観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今季初のホオジロガモ

2017-12-06 17:23:00 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 7時59分 潮位250cm
今日の干潮時間13時38分 潮位 94cm

 

今日も寒い日でしたが、庄内川河口にはバードウォッチャーやカメラマンがちらほらみえていました。

昨日ほど多い頻度ではありませんでしたが、今日も庄内川河口ではミサゴの狩りがよく見られました。

干潟ではズグロカモメや、

ダイシャクシギが餌(主にヤマトオサガニ)を探しているのを観察できました。ダイシャクシギは今日も4羽を確認できました。

(※ミサゴ、ズグロカモメ、ダイシャクシギの写真はMさんに提供いただきました。)

 

さらに、今日は、今季初めてホオジロガモ1羽を観察できました。

この個体は頬は白色ではなく、繁殖羽のオスではありませんでしたが、盛んに潜水を繰り返して餌を探していました。

このホオジロガモ、毎年数羽が藤前干潟で観察できますが、大抵は野鳥観察館から遠い場所にいることと、水の中から出てきたと思った瞬間にまた潜水してしまうので、なかなか観察しづらいカモです。

 

また、昨日は1,000羽を超えたハマシギですが、今日はその半分くらいの飛来数でした。

時折、小さな群れが飛んでいるのを観察でき、キラキラと輝いているように見えました。

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ20、ダイゼン6、ハマシギ569、ダイシャクシギ4 でした。

 

【今後の藤前干潟のイベント等】

☆12月17日(日)カワザンショウガイ調査@稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会HP)

☆2018年1月20日(土) 藤前干潟の渡り鳥調査隊~1月~@名古屋市野鳥観察館
 渡り鳥調査隊は、野鳥観察と鳥類調査を行う野鳥観察館のイベントです。→詳細はこちら(PDF)


☆2018年1月20日(土)藤前干潟サイエンスカフェ「フクロエビ類ってなぁに?ヨコエビをはじめとする小型甲殻類の暮らし」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)→詳細はこちら(11月23日の日記)

 

明日の満潮時間 8時45分 潮位239cm
明日の干潮時間14時22分 潮位102cm

コメント
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