今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

さすがに慌てた私

2011-03-24 05:55:25 | 日記

祖母は 可愛い孫のこととなると、冷静ではいられなくなるようです。
震災後も、買いだめなど一度もせず、冷静にふるまってきたつもりでしたが・・・

昨日の、都内の浄水場から放射性ヨウ素検出の報道は、驚きをもって受け止めざるを得ませんでした。
特に、乳児の飲み水については、国の基準の2倍を超えるため、乳児に水道水を与えるのを控えるように、との報道です。

生後五カ月になる孫のかれんちゃんの事が心配で、不安でいっぱいになりました。
ミネラルウォーターを確保しなければ、次女はその備えが、しっかりできているかしら?等々と。

都内から私が住む横浜辺りまでの多少の汚染は覚悟はしてはいたものの、人体には影響はないであろうと楽観視していました。
一方、原発周辺地域の野菜が汚染され、しばらく出荷禁止になることは、十分有りうることと想像されました。
しかし、私は、昨日群馬産のホウレンソウを頂きましたよ。
夫が少しくらい食べても平気だよ、と言いましたから。
もう一わ残っています。もったいないから、今夜の夕食でも食べるつもりです。

でも人間が生命を維持していくうえで欠かせない水が汚染されては、大問題です。
大問題、といった表現は、慎むべきですね。申し訳ありません。
赤ちゃんにとっては大問題、と申し上げたいわけです。
赤ちゃんは、大人にくらべて体の水分量が体重の約70%と多く、排出される尿の水分量も 体重のわりに多いので、つねに
十分な水分補給が必要です。
ですから、水が汚染されると、赤ちゃんを抱えたママは、どのように対処すればいいのでしょう。
都では、そのような家庭に、ミネラルウォーター500ミリリットルのペットボトルを三本、配給するとのこと。
でも持久戦となると・・・
娘に限らず、若いママたちの不安は、他人事とは思えません。

その上、次女は母乳のみで育てています。
ミルクですと、使用する水は限られますが、母乳の場合は、親が水分補給の時、注意が必要となり、問題が一層複雑化します。

しかし、私達が住んでいるのは横浜。
横浜の浄水場は、どこも汚染されていません。都内も一か所だけとのこと。

そのことを忘れてしまうほど慌ててしまった私です。
現地の乳幼児を抱えたお母様たちのご苦労を思えば、まだまだ取るに足らない心配ですのに、昨日の慌てようは一体どういうことでしょう。

結局我が身が一番大切の心理をさらけ出した昨日の自分に、自己嫌悪。
我が身はいつ死んでもいいと思う気持ちに偽りはありませんが・・・
孫のこととなると、自己中心丸出しの祖母となりはてました。

但し娘は冷静そのものでした。

昨日は、キャプテンフーツの注文日でしたから、カタログに載っている2000リットル、6本入りのケースを二箱くらい注文しましょうか、と娘に
言いました。

その答えは、「慌てることはないんじゃない。横浜はまだ汚染などされていないのだから。テレビの報道などしっかり聞いて、今後の対応を考え
るわ。。買い占め行為はしたくないから。」と。

結局,私は1ケースだけ注文しようとしまたが、もう随分前から売り切れで、一本も手に入らない状況とのことでした。

娘は、水道水を貯め置いて、冷蔵庫に保存し、しばらく凌ぐと言っています。
大人も飲めないほどの水の汚染が広範囲に拡大すると、と考えると、さすがに心配ですが、乳幼児優先で売るなど、お店も対策を考えてほしい
ものです。

昨夜夕食の時、突然パラパラと耳慣れない音が、しはじめました。一瞬、夫婦とも、地震による家がきしむ音かと、驚き、身構えてしまいました。
実は、季節外れのひょうが降ったようです。

三月も終わろうとしていますのに、厳しい寒さで、避難所暮らしの被災者の方々のご苦労が、本当に偲ばれます。
お天気が少々憎たらしい。
春よ!もっと早足でいらっしゃい。何をためらっているの、と言いたい気分です。

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