観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

野鳥観察日和でした。

2017-12-02 23:17:35 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間10時43分 潮位 78cm
今日の満潮時間16時40分 潮位240cm


今日は多少風はありましたが、快晴で気持ちの良い日でした。

稲永公園にある港サッカー場では、名古屋市内の小学校のサッカー大会が開催されていたようで、一日中、サッカー少年たちや応援に来た家族を大勢見かけました。

また、午後は札幌の文化センターの野鳥講座で北海道からバードウォッチングにみえた受講生の皆さんの来館や、名古屋市内の子供のデイサービス施設の来館があり、館内もとても賑やかでした。

北海道からみえた方たちは、熱心にダイシャクシギやミサゴなどを観察されていました。その後、野鳥観察館を出て屋外で野鳥観察をされていましたが、ズグロカモメは観察できたでしょうか。

 

野鳥観察館では、午前中に渡り鳥調査隊を開催しました。

干潟がよく広がり、オナガガモ、コガモ、ヒドリガモを護岸のとても近くで観察できました。

また、館内からはハジロカイツブリを野鳥観察館の前の庄内川で見ることができましたし、

短時間ではありましたが、新川河口に飛来した約600羽のハマシギを観察できました。

上の写真ではよく分からないと思いますが、大きく広がった干潟の縁には、オナガガモがたくさんいました。

 

今年最後の渡り鳥調査隊は終了しましたが、来年も毎月1回、渡り鳥調査隊を実施します。

【来年1月の藤前干潟の渡り鳥調査隊】
 日時:2018年1月20日(土)10:00~12:00
 場所:名古屋市野鳥観察館
 対象:小学生以上
 定員:20名
 参加費:無料
 持ち物:帽子、水筒、防寒着、双眼鏡(お持ちであれば) 
 申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160
 ※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

次回の1月20日(土)もカモをはじめとして、カンムリカイツブリ、カモメなどの冬の鳥をたくさん観察できるはずです。

1月20日は、午後からお隣の稲永ビジターセンターでサイエンスカフェ「フクロエビ類ってなぁに?ヨコエビをはじめとする小型甲殻類の暮らし」が開催されますので(藤前干潟ふれあい事業実行委員会主催)、ぜひ合わせてご参加ください。

 

今日の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ86、カワウ696、ダイサギ2、コサギ14、アオサギ11、マガモ36、カルガモ50、コガモ176、オカヨシガモ3、ヒドリガモ6、オナガガモ1,905、ハシビロガモ13、キンクロハジロ54、スズガモ203、ミサゴ27、トビ1、ハヤブサ1、シロチドリ45、ダイゼン49、ハマシギ580、ダイシャクシギ2、ユリカモメ26、セグロカモメ3、オオセグロカモメ2、カモメ1、ウミネコ3、ズグロカモメ28

※イベント前後にスタッフがカウントしたものも含んでいます。

 

明日の干潮時間11時29分 潮位 78cm
明日の満潮時間17時19分 潮位246cm

コメント
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