観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

Lens Carrier Systemのサイズについて

2024-03-10 23:03:44 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 6時21分 潮位241cm 

今日の干潮時間12時12分 潮位 39cm

観察館では珍しく問い合わせの多い商品↑に「500㎜f5.6PFレンズでも使えますか?」との問い合わせがありました。

 

そこで、試してみました。

レンズキャリアの横幅は実測290㎜あります。

上の写真のような長いレンズですとレンズが大きくはみ出て問題なく使えますが、長さが300㎜以下のレンズではどうなるでしょうか。

お問い合わせのレンズと同じレンズがないので、一番近い長さと、500g重くて対象になりませんが1400gの重いデジタル一眼レフを取り付けて左右のバランスを悪くしてみました。

レンズの先端が出ていないと少しバランスが悪くカメラ側にずり落ちてしまう感じです。

なのでフード付きにしてみました。

少し長くなったので、さっきよりも安心感があります。

キャリアに手を入れ三脚座を掴めば簡単に取り出すことも可能です。

800㎜f5.6でもフードを付けていない状態ならバックルを外さず、三脚座を持って右から引き抜けます。

一応、レンズキャリアの内側には滑り止めが取り付けられているので、横からずり落ちる感覚は感じていません。

逆にレンズコートなどを付けていると抵抗が大きくなって少しだけで不便を感じます。

結果として、レンズキャリアの横幅290mmよりもレンズ長が短い場合はレンズフードを装着して長くする。全長が長くなるタイプのズームレンズなら望遠側にして全長を伸ばすなどをして使用していただくのが一番かなと思います。

以上、冒頭のお問い合わせへの回答でした。参考になれば幸いです。

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6月1日現在、レンズキャリアのカモ柄は残り在庫1個になりました。

6/6 カモの在庫は無くなりました。在庫は黒のみとなります。

R06.06.12現在、カモ柄入荷しました。

R06.07.10現在在庫、カモ1・黒4

続いて、日曜日(10日)の鳥たちの紹介です。

土曜日(9日)に引き続いて、風が強く寒い日でしたが最近クロツラヘラサギとヘラサギが比較的近くで観察できるようになってカメラマンやバードウォッチャーの多い日でした。

そしてヘラサギ達は干潮時間が近づいて干潟が広がり始めると、左岸の干潟に飛来しました。
寒い中、堤防で待ち続けていた皆さん良かったですね。

そして21羽のツクシガモも導流堤の干潟で観察できました。他の場所を回ってきたスタッフも50羽のツクシガモを確認したらしく、藤前干潟周辺には70羽以上のツクシガモが飛来しているようです。

そして干潮時間が近づくころ、ユリカモメの群れの中に9日の土曜日にも観察できた、ユリカモメの亜種であるコユリカモメ?が再び観察できました。

コユリカモメはユリカモメにくらべて早く夏羽への換羽が早くなります。

ユリカモメとは繁殖地が異なり西ヨーロッパから中央アジアで繁殖するようです。

昨年もほぼ同時期に観察されていて、数年前から3月頃頻繁に観察されています。

今日は2羽がほぼ同時に現れ、他のカモメたちと干潟でエサを探していました。

 

明日月曜日は野鳥観察館の休館日です。

火曜日の満潮時間 7時20分 潮位243cm

火曜日の干潮時間13時25分 潮位 12cm

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