FORZA世界史inBLOG

世界史の復習をサポートするブログです

戦国時代の経済

2014年09月24日 | 高2用 授業内容をもう一度
 【前403】年から始まった戦国時代は、【戦国の七雄】が分立する乱世でした。しかし、各国が独自の【富国強兵策】をとったため、中国全体としては経済面においても大きく変化した時代であったといえます。
 とくに、【鉄製の農具】が広く使われたことや、【牛耕】が一般化したこと、また開墾が各地で行なわれたことなどにより、農業生産力が飛躍的に向上しました。その結果として、農産物の流通が起こり、商工業者の活躍も始まりました。各国は独自の【青銅貨幣】を発行して、銅銭による納税も始まりました。なかでも山東省にあった【斉】の都【臨淄】には多くの商工業者があつまり、大いに繁栄しました。
 以上のことをすこし整理してみると、中国は、【黄河文明】の時代には新石器時代、【殷】では青銅器時代、【戦国時代】から鉄器時代になったといえます。
 
 

最新の画像もっと見る