土曜日、夫が退院後も、楽しいこと、不安な出来事、友人の優しい心遣いに感激したりと、いろいろ変化に富んだ日々でした。

退院翌日は、又次女宅に招かれ、楽しい夕餉のひと時を。

手巻きずしと聞いていましたが、急きょ、イタリアンに変更になっていました。

「パパは退院したばかりだから、和食の方が良かったのかもしれないけれど・・・・・・」

と言って、なんだか申し訳なさそうなMちゃん。

そんなこと全くありませんよ。

パパは、好き嫌いはない人。

食事制限も、然してありませんから。

私は、イタリアン料理は苦手意識が強く、調理は敬遠しがち。

ですから日頃、あまり口にしないため、新鮮でとてもおいしく感じます。

 

 

 

 

品数はいつもほど多くありませんでしたが、私達老夫婦には、それで十分でした。

旦那さまは、ボンゴレスパゲティ―をお変わりするほどの食欲で、驚き。

抗がん剤の副作用は、どこ吹く風といった感じですが・・・・・・

このような良好な状態が、いつまでも続くとは、到底思えません。

でも、取り敢えず嬉しく、とても安堵できることでした。

辛い時期が、できるだけ短くて済むなら、それに越したことはありませんもの。

 

 

 

かれんちゃんは、長いお昼寝から目覚めたばかりで、ほとんどダンマリを通しておしゃべりをしてくれませんでした。

パパの話しでは、4月から入園した新しい保育園にはまだ慣れていないらしく、一言も友達としゃべらないようです。

でも、先生のお話しでは、にこにこ顔で、いつもいる様子。

恐らく、緊張気味ながらも、心の中では、園の雰囲気を楽しんでいるのでしょう。

ストレスを家に持ち帰り、発散するせいか、夜のご機嫌が余りよくないとのこと。

パパは、全く気にかけていない様子でしたけれどね。

 

 

そう言えば我が家の長女、Mちゃんも、幼稚園になれるのには、随分時間がかかりました。

園児たちの輪に入れず、隅に立ったまま、じっと見つめているだけ。

その姿を見て心配になった私は、先生に相談したところ、

「中には入れないけれど、楽しそうに傍観できているから心配いりません」

と言われたものです。

 

その子、その子の性格で、順応するまでの時間のかかり方は、それぞれ。

当然なことですね~

焦らず、落ち着いて子供の成長を見守ることの大切さを教えられた、心に残る印象的な思い出です。

 

前回の記事で次女の写真を載せましたので、今回は長女のMちゃんです。

 

そう言えば、私は就学前までが、子育てに1番熱心だった、と記憶しています。

母親としての自分に自信が持てなくて、育児の本も読みあさったものです。

けれど、その頃、母親のバイブル的育児書だった、松田道雄の「育児百科」はあまり好きでにはなれませんでしたね~。

なぁ~んて、生意気な事を言ってますけれど・・・・・・

子育ての指針が欲しくて、他の書物は読みあさりましたよ。

 

 

 

三つ子の魂百まで、を割と信じていて、三歳を意識したわけではありませんが、幼い時に人格の基礎が出来る、と認識していたように思います。

元気にお友達と遊ぶことの大切さ、学ぶことの素晴らしさ等、子供に分かりやすい動機づけをして、良く言い聞かせたものです。

幼い頃、私の家事になぞらえて、Mちゃん達のお仕事は、元気に遊ぶこと、なんて言い方も良くしました。

「お仕事」という表現が、子供たちを喜ばせると思ったからです。

 

大学時代、児童心理学の講義で、教授が話された言葉が心に深く刻まれ、それを実践する子育てだったのかもしれません

「動機づけの大切さ」

勉強しなさい、というのではなく、勉強することの意義を子供に分かりやすく説明すること。

色々、躾けたい事は、それがなぜ大切か、いちいち説明していたようにも。

一生懸命、何事にも取り組むことの大切さ。

結果は二の次で、頑張る過程が大切、これも私の口癖でした。

母には、あなたの子供への語りかけはくど過ぎる、なんて、時々注意もされたものですけれどね。(笑)

 

他に心掛けたことは、挨拶がしっかりできる子になってほしい、と願ったこと。

それが実行できていない時は、よく注意したものです。

朝晩の挨拶、「おはよう、おやすみなさい」「いただきます」、「有難う」その他、色々ありますね~

爽やかに挨拶がしっかりできる子は、人生の道を踏み外さないとの信念が私にはありましたから。

子育ての時期、強く心に抱いていた思いです。

とは言っても、試行錯誤の連続で、自信を何度も失いながら、また心を入れ替え育児に専念する、そんな母親だったように思います。

 

 

時に今の私なら、もっともっと子育てを上手にできたかもしれない、と思うことがありますが・・・・・・

果たしてどうでしょう。

母親としては強過ぎて、子供にいい影響を与えられなかったかも知れない、と。

子供と一緒に成長するくらいの謙虚さを身に付けた親の方が、かえって子育てには向いているのかもしれませんね~

その方が、子供の自立心が早く目映え、逞しく成長するとも言えるのではないでしょうか。

その点を幾分わきまえていた私は、割と子供たちが幼いころから、可愛いお母さんを演じて、頼る素振りを意識的にしたものでした。

 

娘達が、多少でも参考にしてほしいと、と願いながら、また以前にも述べたことを書きました。

けれど、若夫婦の子育ては、私の思いに添っているかと言えば、

そうとばかりは言えませんね~

 

世代の相違で、育児観も変わって当然でしょうから、あまり口を挟まないように、心がけています。

たまに見かねて、老婆心から、つい意見をしたくなる時も、しばしばありますけれど。

うるさがられ、敬遠されるのは嫌ですから、お腹に呑み込んでしまうことの方が多いようにも。(笑)

 

 

 

結局親の威厳は今になっても持てないまま。(笑)

その点、夫は家の事、一切合財、子育てもすべて私任せの人で、幼児を過ぎた頃から、子供達と関わることもほとんどありませんでした。

けれど、威厳だけは保っていて、娘達は、パパに意見なんてとても言えないようです。

私の苦労はよく理解してくれてはいるのですけれどね~

パパには遠慮があるらしく・・・・・・

幼い時から、お父さんには敬意を払うように言い過ぎたかしら。

割に合わないな~

これからでも遅くはないから、母親の威厳を持つ努力をしましょうかしら。

いえいえ、この年齢になれば、可愛いおばあちゃんを目指した方が得でしょう。(笑)

 

            

 

日本ブログ村のランキングに不参加で、登録をし直しました。

私がアガサクリスティーの著作「春にして君を離れ」の主人公に似ているとの事。

「微笑みを・・・」の記事でのことでしたが。

だから自分は幸せ、とまで宣うMさん。

思うのは、勝手です。

けれど、公開のサイトで、それを文字にされるとは・・・・・・

でも、まあ~いいでしょう。

 

さすがに傷心気味のかれん桜で、ネットの世界の泥臭さに、少々嫌気がさしてしまいました。

しばらくランキングを外れ、ひっそり、のんびり、ブログ綴りをすることに致しました。

 

昨日、新たに気が付いた事で、大きな励みになった事があります。

ランキングに不参加でも、バーナーを張ったままでいると、ブログ村のマイページには、インポイント数が反映されるのですね~

何故かアウトポイントも、少々は入りました???

このような利用の仕方は、今まで全く思い付きませんでした。

昨日は、1000に迫るポイント数を頂戴し、感激してしまいました。

皆さまのお心づかいに、感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。

温かな応援を無駄にしないように、細々とでも、ブログ綴りを続けていこうと、改めて思いました。

今後とも、宜しくお願い致します。

 

      

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