今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

今私が一番好きな花~白いクリスマスローズ

2016-12-31 04:31:15 | ガーデニング

ガーデンテーブルの上に置かれた植木鉢のクリスマスローズが、今年も秋ごろから蕾をたくさんつけ始めたのですが・・・・・。

ついにその堅い蕾が膨らみ、ほころび、美しい花を咲かせてくれました。

一年ぶりの再会。

私、とても感激しています。

頼りになる心強い友に、久しぶりに逢えたような嬉しさと言えばいいのでしょうか。

今年は、いつになく花つきがよく、夫の死を弔ってくれているかのようです。

 

 

私は宿根草の花を育てるのは苦手。

思いを込めて植えても、私の願いや期待を裏切るが如く、二度と姿を見せてくれない草花が多いです。

土壌や環境が合わないのか、なかなか思うように我が家に住み付いてくれません。

私の理想は、宿根草が根を張り、年を重ねるごとに大きく逞しくなり、美しい花をたくさん咲かせてくれる、ワイルドな雰囲気の花壇なのですけれどね。

 

私の理想のイメージに近いハーブ系の花。
秋になると、玄関先に咲いてくれます。

度忘れして花の名前が思い出せません。

 

その理想を叶えてくれているのが、今のところ、ハーブ系のコバナランタナ、その他数種の草花、といったところでしょうか。

コバノランタナは真冬以外、年中、咲き誇り、わが世の春を季節を問わず謳歌している、といった感じにさえ見えてきます。

鮮やかなピンクの小花をたくさん庭の塀の外に向けて咲かせています。

道行く人の目に留まっていることでしょう。

正に我が家のシンボルフラワーといったところでしょうか。

 

 

家族の一員のごとくで、空気のようにわが家に馴染んでいます。

初孫の誕生を記念し、庭をリフォームして以降、かれこれ,十七年くらいになるでしょうか。

わが家を見守り続けてくれてくれている、愛しい花。

ただほとんど年中咲いていますから、その有難さや大切さを、私は、つい忘れがちです。

 

その点クリスマスローズの花期は長いとはいえ、一番美しい時期は、寒さが厳しい時。

その寒さに耐え、凛とした佇まいで咲くクリスマスローズには、気品と神々しささえ漂っています。

俯き加減な花姿からは、謙虚さや慎ましさが伝わってきます。

それでいて、かれんな趣もあり、決して気取って澄ましているようには見えません。

ふくよかで温かい。

 

女性の理想像をこの花に重ねてしまう私です。

 

 

時の経過とともに、花姿が衰え、咲き始めの頃の清々しい美しさは次第に失われていきますけれど・・・・・・。

それでもなお、同一の花が、臆することなく、相変わらず凛とした佇まいで、長い期間咲き続けます。

 

来る年の4月には、また年を重ね、さらに高齢になっていく身。

そんなことにはひるまず、白いクリスマスローズのように、何時までも凛とした佇まいで、心豊かに生きられたらいいのですが。

日々、自分磨きをし、その年の冬を迎えたなら、一年の努力の成果を実らせ、私の真っ白な花を美しく咲かせたい。

クリスマスローズのように。

そんなイメージかしら。

 

またまたイメージ先行の、格好いい言葉ばかり並べてしまいました。

有言不実行の私ゆえ、どうか笑って聞き流してくださいね。

願うだけでも良し、と自分に甘い私です

観念的過ぎて、わかりにくい目標ですが、来年の具体的な目標は、まだ何も決めていません。

今のところ抱いている私の思いは、、毎日を「今日が一番素敵」の気持ちで、自分磨きをしながら大切に丁寧に暮らすことです。

 

 

年が明けて、このブログでお伝えしたいような具体的な目標ができたなら、その時はお知らせしますね。

今日は30日。

とは言っても、今回の記事はすべて、前の連続投稿終了後、ぼつぼつ書き留めていったものです。。

その間に、長女宅でクリスマス会もしましたが・・・・・・。

その思い出記述は、来年に回します。

 

もうこれ以上、ブログにかかわるのは無理そうです。

何だか中途半端な今年のブログの締めくくり方ですが、来年もよろしくお付き合いのほどお願い致します。

 

皆さま、どうぞ清々しい良いお年をお迎えくださいませ。

シニアーのカテゴリーから、丁寧な暮らしに移行してまだ間もない私でしたが、たくさんの温かな応援、本当にありがとうございました。

 


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わが家のおせち料理と新婚時代の想い出

2016-12-29 06:54:40 | 家族

昨日は、お正月を迎える前の一大行事として、年賀状書きを取り上げ、私のそれに寄せる思いとこだわりを綴りました。

もう一つ、それと甲乙つけがたいほど大変なのが、お節料理作りです。

60代になり、年末に過労で倒れ入院して以来、なんとなくその作業の半ばは、娘たちにバトンタッチされた気がしないでもありません。

それまでは数品、娘達も作ってくれましたが、ほとんどの料理は私がこしらえました。

お正月は毎年、わが家に家族が全員揃い、私の手作りのお節を囲んで、楽しく過ごしたものです。

 

数年前あたりから、娘たちが作る量がさらに増え、三分の一ずつ分担して準備するといった感じでしょうか。

でも、娘たちの仕事は、最近とみに多忙になってきているようです。

頼んでよいものやら、ちょっと迷います。

 

準備した画像がなくて、昨日慌てて撮りました。
お正月や来客時しか使用しない器を載せることに致しますね。

嫁ぐ時に、母がお嫁入り道具として準備してくれた、輪島塗のお椀です。

 

最近の若い人達はお節を好まないといった話もよく耳にしますが・・・・・。

私の子供たちは、幼い時からお節が大好き。

喜んで食べてくれましたので、嫁いでからの48年間ずっと作り続けてきました。

準備しなかったのは、60代の始め、クリスマス前に入院したときだけです。

幸いにも、孫たちも好きなようです。

 

それに、横着と言いましょうか、研究意欲がなくて、お節に詰める料理のほとんどが、結婚当初と変わらない我が家。

母伝授のお節をしっかり守り通している、殊勝な娘です。(笑)

もちろん新たに加えたものや、母の紅白なますが七色なますになったり、と変化もないわけではありませんけれど。

 

両親から受け継いだ器、今右衛門作のものです。

 

お正月にまつわる思い出と言えば、特に忘れられないのは、新婚のお正月。

十月に結婚、まだ日も浅く、最初に迎えた新年でした

二人で過ごす初めてのお正月とあって、私はかなり張り切っていたのでしょう。

母が作っていたのと同様のお節をこしらえ、Yさんに喜んでもらいたい、との気持ちで一杯でした。。

でも作り方がよく分からない。

自信のかけらもありませんでした。

唯一頼りになるのは、母が私に手渡してくれたNHKの朝の料理番組のテキスト12月号でした。

何故か妹も同様のものを持っています。

けれど、このテキストだけでは、わからないことも一杯。

母に、遠距離電話を何度もかけ、必死で初めて自分で手掛けるお節に取り組みました。

 

新婚当時、自分で買った唯一の輪島塗のお盆です。とても勇気が要りました。
私達は、しばらく社宅に入れず、大阪の千里山に建つお屋敷の裏にある、2DKの狭いアパート住んでいました。
周りは、閑静な高級住宅地でした。
その客層を狙ったのでしょう。住宅地の中にあるビルの二階で、輪島塗漆器の販売会がありました。
若い私には場違いなところに思え、少々緊張したからでしょうか。
今でも、展示会場の雰囲気をとてもよく覚えています。

 

ところが、大変なことに。

作り始める前から風邪気味だった私の体は、悪寒と共についに発熱。

38℃を超え、39℃近くまでに。

でも私は熱を押して、ひたすら頑張り通しました。

Yさんが、私の健気な努力に感激し、とても喜んでくれるに違いない、と思ったからなのです。

 

でも私が期待した反応を、Yさんは示してくれませんでした。

それどころか、不機嫌な顔をして、

「そんな無理をしてまで、なぜ作るんだ」といったような言葉をかけられました。

優しい言葉も、ありがとうもなくて。

 

結構傷つき、悲しい思いに浸り、この人と結婚して良かったのかしら、と自問自答さえしたようにも?

結局寝正月で、ひたすら休養することに。

究極の照れ屋で、高倉健タイプ?(笑)だった夫は、その言葉が私をいたわる表現だったのでしょうけれどね。

そういえば、この頃、夫が好きだった歌が、高倉健の「唐獅子牡丹」でした。(笑)

 

他にもいろいろ想い出多きおせち料理ですが、今年も娘たちの協力も得て、頑張って作りましょう。

年に一度しか使用しない実家の遺品の輪島塗のお屠蘇器や、お重を出すと、お正月が目前の気持ちが一気に高まります。

 

 

去年は、お正月何を食べたのでしょう。

まだ深い悲しみの中にあったからでしょうか。

何も思い出せません。

家族が全員わが家に揃って過ごしたくらいの事しか。

 

今年は、清々しい気持ちで新年を迎え、良きスタートにしたいものです。

 

私の記事は、記述と投稿時の間に、いつもかなりの時間差があります。
そのため、内容に不自然さが生じてしまいますこと、ご了承下さいませ。

 


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私の年賀状への思いとこだわり

2016-12-28 07:10:13 | 日記

皆様は、年賀状書きは、もうお済みになられましたか。

年の瀬を迎え忙しい日々ながら、この挨拶状書きは、避けて通れない年末の大仕事といった感じですね。

高齢を理由に、もう卒業された方もいらっしゃることでしょう。

 

他の方のブログを拝見すると、パソコンを使用して、自分で作成される方が多いようです。

私は、唯々感心するばかりなのですが。

そういえば、妹も娘たちも、そのようにしています。

メカ音痴の私には、とても無理。

無理ではなく、作成する方法を学ぼうとする意欲がないだけです。

そういえば、私の夫も、業者に注文していました、

遺族年金の身となり、私は無駄な出費はしないように、節約を心がけ、日々を暮らしています。

年賀状も、経費が高くならない手段を選べば良いものを。

今更、そんなことするの、面倒くさ~い、となってしまいます。

 

 

年賀状を差し上げるお相手は、一年に一回しか挨拶できない人達がほとんどですから。

私としては、自分らしい個性が感じられ、アート的なセンスもチョッピリでもある、素敵な年賀状を届けたい、といった願いを毎年のように抱きます。

なあ~んて、気取った表現をしてしまいましたが、私の年賀状も、さして皆様と変わりありません。

但し、多少経費は高くついていることでしょう。

パソコンで手作りする方と比べると、その金額は結構大きいかもしれません。

 

今年は80枚申し込んで、およそ一万八千円ほどかかりました。

注文をお願いしたところは、「年賀家族」です。

毎年仕上がりに、私は満足しています。

この業者に印刷を依頼したのは、今回で三度目ですが。

 

ここ数年間の年賀状はすべて使用してしまったのか一枚も残っていなくて・・・・・・。
年賀家族に注文したのは、これ1枚のみです。

後は富士フィルムの年賀状で、私が50代の頃の物
孫たちも幼く、私もわかあ~い。
ですからフィルターなしで載せますね。

 

それ以前に注文していたのは富士フィルムの年賀状でした。

デザイン年賀状といった名称で、普通の物とは別に、多少高めの賀状を販売していました。

その販売が中止になり、とても困った私は、ネットでいろいろ検索するうちに、今回も利用する新しい印刷業者さんに出会えたのです。

 

 

一時期は、自分で版画を掘り、それを年賀状のデザインにしたり、絵を描いたこともありました。

一枚一枚、手書きの絵を描くなんて、そのころはもっともっと気力も充実していて元気だったのでしょう。

確か絵を描いたのは、二十枚くらいではなかったかしら?

全員なんて、とても無理ですもの。

 

私の努力が報われるような、喜ばしい反応も、時にはあったのですよ。

長女のMちゃんが、「Hが(お婿さん)、ママの絵に感心してたわよ」と言ってくれたり、

人づてに聞いた話ですが、同窓生のO君が、「今年貰った年賀状で、~さんの年賀状が最高だった」と言ってくれたようでした。

 

 

 年に一回のご挨拶になりかねない年賀状ですから、今年も心を込めて綴りましょう。

お正月を迎えるとはいえ、まだ喪中が明けたばかりの私。

業者に注文するにあたり、文面もデザインも、今回はかなり迷いました。

印刷の色も柄も、例年より地味目にしました。

初めて、デザインを二種類にし、ごく親しい友人や親せき用と、一般用で使い分けることにした私です。

少々気恥ずかしい事でしたが、親戚や、親しい友人には、私とYさんの婚約時代の小さな写真入りにしました。

夫が亡くなって以来、私のパソコンのデスクトップの画像として使用しているものと同様です。

 

 

年賀状を出す方々の健康と幸福を祈り、私の精一杯のまごころを届けたいと願っています。

 


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柚子湯~一陽来復

2016-12-27 07:11:37 | 日記

12月21日は冬至でした。

この日は一年で、一番昼が短くなるとき。

日に当たる影が一番長くなる日ですね。

翌日の朝刊に、日本一長い影と銘打って、スカイツリーの長く伸びた影が紹介されていました。

航空写真で撮ったものなのでしょう。

微笑ましいユーモアの感じられる記事に、私は、ニコッとしてしまいました。

 

 

買い出しに出かけ、夕食の準備をしなければならない主婦には、余りに早い日の暮れは、追い立てられるような気分にちょっぴりさせられますよね。

明るい日差しは、私たちの心にも余裕を与えてくれるものなのかもしれません。

まだこんなに明るいから、とついのんびり構えていたら、遅れてしまった、なんてこともありますものね。

 

 

これからは次第に日が長くなっていくと思うと、時の刻み方には、何の変わりもないのに、なんだかチョッと得をした気分になれますね。

冬至は一陽来復とも言いますから、喪中が明けたばかりの私の身にも、これから良い事がいっぱいあるでしょうか。

そう思って、一層元気を出さなくては。

 

 

そうはいっても、寒さは、これからが本番。

冷え性の私には厳しい季節です。

それに備えて、柚子湯に浸り、体を温めましょう。。

カボチャや大根なます、こんにゃくなど食べて体に滋養をつけましょう。

そうやって、私たち日本人は古くから、知恵を働かせ、厳しい冬の寒さを乗り切る備えをしたのでしょう。

 

冬至の日の私の一人ごはんです。

ぶり鍋・かぼちゃの含め煮・大根と豚肉の炒め煮
私の料理ブログのレシピ付き献立に、作り方をすべて載せるつもりでいますが、
忙しくてなかなか手が回りません。

 

古来から伝わる日本の風習には、奥深い趣を感じます。

その諸行事を丁寧に味わってきた、とはとても言えない私ですが・・・・・・。

残り少ない余生を、日本人の意識を一層強く持って、古くから伝わる、季節折々の我が国の慣習や行事をもっと大切にして暮らすのも素敵な事では、なんて今、思っています。

そして、孫たちに、このような風習や奥床しい風雅な伝統行事をしっかり伝授してやるのも、祖母の役目かもしれません。

 
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友に恵まれた私の人生

2016-12-26 07:39:41 | 日記

前から大切な思い出としてブログ記事にしなければ、と思いつつ、つい延び延びとなり、今日になってしまいました。

なかなか私達が普通耳にできないような、新鮮な話題もあります。

 

11月中旬の事です。

このブログにも幾度か登場いただいている親友のKさんと、「梅の花」で昼食を共にし、楽しく語り合うことができました。

夫が亡くなる前から、そのうち会って心ゆくまでおしゃべりしましょうね、と言い合っていたのですが。

急な介護事情で、予約したお店をキャンセルしたこともありました。

お互いに、その後も身内に不幸があり、しばらくそれどころでなくなってしまった私たちです。

 

お店の方にお願いし、記念撮影をパチリ
私の姿勢が悪くて、恥ずかしい写真ですが。

もっとお腹を引っ込め、背筋を伸ばして!(笑)

 

Kさんは早春に、100歳のお誕生日を目前にされたご義母様を失くされています。

5駅先の介護施設で暮らしておられたのですが。

ご夫婦お二人の献身的な介護には、日頃、頭が下がるばかりでした。

退職後のご主人様は、お母上様を見舞うために、施設に日参しておられたのです。

それも、5~6年といった長期間にわたってです。

 

ご義母様逝去後は、私同様に、諸手続きや遺品の整理に追われる日々でいらしたKさんです。

メールや電話では、時々近況の報告をし合っていましたが、なかなかお会いする機会がなく、やっと久しぶりにその日が訪れました。

会えない期間も、絵手紙で、私を幾度も励まし続けて下さいました。

 

最近も、「もう一頑張り「との言葉を添えて、見事に描かれたにんにくの絵手紙を届けて下さいました。
毎日、それを眺めて励みにしていたのですが、写真を撮ろうとしたところ、見当たらなくて。
ノートか書物の間に挟んだのかしら?

 

専業主婦で、おうち大好きな私の引きこもりがちの平凡な暮らしとは、彼女のライフスタイルは大違い。

とても裕福な恵まれたご家庭ながら、退職年齢に至るまで、自己実現のため、得意の英語を生かしずっと国際機関で働き続けられたのです。

今も、留学生の外人たちのお世話を、ボランティアでなさり、ご活躍中です。

生き方はまるで異なりますが、価値観はとてもよく似た二人。

ですから、身内のように心が通い合い、何を話しても意気投合できます。

 

 

 

 

 

そんな私達が、和食処で、美味しいお食事に舌鼓を打ちながらお互い積もる話に花を咲かせていたところ、Kさんが、思いがけないお話を聞かせて下さいました。

私が、お亡くなりになられた三笠宮さまのことに触れたときの事です。

何とKさんは、東京女子大に在学中、ゼミで殿下の授業を受講された事があるとのことでした。

ご一緒に、福島の片田舎の村にゼミ旅行にも出かけられたようです。

その旅行に於ける、三笠宮さまと女子大生の交流のお話は、実に微笑ましくて・・・・・・。

皇室の方をとても身近に感じられる貴重なお話でした。

 

例えば、下記の様なエピソードを。

旅行に発つとき、Kさん達学生は、ワゴン車に乗り込んで目的地に向かいました。

一方、同行される殿下は、黒塗りの公用車にご乗車。

お見送りの方達までおられたとのこと。

恭しく頭を下げる光景が目に浮かぶようですね。

皇室の方達は、いつも行きすぎた護衛の下で行動しなければならない堅苦しさからは、自由にはおなりになれないのでしょう。

 

 ところがその殿下、旅先に向かい始めて間もなく、その車を降りて、学生たちがいるワゴン車に乗り移られたのだそうです。

その後は、学生たちと気さくに会話を交わし、ゼミ旅行へと。

納豆が好物でいらしたようですが、生卵をかける食べ方をご存じなくて、Kさんが教えて差し上げたとのこと。

和やかな学生と三笠宮さまの気さくな交流風景が目に浮かぶようですね。

 

 

今年の初夏の頃、福島へ大学時代の同窓生と思い出旅行をする企画を立てられたKさん。

その準備が大変、と聞いていました。

その旅が、三笠宮さまがご一緒だった学制時代の思い出をなぞるものだとは、その時は知らなかった私ですが。

彼女は、今回の旅行の写真と、学生時代、同じ場所で撮ったゼミ旅行の写真を一緒に同封して、お見舞いのお手紙を届けられたとのこと。

 

 ポストに入れれば簡単にお手元に届くようなお相手の方ではありません。

届け先を探す苦労もあり、殿下のお手元に届いたか確信が持てないままでいるところ、ご訃報の報道があったようです。

ご覧になられたのであれば宜しいですのにね~。

庶民の、そのようなさりげないお気遣いは、さぞ懐かしく、嬉しい事として受け止められたことでしょう。

 

彼女が下さった真心のプレゼント
感激でした。
深紅のばら・手作りのサンドイッチ・やはり手作りのプリン

 

お話が一転変わりますが、新しい年を迎えるにあたって、私の友への思いをもう一言、

 私の人生でとても幸運だったことの一つに、良き友人に恵まれたことがあります。

 私は自分から積極的に友を作るような外交的な性格とは言えません。

友は多い方だと思いますが、どちらかと言えば、お相手から声がかかり仲良くなったケースがほとんどのような気がしています。

今、頭に浮かべるだけで、素敵な友人が大勢目に浮かんできます

そのうえ、ご近所にも親友に恵まれた私です。

つい最近も記事で触れたFさんです。

 

最近妹に、「お姉さまは親友が失くす不幸を何度か経験しているわよね」、と言われました。

確かにその通りで、もしお元気だったら、私の余生がもっと潤ったかもしれない、と残念で仕方ありません。

本当に素敵な方達でしたから。

でも他にも、良き友人がいて、その寂しさを補ってくれています。

 

私の友人の特徴は、私が見習いたいところがいっぱいある尊敬できる方達ばかりであること。

ですから、私は友から学ぶことが何と多かったことでしょう。

私が成長できたのは、友のお蔭と言っても過言ではないほどです。

 

 

ですけれど私は、敬愛して止まない素敵な友人達を、大切にしてきたでしょうか。

そうとは言えない自分を、ただただ反省するのみです。

顧みるに、私から声をかけたことって、めったにありませんもの。

いつも友人から温かなお誘いがありました。

 

私は、何事も割とスローテンポで、要領もよくありません。

結婚してから、妻として母親としては、つつがなく自分の務めを果たせた、とちょっぴり自負はしているものの、それが精いっぱいの人生だったようにも。

積極的に自分から友人との親睦を深める努力をしたとはいえない気が、今はしています。

それにもかかわらず、心から信頼し合える友人が私の周りにはたくさんいて下さいます。

 

夫が亡くなった時にも、皆さん方から温かな励ましの言葉をかけて頂きました。

私は、もう少し元気になったら、こちらから声をかけさせて頂きますね、と言いながらご無沙汰を重ねている私です。

来年は、積極的に自分から声をかけて、温かな友情に、感謝を示すとき。

今、そんな思いでいます。

 

追記

gooのリアルタイムのあしあと機能がしばらく作動せず、ここ数日、gooの事務局に問いあわせをしていました。

まだしばらく様子見ですが、やっと直ったような感じがしています。

この間、私のあしあとも、他の方のブログにつかないようです。

何だか煩わしい気がしないでもないこの機能。

使用しないにチェックをいれようかしら、と今迷っています。

迷う理由は、gooサイトのみですが、新しいブログに巡り会える場所でもあるからです。

 


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何だか心がチョッピリ悩ましい事ばかりの最近の私

2016-12-20 08:09:47 | ブログ

皆さまは、ブログ村のマイページのINやOUTのポイント数は、気にかけていらっしゃいますか。

私も、ランキングに参加している限り、全く気にならないわけではありません。

記事を投稿した日は、今のところ、400~600の間で変動するといった感じです。

記事の内容により、100程度の増減はよくあります。

もちろん、たくさんの応援をいただけると、素直に嬉しくて、記事の内容のどの部分に共感を覚えて下さったのかしら、と思い、想像をめぐらすこともしばしばです。

 

もうずいぶん前のことになりますが、一時ポイントに不信感を抱いて、信じられなくなった時がありました。

その日は、珍しく、朝からINのポイント数の増え方の勢いが目を疑うほどだったのですが、二時過ぎだったでしょうか。

突然600ポイントくらい削られ、その後ほとんど動かなくなりました。

翌日も、いつも通りの動きではなく、とても不自然な感じでした。

 

さすがに気になり、にほんブログ村に二回ほど問いあわせをしましたが、回答は頂けませんでした。

もしかすると、発信先を間違えて、私のメールが届かなかったのかもしれませんが。

それ以来、しばらくは疑心暗鬼になり、外部あるいは内部の人が、他人のマイページに入り、操作することも可能なのかもしれない、と思ったりしたものです。

考えすぎだと思いますが、しばらくの間、不信感が拭えなくなってしまいました。

 

実は昨日のポイントの動きも、あまりにいつもと様相が違い、気持ちが何となく落ち着きませんでした。

午前中のポイント数が、100にも満たない事は、かってない事でしたから、

投稿時間が1時間遅れたせいかしら、と最初は思いましたが、それにしてもINポイントの少なさが異常に思えてしまって・・・・・。

異常なんかではない。

私の記事の内容に、皆様が呆れ返って、バナーをクリックする気分になれなかったのかもしれない。

そんなことを思うと、気持ちが少々くぼみそうに。

 

わが家のクリスマスの飾り付けも、ほぼ完了です。

 

チョッピリ気になったポイント数でしたが、翌日起きて見ると、340ポイント入っていました。

こんなに少ない事は、ここ数年ないような事ですが、この数に不満を言ったら罰が当たりますよね。

 

これは私の正直な思いなのですが、私はランキングそのものは、さほど気にかけていません。

私は、いつもポイント数で、私の記事への皆様の共感度を推し量るのを楽しみにさせて頂いています。

だからと言って、多くの方に共感してもらえるような記事を書こうと、特別気を遣っているわけではありません。

 

時には、こんな事を綴ると自慢話に受け留められ、ポイント数が減るかもしれないと懸念して、書くかどうか一瞬迷ってしまうことはあります。

そういう場合でも、結局、自分の暮らしを正直に伝えたい。

文章の流れに自然に載る言葉は、そのまま書きましょう。

日記とはそういうもの、と自分の心を納得させています。

自慢話という言葉を、よくブログ上で見かますものね~

 

昨日の記事は、なぜいつもほどの共感を得られなかったのかしら、との思いから、少々気にはなりました。

私の分刻みの暮らし方に、いつもご訪問下さる一部の閲覧者方々が理解不能で、呆れてしまわれたのかもしれませんね~

何だか、ちょっと恥ずかしい気分でいます。

 

余りに私特有の時間の使い方ですから、違和感を持たれても仕方ないのですが。

それに文章では、私の暮らしぶりをすべて理解してもらえるように正確に伝えることは、まず無理だと思いました。

分刻みとはいっても、それが三十分になったり1時間になったり、と臨機応変で自在に変わることもしばしばです。

平凡な日々の時の暮らし方の基本のスタンスが、今のところ、そのリズムを大切にしているといっただけの事です。

 

次女に、私が大学ノートに目先の計画を立て、小さな目標を一つ一つ達成しながら日々を過ごすようにしている、と話したところ、

「私も会社では、ママと似たやり方で、仕事を進めているわよ」と言って、理解を示してくれました。

 

暮らし方は十人十色、百人百様ですね~。

こんな過ごし方が最上なんて、断定できるものではないでしょう。

私はあまり長く集中すると、心身ともにぐったりして、横にしばらくならないと、立ち直れない、といった弱いところがあります。

ですから小さな達成感を毎日味わいながら、メリハリのある暮らしを心がけ、できるだけ元気に軽やかに暮らしたいと願っています。

 

そろそろブログの投稿の仕方を、一週間分くらいまとめて連続投稿する、前のやり方に戻そうと思います。

気ままにいろいろな記事を順不同で思い付くままに、書きたいときに書ける気楽さは、とても嬉しいものでした。

投稿日は、今後も一週間分くらいまとめ書きした時点にしようと思っていますが、そのために要する日数は、私の体調と暮らしの忙しさの度合如何で変わってきそうです

二週間先か一月先か自分でも分りません。

また気ままな更新に戻りますが、文章を書く苦手意識は相変わらずの私には、ブログ綴りを愉しめる最適な方法だと思っています。

マイペースで、私らしい暮らしを大切に、と願いつつ・・・・・・。

こんな私ですが、今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。

 

 


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相変わらず、暮らしのリズムを模索してばかり

2016-12-19 08:35:50 | 暮らし

今年も、本当に残り少なくなってきました。

年末の大掃除は、割と順調だったはずなのですが、夫の喪が明けて気が緩んでしまったせいか、最近は滞りがちで、今一つ満足に働けていません。

私は日々、大学ノートに目先の目標と計画を立て、その小さな目標を一つ一つこなしながら、できるだけリズミカルな暮らしをするように心がけています。

リズムがいいと、体の疲労感がまるで違って、元気な状態を長く保てます。

体力のない私の、苦肉の策といったところでしょうか。

 

ところが最近、その暮らしのリズムの取り方に、大きな迷いが出てしまいました。

この迷いは、今に限ったことではありません。

年中迷い、もっといい時間の過ごし方があるのでは、と試行錯誤ばかりしている私です。

 

私は家事に励み、体をきびきび動かす時、とても気持ちに充実感を覚え、幸せを感じます。

一方、ブログを綴ったり、新聞、書物を読んだり、家計簿の記帳、その他雑多なデスクワークに打ち込むのも大好きです。

動と静の時間と言えるかもしれません。

そのリズムをとるのに欠かせないのがタイマーです。

 

昨日もそうですが、ピンボケだったり、暗すぎたりで、ちょっと恥ずかしい画像ばかり。
忙しくて、丁寧に撮っている時間がありません。

 

ここずっと、静と動を割と小刻みに変え、メリハリのある暮らしをしてきたつもりでした。

ブログだけは、早朝に時間を十分とって、集中して綴るようにしてきました。

その時間は、4時に起床し、7時頃までの時間帯です。

起床したなら着替えをし、朝のコーヒーを淹れ、一度目の軽い朝食を。

コーヒーをすすりながら、パソコンを開け、さあ~ブログを書くぞ、と意気込みます。

まさにここまでは、村上春樹氏とそっくりなのですけれどね~(笑)

 

しかし、村上春樹氏と異なり、女性で主婦の私は、この早朝の時間をブログ綴りに当ててしまうのが何だかもったいなくて仕方ありませんでした。

主婦として、朝まだ早き清々しい時間は、もっと素敵に過ごしたいなぁ~て。

素敵に過ごす、ってどういう過ごし方?、と聞かれると困ってしまうのですが。(笑)

 

起きるなり、ブログに集中する作業が、辛くなってきたのかもしれません。

頭が冴え、集中力も一番発揮できる時間帯ですから、記事の文章が割とすんなり浮かんでくれます。

その有難さは、早朝にまさる時はないのですけれどね。

 

喪が明けた14日から、やっとクリスマスの飾り付けを始めました。
アメリカ在住の頃、準備したものがほとんど。幼い子が喜ぶようなクリスマス用品ばかりです。

 

迷うと、変わったやり方を試したく、すぐなる私。

思い切って、変えました。

デスクワークと家事を、早朝から交互に1時間交代でするやり方に。

最初は、とても調子よかったのですが、次第に変な疲れが出てきて、いまいち、といった感じ。

 

でもそれは、解消できました。

家事が漫然としたままだったからです。

そうだと、目標をやり遂げた達成感が味わえなくて辛くなる。

疲れやすいのは、そのせいだと確信し、家事に当てた1時間に、数分のタイムリミットをつけ、整理、掃除、料理、ガーデニング、身支度などの項目を、その短い時間でできるだけこなし、一瞬のデスクワーク。新聞を読んでいます。

活字中毒のところがあって、一瞬でも文字を読まないと心が落ち着きません。

この周期で、幾度も回転させます。

 

いろんな家事が同時進行している安心感が、とても心を軽くしてくれます。

この分刻みのやり方ですと、体をこまねずみのように動かさざるを得ませんから、とても良い運動にもなります。

 

 

一時間交代にして、前の暮らしのリズムも更に取り入れたところ、元気復活。

生き生きと過ごせるようになりました。

デスクワークは、今のところ、日記と料理のブログの記事の記述、他の方のブログを読む、お礼状を書く(戴いた一周忌のお供えもののお礼状)買い物したときは、家計簿の記帳などです。

年賀状は、お礼状を書き終わってから、書くつもりでいます。

読書は、数冊を起床の前に、読んでいます。

 

ざっとこんな私の暮らし方ですが・・・・・・。

お知らせしたものの、ちょっと恥ずかしい気分。

余りに私特有の時間の使い方だからです。

 

近所の方達と四名で、お食事したときの事。

タイムリミットを設け小刻みに家事をタイマーを鳴らしながらしている、と以前話した事があります。

ある方は笑っていました。

「私そんなことしないわよ~、って」

少々呆れていらっしゃるような感じが、しないでもありませんでした。

でもFさんは、その後、

「私もタイマー買いました」

とおっしゃられ、なんだか恥ずかしかった私の気持ちをフォローして下さったようで、嬉しかったものです。

 

 

そのFさんは、斜め向かいにお住いで、私より世代がお若い方です。

最近、お子様たちがお二人ご結婚されたばかり。

ですけれど、世代を超えて、心から信頼し合っています。

今ではもう親友と言っていい方。

つい数日前も、我が家に上がっていただき、2時間近くおしゃべりし、とても有意義な時を過ごしました。

 

Fさんに励まされ、「~さんをいつも見習いたいと思い、後を追うような気持ちで暮らしています」とまでおっしゃってくださいました。

社交辞令でも、年を重ね自信喪失気味の私は、なんだか嬉しくて。

実際は、私の方が、彼女から教えられることの方が、はるかに多いのですが。

娘達や、若いお母さま方の少しでも模範になれるように、素敵な暮らしを心がけなければ、と改めて思いました。

 

ここ数日の暮らしの滞りは、きっと喪中が明け、脱力感に見舞われたせいかもしれません。

クリスマスの飾り付けも、やっと完成間近です。

今年は、家族のクリスマスは、長女家で行う予定などで、今一つクリスマスの準備に気合が入りませんが・・・・・。

お正月も、もうすぐ。

もう一頑張りしましょう。

皆様も、お体にお気をつけて、軽やかに楽しく年末を乗り切って下さいね。

 


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ブログへの思い色々~村上春樹氏から学んだこと

2016-12-18 07:13:57 | 日記

一応書き上げたものの、クリスマスが目の前の華やかな時期に、またブログの愚痴。

季節にふさわしくない内容だなぁ~、と思いつつ・・・・・・。

投稿することに致します。

最近、妹にも、「やめてしまおうかしら」とよく呟いている私。

書いて、心の整理をしたいものです。

 

最近は一週間の連続投稿が終了してからも、割と頻繁に更新を繰り返している私でしたが、もうすでに息切れ状態になってきました。

毎日投稿される方達の気力と話題の豊富さ、豊かな感性には、脱帽の私です。

 

そういえば、私も一時期、日々更新していた時がありました。

ブログを開設し、間もない頃から数年でしたでしょうか。

何を、そんなに毎日、綴っていたのでしょうね~

 

私は、過去の自分のブログはほとんど見ないので、調べる気にもなりません。

恥ずかしくて読めたものではない。

そんな気持ちです。

 

年をもっと重ね、書く気力がすっかり失せ、隠居のような身になれば、読み返したいとは思っているのですけれど。

その時は、過去の記事を是非推敲し直したいと・・・・・。

でもおそらく脳の状態は、推敲がままならないような様相になっているのではないかしら。(笑)

 

毎日一生懸命、その時の心情を正直に書いたつもりですから、恥ずかしがらず過去ブログに目を通せばいいのに、と思いますが。

以前読んだとき、赤面するほど恥ずかしくなって以来、読む勇気がなくなってしまいました。

記事の内容ではなく、文章の未熟さに呆れてしまって・・・・・・。

同じことを二度繰り返して書いたり、語尾が文法的に変だったり。

 

 

そのころに比べれば、文章が多少は上達してくれたでしょうか。

推敲も、当時よりは今のほうが丁寧にしていますから。

でも教養不足と語彙不足は、どうしようもありませんね~

 

私が推敲することを、かなり前の事になりますが、皮肉を込めて指摘された方がいらっしゃいました。

文章を書き換えることが、そんなに恥ずかしい事かな~、と首をかしげざるを得なかったのですが。

 

最近村上春樹氏のエッセイを二冊読み、この方が徹底的に推敲をされることを知りました。

それを、「文章を何度もとんかちする」と表現されています。

奥様にも読んでもらい、意見を聞いて、さらに書き直したりもされるようです。

 

一部引用してご紹介しますね。

同じ文章を何度も読み返して響きを確かめたり、言葉の順番を入れ替えたり、些細な表現を変更したり、そういう「とんかち仕事が」が僕は根っから好きなのです。ゲラが真っ黒になり、机に並べた十本ほどのHBの鉛筆がどんどん短くなっていくのを目にすることに、大きな喜びを感じます~中略~僕にとっては、そういうことが面白くてしょうがないのです。いつまでやっていてもちっとも飽きません。

 

舞台裏を、余りに正直に公表されるのを見て、ちょっと心配になるほどでした。

村上春樹氏の作品の神秘性に影響を与えないか、と。

 ノーベル賞候補と言われるほどの文豪でいらっしゃるのに、とても正直且つ謙虚なお方ですよね。

「すみません」という言葉が、本文の中によく出てもきます。

 

エッセイは、読み易く、難しい言葉遣いや表現は全くない、と言っていいほど。

小説もそうですよね。

幾度も読み返さないと、私の能力では、すんなりと理解できないような文章も皆無。

ジャズのお話は、私があまりに無知のため、幾分難しく感じましたけれど。

 

すべての言葉が、違和感を感じないでストンストンと、心に心地よく落ちて、沁み渡っていく感じでした。

ですから、お人柄が大好きになったのは言うまでもありません。

 

 

余談になりますが三谷幸喜さんのエッセイも、同じような心持で読めて、大好きです。

この方の書物を読んだわけではなく、朝日新聞の連載『ありふれた生活』を、もう十数年以上になるかしら。

一度も欠かしたことがないほど、愛読してきました。

村上春樹さん同様、とても温かなお人柄で、周りの人達を見る優しい眼差に惹かれています。

謙虚だけれど、ゆるぎない信念と自負心を持っておられるところも、お二方とも同様です。

 

村上春樹氏の『ノルウェーの森』は、長女が大学生のころ手にした私です。

独特の雰囲気に惹かれはしたものの、感銘からはほど遠くて。

その後も『海辺のカフカ』、その他幾冊か読みましたが、やはりその本の良さまでは、分からないままでした。

村上氏に、何だか申し訳ない気がしてしまいますが・・・・・・。

エッセイを読んで、この方の自著の小説への思いがかなり理解できたような気がします。

今度本を手にした時は、もっと深く読み込めるかもしれません。

 

今日は、出し抜けに、なぜ村上春樹氏の話になったのでしょう。

書くことへの壁を感じている私が、村上氏を拝めば、チョッピリでも力を授けてもらえるのでは、とでも思ったのでしょうか。

村上春樹氏は、書くことで壁を感じたことはまったくないそうですから。

もう二例、この方の文章を引用させていただきますね。

 

~最初の小説を書いた時に感じた文章を書くことの「気持ちよさ」「楽しさ」は、今でも基本的に変化していません。毎日、朝早く目覚めて、コーヒーを温めて大きなマグカップに注ぎ、そのカップをもって机の前に座り、コンピュータをを立ち上げます。そして「さあ、これから何を書こうか」と考えを巡らせます。その時は本当に幸福です。ものを書くことを苦痛だと感じたことは一度もありません。~

小説を書いているとき、文章を書いているというよりはむしろ、「音楽を演奏している」と言うのに近い感覚がありました。僕はその感覚を今でも大事に保っています。それは要するに、頭で文章を書くよりはむしろ体感で文章を書くということなのかもしれません。リズムを確保し、素敵な和音を見つけ、即興演奏の力を信じること~

 

いくらブログ綴りに悩んでいるからと言って村上春樹さんを話題にするなんて、お門違いもいいところですね。(笑)

言いたかったことは、村上春樹氏のファンになってしまった、ということだけです。

 

 ~もし読者が僕の作品に、温泉の湯の深い温かみみたいなものを、肌身の感覚として少しでも感じ取ってくださるとすれば、それは本当に
嬉しいことです。僕自身ずっとそのような実感を求めてたくさんの本を読み、たくさんの音楽を聴いてきたわけですから。自分の実感を何よりも信じましょう。たとえ、まわりがなんと言おうと、そんなことは関係ありません。書き手にとっても、また読み手にとっても、「実感」にまさる基準はどこにもありません~

これも、村上春樹さんのお言葉です。

なんだかちょっと勇気づけられませんか。

自分の実感を何よりも大切にしましょう、と言う言葉に。

 

私も、私のブログを読んで、温かな気持ちになっていただけたら、どんなに嬉しい事でしょう。

読み手の受け止め方を気にしすぎず、自分の実感を信じて、素直に日々の心情を綴りたいものです。

 

村上春樹氏のエッセイから、色々なことを学べ、とても有難く思いました。。

来年はノーベル賞をぜひ受賞していただきたいですけれど。

御本人は、全く興味がないのかももしれませんね。

 


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夫の一周忌を迎えて

2016-12-16 07:41:02 | 家族

一昨日の12月14日は、夫の命日でした。

深く思い過ぎると、とても辛く悲しい日であったことでしょう。

確かにその前夜は、胸が詰まりそうなくらい、心に溢れるものがありました。

翌朝を迎えるのが怖いくらい、だったのですが。

命日は、心配したほどの落ち込みもなく、元気に過ごすことができました。

 

 

長女が、会社を休んでまで、我が家に来る気遣いを示してくれたからでしょう。

ある部署の部長といった要職に就き、多忙を極めています。

最近は、二度ほどテレビ出演も・・・・・・。

一度しか、私は観ていないのですが、余りに現実離れした出来事で、わが子のような気がしませんでした。

コメンテーターと堂々と渡り合って対談形式でしゃべっている娘を見たときは、本当に驚き桃の木山椒の木。

夫に見せてあげたかったです。

 

同じ最寄り駅に住む次女のように、住まいも近くではありません。

ですから、私はめったに会えなくて、ちょっと寂しい心境でした。

電話では、時々話をしていますけれどね。

 

ですから、久しぶりに長女のMちゃんと会えるとあって、朝から何となく、ワクワクソワソワ。

大掃除中で中途半端にしか整理できていなかった各部屋を、見た目だけでもきれいにすっきりとしておかなくては、なんて思ったりして。

子供にまで見栄を張って変なお母さん。

見栄ではなくて、親は子供に模範を示さなくては、といった頑張りです。(笑)

 

そんな心持でしたから、夫への思い半分が長女に向けられることとなり、一周忌を迎えた寂しさや悲しみを、随分和らげることができました。

Mちゃんの気遣いが、その日は取り分け嬉しかったのです。

パパも、さぞ喜んだことでしょう。

 

 

仏前で拝んだ後、Mちゃんは、年末大掃除のお手伝いで大ハッスル。

屋根裏から、クリスマス用品を階下の居間に運び、ツリーを組み立て、イルミネーションの電飾を、すべて取り付けてくれました。

更に、私がまだ手を付けていない遣り残しのガラスの大半をあっという間に磨いてくれたMちゃんです。

 

供花をはじめ、お土産に、ケーキやプリン、おみかんまでも。

もちろんまず、パパへお供えをしてくれました。

 

お昼食は、娘が予約してくれた、和食処へと、出かけました。

わが家から、タクシーで7~8分ほどのところです。

Mちゃんの驕りとのこと。

パパの遺影も持って出かけた私たちです。

 

私は、前日から肉じゃがの下ごしらえをし、いつもと変わらない献立ながら、お昼は我が家でと思っていたのですけれど。

もう予約済みとのこと。

わが家の最寄り駅近くながら、私は初めてのお店でした。

雰囲気のある黒い木戸をあけると、すごい人。

このお店が如何に評判がいいか、一目で分かりました。

何と席はカウンター席。

予約した時、電話口でカウンター席になるかもしれませんと、Mちゃんは、すでに断られていたようです。

ところが、この席が私は結構気に入ってしまいました。

 

板前さんが、お料理を仕込んだㇼ調理する様子が目の前で見られて、とてもためになったからです。

大魚の包丁さばきのなんと見事なこと。

一品一品、どのお料理もお味がとても良くて、大満足だった私たちです。

Mちゃん、本当にご馳走様でした。

 

 

 

  

 

たくさんお喋りし過ぎて、少々お疲れ気味になってしまった私。

帰りのバスで、居眠りし、降りなければならないバス停を乗り過ごしてしまいました。

循環バスなので、そのまま乗車し、そのバス停に戻ったところで下車。

電車ではたまにありますが、5~6分と乗車時間が短いバスでは初めての事ではないかしら。

倍以上時間がかかってしまいましたが、楽しいおしゃべりと美味しいお食事で、お腹も胸も一杯の私でしたから。

幸せすぎの惰眠による、間抜け動作ということに致しましょう。

 

Mちゃんのお蔭で、心潤う、幸せな一周忌となった一昨日。

誰よりも、旦那さまが喜んでくれたに違いありません。

 

何かと、若夫婦家族や妹、さらに友人達に励まされ、支えられて過ごした喪中の一年間でした。

そして、何よりも,夫が常にそばにいて私を見守ってくれているとの思いが、私を元気づけてくれました。

ブログを綴ることによっても、心の整理ができ、前向きに生きようと思えるようになりました。。

皆様の温かな応援も、どんなに有難かったことでしょう。

元気のもとにさせて頂きました。

私の拙ブログにお訪ねくださる皆々様にも、改めて心よりお礼を申し上げます。

 

喪が明けた今からが、私の正念場かもしれません。

ホッと気が抜けて、これまでの私のように体調を大きく崩すことのないように気を付けようと思います。

既に、ちょっと風邪気味で心配。

 

この一年間は、夫の写真をいつもバッグに秘めて、一人行動をするのを好みました。

そのおかげで、夫をそばに常に感じることがができ、私には一番望ましい過ごし方だったと思っています。

 

来年は、どんな暮らし方になるのでしょう。

まだ模索中で、色々夢を描いてるところです。

 


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年末大掃除の捗り具合

2016-12-14 07:26:31 | 暮らし

後、今年も余すところ、僅かとなりましたね~

カレンダーの残り少ない数字を見ると、少々気が焦りますけれど・・・・・・・。

今年はいつになく、年末の大掃除が捗っているような気がしています。

当然ですよね。

夫のお世話が無くなったのですから。

でも、私の旦那さまは、手のかかる人では全くありませんでした。

 

そうでもないかなぁ~。

出かける時には、着るものは私がすべて揃えて、用意していましたし。

手はかかりませんでしたが、全く家事手伝いはしてくれなくて。

けれど、私がしたことに文句や愚痴は一切言わない人でしたから。

その辺の身勝手さは、私は大目に見て、旦那さまが自由気ままに過ごすことをすべて容認していました。

 

 

今の私は一人暮らしで、24時間をどのように使おうと勝手。

その自由時間を、有意義に過ごしたいといった強い意志がないと、だらしない生活になってしまいます。

その点は気を付けて計画的な暮らしをするように心がけてきました。

 

その努力もあってか、年末の大掃除は割と順調といったところでしょうか。

とは言っても、気になる所は、探せばまだいくらでもあります。

ですけれど、もう72歳の年寄りの身。

 適当も良しとし、見てみぬふりをしているところもあります。

年末になっても、十分ゆとりがあれば、手がけることにします。

 

今のところ、まだ手を付けていない大掃除は、ガラス拭き12~3枚くらいといったところです。

既に、17枚くらい拭きました。

ガラス拭きのコツも、今回体得した気がしているのですよ。

この話題も、近いうちに詳しく書きますね。

 

 

収納の整理は十月の中頃から始め、ほぼ終了。

ガラス同様、収納場所がやたらに多いわが家です。

クローゼット以外に、二階の寝室の二畳ほどの納戸、階段下の収納、床下収納、屋根裏、システムキッチンの収納、食器戸棚など。

早くから始めないと、私のテンポでは間に合わないので、そのようにしたのですが・・・・・・。

よく使用する収納の引き出しや冷蔵庫なんて早くやり過ぎたみたい。

また汚れてきて、やり直さないといけない感じもしています。

でもきりがないので、目をつぶり、年末に時間的余裕があれば、これも再度お掃除ということにしておきましょう。

 

フローリングの床のワックスかけも、ひと月ほど前に終了しています。

ワックスかけと言っても、私のは、さほど大掛かりではなく簡単。

毎年、水拭きしてからダスキンのウェットモップで拭くのですが。

半年ほど前から、掃除機を使用せず、ダスキンのモップで、しょっちゅう床磨きをしてきました。

この方法が実によくて、自然な艶が出て汚れもきれいにとれます。

このたびの大掃除で、ウェットモップを四枚レンタルし使用する前に、前もって水拭きをする予定でした。

けれど、白い雑巾で床を拭いても、全く汚れが付かなかったので、水拭きは省略。

大助かりでした。

雑巾がけの姿勢って、年寄りには結構きついですものね~。

 

私、ダスキンの回しものではありませんよ。

正直な感想を述べたまでです。

フローリングは掃除機は、ひと月に一回使用するだけかしら。

 

 

これ以外に庭とポーチのタイル、門扉、裏口の門扉、すべて磨いています。

このように書くと、なんだかとても順調のように見えるけれど、実は年賀状も、すでに注文済みです。

やっぱり、本当に順調?

年賀状の事が、一番心の重しになっていたので、一安心。

数日後には届くはずです。

年賀状への、私のこだわりについても、そのうち話題にさせて頂きますね。

この記事は、昨日投稿予定だったのですが、記事が、私のうっかりミスで書き上げたと思ったら、すべて消えてしまいました。

料理ブログのパスワードのままで投稿するといった、頓馬なことをしたためです。

 

今日は、夫の命日です。

昨夜は、命日の朝の出来事が鮮明に蘇り、胸が詰まりそうでした。

今朝を迎えるのが怖いほどだったのですが。

 

今は元気です。

今日は長女が会社をお休みして、午前中の割と早い時間に、久しぶりに我が家に来てくれます。

楽しみにして、今から待っている私です。

 

では、今日も良き日を、元気に紡いでまいりましょうね。

夫には、毎朝、私が食べる前の朝食をお供えし、

「ありがとう!

元気にしているから心配しないでね」

と声をかけています。

 


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辛いことをいろいろ乗り越えて・・・・・・。

2016-12-12 08:33:30 | 人生

毎日、陽ざしが明るくて良いお天気ですが、身に突き刺すような冷たい空気の日もありますね~

気温の変化が割と激しいですから、悪い風邪をお引きになりませんように、皆さまくれぐれもお気をつけくださいね。

お正月も、もうすぐですもの。

そういう私は、健康管理は実にいい加減なところがあるので、こんなことを言える柄ではありませんが。

 

けれど、その割には重い内臓疾患といったような大病をしたことはない私です。

幾度か入院もしましたが、その原因は過労による、体調の急激な不調がほとんどでした。

肺炎、急性腎盂炎、その他いろいろ。

 

数年前の事になりますが、ひどい自律神経失調症にかかり、二年間くらい、本当につらい思いをしました

この時は、原因は過労ではなく精神的ストレスでした。

入院の時より、遥かに辛かったのですが。

 

お医者様から自律神経失調症といった診断を下されたわけではありません。

心を納得させたいがために、自ら、その様に決めつけた私でした。

納得させるということは、症状を緩和したり、心を落ち着かせる上で、とても大切なことですよね。

それを私は、この時、実証済みです。

納得して以降、一気に快方に向かいましたから。

中傷が静まってきた時期でもありましたけれど。

 

最近写真を撮っていません。

今日アップする記事は一月ほど前の我が家の庭の光景です。

 

原因不明で悩んだり辛い思いをしているときが、人の心にかかる負荷は一番大きいと思われませんか。

だからと言って、がんと宣告された時、気持ちが楽になるかどうか・・・・・・。

覚悟のようなものが、自分を支えてくれないでしょうか。

全く自信はありませんけれど。

 

私は納得して楽になるといった経験を、その時、確かにしました。

夫が肝臓がんを患い数度の大手術を受けている頃、他方では、数名の女性のブロガーさんから謂れのない誹謗中傷を受け続けていました。

その精神的ストレスが一番の原因だったかもしれませんが、かって経験したことがない幾つかの症状に見舞われ続けた私です。

顔がこわばるほどの酷い息苦しさ、のどの異常な渇き、味覚障害などだったのです。

約二年間ぐらい続いたでしょうか。

今はすっかり回復したといっていいでしょう。

 

私が自分でも意外に強いと思う所は、そのような逆境にあっても、決して心はくじけない事です。

もちろん、夫に体調不良の弱音を吐くことは幾度もありましたが、心まではさほど暗くはなりませんでした。

夫が入院中は、遠方でしたが連日見舞いました。

いつも通りに、家事もし、買い物にも出かけ、妹との電話のお喋りもしていました

妹には、謂れなき中傷の愚痴を吐き出し、よく受け止めてもらったものです。

 

或る時は、酷い息苦しさで、声も出なくなってしまって。

電話のあまりに弱々ししい声に、妹がビックリ仰天して、飛んで我が家に来たこともありました。

 

 

そういえば、忘れていました。

もう一つ、とても心配な症状が.

病院の診断は、頚椎脊椎症ではなかったかしら。

首の痛みとだるさが異状で、本当につらかったです。

一時コルセットを装着していたこともありました。

私の声の余りの弱々しさを心配してすっ飛んできた妹でしたが。

私の首が前に垂れていて、姿勢の異常な悪さに気が付き、またまたびっくり。

「お姉さま、どうなっちゃったの?」と言って注意を受け、私も初めて自分の病的な姿勢に気が付くといった有様でした。

家を去る前に、妹が「首を上げる」だったかしら。

私がほとんど1日中居る、キッチン兼ファミリールームの至る所に、その言葉を書いた大きな紙を貼り付けて帰りました。

 

すべてが自律神経失調症によるものかどうかわかりませんが。

いろんな症状が私を襲ったあの頃の事を、なぜ夫の命日の前に思い出したのでしょう。

すべてそれを乗り切れたのも、夫のいつもと変わらない淡々とした冷静な態度のお蔭だったかもしれません。

そのせいで、世間知らずで心身ともに虚弱だった私が、嫁いでから次第に逞しくなっていきましたから。

 

それにしても、体は正直なものですね~

自分では、精神力でそのストレスを乗り越えているつもりでしたのに、あれほどの症状が体に出てくるのですから。

何故、こんな罵詈雑言を私は浴びなければならないのか?、と理解に苦しむ日々だったからでしょう。

納得がいかないことの心の負荷がいかに大きいかが、この場合にも当てはまるようです。

 

ごめんなさい。

嫌な過去の出来事を蒸し返してしまいました。

 

 

 このように、精神的には割と逞しい私でも、今年の前半は、折々で、心が大きく揺れ動き、辛い時期もありました。

けれど、家事を投げ出すことはなく、いつも通りに、毎日の日課をこなすリズミカルな暮らしはできるだけ心がけてきました。

主婦の私には、誠に平凡だけれど、日々の家事が、何にもまして、心の励みと支えになっているのかもしれません。

 

「お姉さまは、とても逞しい~」

と、最近妹に言われました。

 本当に逞しいのかどうかは分かりません。

体力がないため、時々心身ともにぐったりしてしまうことは、日常茶飯事の私です。

でも確かに立ち直りは早いです。

 

来る年も、いかなる困難にもくじけないで、もっともっと素敵な日々を凛とした姿勢で送れるように、努めたいものです。

いつも掛け声だけは、よいけれど。

有言不実行になりませんように。

 

 


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Yさん、ありがとう!ブログ、ありがとう!

2016-12-10 08:38:45 | ブログ

ブログへの思いは、その時その時で複雑に変化する私ですが、今回ほど、有難く思った事はないかもしれません。

改めて、ブログの効用を実感できたような思いがしました。

 

語彙不足、経験不足、教養不足、その他原因はいろいろあるでしょうが、綴ることへの自信がいつまでたっても持てない私。

書く苦労が常に付きまとっています。

ですから、とても遅筆。

もちろん推敲もします。

 

ここ数日間の記事は、私にしては珍しく、短期間で書き上げました。

昨日の記事などは、朝起きて急に書きたくなり、一時間ほどで書いたものです。

けれど、このようなケースは珍しくて。

いつもは、もっともっと時間をかけています。

 

文章もさることながら、画像をアップするのがとても大変!

撮影の技術が未熟な私ながら、少しでもましに写っている良い写真を掲載して、私の記事の拙さをカバーしたいとの下心もあります。(笑)

 

きっと、私って自意識過剰なのでしょうね~(笑)

そのせいもあって、必要以上の苦労をしてブログを書いているようです。

 

ですから時々疲れてきて、なぜ朝の目覚めの一番清々しい良い時を、ブログのために費やして、こんな苦労をしているのかしら?なんて思ってしまうのですよね。

ブロガーを辞めれば、時間がもっとたっぷりできて、のんびり過ごせるのに、と。

 

青梗菜と平茸のオイスターソース炒め・鯛の中華風蒸し煮・スペアリブと冬瓜のスープ

一人ごはんですが、時々頑張ってこんなご馳走も。
次女宅にも、いつも分けてあげています。
料理ブログのレシピ付き献立に、作り方がすべて載っています。
宜しければ、お試しくださいね。

作り方は、いずれも簡単で、とても美味しいです。

 

けれど、そのような壁にぶつかった時、もう一人の自分がささやきます。

ブログを止めると、脳の老化が一気に早まり、認知症の道をまっしぐらに進むことにきっとなるわよ~怖い怖い。

ですから、止められない、と。

 

これ以外に、私の心を整理し、励まし、鼓舞してくれる場所、との思いもありました。

でも年を重ねるにつれ、前者の理由の方がはるかに大きくなってきた私です。

 

けれど、昨日、自分の気持ちを整理し落着けたくて、一気に綴ったブログの効用に驚きました。

とても元気が出て、よいリズムで、めったにないような充実した1日を過ごすことができたからです。

ただ一時いっときを愛おしむように大切にして、暮らしただけなのですけれどね。

もちろん、暮らしのリズムを崩さないためにも、タイマーは必須の私です。

 

ブログに私の思いを書いただけで、こんなに気持ちが切り替えられるものなのだ、と、

ブログが、心の支えでもあることを、改めて強く思いました。

 

阿蘇にて

初孫のR君と一緒に九州旅行したときの想い出写真です。

 

夫の命日が近づき、前年の今頃の事が切なく思い出されて仕方ありませんが、夫婦にとり、まるで蜜月のような掛け替えのない時でもありましたから・・・・・・。

夫のそんな贈り物を胸に温め励みにして、忙しい年末年始を素敵に乗り切ろうと思います。

ブログ、ありがとう!

Yさん、ありがとう!

今はそんな気持ちでいます。

 


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昨日、思い悩んだ心を整理したくて、徒然なるままに・・・・・・。

2016-12-09 07:00:41 | 暮らし

私は毎日を有意義に時を紡いで、素敵に暮らしたい、との思いは、70代になっても人一倍強いほうかもしれません。

決して気負って生きているわけではなく、自然体ではあるのですけれどね。

でも実際はどうでしょう。

イメージ通りの暮らしは、なかなかできません。

疲れやすい体が、思い通りには動いてもくれませんし。

 

昨日も、午前中は割と順調に私の予定が進んでいたのですが、午後から家計簿を付け始め、来年の予算を立てるうちに、すっかりそれにはまってしまい、重苦しい時を過ごしてしまいました。

何事も軽やかに楽しくが、モットーのはずなのですけれどね。

その気持ちとは裏腹で、心が重くなり、変なストレスがいっぱい。

夫が生前の暮らしとの落差を、改めてしみじみ思った次第です。

 

でもくよくよしてもどうしようもありませんものね。

与えられた遺族年金の収入を最大限に生かして、自分の日々の暮らしを、素敵に紡いでいけるように頑張りましょう。

恐らく私は、同じ境遇の一般の方達より、多少恵まれた収入かもしれません。

ですから愚痴を言っては、申し訳ないですもの。

もっともっと厳しい暮らしをしておられる方は、大勢いらっしゃるはずです。

けれど人は、常に自分自身を基準にして、過去と現在を比べてしまうもののようです。

 

昨夜も、いろいろ考えすぎて、すっかり疲れてしまい、最後に自分に言い聞かせたことは。

くよくよしても始まらない。

毎日を後悔しないように、愛おしんで大切に生きる事。

その思いのみで、日々を紡げば、おのずと輝いた素敵な人生になる。

こんな結論になりました。

 

来年の予算も、一応立てた私です。

夫がいたときの様な貯金はもうできないけれど、せめて蓄えには手を付けず、日々の暮らしから無駄をなくし、余裕資金を生み出したいもの、と

それを余生を心豊かに暮らす方面で使用したいものです。

今年は、その私の意向通りの暮らしができたといえるのかもしれません。

これもすべて夫のお蔭ですが、私もかなり努力し、節約に心がけました。

 

去年はその余裕資金を旅行で使い果たしてしまった私です。

それはそれで、有意義なことだったのだけれど、さほど旅行好きでも今までなかった私が、少々気負いすぎたような感もしています。

そのたびに体調を崩していては、心身のリフレッシュにはなりませんものね~

昨夜は、そのことで悩んだせいもあって、ますます重苦しい時間になってしまったのかもしれません。

 

来年は、もし順調に余裕資金を生み出せるなら、もっと違った日々の送り方を試みてみようかしら。

夫が生きているときは、三度の食事作り、他の家事に勤しみ、その合間のつぎはぎ時間を自分の時間に当てていました。

それに何の不満も抱かず、暮らしていた私です。

 

今は一人身となり、自由時間は一杯。

そうでもないかしら。

日々臨まなけれならない日常家事は一杯ありますもの

週、2~3回は次女宅で孫の相手をし、お洗濯ものをたたんだㇼチョッピリ家事もして帰っていますから。

でも、以前の暮らしのように、時間を拘束されているわけではありません。

 

ですから、まだ真っ白な来年の日々の暮らしをいかに紡いでいこうかと、ぜいたくな悩みを抱いている私です。

特にお金の使い道(生計の予算の建て方)に、悩んでしまいます。

 

後で、やはり寂しいので、画像をアップしました。
庭のタイルを磨いた後の、近影の写真です。

 

新しい年を迎えるまでに、今の迷い多い心を整理して、清々しい新年を迎えましょう。

今年は、元気に頑張らなくては、といった気負いがありすぎました。

そうしないと、自分が落ち込んでしまいそうでしたから。

 

これまでの私ですと、大きな出来事を乗り越えると、必ず体調を崩し、入院する事態になることが多かったのだけれど、今年は大丈夫そうです。

これも年の功かもしれません。

それを乗り越える精神力と、生活の術が身についたのでしょうか。

 

今年中にやり遂げないといけないことが、まだいろいろあります。

夫の命日までには、すべて完了したいところですが、無理かなぁ~

クリスマスツリーも、そろそろ出して飾る準備をしなければ。

その気になかなかなれない私です。

 

昨日で更新はしばらくお休みするつもりでしたが、少々うじうじした心を整理したくて、今朝一気に綴りました。

自分自身を元気づけるために、勝手なことを書いたに過ぎません。

お読み苦しいと思いますが、お許しくださいね。

ほとんど、推敲もしないまま、私の拙い文章を多少でも救ってくれる画像もアップしないままで、勇気を出して・・・・・・。

エイッ!と投稿します。

ちょっと恥ずかしいですけれど。

ではごきげんよう。

 

 
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妹と楽しんだミニ旅行~倉敷へ

2016-12-08 07:30:05 | 旅行

法要の翌日は、娘達より一足早くホテルを出て、妹と私は倉敷へと新幹線で向かいました。

来る前日も、法要の翌々日からも仕事と学校がある多忙な娘家族たちは、両家とも飛行機利用での往復です。

広島と倉敷への乗り換え駅、岡山までは、のぞみをを利用すると、乗車時間は1時間もかかりませんでした。

あまりに早くてびっくり、通勤も出来そうな感じ。

新幹線に乗って、旅情に浸るのが好きな私には、少々物足りない乗車時間でした。

 

 

岡山からローカル線に乗り換えて倉敷へと。

二度目ですが、前回の時は、夫が亡くなってまだ日が浅く、私は傷心旅行といった趣でした。

そのころに比べると、ずいぶん元気になりました。

駅から、徒歩にて十分もかからないうちに、美観地区に到着。

全く想像していなかった紅葉で彩られた風景が、目の前に突然現れました。

川辺の樹木や灌木が見事に紅葉し、鮮やかな暖色の色で、美しい錦繍の光景を織りなしていました。

早春に訪れたときと同じ景色ながら、別世界のよう。

季節の移ろいによる街並みの趣の変化に、驚いてしまった私です。

日本の四季の移ろいは何と素晴らしいこと、と改めて感動しました。

 

 

 

 まず最初に、前回の観光で見損なった大原美術館へと向かった私たち。

エル・グレコの「受胎告知」はじめ、モネヤピカソ等、巨匠の絵画をたくさん鑑賞できました。

大原家が支援をした棟方志功氏の作品は特に観たかったので、沢山の版画が鑑賞でき、とても有意義なひと時でした。

言うまでもなく、重厚で品格あふれた日本最初の私立西洋美術館の建物にも、強く惹かれました。

包帯を巻いて痛々しい妹の足首。
無理して、法要に参列しなくても良かったのに。
申し訳ない気持ちがしました。
Aちゃん、ありがとう!

 

館内を出入りするとき、姉妹揃って、あきれるようなボケ行動による、ちょっとした騒動もあった

のですけれどね。

妹にも悪いので、今回は内緒にします。

同じ失敗を姉妹揃ってするなんて・・・・・・。

妹の方が私より、はるかにしっかり者だと思っていたけれど、どっちもどっちかな~

二歳年上の私はちょっと安心しました。

お互いに苦笑い。

重ねた年齢の悲哀を味わされました。

 

ロダンの像も、私達のおっちょこちょい振りを呆れて見つめていたかしら。

 

大原美術館で、結構時間を取られた私たち。

心は満ち足りていたものの、お腹の方は空いて、体力も消耗気味。

 町屋風のどことなく風雅な佇まいのお食事処で、、昼食。

そして、観光再スタートでした。

 

 

夕方には、帰りの新幹線に乗車しなければならない私達。

今回は二度目の観光ゆえ、効率重視で、ボランテイアの観光ガイドさんをお願いすることに。

 

そのガイドさんは、私と同世代の方でしたが、とても気さくな明るい方。

ガイドの説明もわかりやすく、私たち二人だと見落としてしまったでしょう、観光スポットにも、いくつか案内してくださり、とても充実した良い時を過ごすことができました。

 

白い建物は倉敷館
大正6年に、町役場ととして建てられた洋風の木造建築です。

 

 では、これからは、残りの画像を一挙に掲載します。

画像の下に簡単な説明を入れます。

それでは説明不足が否めませんが、お許しくださいね。

 

川岸に建つ建物は、有隣荘
昭和3年に、大原美術館の創設者・大原孫三郎が妻のために建てた別邸
巡る川船流し

とてものどかな一昔前のような光景に、心が和みます。

 

倉敷国際ホテルのロビーに飾られた棟方志功の版画。
一番大きな作品だそうです。
圧巻の版画に、しばらく目を奪われました。
ボランティアさんのガイドがなければ、おそらく見落としてしまったことでしょう。

 

紅葉で彩られた情趣溢れる美しい庭園。
この建築物のガイドさんの由来の説明が思い出せません。
画像のみです。

前回の旅行の時に宿泊した倉敷アイビースクエアーに併設された趣のある建物。
アイビースクエアーは、明治21年にイギリスの工場をモデルにして建設された倉敷紡績工場の建物を生かし改修して、
ホテル、その他の観光施設に生まれ変わった所です。

私にとっては。その後、遠出をしていないので、紅葉の見納めでした。
十分、その美しさを満喫できました。

川岸からほど近い所にある本町通り。
町屋風の佇まいの建物が軒を連ねる光景を見て、タイムスリップしたかのようでした。
昔は商人が行き交い、道の両側には、質屋や染物屋、表具屋が立ち並ぶ賑やかな通りだったようです。
なぜかこの日は、人影が全くありません。
観光スポットの死角になっているのかもしれませんね~
ガイドさんに、感謝、感謝でした。

最後に二人でもパチリの記念撮影。(笑)

お茶をご一緒させていただいた時、立派なご自宅の写真を拝見してビックリ。
骨董品の収拾家でいらっしゃるようです。
倉敷を旅行された際、この方をお見かけしたら、ガイドをお願いされては如何でしょう。
とても有意義なひと時になると思います。

今日までに私が経験したイベントの記述は、これで終わりとします。

そういえば、もう一つありました。

親友と過ごした昼食のひと時の思い出。

同窓会もあり、出席予定でしたが、夫の命日が近づくと、出かける気分が次第に薄れ、断ってしまいました。

明日も連続投稿に挑みたいところですが、昨日と今朝で、長文のこの記事を一気に書き上げたものの・・・・・・。

なんだかもう無理そうです。

またしばらくお休みして、友人とのひと時の想い出を綴ることに致します。

 

年末を迎え、心気忙しい日々ですが、楽しく軽やかに、何とか乗り切りましょうね。

一世代も二世代もお若そうなブロガーさま達の素敵な暮らしから色々学び、励みにしたいと思います。

シニアーのブロガーさまたちは、まずは健康第一ですよね。

私も、それを肝に銘じて、頑張ろうと思います。

 

 
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すみません~また亡き夫のおのろけです。

2016-12-07 07:03:02 | 家族

昨日は、夫の思い出とともに、私の故郷の懐かしい場所をご紹介しました。

実は、一周忌法要が営まれる前、駅隣のシェラトンホテルに荷物を預け、広島名物の電車に乗り、その地を、久しぶりに訪れた私と妹です。

人生の大きな節目を迎えた今、私が生まれ育った懐かしい場所を再訪出来た事は、本当に感慨深い事でした。

一時期,夫と共に在学生だった学びの舎をも訪ねられましたし。

 

その日はお寺で永代法要が執り行われる日でしたので、その後、日が傾き始めた頃となり、夫の一周忌法要が始まりました。

墓参と法要を済ませた後、ホテルに戻り、和食処で、妹、家族水入らずの会食。

私は、何の準備もしていませんでしたが、、一言、乾杯の音頭をとることに。

忙しい暮らしにもかかわらず、広島まで足を運んでくれた皆への感謝の気持ちを伝え、夫へ全員で「有難う!」と言って終わりにしました。

 

 

 

 料理好きの私は、一流のお食事処で頂いたお料理は,できるだけブログにアップしておきたいと思っています。
盛り付け、器など参考にして、僅かでも、日頃の食事に取り入れられたらいいのですけれど。
今回は、あと数品ありましたが、写真に収めるのを忘れてしまいました。
御味は、絶品と言っていいほど美味でした。

 

駅の界隈には、カープがリーグ優勝したときの余韻が、まだ十分漂っていたからでしょう。

話題は、カープの話でもちきり。

恐らく大のカープファンだった旦那さまも、その話に耳を傾け、さぞ楽しんでくれたに違いありません。

 

駅からホテルに通じる通路の店舗のガラス窓には、
シリーズ中の選手の記念すべき活躍のシーンの写真が大きなパネルとなって、飾られていました。

 

わが家は、お正月、クリスマスはじめ、孫たちのお誕生日などのイベントがあると、必ず集まり、家庭料理を囲んで、和やかなひと時を過ごすのが恒例となっています。

家族四人の時は、割と物静かな家庭でしたが、婿たちが家族の一員になると、突然にぎやかになりました。

娘達も、社会経験を積み、話題も豊富に。

私も60代の前半頃までは、よくしゃべりました。

長女のお婿さんに、お母さんの方が、長女より話題が豊富で面白い、なんて言われた時期もあったのですよ。

でもその後、年を重ねるにつれ、次第に無口に……。これは嘘です。(笑)

けれど、最近は聞き役に回ることの方が多くなってきたように思います。

 

そういえば、夫は家では、とても無口で、家族が集まった時も、あまりしゃべりませんでした。

でも話し出すと、その話題はユニークでとても新鮮。

みんなが思わず、真剣に耳を傾け、感心するような内容でした。

 

 

倉敷で撮った写真です。
ツタが紅葉し、レンガの壁と窓枠の色にもマッチして、とてもいい雰囲気。

 

家では、無口な人でしたが、外では割と饒舌な人だったようです。

ジョークも上手で、スピーチも得意。

文章力も、人並み外れていました。

私のようにだらだらまとまりにない文章を書いたりしません。

簡潔ながら、味のある、深い文章が書ける人でした。

会社の定期的な刊行物の本に、夫のエッセイがよく載ったものです。

 

また次第に、夫のおのろけに・・・・・・。

お聞き苦しいでしょう。ごめんなさい。

一周忌の命日が近いので、旦那さまを持ち上げたくて・・・・・・。

このあたりでよしておきます。

 

明日は、妹と楽しんだ倉敷旅行の想い出を、綴りたいと思いますが、今回は二度目ですので画像中心の、簡単な内容で終わりたいものです。

最近は、私が一番苦手とする旅行記ばかり綴っている気がして・・・・・・。

ですから、明日は簡潔にと思っています。

 

それに、週明けからの投稿文は、ゆきあたりばったりで臨んだもの。

一両日で書き上げて投稿しました。

気持ちの変化で、連日投稿をまたチョッと試みてみたくなった私ですが・・・・・・。

もうそろそろ限界、疲れてきちゃって。

もう一頑張りで、しばらくまた、お休みにします。

沢山の温かな応援、本当に有難うございます。

 

追記

私のパソコンですと、ランキングのバナーが押しても全く反応してくれません。

何度試みても同じで、困りました。

しばらく経って、また張り直そうと思います。

幾度も試み、今やっと直りました。

年末で忙しいのに、時間のロスが悲し~い。

午後からは、次女宅で孫のお相手なので、それまで猛スピードでひと頑張りします。

 

 


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