観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

両手は自由に 

2023-09-02 16:48:55 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 7時07分 潮位276cm

今日の満潮時間13時29分 潮位 44cm

今日の野鳥の様子は下の方です。
興味のない方はスクロールしてください。
以下2つの画像は藤前干潟ではありません。

欲しがる人が余り居ないスコープリュックサックやレンズキャリアシステムについて問い合わせがあったので、この前の出来事を紹介します。

ブログのカテゴリー観察機材で、両手を自由にできるスコープリュックサックやレンズキャリアシステムを紹介して使っています。

スコープリュックを使う前は観察館や車から、いつもリュックやカバンなどに収納せず、いつもむき出しの状態で機材を運んでいました。
特に夏場、暑いのが苦手な自分は汗をかくこの時期にはスコープリュックを背負わずに、最低限の図鑑やバッテリー、テレコンなどをズボンのポケットに入れて干潟に向かっていました。

 

そして朝から時折雨の降る8月25日、左肩にプロミナーを付けた三脚を肩に担ぎ右肩には800mmf/5.6をストラップで肩に掛けた状態で濡れたコンクリートの堤防を垂直に降りる時に、

 

コケました。ヤッ*。٩(ˊᗜˋ*)و*。ッター!

 

転んだ瞬間、機材を守る為前に倒れそうなのを無理やりお尻から着地しましたが、勢いを止めることが出来ず再び前方に転びかけたので右肩から転びました。

幸い800mmf/5.6は肩に掛けてレンズを右手で胸に抱替えた状態だったので、皆さんが期待する大惨事は避ける事が出来、体は泥だらけになりましたがレンズのレンズコートとスコープのステイオンケースに泥が付くだけで済みました。

体は数日痛みましたが、取り敢えず機材は無事でよかった。

稲永の堤防で転んだのは久しぶりですが、今まで何回もやっています。

まだnikonのフィールドスコープが販売されて無い頃の昔、中学生の時に永徳スリップに向かうときに堤防の法面を横方向に移動中(昔の左岸は今のように高水敷が無かった)に濡れた法面転んで、買ってもらったばかりの興和TS-2を真二つに折ったのと、

興和TSN88が発売されたばかりのデモ機を三脚に付けたまま肩に担ぎ、片手で堤防のタラップ(垂直の梯子)を登ろうとして、当たり前のように背中から落下しました。(片手で垂直なタラップは登れるはずはありません。)

機材を手に持ったまま転んだ人が言うのもおかしいですが、やっぱり機材は背中に背負い両手を開けておくのが体も財布の為にも安全だと思います。

ロクヨンやゴーヨン、プロミナーが固い地面に落下した音を聞いた事がありますが、とても嫌な光景で嫌な音がします。

極力両手を自由にした方が良いと思います。

Kite Optics VIATO 在庫無し(個人輸入に自信が無くて、希望が有れば輸入します。10月17日現在1個入荷しました。¥36,000.在庫なし  12月23日1個在庫がございます。

Viking S'Port Tripod 在庫21、10月17日現在在庫なし、11月2日2個入荷しました。在庫限り¥14,000.

Visionary Viewpack 在庫限り¥12,000. 

Viking・Visionary共に円安の為、次回の輸入分は20%以上の値上がりが予想されます。

MrJanGear Lens Carrier System 在庫 黒1、カモ在庫無し、スノーカモ110月17日追記、カモ在庫無くなりました。近日小ロット輸入予定

11月29日現在カモは残り1個になりました。 
11月30日現在、黒・カモ共在庫が無くなりました。

観察館渡しで価格17,000円ですが、次回輸入分からは円安の為価格の上昇が予想されます。

12月15日現在、MrJanGear Lens Carrier System カモ柄・黒が共に少数ですが観察館に届いています。
※R6年1月13日現在在庫、カモ6・黒2となっています。

R6年2月7日現在、Lens Carrier Systemカモ柄の在庫は無くなりました。次回入荷まで1~2週間お待ちください。

R6.02.12現在、黒の在庫も無くなりました。今週末に届く予定のLens Carrier Systemは全てカモ柄となります。
黒をご希望の方はお知らせくだされば再度輸入をおこないます。

 
6月1日現在、レンズキャリアのカモ柄は残り在庫1個になりました。
6/6 カモの在庫は無くなりました。在庫は現在黒のみとなります。
R06.06.12現在、カモ柄入荷しました。
R06.07.10現在在庫、カモ1・黒4
R06.07.14カモ柄入荷しました。

※R06年02月17日現在、2口の荷物でスロバキアから配送されたLens Carrier Systemですが、何故か1口(カモ柄5)だけが観察館に届いています。

もう1口の荷物は、何故か現在ロスト中です
何回か輸入してると、たまに酷い目に遭います。
(時にはロシアに荷物が行ったまま行方居不明だったり、10日ほどで届く筈の荷物の追跡が出来なくなって更に10日経った頃、倉庫の外で忘れられていたのか雨でびしょびしょの荷物が届いたりと、毎回スリルが味わえます。)

 

レンズキャリアシステム(カモ柄)関東に旅立ちました。

詳細・価格等は観察館までお問合せください。

 

 

そして、ここから今日の野鳥。

さて、今日の干潮時間は13時過ぎの大潮

早朝は干潟が出ていないので、後背地を少し回ります。

庄内川河口では成鳥夏羽から冬羽へと換羽中の個体が目立ちますが、幼鳥の個体が観察できました。

また、毎回河口で見ていたアカアシシギも2羽。

そして、7月には黒くて小さかったバンの幼鳥も大きくなった姿を確認できました。

バンは30年ぐらい前までは河口部の葦原でたくさん繁殖していましたが、近年は全く観察できなくなりました。

さて、もうすぐ庄内川河口部も干潟の干出時間が近づいてきたので左岸に移動です。

最後に来たのは朝察5日目の今週火曜日、あの時はトウネンも100羽超えたしキリアイも見えたし良い日でした。

このまま今週末頃にはトウネンも300羽を超えるんじゃないかと期待していましたが。

今日は何にも居ません。

 

 

普通、引き潮になって干潟が干出する前にアオアシシギの群れやトウネン・ソリハシシギが降りれる場所を探して飛び回りますが、今日は姿も鳴き声も聞こえてきません。

 

今週の水曜日にスタッフが早朝出掛けた時も何もいなかったと聞いたし、水・木・金のカウント結果で飛来数が少ないのをうすうすと感じていましたが、やっぱりいません。

しばらくして、貴重な1羽のアオアシシギが飛んでくると、上空からハヤブサが襲い掛かりました。

運よくアオアシシギは水面ギリギリを飛び、逃げる事が出来ました。

まだ縦斑の目立つ若いハヤブサのようです。

普段は鳥たちがハヤブサに追われてもしばらくすると戻ってくるはずですが、今日は鳥の少ない状況だったのが、もっと居ない状況になりました。

幸いダイゼンとハマシギは導流堤先端部の干潟には飛来していますが、観察館前から上流部にシギ・チドリ類の姿はとても少ない状況です。

カモ類はカルガモが200羽以上観察された他、コガモが5羽、そして越夏したシマアジの他に1羽が新たに観察できました。

(↑写真中央カルガモの奥)

(↑ 見にくいので、大トリミング、カルガモの奥)

 

本当なら今頃がシギチドリ秋の渡り1回目のピークの筈ですが、
今のところ飛来数と種類では8月29日(火)が1回目のピークのようです。

ただ再びトウネンやアオアシシギなどが増える事を明日に期待します。

例年二回目のシギ・チドリ秋の渡りは9月中旬頃で、ダイゼンやオグロシギ等の飛来が多くなる予定です。

干潮時間は今日よりも遅くなりますが、明日は10頃から干潟は干出し始めます。

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ1490、ダイサギ54、コサギ9、アオサギ56、マガモ18、カルガモ410、コガモ5、オナガガモ1、シマアジ2、ホシハジロ27、キンクロハジロ5、スズガモ15、ミサゴ12、ハヤブサ1、ダイゼン54、トウネン1、ハマシギ39、オバシギ2、アカアシシギ2、コアオアシシギ2、アオアシシギ6、イソシギ6、ソリハシシギ17、オオハシシギ1、ウミネコ392

 

明日の満潮時間 7時52分 潮位267cm

明日の干潮時間14時01分 潮位 67cm 

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